無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで201万冊以上配信中!
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
読みながら、ジーンとしたり、ホロリとしたり、クスッとしたり、ニヤッとしたり、73歳の国政と源二郎、幼なじみコンビに心奪われた。
政も源も、それぞれ偏屈なところがあるけれど、源は自由奔放が故で偏屈というより頑固という方が合っているか。政の方がややこしいタイプで、本当に偏屈。
でも、70年以上の幼なじみならではの息ピッタリなところをみせたり、喧嘩したり、妬んで拗ねたり。何も言わなくても分かり合っていて、そういう生涯の友っていいなぁと思う。
三浦しをんさんの表現にも、はっとさせられるたり、ジワッと情景が広がって心動かされる。
国政と源二郎が生まれ育ち、今も暮らす町の象徴にもなっている水路に、今生きている人々の人生だけでなく、これまで生きてきた人や、これから生まれくる人々に至るまで、永遠に続く時の流れをなぞらえているところが特に良いなぁと思った。
Posted by ブクログ
やっぱり上手いなあ、しをんさん‼︎
読む前は、「パワフルおじいちゃんたちの活躍話かな?」なんて思ったけど、失礼しました。ちょこっと違う。
国政の目線で話は進みます。
もちろんパワフルなとこもあるし、源二郎との会話や、国政が心の中で悪態つくとことか、もう声を出して笑っちゃう( ´∀`)
でも、この作品の良さは、この年代の老人の心の中を、暖かく素直に、明るく描けてるところだと思うのです。
私の亡き母が昔、
「歳取ったら、時間なんていくらでもあるわよ」ってよく言ってました。
当時、私が、子育てと、パートと、学校のPTAが重なってた頃かなぁ?
あの頃の、母の気持ちが、今私もすごくわかる気がしてきてるのです。
(まだ私はそこまでの歳ではないけれどね)
この作品の中で、国政が、夜中に目が覚めてどうにか寝ようと姿勢を考えたり、出かける何時間も前、早朝から起きてしまい、どうやって時間を潰そうかと考えたり、過去を振り返っては落ち込んだり、源二郎と比べてみては、己の不甲斐なさを感じたり、寂しさゆえ、妬んだり僻んだり…。
こういう描写の一つ一つに、うんうん!わかるわかる!って思いながら…自分がこの年代になって読んだからだなぁ、今読んで良かった‼︎ って思いました。
どんな人でも、若い頃があって、どんな人でもいずれ年寄りになる。どの年代にあっても、迷いジタバタするけど、そうやって積み重ねていくしかないのよねぇ…なんてしみじみしながら読み、じんわりと涙が滲んだのでした。
何度読んでも面白い
三浦しをんさんの作品は神去りなあなあ村を初めて読んで、痛快な落語を聞いているような言葉の選び方がうまい!とうなってしまった。この政と源もストーリーもさることながら、源さんの破天荒ぶりにクソ真面目な政さんが振り回されている様が面白く、でもこの源さんにはつらい過去があるという笑いだけではない内容に心ひかれている。
Posted by ブクログ
こんな最高の幼馴染がいる二人が羨ましい。
生き方も考え方も正反対なのに、なぜか仲良し♪
それはきっと互いに認め合い、大切に思っているからだろう。
人って温かいな( ꈍᴗꈍ)
73歳の国政と源二郎は、水路のある下町に暮らす幼馴染。
※元銀行員で真面目な政
見合い結婚をし、懸命に働いてきたはずだが、今は妻と二人の娘に見放され、孤独な一人暮らし。
※つまみ簪(かんざし)職人の源
好きな相手と駆落ち同然の結婚をした。
妻に先立たれ子もいないが、今は若い弟子を取り楽しそうに暮らしている。
そんな源に嫉妬する政の姿には、思わず笑ってしまう( *´艸`)
でもその気持ちは正直だよね。
慕ってくれる弟子とその彼女がいつも近くにいて、賑やかで、生き生きと見えるんだもの。
しかし二人は〝幼なじみ無線〟で繋がっているから、どちらかがピンチの時は助けにいくのね。
ホントに良い関係…
あぁ、やっぱり人って温かい。
どんなに孤独だと思っても、一人じゃない。
寄り添ってくれる人、一緒にご飯を食べてくれる人がきっと近くにいるはず。
人間味に溢れる温かい一冊でした(*๓´╰╯`๓)
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
少年・青年マンガ
小説・文芸