三浦しをんのレビュー一覧
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前作『まほろ駅前多田便利軒』の
スピンオフとなる本作『まほろ駅前番外地』
今回も、生真面目な多田と、いつの間にか多田便利軒に居ついているつかみどころのない行天コンビが、ゆるりと様々な依頼を引き受ける。
スピンオフだけに、まほろ市のお馴染みの顔触れに焦点が当たる物語も多く、意外な一面を垣間見れるのもまた楽しい。
単体でも勿論面白いが、未読の方は『まほろ駅前多田便利軒』から見るのがオススメだ。
収録は以下の7作品
『光る石』
『星良一の優雅な日常』
『思い出の銀幕』
『岡夫人は観察する』
『由良公は運が悪い』
『逃げる男』
『なごりの月』
特に私が印象的だったのは、以下2作品。
『星良一の -
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小説家や歌人などによる子どものお悩み相談会。
子どものお悩みというのが、子供側の事情を詳しく書いたものではなく「謙虚になるにはどうしたらいいですか?」「遅刻グセがなおりません」といった一行のみ。
だから、お悩みに対するアドバイスというより、それをテーマにしたエッセイのようなものだった。参考になるかどうかは、微妙だった笑。
作家さんたちの多くは、自分の経験について語っているのが、大人として読む側はおもしろかったな。
子どもと大人、どっちが読めば共感できたり面白く感じたりするんだろう。
一番最初に「夏休みの宿題ぎりぎり派はだめ?」というテーマについての角田光代さんの回答で、小学生の時絵が好きで美 -
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28人の著名人が紹介する大好きなお店。食べ歩きが趣味の人にピッタリの本でした。餃子が美味しそう。食べたいっ
美味しい物を食べる時ってほんとに幸せ。外で食べると、意外な食材の組み合わせとか、味付けとか参考になる事がいっぱい。帰ってから、新メニューに挑戦するのもいいな。
私のお気に入りの和食屋さんは、マスターが骨折してしばらくお休みだったけど、今週から再開。今が旬の鱧食べたいなぁ。年に一度のお楽しみ。スーパーの湯引きは細かな骨が気になり残念な時があるけど、こちらは骨切りが上手い。生肝を胡麻油と塩で。揚げたらサク、ふわ。煮ものとの優しい味わい。しゃぶしゃぶは、さっとくぐらせ、はながひらいたら食べ -
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ネタバレ三浦氏の小説は久しぶりです。『まほろ駅前多田便利軒』を読んで以来。あれは子どもが生まれる前後だったか。ざっと20年ぶりであります。
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本作は昔話にちなんだ短編集。
「ラブレス」「ロケットの思い出」「ディスタンス」「入江は緑」「たどりつくまで」「花」「懐かしき川べりの街の物語せよ」の計7篇。最後の一篇が101頁の中篇で後は短篇。
そのうち「入江は緑」以降の4篇は連作となっています。ただ言葉の端々から他もモチーフが関連しているようにも見えます。
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内容ですが、いやあ、どれも面白かった!
で、ふと思ったのは伊坂幸太郎氏の作品に似ている?ということ。これは、「入江は緑」以降特に、 -
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ネタバレ読み始めて最初に感じた少女時代の文体の違和感は舞台が昭和だからで、自分の周りにいるそのぐらいの年代の人たちを想像すると、少女時代はこんな感じだったのかな、と思えるところがちらほらある。
言葉遣いが笑ってしまうぐらい同じだったりするのだ。ガラガラが出てきたときには驚いた。(他にも言う人いたんだ、と)
その時代なんだと思って読み進めれば、わりとすんなり内容は入ってくるし、時代を考えれば考え方や価値観も自分を合わせにいって読むことができる。
やりとりがもどかしくて速達で手紙を送る時代。
やったことがないからどんなふうに日中学校で過ごすのかなんて考えてしまった。交換ノートのように直接相手に渡さなくてい -
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