三浦しをんのレビュー一覧

  • 木暮荘物語

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    東京の各停駅最寄りの古びたアパート、そこの大家さんや住人や、その人たちと関わる人たちの連作集。
    話は少しファンタジーのような、あり得なさそうな設定ではありますが、でもそれぞれの話がさわやかな印象を残して、さすがに達者なストーリーテリングです。読み終わって良い気持ちになりました。

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    2025年09月14日
  • 月魚

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    古本屋の主人とその幼なじみのような友人を取り巻く人達の話だった。
    古本屋?と思ってこれは読もうと思った一冊。
    クールな主人公とどちらかといえば熱くなる友人のやり取りが面白い。
    展開は淡々として読み終わったあと少しだけ拍子抜けた感じがした。

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    2025年09月13日
  • 私が語りはじめた彼は(新潮文庫)

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    とある大学教授の男性によって揺さぶられる部下、家族、不倫相手達が、各々の愛の空虚さに惑い、それでも何かを守ろうと争う連作集。

    平たく言ってしまうと不倫ものであり、おまけに主人公達は基本「不貞によって傷付く側」なので、じわりじわりと辛い読書だった…
    ラストではほとんどの人々が自らの感情になんらかの折り合いをつけ、世間一般の『愛』とは違っても、せめて『繋がりあう』ことを望んでいく
    その答えになぜ辿り着けたのか、すぐに納得できた話もあれば、よく分からなかった話もあった
    この『よく分からない』というモヤモヤ感こそが、愛というものの複雑さそのもの…なのかもしれない

    誰も彼もが、うっすらと不幸。そんな

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    2025年09月12日
  • ロマンス小説の七日間

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    ネタバレ

    遠山あかり
    海外ロマンス小説の翻訳を生業とする。

    矢野神名
    あかりのボーイフレンド。半同棲中。会社を辞めた。

    大迫
    居酒屋『たんぽぽの汁』のマスター。

    まさみ

    遠山
    あかりの父。配管屋。

    佐藤隆文
    北星社コロンバイン・ロマンス編集局。

    百合
    あかりの幼なじみ。勤め先の製菓会社が休みのときだけ駄菓子屋の店番をする。

    小山良太
    リョウタ。

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    アリエノール

    マリエ

    ウォリック

    シャンドス

    ローディーヌ

    フィリップ

    ハロルド

    ピーター

    キャスリーン

    ロイ

    ハロルド・パーシー

    ヴィンス

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    2025年09月09日
  • きみはポラリス(新潮文庫)

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    ネタバレ

    1つの短編小説があり、その中でも「春太の毎日」がイチオシ。この話もそうだけど、物語の途中から「あ~!こういうことか!!」とわかって、どれも読むのが楽しかった。話の幅もあるし、「永遠に(略)」の寺島くんと岡田くんの関係性が好き。

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    2025年09月05日
  • 神去なあなあ夜話

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    村の人々がみんな良い人たちで、心が温まる物語だった。
    全体を通して「愛」がテーマになっていると感じた。

    主人公の勇気は、神去村の人々との関わりを通じて、誰かを大切に想うとはどういうことなのかを学んでいく。
    文章はとても読みやすくテンポも軽やかな作品だった。

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    2025年09月04日
  • 女子漂流

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    同じくカトリックの女子校出身のため、共感出来る部分が多々あった。しかし三浦さん!!かわいそう。なんとかしてあげたいと思ってしまった。

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    2025年09月03日
  • 好きになってしまいました。

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    某雑誌でたまに見かける三浦しをんさんのエッセイはいつもなんでか絶対読んでしまうので、本書を買ってみた。
    なんて事ない日常も旅の思い出も面白おかしく表現されてて、とっても楽しかった!
    私も日々、小さなことにも目を向けて楽しみたいなーっと前向きになれた☺️

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    2025年09月03日
  • 仏果を得ず

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    文楽に掛ける情熱がほとばしる本だった。久しぶりに読み終わりたくない!もっと続いてほしい!と思う本だった。

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    2025年09月01日
  • 神去なあなあ日常

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    林業といえば木を切ることしか思い浮かばなかったが、この本を通して、年間を通じてさまざまな作業が行われていることを知ることができて良かった。

    全体的に読みやすく、穏やかなエピソードが続いていくが、最後の祭りで千年杉に乗って山を下る場面は迫力があり、とても印象的だった。

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    2025年09月01日
  • 神去なあなあ夜話

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    前作『神去なあなあ日常』を読んだのが10年以上前。
    意外と記憶に残っているもので、前作のお話をちょいちょい差し込まれても思い出せるくらい作品への愛着を沸かせるのが上手い作家さんだと思う。

    前作は林業と大祭がメインだったけれど、今作『夜話』は、すっかり村の生活に馴染んだ横浜出身の主人公・勇気が、神去村の名の由来や、ヨキ・清一の両親のことを聞いたり、直紀との恋に進展があったりなどなど、より村や人との繋がりを深めていく話になっている。

    林業は100年先を見据えて木を植え、育てる。
    自分が死んでも、あとに生きる人が幸せでありますようにと願える勇気の成長が良かった。

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    2025年08月31日
  • 愛なき世界(下)

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    主人公だけでなくて、研究室の面々や円服亭の周りの人たちなど、キャラクターがみんな個性的で味があってよい。研究室のメンバーだけだと淡々と植物のことだけ進んで読むのがしんどくなりそうなところを、藤丸くんという読者に近い存在(植物への知識という面で)がいることでうまく緩和されて空気がゆるりとなっている気がした。藤丸くんありがとう。
    あと本の内容とは関係ないですが装丁がとっても好きです。上下巻並べると本当に綺麗〜

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    2025年08月29日
  • エレジーは流れない

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    複雑な家庭環境をシリアスではなく明るく表現しているのは良かった。
    男子のノリが満載で、こんな友情いいなと思いきや、そこに至るまでの前半がちょっと長い。でもこのダルっとした前半があってこその後半かもしれないけど、もう少し家庭の事情が早くしれたほうが一気に読めたかも。

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    2025年08月28日
  • 星間商事株式会社社史編纂室

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    他の作品と同じくキャラクター構成がとても面白いのはあるが今ひとつかなぁ。
    ゆるーく読める作品ではある。

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    2025年08月28日
  • 墨のゆらめき

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    書道や書家には興味がなかったが、なんとなく高尚なことに触れたくて、読んでみた。      

    イケメン書家の遠田さんとホテルマンの続力さんの会話が面白くて、良い出会いがあり、良い友人関係を築いていくのだろうと、清々しさを感じた。

    ただエピソードとしては盛り上がりに欠けていた。

    少しだけ、書の世界を感じて興味を持てたことは収穫。

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    2025年08月27日
  • 天国旅行

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    死が救いに感じて来る現実の厳しさ、喪失、虚無。
    短編ではあるものの、死を扱っているだけに一つ一つが重い。
    良かった順に
    遺言. 炎. SINK. 星屑ドライブ. 夜の君. 森の奥. 盆の客

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    2025年08月27日
  • 神去なあなあ日常

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    神去むらの皆んなの和気藹々とした感じ好きー!ちょこちょこ、クスッと笑えるところもあって林業に興味がなくてもあっという間に読み終えた!

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    2025年08月27日
  • のっけから失礼します

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    ネタバレ

    初めて読む作家さん♪
    この本は、職場の方から借りた

    こんなにハイテンションな作家さん?
    と戸惑いながら読んだ

    面白いと思ったが、
    今のワタシにはハイテンション?
    抱腹絶倒?すぎて
    頭に入っていかなかった(T ^ T)

    今度は他の作品をみてみたい

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    2025年08月27日
  • 好きになってしまいました。

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    楽しく読んだ。どこそこに取材で行った、と読むと、「あの作品だな!?」とピーンときたりするのも楽しかった。
    登場人物がわりと唐突に恋に陥りがちなのは、作者の影響らしいというくだりが面白かった。

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    2025年08月26日
  • 神去なあなあ日常

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    都会育ちのイマドキの若者がふとしたきっかけで林業の世界に飛び込む話。主人公目線で話が進むので、文体が軽くてすらすら読めた。自然の描写が美しくて、目の前に風景が浮かんでくるよう。村全体でお花見をしたりお祭りをしたり、まさに日本の失われた風景、という感じ。
    ただここまで人間関係が密接でなにもかも筒抜けの環境で生きていくのは絶対無理だな、と本編とは全然関係ない思いがちらついてしまった、、。

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    2025年08月24日