【感想・ネタバレ】神去なあなあ日常のレビュー

あらすじ

平野勇気、18歳。高校を出たらフリーターで食っていこうと思っていた。でもなぜか三重県の林業の現場に放り込まれてしまいーー。携帯も通じない山奥!ダニやヒルの襲来!勇気は無事、一人前になれるのか……? 四季のうつくしい神去村で、勇気と個性的な村人たちが繰り広げる騒動記!林業エンタテインメント小説の傑作。

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都会育ちの《ゆるーい》青年がド田舎で林業に従事する青春ストーリー!
本屋大賞で第4位受賞。映画化もされ、シリーズ累計で35万部を超える人気作品

横浜育ちの平野勇気は、高校卒業と同時に無理やり三重県の神去村(かむさりむら)に放り込まれた。神去村は見渡す限り山、山、山で携帯の電波も入らないド田舎。ここで林業に従事することになった勇気だが、何度も脱走を試み、トラブルにも遭遇。先輩の鉄拳、ダニやヒルの襲来、チェーンソー片手に山仕事。だが次第に仕事と自然に魅了されていく・・・

登場人物が個性豊かで魅力的。仕事や村での生活を通して描かれた男同士のコミカルなやり取りや友情に思わずニヤッとしたり、ホロリとしたり!勇気の成長や神去村の今後が気になって仕方がなくなる、いつまでも読み続けていたくなる作品です。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

私は今までほぼ漫画しか読んでこなくて、最近小説にハマった人間なため、漫画の銀の匙の林業バージョンみたいな話だ!と思って読み始めました。
読み終わった後、今までと山の見え方が変わりました。木は自然にただ勝手に生えているものとばかり思っていた、いや、考えてすらいなかった。それがこのように手を加える方たちがいて成り立っていたなんて…ところどころ想像しきれない林業用語はYouTubeでも調べたりしながら読みました。
今まで考えたこともない世界に触れて、考えるきっかけになり、また伸び伸びした神去村の面々の同行に触れ心温まる気持ちにもなりました。
読書でこそできる体験だなと思わせてくれました。

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2025年12月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

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## 感想

仕事で林業従事者の方と接することもあり、本書が丹念な調査の上に書かれていることがよく分かった。

本書に登場する神去村はフィクションだが、こうした過疎地の山村は日本中にあり、同じような状況にある。

こと林業に関して言えば、本当にこの本にあるような感じで、高齢者ばかりになっている。

また、「儲からない」「人がいない」「家が建たない」などなど、業界は傾いていくばかり。

補助金がないと成立しない自治体もあるほどだ。

そんな状況を思い、仕事で解決の一助になればと私は日々取り組んでいるつもりだが、この本も、「林業エンタメ小説」と銘打たれてはいるものの、同じような想いを感じる。

林業は危険と隣り合わせで、しかも自分の仕事が何十年、下手したら何百年も先のためのことだったりする。

そんな長いスパンで仕事をしていることはなかなかないのではないか。

自分の手に負えない自然というものとひたすら向き合い、手を入れて大切に育てて、次世代に引き渡す。

林業はそういうものだが、そもそもは地球全体がそういう仕事の上に成り立っていなくてはいけないのだなと思う。

林業や過疎地の山村の問題を身近に感じる手段の一つとして、こうした小説というものがあるのはとても嬉しいし、意義があるものだ。

> 「だからな、人間の都合で木を植えまくって、それで安心したらあかんのや。やっぱり、大切なのはサイクルやな。手入れもせんで放置するのが「自然」やない。うまくサイクルするよう手を貸して、いい状態の山を維持してこそ、「自然」が保たれるんや」(p156)
>

という言葉があった。

とにかく植林をすれば良いというものではない。

使って、植えて、育てて、また使って、というサイクルが大事なのだ。

大切なのは「節度」だ。

何でもかんでも作りまくって売りまくって・・・ということを繰り返していると、資源が枯渇するのは当然であって、身の丈にあった暮らしというものを忘れてはいけない。

「足るを知る」ことが自然とうまく折り合いをつけながら人間が生き延びるために重要なことだ。

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2025年11月17日

Posted by ブクログ

めちゃくちゃ面白かった。

出版時期を考えると、今ではかなりメジャーとなった地方創生、地方移住の先駆けだったと思う。

勇気の年齢で山や神様に魅力を感じるのはなかなか難しいだろうと思うが、ユーモアあふれる成長物語が心地よい。そして、やっぱり神去山という舞台が魅力的だ。

30歳を超えて都会勤めにげんなりしている自分にとっては、この読書は沢のほとりで音を愉しむひと時のような感覚だった。

気持ちよかった。

それから映画WOOD JOB!の原作だったことを読み終えてから気付いた。確かによく見ると副題に本と同じ名前がある。ということで当然見直した。配役がぴったりでよかった。

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2025年09月21日

Posted by ブクログ

抜群の面白さ!
登場人物がそれぞれ魅力的で、主人公の視点で語られているから、突っ込みや心のぼやきが面白い。
林業の仕事の深さを、良い面と悪い面織り交ぜ語る描写は見事の一言。ど田舎の神去村のようなところは日本の至る所にあるだろうなぁと想像させられました。
田舎の良さ、独特の風習、よそ者への対応から班の皆が主人公勇気を受け入れ勇気が山での暮らしに馴染んでいく様子は、本当に読んでいて応援したくなる。こんな暮らしがしてみたいと思わせる暖かさと面白さに溢れる名作!

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2025年08月02日

Posted by ブクログ

なあなあの精神って人生のゆとりを感じる。
日本なあなあ憲法とかできひんかなぁ。

自然に囲まれた仕事ってちょっと憧れ。

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2025年07月31日

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主人公の勇気の設定がとても良い。
ただやる気がないだけで変に拗らせたり捻くれたりしていないキャラなので、何か内省するとか自己を再生するといった悩みの解決に感情を使わなくてよく、山での暮らしにひたすら素直に感動し共感したり突っ込んだりしてくれます。
それはまさに読者の擬似体験となって、自分が山に放り込まれたような感覚になれました。
勇気のいた横浜と同じような都会に住む私でも、読み終わって神去村をちょっと懐かしく羨ましく感じました。
自然や人への愛がある物語です。

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2025年06月01日

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山深い村で林業に携わることになった主人公。自身が記した文章の体で苦悩が伝わってくるが、それ以上に村人たちの無骨な暖かさが染みる。山の神秘さにも引き込まれた。初めて読む三浦しをんさん作品だったけど、是非他の作品も読んでみたい。

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2025年05月27日

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高校を卒業してフリーターにでもなろうかと考えていた主人公 平野勇気は、家族に騙されるかのように林業の就職先を決められる。はじめは嫌々、過ごしていた勇気は、どんどん林業の魅力にハマっていく。

著者は、やはり職業を描くのが非常にうまい。語り口も軽やかで、リーダビリティも高くどんどん読み進められた。軽やかな作品が読みたいときにどうぞ。

それはそれとして携帯はどうなったんだろう・・・

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2025年05月25日

Posted by ブクログ


高校卒業と同時に三重県の山奥の村、神去村(かむさりむら)の林業に就職させられた平野勇気。
横浜育ちの勇気が、30代のガタイのいい男ヨキの家に世話になり、中村林業のおやかたの清一の会社でヨキと共に山の仕事をすることに…。
前半はこれが現代かと思うような生活にギャップを感じたが、勇気と一緒で次第に山の魅力と登場人物の個性的な魅力に引き込まれてしまう。

子どもの神隠しや、山には神が住んでいると信じているところなど、村のものでなければ受け入れられないこともたくさんあるが、揺らぐことのないまっすぐな男たちの山を守り続ける姿には感動する。
47年に一度の祭りで、千年の樹齢の杉の木を伐倒し、男衆がその杉に乗ってしがみつき、山腹を滑り落ちるところは命懸けなのだが、男たちの会話がなんだか面白くて笑ってしまう。

勇気は夏休みも横浜の家に帰らず、朝起きて畑の作物の手入れをし、とうもろこしやきゅうり、スイカをたらふく食べ、昼は山の仕事、夕方はまた畑に入り、1日明け暮れるほどに神去村の生活に馴染んでいく。
直紀さんという片思いの相手もいて、読む側も飽きることなく神去村に魅了されていく。
山の不思議なエネルギーと山で生きていく人たちの生きる力、都会の生活では感じられないものがこの作品には溢れている。

とはいっても、林業がたやすい仕事でもないし、若者は都会に出ていき、後継者が育たないのが現状だろう。
20代の男衆が一人も出てこなかった気がする。
この作品には、三浦しをんさんの林業の未来への願いも込められているのだろう。
続編もあるようなので、読むのが楽しみだ。

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2025年04月22日

面白くていっきに読んでしまいました。とても楽しい気分になりますよおすすめします。

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2019年07月24日

購入済み

スイスイ読めて面白い

読みやすいのでスイスイ読めて、ホッコリまったりと楽しい気分になりますよ。

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2014年06月07日

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主人公のキャラクターが素直でとても18歳らしく、解像度が高い。個人的に今チェンソーマンにハマっているので頭の中でデンジ君とイメージが重なって読んでいた。
とてもサクサク読めるが薄っぺらくない。しっかり取材されていることが分かる。

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2025年11月24日

Posted by ブクログ

読み終わる頃には夢中に読んでいた。最初こそなかなかページが進まず、一度は読むのをやめようかと思った。それは主人公の勇気と同じく都会で育った私は林業も田舎の村も興味・関心がなく敬遠していたからかもしれない。面倒な部分もあるが、人生に悩む時間よりも人間らしく、自然と共存し、神を信仰し生きる古き良き日本の村の暮らしが素直に面白かった。近すぎる人間関係は得意ではないため、そこに住みたいかは別のお話。

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2025年11月08日

Posted by ブクログ

三浦しをんさんの書く男性主人公って、なんでこんなピュアでかわいいんだーー。
そして清一さんのすっとしてて男前な感じ、、、これは伝わってくる。めっちゃモテそう、沼りそう。このメロ男の妻である裕子に、私はなりたい。

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2025年10月07日

Posted by ブクログ

主人公がパコソンに書いている日記?という斬新感のある小説。内容は日本の林業と村文化をテーマにしたものだが、語りかけてくる書き方から読みやすく、引き込まれた。なあなあ弁もよい。

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2025年09月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

原作も映画も好きな作品
横暴だけど、どんどん適応して行く勇気が凄い
みんなががんばりを認めて受け入れてる
不貞腐れ気質な自分では考えられない
林業のことも学べるし、自然が綺麗、
とかデジタルデトックスとか、半端な気持ちで
踏み入れて良い場所じゃ絶対にないところが…
面白かった楽しかった、また読もう
シリーズもまた読もう

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2025年09月13日

Posted by ブクログ

林業に急遽就職した若者とその田舎村での生活や村人との触れ合いを描いた話。
林業とはどういう仕事をしているのか。
林業によって日本の自然は保たれているという事実などを知り、斜陽産業ではなく、影で支える産業であると思った

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2025年08月08日

Posted by ブクログ

「夕風にあたる皮膚は冷えていき、体の芯にだけ今日もよく働いたなという満足が熱になって残る」
見知った顔しかいない狭い世界ながらも、山と共に生きる人々の文化、神去村の美しい四季に憧れを持って読み進めました。縁遠い林業に触れる、良い擬似体験でした。

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2025年06月10日

Posted by ブクログ

自分の積読シリーズ第◯弾。

なんで今まで読まなかったのだろう。なんて。
林業をしっかり取材されことがよくわかる作品でした。通勤で面白く読ませていただきました。
続編もあるのかな。
作者の「まほろ駅前多田便利軒」シリーズも軽快で面白かったなぁ。

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2025年06月08日

Posted by ブクログ

持続可能性という言葉を耳にすることが増えた。この物語は、林業を通じて持続可能な森を作る話であり、人口減少に直面する里山の暮らしや伝統をどう持続していくか、そんなことも問いかけられた話。「なあなあ」と自然を受け入れる価値観はゆるく、厳しくもある。

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2025年05月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

高校卒業後の進路が決まっていない平野勇気が山奥に送り込まれ、不本意ながら林業に携わり成長していくストーリー。
働くまでの過程についてはクエスチョンがつくような展開だったが、その後の神去山での生活は平凡でありながら、都会から来た主人公を厳しくも優しく成長させる。

日々肉体を酷使し目の前の作業に没頭する。
自然の中でドラマのようなことがなくても生きていく。
それでいいんだと思ったし、都会の価値観から離れた生活ができる主人公に羨ましさを感じてしまった。

一人前に全然なれていないまま、そして恋も現在進行形のままエンディングを迎えたところがとてもよく、読後は爽やかな気持ちになれた。

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2025年05月05日

Posted by ブクログ

都会から切り離れてて、村特有の風習(巨木を下ろす儀式やばすぎ笑)があって村全体が家族で。そんな暮らしに憧れてしまうような一冊。"なあなあ"で生きていきたい。

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2024年11月25日

購入済み

神話が興味深い

古くから続く慣習に驚き戸惑いながらも少しづつ馴染んで行こうとする前向きな姿に主人公勇気をずっと応援したくなる。次作の夜話も速攻読みたくなりました。

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2021年10月11日

Posted by ブクログ

高校を卒業した主人公が教師と親に林業の世界へと送り込まれてしまい、そこで出会う人々や毎日の山での仕事の中で成長していく物語。
確かに「なあなあ」の精神で生活できたら、もっと肩の力が抜けていいのかも。忙しない街中から山里へ足を向けたくなりました。

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2025年11月24日

Posted by ブクログ

その世界に制限があればあるほど、情はストレートになっていくのだろう。そんな狭き世界に羨ましさを感じる自分の住む世界は恵まれ過ぎているのかもしれない。

ノンフィクションかのような情報量の多さが心地よい。

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2025年11月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

平野勇気
生まれ育った横浜を離れ、神去村の神去地区に住む。国が助成金を出している「緑の雇用」制度に勝手に応募されて神去村へやって来る。ヨキの家に居候する。

直紀
祐子の妹。神去小学校の教師。バイクを颯爽と乗りこなす美女。

ヨキ
飯田与喜。勇気の居候先の。中村班のエース。ヨキは「斧」の意味。山仕事は天才的な才能。ものを教える才能はない。

熊やん
熊谷。勇気が高校三年時の担任。卒業式の後、勇気に就職歳を決めたと伝える。

勇気の母
血も涙もない鬼母。

森林組合のおじさん
猪鍋をごちそうしてくれた。

山太
清一の息子。

中村清一
中村林業株式会社社長。三十代半ば。おやかたさん。千二百ヘクタールの大山持ち。

中村祐子
清一の妻。横浜でも、テレビのなかでさえめったに見ないほどの美人。

ノコ
飯田家の飼い犬。オス。

飯田みき
ヨキの妻。華奢で小柄な女性。エキゾチックで人目を引く顔立ち。実家はヨキの家から歩いて五分もかからない神去村唯一の商店「中村屋」。ちっさいころからヨキのことが好きだった。

繁ばあちゃん
飯田繁。ヨキの祖母で名付け親。週に二回、巡回してくるワゴン車に乗って、久居のデイケアセンターに行く。
日がな一日、家の中で座っている。

田辺巌
五十歳くらい。中村班のメンバー。神去地区の住人。地ごしらえの名人。

小山三郎
七十四歳。中村班のメンバー。神去地区の住人。飯田家の向かいに住む。山でも危険を察知する能力に秀でている。

みきの父親
郵便局で働いている。

みきの母親

山根のおっちゃん
川の対岸に住む老人。

村の医者
三郎じいさんより高齢で、診察のあいだじゅう、特に理由もなくぷるぷると震える。

村田のおじいさん
亡くなった。

雲取仁助
中地区。

落合強
下地区。

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2025年10月24日

Posted by ブクログ

山村を舞台に高卒男子の一年間を描いた青春小説。
横浜の高校を卒業した男子が、意図せず三重の山奥で林業に従事することに・・・

小さな山村での素朴な田舎暮らしと、イロハも分からない山仕事。未知の世界に飛び込んで迷い戸惑い、時には逃避しながらも、大小のイベントを通して主人公が少しずつ村の人や暮らしに馴染んでいく様子を淡々と紡いでいます。

四季折々の山林の風景、伝統風習とも一体となった昔ながらの林業の様子など、日本の原風景の一つであろうものがよく描写されていて、全編がどこか懐かしく感じられる空気で包まれている印象でした。

作中で展開されるいくつかのイベントも、どこかしらのどかで落ち着いていて、作者の作風を感じさせます。
本書にはハラハラドキドキや目まぐるしさは不要ですね。
ホッコリを求めるときに良い作品です。

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2025年10月14日

Posted by ブクログ

 衰退産業と言われる林業に半ば騙されて従事することとなった若者の成長物語。神去村のゆったりとした雰囲気と、まったく知らない林業の世界をほんわかしたエピソードと共に楽しめる。勇気のように上手くいくケースは珍しいだろうが、読者が林業で生計を立てる山奥の村暮らしに憧れを抱くような魅力的な筆致はさすが。こんなに都合良くいくことばかりでもないだろうが、確かな取材に裏打ちされた描写のおかげで程良い塩梅に仕上がっている。林業に携わる人も花粉症には敵わないなんて大変すぎる。

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2025年09月21日

Posted by ブクログ

林業の詳しい描写の部分は、ちょっと読むのしんどかったけど、登場するキャラクターが良くて楽しく読めた。特に繁ばあちゃんが可愛かった。

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2025年09月19日

Posted by ブクログ

林業といえば木を切ることしか思い浮かばなかったが、この本を通して、年間を通じてさまざまな作業が行われていることを知ることができて良かった。

全体的に読みやすく、穏やかなエピソードが続いていくが、最後の祭りで千年杉に乗って山を下る場面は迫力があり、とても印象的だった。

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2025年09月01日

Posted by ブクログ

神去むらの皆んなの和気藹々とした感じ好きー!ちょこちょこ、クスッと笑えるところもあって林業に興味がなくてもあっという間に読み終えた!

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2025年08月27日

Posted by ブクログ

都会育ちのイマドキの若者がふとしたきっかけで林業の世界に飛び込む話。主人公目線で話が進むので、文体が軽くてすらすら読めた。自然の描写が美しくて、目の前に風景が浮かんでくるよう。村全体でお花見をしたりお祭りをしたり、まさに日本の失われた風景、という感じ。
ただここまで人間関係が密接でなにもかも筒抜けの環境で生きていくのは絶対無理だな、と本編とは全然関係ない思いがちらついてしまった、、。

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2025年08月24日

Posted by ブクログ

東京FMの「本読もっか」という番組で紹介していたので手に取ってみた。
林業に関するエピソードは具体的で興味深かった。
一方で、現実には老若男女がいて、皆んなが一つの祭りに団結して盛り上がる、なんて村はもうないんだろうな…という気もする。
それにしても、村の風習や祭りには、モデルとなるところがあるのかな?脚色はされてるにせよ、もし今も続いていたら貴重過ぎる。
最後はちょっと現実味が無く少し興を削がれたけど…

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2025年08月19日

購入済み

最後まで読めない

途中までしか読んでないので、どこかのポイントから面白くなるのかもしれないが、何の浮き沈みも面白みもない話がしばらく続くので何度チャレンジしても途中で読まなくなってしまう。

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2022年05月03日

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