あらすじ
海外翻訳を生業とする20代のあかりは、現実にはさえない彼氏と同棲中。そんな中ヒストリカル・ロマンス小説の翻訳を引き受ける。最初は内容と現実とのギャップにめまいを感じていたが……。
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海外ロマンス小説の翻訳家のあかりは、恋人の神名と同棲中。上手くいってた2人だけど、恋人が突然仕事を辞めてきて、何考えてんだー!となり、翻訳中の小説を捏造し始めたあたりから面白かったです。あかり達のお話と、ロマンス小説と一冊の本で2倍楽しめます。
あとがきもなかなか面白かったので、今度しをんさんのエッセイを読んでみようかな。
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三浦しをん作品5冊目か~。今回のお話しは一番ぶっ飛んでいた!海外ロマンス作品の翻訳者のあかり28歳。同棲している神名君が仕事を辞めてきた。丁度翻訳していたロマンス小説に、毎度同じような展開のメロドラマ的な話ばかり作りやがって!と、あかりはオリジナルストーリーを作ってしまう。ウォリック(騎士)とアリエノール(女領主)の愛、そしてウォリックの死によりアリエノールのもう1つの禁断の愛(爆笑)。あかりと神名君の関係性とアリエノールの翻訳の内容の乱高下が見物。あかりとアリエノールの愛嬌と芯の強さへの好感度は100点。⑤
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ロマンス小説の翻訳家が、翻訳する物語とそれとは別の自身の恋愛物語が交錯する不思議感覚の面白小説。
本来の目的を逸脱して翻訳=物語を正確に訳すではなく、自分の感性に従って別の物語を創り上げてしまうあたりはミステリ的であるともいえて楽しい。二つの物語の結末が困難な課題の後のハッピーエンドなので、二倍得した気分。最後の後書きがこれまた面白くて秀逸。
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「恋愛小説を」という発注だけで、どしたらこんなおもしろい構想が浮かぶのか。
しをん風の中世騎士のロマンス小説。その美文に酔いしれる。それと交互にくる現実の恋愛、いまここの人間関係。その落差、そのメリハリの巧さ。7というキリのいい日数、1日あたりのページ数もきっちり同じ。職人芸というべきか。
三浦しをん、27歳の時の作品。彼女にとっては初期の作品。エンタメ小説として読めるが、水を得た魚のごとく、一番エンタメしているのが著者本人のような気がする。
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これだから三浦作品はやめられない。
第一章から受けるイメージは中世の王女と騎士の恋愛物語。
三浦さんらしい題材かもしれないけれどちょっと苦手かなと思いきや第二章に進む前に「一日目」と言う章が準備されていてこちらは若き女性翻訳家の恋の話。
どうやら第一章で始まった中世の恋愛物語を翻訳中らしい。
中世と現代の切ない恋物語がリンクしながらそこそこハッピーな大団円に落ち着く。
三浦さんの甘い乙女心作品の典型に落ち着く。
これだからやめられぬ、三浦しをん!
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ロマンス小説も三浦しをんにかかれば、こうも面白くなるのか。
翻訳なのに勝手にストーリーを展開させていく主人公と、彼女をとりまくストーリーがまぁまぁシンクロしてて三浦しをんやっぱすごいな。
あとがきも面白かったので、三浦しをんのエッセイも読んでみようかな。
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なかなか初めは入り込めなくて内容も入って来ず何度も読み返したのだけれど、入ってきたら早く、続きが知りたくてすいすい読めた。
こういう内容だったのか
全くタイトルから私は想像できなかった
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翻訳家のあかりは締切ギリギリまでロマンス小説を翻訳する。同時に恋人の神名や、神名に気がありげなまさみちゃんに翻弄される。
翻訳中の中世の小説と現実世界の物語が同時進行で書かれている。
互いを投影させながら読むことができて面白い。
あかりが姫で神名が王子様?とか
神名が海外に行くことを第三者から聞き、神名を理解できないと苦しんだ日には、小説の中でウォリック(王子様)が殺される場面が描かれていた
ロマンスとはなんぞや…
案外現実もロマンチックだよ、ということでしょうか
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三浦しをんはエッセイから入ったので、普通の小説はこれが初めてになる。
ところがいきなり始まったのは中世?ファンタジー小説?と思ったら、交互に現代日本の日常生活が。
なんだか二つの作品を同時に読めて、しかもそれが呼応しあい、結果三作読めたような満足感!
めっちゃお得!
それにしても三浦しをんの作品はすらすら読める。
どんどん頭に滑り込んできて、ノンストレスで一気読み。
これは言葉の使いたかだけでなく、改行や句読点のリズムも良いのかもしれない。
久しぶりに素直に「小説って楽しいな!」と思えた作品だった。
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すらすら読めて面白かった。翻訳家のあかりの心の声が主で話が進むから読みやすい。彼女が翻訳した物語も創作が強く出て楽しめた。
〜2度目(2022/03/06)
ありがちなハッピーエンドなロマンス小説を、その時の気持ちに合わせて創作して訳してしまう翻訳家あかり、勢いがあって面白かった。
石をヒットさせた神名が「oh!レーザービーム!」って自分で言ったシーンの元ネタが今回はちゃんとわかったから嬉しかった笑
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三浦しおんのラブコメ小説
出だしが、三浦しおんらしからぬ欧風の描写で始まることから、どうしたものかと思いましたが、読み進めてみたら、いつもの三浦しおん作品でした。
現代の登場人物の話と、劇中劇である翻訳の物語の両方を書くのは、手間が二倍だったのでは無いかと勝手に心配になりました(笑)
この作品は、「あとがき」まで作品です。残さず読むのがオススメです。
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主人公がこんなに大胆に、仕事で翻訳する元小説(架空だと思われます)を書き換えちゃうとは思わなかった。
主人公の私生活でのやるせなさを、仕事でうまく発散?する、心理学の昇華の上手い例えとも取れる。
思い通りにいかない私生活に対し、小説の翻訳文は自分の思い通りのストーリーにしよう、と。
また、その私生活上の誤解がラストシーンらへんで溶けてゆく。思い込みも、時間をかけて、色んな人から話を聞いて多角的な見方をすると、真意に辿りつけるのだと学んだ。
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遠山あかり
海外ロマンス小説の翻訳を生業とする。
矢野神名
あかりのボーイフレンド。半同棲中。会社を辞めた。
大迫
居酒屋『たんぽぽの汁』のマスター。
まさみ
遠山
あかりの父。配管屋。
佐藤隆文
北星社コロンバイン・ロマンス編集局。
百合
あかりの幼なじみ。勤め先の製菓会社が休みのときだけ駄菓子屋の店番をする。
小山良太
リョウタ。
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アリエノール
マリエ
ウォリック
シャンドス
ローディーヌ
フィリップ
ハロルド
ピーター
キャスリーン
ロイ
ハロルド・パーシー
ヴィンス
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ロマンス小説パートを読むのがちょっと退屈だったけど、面白い設定だった。
小説と現実がリンクしている感じはあまりしなかったけど、終わり方はよかったと思う。
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なかなか面白いスタイルの小説ではあるが、内容はそんなに興味が惹かれるものでは無かった。
ドキドキしない恋愛小説では物足りなさを感じてならない。
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あかりが直面している現実の問題と、翻訳しているロマンス小説とがリンクして物語が進んでいくのが面白くて一気読み。
ロマンス小説の続きも気になるし、あかりと神名の行末も気になる!って感じでした。
結末もよかった。あかりの気持ちが書かれた文も共感できた。
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2冊の本を読んでるような気持ちになった。
この2つの話が上手く絡んでるのかな?そうなんだろうけどシンクロしてる部分は2箇所くらいしか見つけられなくて、集中力に欠けていたのかもしれない、、
すごく時間かかって読んだが、おもしろかった。
神名のなんともいえない感じが理解し難いけど、それでも2人の関係は特別なものなのだろう。あかりに感情移入した。
小説内の創作小説もなかなか面白く、最後のところで儚いような気持ちになった。
Posted by ブクログ
始まりは思わずファンタジーかと思ってしまいますが、日本の現代の恋愛小説です。
主人公が仕事で翻訳している海外ロマンス小説のストーリーと、彼女の現実が交互に描かれていて、その翻訳に彼女の心情の変化というか波が表れています。
翻訳って多少の意訳はありなのかもしれませんが、創作してしまったらだめですよね。
ただ、彼女が創作したストーリーの方が、原作よりもおもしろいのではと思ってしまう。
彼女自身の現実と、彼女が創作するストーリーと、どちらも気になる展開で、さくさく読めます。
Posted by ブクログ
ロマンス小説翻訳家のあかりと恋人の神名の話、そしてあかりが訳したロマンス小説の話でもある。現実が翻訳にも影響して、翻訳せずに独自の物語を創作してしまうのが面白い、そしてそのロマンス小説の行方がまぁ気になる(笑)ロマンス小説読んでみたくなる!
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あかりは海外ロマンス小説の翻訳を生業とする28歳独身女性。
ボーイフレンドの神名(かんな)と半同棲中。
中世騎士と女領主の恋物語の翻訳に奮闘しているところへ、会社を突然辞めた神名が帰宅。
あかりは思わず自分の困惑や怒りを小説の主人公たちにぶつけ、現実は小説に、小説は現実に、2つの物語は互いに影響をおよぼしてとんでもない展開に!!
…というあらすじを見てどんだけカオスになるんだろうと期待していたらそれほどコメディファンタジーではなくてがっかり。
でもまあおもしろかったかな。
ロマンス小説の部分は電車の中で読んでて一人はずかしかったけど(苦笑)
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初めはちっとも進まずに読むのをやめようかと思ったが読んでよかった。翻訳者がストーリーを勝手に変えて、それが現実のモヤモヤと絡まって、そこそこ面白い。
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海外ロマンス小説の翻訳家のあかりと半同棲中で5年交際中の彼氏の話とあかりが翻訳中の中世の騎士と女領主のラブロマンスの話が交互に進んでいく
設定が面白かった!
彼氏が突然仕事辞めてきてモヤモヤしたりしてあかりがありきたりなロマンスのストーリーに嫌気がさし自己流で話を変えていくのが面白い
彼氏は結局ふらっと海外に行くみたいだけどそれを最終的に受け入れるあかりは心が広くてすごいなと思った
Posted by ブクログ
翻訳家のあかりと恋人の神名。
一国の城主アリエノールと、聖剣の騎士ウォリックとシャンドス。
現実世界のあかりの恋と、あかりが訳す小説世界の恋が繰り広げられる、ちょっと変わった二重恋愛小説。
あ、ウォリック死んだ。
と思ったら、神名にキレたあかりが、翻訳してた小説の内容を捏造してただけなのは笑った。
読みやすかったし、アイデアもおもしろかったけど、、
1回読めばいいかな〜って感じ。
三浦しをんさんの作品は他におもしろいのいっぱいあるので、これから入った人はめげずに他の読んで!!!笑
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一粒で二度おいしい
というCMがあったけれど、まさしくそれ。
劇中劇という言葉があるけれど、これは小説中小説。
主人公はロマンス小説の翻訳家。
実生活では恋人と半同棲の関係だが、もしかしてその恋人に思いを寄せているかもと思われる女性にもやもやして、翻訳している小説は原書を離れて彼女の妄想小説となる。
実生活も妄想小説も、どちらも楽しめた。
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ロマンス小説の翻訳家とその恋人のお話。
小説の話が現実に起こり始め・・・とかいうのはわたしがあらすじから勝手に解釈したものでした。
実際はそんなことなかったです。
内容はといえば、なんとも消化不良。
中途半端な、でもたぶんこれ以上は描いてもな・・・というところで物語を終了させている。
Posted by ブクログ
刺繍みたいなすごく可愛い表紙に惹かれて買った。あらすじを読まずに買って、読み始めてみたら中世のロマンス小説で、あれ?間違ったかなって本気で思った。(あとがきに書いてあることがまさに当たっていて笑った。)ロマンス小説と並行して進んでいくから、途中で場面が切り替わるときに続きが気になるのに…!ってなることがあった。そのくらい主人公が訳す小説の中の小説もおもしろかった。
Posted by ブクログ
恋愛小説、ってことでいいのかな。主人公あかりと恋人 神名(かんな)との物語と、あかりが仕事で翻訳している英国中世騎士道ロマンス小説とが交互に描かれる。
前半はあまり入り込めなかったかなー。後半は、現実パートも小説パートも事が動くので楽しめた。どちらもいろいろありつつ、どちらもいい着地点で終われた感じ。
あかりが手がける小説の方は、物語の中に出てくる小説だから脇役的な位置付けかなと思っていたけれど、思い返してみるとこっちのパートの方が面白かったかも(笑)。
Posted by ブクログ
またまた三浦しをんさん。今、ハマっています。
上手いんだよな、グッと引き込むところと、クスッと笑わせてくれるユーモアとのバランスが。
今回は、恋愛小説。ロマンス小説の翻訳の仕事を進めながらも、自身の恋愛に翻弄され、翻訳中のストーリーもあらぬ方向にいってしまう、というコメディ的な恋愛小説。
私、恋愛小説あまり好きじゃないんだけど、この物語は最後まで楽しく読めた。
主人公のあかりにも共感持てたし、不甲斐ない彼氏の神名も憎めない。あかりの父も良いキャラクターしてる。
三浦しをんさん、天才だな!好きです。これからももっと読みたい。