三浦しをんのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
どの話も好きだけれど特に好きな2つを。
まずは川上弘美さんの「アクティビティーは太極拳」から。
何となく合わないと感じていた母と娘が、コロナ禍の最中、距離はありながらも同じ風景を共有し、長い旅の時間を過ごす贅沢さとほんの少しの切なさに胸がいっぱいになる。
違う場所で暮らし、たまに顔を合わせるとやっぱり合わないと感じながらもその関係の面白さに気付いていく様子がとても丁寧に描かれていてとても気に入った。
桜木紫乃さんの「ほら、みて」はどこかでも読んだことがあったと思うのだけれど2度目もやっぱり素敵だった。
自分の両親もこうであってほしいと、こうなってくれるのならば、ななつ星の 旅をプレゼントして -
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Posted by ブクログ
寂れた温泉街の商店街、地元イチオシの建造物は訪れる人もいない博物館。くたびれた町に暮らす男子高校生達。燻る事は簡単だけど、それでも日々は流れてくから楽しんだもん勝ちじゃね?的な友達に振り回されたり振り回したりの青春の日々。
詳細は知らないけど二人の母親を行き来する息子は彼なりに気を使っていたり、彼の実の父から母子を守ろうとワチャワチャする商店街の連絡網。
どれもが滑稽で温かい。
確かに哀歌は流れていない。日々は流れ続けるから哀しんでばかりもいられないのが日常。
男子高校生達の将来は明るい。大学で都会に出ても、この町で過ごした無邪気さは忘れないでいてほしい。
てか、東京とか行くなよw -