作品一覧 2020/09/24更新 今戸心中 無料あり 試し読み フォロー 小説集 吉原の面影 試し読み フォロー 昇降場 無料あり 試し読み フォロー 明治深刻悲惨小説集 試し読み フォロー 1~4件目 / 4件<<<1・・・・・・・・・>>> 広津柳浪の作品をすべて見る
ユーザーレビュー 小説集 吉原の面影 永井荷風 / 樋口一葉 / 広津柳浪 / 泉鏡花 あなた、私の心が見えましょう 鏡花目的で購入したけれど、この編集考えた人天才。永井荷風の随筆と、そこで紹介された3作品を収録している。 でもやっぱり鏡花が最高。 同じテーマでも圧倒的に美しく、優しく、悲しくて幻想的。 江戸っ子言葉も読んでいてたのしい。 たけくらべは川上未映子の新訳がでているから...続きを読むそちらで読む予定。昔一回読んだけどあんまり記憶にない。 あと、雅文が読めないのです。 広津柳浪は会話が軽快でとても読みやすかった。 この辺りは田んぼだったとか、今は残っていないお稲荷様とか、昔の浅草を想像して読むのがとても楽しかった。今はもうほとんど面影はないけど、土地勘ある人にはぜひ、みんなにすすめたい。 Posted by ブクログ 明治深刻悲惨小説集 講談社文芸文庫 / 齋藤秀昭 / 泉鏡花 / 樋口一葉 / 田山花袋 / 徳田秋声 / 川上眉山 / 広津柳浪 / 小栗風葉 / 前田曙山 / 北田薄氷 / 江見水蔭 現代語訳みたいなラジオ聞いて原話読んでみたくてがんばったけど なんで・・・?ってゆうくらい最後に救いのないの小説集?なのかな。 『なんだったんだろう』と思うものが多くて一回読んだだけじゃ、どういう心情とか話の深さがあまり理解できてないかも。。 ラストに趣を置くものじゃないのかもしれない..。 時代...続きを読むの文章からかなかなか読みづらい。 Posted by ブクログ 小説集 吉原の面影 永井荷風 / 樋口一葉 / 広津柳浪 / 泉鏡花 単純に4名の文豪の吉原をテーマの作品を揃えただけかと思いきや、これはこの文庫を企画編集された人のアイディアが面白い。 まず最初に荷風の「里の今昔」という随筆を持ってきて、その中で江戸の情緒が残る明治期の吉原の思い出を語らせます。 そしてその随筆内で荷風が推す「当時の吉原が上手く作品に描かれている」と...続きを読むして、樋口一葉の「たけくらべ」、広津柳浪「今戸心中」、泉鏡花「註文帳」の3作品を挙げており、それを続けて掲載した一冊という体裁になっています。 ですので、読み方によっては「永井荷風セレクト吉原アンソロジー」って感じで楽しめる仕上がりです。 巻末解説(川本さん)に詳しく述べられていますが、3作品それぞれ視点の置き所が違いつつ、それぞれその作家らしい作品でどれも面白かった。 Posted by ブクログ 広津柳浪のレビューをもっと見る