三浦しをんのレビュー一覧

  • まほろ駅前多田便利軒

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    途中まで短編集の様な形だったのと、登場人物が誰が誰か分からなくなっちゃって、自分には少し合わなかった。

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    2026年04月14日
  • 月魚

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    家に眠っていたのを発掘し読み始めた。

    最初はブロマンスだと思っていたのだが、本の査定をしに行った翌朝の一言で、あれ?と違和感を抱き、察した。

    結局これは最後の方に出てきた教師が書いた空想上の物語ということなのか、あるいは、その前の話があった上で今後も…と続いているのかよくわからなかった。ふたりって何歳だったっけ。

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    2026年04月13日
  • 神去なあなあ日常

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    電波も娯楽もない田舎村で、まったりと流れる時間の中で林業を通して少しずつ村の事や人との繋がりを深めていく話。
    節々で主人公が村の伝統に触れたり、自然の中で暮らしていく大変さや素晴らしさを味わったりしながらどんどん村に馴染んでいくのが物語を通して伝わってきて面白かったな〜。
    続編もあるみたいだから読んでみたい。

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    2026年04月12日
  • 神去なあなあ日常

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    読んだことのある「舟を編む」とはまったく違う文体。とはいえ業界こそ違えど、ものすごくリサーチを重ねた上でこの物語が作られたことは共通していると思う。林業における課題、地方集落の高齢化/過疎化/閉鎖性、地域に根付いた伝統/信仰の文化といった主題と、村で過ごす登場人物たちの何気ない日常や喜怒哀楽を綴ったライトな部分とのバランスがよかった。

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    2026年04月05日
  • 『罪と罰』を読まない

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    ドストエフスキーの『罪と罰』を読まないで座談会をする、そして答え合わせ
    『罪と罰』を読んだことがある人にもない人にも面白いと思う

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    2026年04月04日
  • しんがりで寝ています

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    相変わらず面白い。吹き出してしまう箇所が随所にあった。でも初期のエッセイはこんなものではないくらい爆笑モノだったんだけどなあ。やはり人間誰しも歳と共に丸くなるものなのか(物理でも)。

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    2026年03月31日
  • エレジーは流れない

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    待ち時間潰しのため、病院の売店で購入。西村光太郎など、おじさん系小説に追いやられている中からかろうじて発掘。
    物語のシチュエーション、て実際の自分とはかけ離れているからこそ、楽しいし、気楽に読める。私は温泉街に生まれ育ったのでもなければ、父親の存在はないけど、母親は2人いて、毎月第3週はもう1人の母親と過ごす、とか、ありえない境遇でもない。
    だけど、将来の夢とか、なりたいものとか、大人はなんで聞くんだよーと叫びたくなる高校2年生の主人公、怜くんの気持ちはなんだか身に覚えがある。怜くんの友だちも、脳が筋肉でできている心平や、全国の息子にしたい一位に輝くだろう藤島、、商店街の干物屋の親父に至るまで、既視感が湧いてくる。
    だから、気楽に読めて、読み終えた時には、自分の何気ない日常が無事に終わったような、心がホッとした感じが残る。昔、青春を過ごした人も、もちろん、只今、絶賛反抗期中の人にもおすすめの1冊。

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    2026年03月31日
  • 神去なあなあ日常

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    スラスラと展開が入ってきて、ノーストレスで読めました。
    スポ根感 x 登場人物間の信頼醸成、という三浦しをん さんらしい本だった。

    これぞ王道のThe小説って感じがする。

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    2026年03月31日
  • 悶絶スパイラル(新潮文庫)

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    男性ってトイレの後に手を洗う人が少ないんだあと、軽く衝撃を受ける。え、いやだ、汚いじゃん。初っ端から下痢のお話で、本当に三浦さんはおもしろい方だとしみじみ。弟さんも相変わらず辛辣で、なんやかんやで姉弟仲が良くてうらやましい限りです。イカリちゃんのくだりから、子どもの言動は家庭の縮図だと肝に銘じておきまする。

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    2026年03月26日
  • あやつられ文楽鑑賞

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    文楽が人形浄瑠璃のことで、人形浄瑠璃は大きなお人形を操る芸能で語りは大夫さんがやると、まずはそこから。全く知識がなかったのですが、三浦さんの語りは分かりやすくてすらすらと頭に入ってきました。特に「仮名手本忠臣蔵」「女殺油地獄」の三浦さん風現代語訳はおもしろかった。最近、歌舞伎で忠臣蔵を観てなんのこっちゃと分からなかったので、先に読んでおけばよかった。ああ。其日庵と三好松洛への妄想入り混じった人物考察も好き。解説を大学の恩師が書かれていて、その内容もほほえましい。実際に文楽を観てみたくなりました。

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    2026年03月26日
  • 格闘する者に○

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    読みやすいなあ。キャラクターもピリッとした個性があって楽しいし、就活の様子もほほえましい。K談社に対する主人公の辛辣な物言いに、これ書いていいの?本当なの?で胸いっぱい。三浦さん自身、実際に就活していたわけだし、おもしろいけど笑っていいものか。タイトルもピリッとくるね。主人公の彼氏の書道家は70歳くらいのお爺ちゃんで、お約束のホモっぽい友人に、なんやかんやで姉想いの弟ときて、林業。三浦さんの他の作品を知ってるからか、にやっとする要素満載でした。出だしも下品。これ、おもしろいわ。

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    2026年03月26日
  • 乙女なげやり(新潮文庫)

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    しをんさんのエッセイ全読破を目標に、wiki掲載のエッセイ作品は半分くらい読めたかなというところ。こう一気に読んでいると私はしをんさんのストーカーかなんかだろうかと思わなくもない。しをんさんが相変わらずヴィゴやバクチクに夢中。洋画やバンドに疎い私ですが短期間でヴィゴとバクチクの話を読めばさすがに覚えるというもの。弟くんとジロウくんの関係はいかに。深夜のドライブに毎日のようにするって男性同士ではいたってふつうなの?進展に期待してしまうのは私も腐回路が元気だからでしょう。腐るっておもしろいよね。

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    2026年03月26日
  • 夢のような幸福(新潮文庫)

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    おむつにご縁がないのでパンパというキャラを初めて知りました。調べてみたらふつうにかわいい象さん。10年前のエッセイですし、画像が異様に少ないんですが最近は彼に活躍の場があまりないのかしら。その後パンパに彼女やいとこができたのかと気になります。あとは、生活スペースに古本が侵食しているかもしれない古本屋さんのお話が印象的でした。今回はちょっとした旅行記のようでしたね。相変わらず、しをんさんはアグレッシブで楽しいです。

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    2026年03月26日
  • 人生激場(新潮文庫)

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    ヒモの友達の話と同居の危機に瀕してる男どもの話、中国の水墨画家の話などなど、今回はおいしく頂けるお話が目白押し。いや、おもしろかった。風邪で休んでたのをいいことに一気に読んでしまった。いかん。拡声器でバトルするおばさんとおじいさんのくだりも、グッド。しをんさんの周りにはおもしろい人が集まりますね。しをんさんのオススメエッセイを教えてと言われたら(ないと思うけれど)、とりあえず『人生激場』を今のとこ薦めたいなと思います。おもしろい1冊でした。

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    2026年03月26日
  • しをんのしおり

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    タイトルも表紙のデザインもかわいくて好きだなーって思ってたら、まさかのあとがきで否定。作者の名前が入るのってそんなに変だろうか。だから次のエッセイのタイトルが『人生激場』なんだ。そうか。エッセイばっか続けて読んでいるものだから、どの話がどこに入ってたのか分かんなくなってきました。とりあえず生理痛の話はメモメモ。時々ひどいのがくるので、「イタクナーイ」だっけ?やる気のない名前の薬を探してみることにします。ここまで読んで、しをんさんって周りの人とのやり取りを大事にしてて好感持てます。毒も含めて素直。イイネ。

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    2026年03月26日
  • 月魚

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    本編から逸れますが。 最初は遺産目当てなのかとも思えた、美津子さんの亡夫に対する怖いぐらいの愛情に心臓つかまれました。本を収めた蔵を脳みそと例え、語る、美津子さんのくだりが好きです。 真志喜と太一の幼いときの全てが変わってしまった日も、真志喜の祖父の優しさが切ない。 序盤は淡々と進むことから性に合わないかと思っていましたが、中盤以降に一気に持っていかれました。きれいな作品。好きです。

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    2026年03月26日
  • まほろ駅前番外地

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    それぞれの人物の視点からの物語詰め合わせ。脇役たちのバックボーンが見えておもしろかったです。特に星は裏のボス的存在なのに、お母さん気質で苦労人なギャップがはかわいい!母親のことを「ママ」と呼ぶのは普段と落差ありすぎて、星に対する印象ががらりと変わりました。あと、岡夫人も夫や便利屋に対する感情が、かわいいんだなあ。おっさんや不良少年、夫婦と、しをんさんの描く人々には本当に癒されます。行天の暗い気持ち。明かされるときはくるんですかね?続きも文庫化したら読んでみます。

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    2026年03月24日
  • 秘密の花園(新潮文庫)

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    おもしろかったです。過去の体験から性に対して敏感な那由多、先生と関係を持ち愛されたいと願う淑子、生まれることなく死んだ兄を想う翠。3人の少女の視点から描かれる、ほの暗い青春譚。友情と神を信じることの違い、ノアの方舟に何をのせるか、パンドラの箱に残った希望は本当に良いものだったのか。三浦さんのエッセイを大半読んでいたこともあって、共感というか、頭に自然に入っていく感じを心地よく感じました。人生観や恋愛観に触れたようで、こそばゆい不思議な気分です。

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    2026年03月24日
  • 白いへび眠る島

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    久々に読んだ紙の本、ってのがなんか悲しい。悟史は地元の拝島で持念兄弟の光市と久々の再開を果たし、島で祭られる白い蛇に関する不思議な出来事を体験するが。静かで不思議なお話で、持念兄弟の絆も相まって『月魚』と似た空気を感じました。文庫書き下ろし「出発の夜」から、荒太と犬丸のお話をもっと読んでみたいなあと。昔懐かしい感じがする名前からしてツボなのですが、この二人の関係はおいしいくて大変好みでした。

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    2026年03月24日
  • ロマンス小説の七日間

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    あかりと神名の関係にほっこり。ロマンス小説の訳者をしているあかりが、マイペース過ぎる神名への苛立ちをぶつけるように、原書のストーリーを無視して作品を書いていく様が痛快。ウォリックの最期は予想はしていたものの、これから話がどう進むのだろうととてもおもしろかったです。海の男との激しい恋、数奇な運命を無理やり歩まされたアリエノールの人生に幸あれ。しをんさんの新たな一面を見た気がしました。あとがきまで楽しく、読めて良かったです。

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    2026年03月24日