三浦しをんのレビュー一覧

  • マナーはいらない 小説の書きかた講座

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     新刊を買ったのは、どれくらい振りだろう?数年、いや二十年以上前になるだろうか?この本が文庫版で出版されると知って(単行本が出ている事は知らなかった)、気にはしていたが発売日に本屋に行く事が出来ず、翌日に行ったが見当たらず(店員に聞けよ)、次の日曜日に近くの大きな本屋に行くも見当たらず(店員に聞けよ)、諦めきれずに数日が経った。
     別件で家族で買い物に出掛けた際に、地下駐車場に車を停めることになった。用事を済ませ駐車場を出る事にしたのだが、
    「地下街で◯千円以上お買い上げの方は、◯時間分無料にさせて頂きます」と書いた貼り紙を目にしたのだ。
     ならば買わなければならぬだろうと、嫁と二手に分かれ買

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    2026年02月15日
  • 風が強く吹いている(新潮文庫)

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    何年ぶりに読み返しましたが今読んでもとても面白かった
    走る事が大好きな2人と走る事とは無縁な日々を送くる8人、10人ギリギリで挑んだ箱根駅伝の物語
    現実には有りえないかも知れないけど後半はテレビで毎年見ている画面が頭に浮かびます、
    私は徹底管理された運動部が嫌いでスパルタ式の運動部に長年疑問を持っていましたが
    青山学院大学が出て来たときにこの小説を思い浮かべました
    他の大学に無い楽しそうな学生達が印象に残り毎年テレビの中継に釘付けになりこの「風が強く吹いている」も共感出来て大好きな小説の1つです皆さんにも読んで欲しいです。

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    2026年02月14日
  • 神去なあなあ日常

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    宮崎駿さんが二度読んで、一度目はアニメにしたいと思い、次はやっぱり実写かなと思ったとか。母の故郷に似た林業の村の風景に、次第に馴染んでいく「勇気」を身近に感じた。

    日本的な風景の中に、受け継がれてきた山の生活や、変わらない習慣、懐かしい祭りや季節の行事、過疎地に今なお残っている心温まる人のつながりが書かれている。

    高校を出たら、まぁ適当にフリーターで食っていこうと思っていた。
    名前の勇ましい、平野勇気。卒業後もこうしてだらだら過ごす予定だった。ところが、式が終わった途端、担任に
    「おう、平野。先生が就職先をきめてきてやったぞ」
    「はぁ?」っつったよ。「なんだそれ、冗談じゃねえよ」

    家に帰

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    2026年02月15日
  • 舟を編む

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    言葉の美しさ、日本語の奥深さを改めて実感する1冊。
    分からない言葉が出てきたらネットで調べたらすぐに答えに辿り着く便利な時代になった今、紙の辞書を1ページずつ捲りながら目的の言葉を探し当てる…ということを久しくやっていないなと気付かされ、紙の辞書で自分の手に馴染むものを探したくなった。

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    2026年02月14日
  • ゆびさきに魔法

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     三浦しをんさんお仕事小説書くのうますぎません?全く働いたことがないのに、働くっていいなぁって思いました。
     『舟を編む』や『愛なき世界』よりはもう少しさらっと読める雰囲気でした。でも月島さんの葛藤や矜持もしっかり書かれていて、登場人物一人一人を愛せる物語でした。

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    2026年02月13日
  • マナーはいらない 小説の書きかた講座

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    作家の手法を書き表した本を読んだのは、「中山七里」、「森沢明夫」についで今作の「三浦しをん」で3つ目だ。
    取材はしたことがないという天才肌の「中山」、プロットの立て方や伏線の張り方など具体的な「森沢」、この2冊は小説の書き方の指南書として相当まともだった。
    さて、「三浦しをん」はといえば、これはたいへん面白い読み物だった。書くのを自分で楽しんでいたなと思う。といっても手を抜いているわけではない。
    「理論だけでは小説は書けない、感性だけでも書けない」という芯のしっかりしたところを存分に教えてくれたのだから。
    三者三様である。私は「読み」しかできないが⋯。

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    2026年02月12日
  • 舟を編む

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    ネタバレ

    奇抜な展開や読者に深い問いを投げかけるような描写はないけれど、心の奥にそっと入り込んで登場人物に入り込んでしまう、そんな物語でした。
    てっきり辞書が完成した瞬間の達成感のような喜びで泣けるのかな?と思っていましたが、完成自体の描写は比較的あっさり、だけれども深く喜びを噛み締めるような描写でした。
    一方最後の完成祝賀パーティーで不覚にも少し潤んでしまいました。
    万人受けする物語のような気がします。

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    2026年02月11日
  • 舟を編む

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    久々に300ページほどの本を読んだ。
    3日で読破。

    玄武書房の辞書編纂の話。
    個性あふれる登場人物が特徴的だが、共通項は誰もが不器用なところ。
    監修の松本先生だって仕事以外のプライベートは蚊帳の外。家族との付き合い方もしらない。どれだけ言葉への熱意が強く、天職についた馬締くんも大切な人を目の前にすると言葉が出てこない。器用貧乏の西岡さん(俺のイチオシ登場人物)も仕事への熱意、人生設計に悩む。そんな不器用な人たちが皆言葉を介して、辞書を介して繋がり成長していくところにある種の共感というかリアリティを感じた。解説にもあったが、自分を投影できるのが面白いところだと思う。
    何と説明すれば良いかわから

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    2026年02月11日
  • 風が強く吹いている(新潮文庫)

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    まず、チームで何かを成し遂げる・箱根駅伝に興味が無い。そんな人が読んだら、面白さも半減だろう。
    毎年、箱根駅伝を欠かさず観てる人。何となく、ぼんやり観てる人。観たことは無いけど、タイミングが合えば観てみたい人。そんな人達にお勧めです。

    箱根駅伝には、花の2区や、山の神が誕生する5区等。それらの区間で、新記録を出すことの凄さや、その区間を派手さは無いけど支えてる他の区間の選手。
    駅伝が好きな人は、その季節が来ると、視聴前に(あ.....また読み始めようかな)と、思える作品です。
    きっと来年の年始は、号泣で箱根駅伝を視聴する事になりそうです。
    また、スポーツをしてる人、していた人にもお勧めの作品

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    2026年02月09日
  • あの家に暮らす四人の女

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    シスターフッドものがお好きな方は、きっと楽しく読める作品だと思います。
    女性同士で語り合ったり何かに取り組んだりする作品を好んでよく読む私は、「自分も''あの家''に暮らしていたら...」と、自分ごととして楽しく読み進めていました。
    全体的なストーリー、文章表現など⭐︎4かなと思ったのですが、最後の数行で心打たれ、⭐︎5をつけました。
    小説に救われる、勇気をもらう、本当にあるなとあらためて感じさせられた一冊でした。

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    2026年02月09日
  • 舟を編む

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    国語辞典を作る人達の奮闘ぶりを楽しめる作品でした。馬締の書いたラブレターは最高傑作です。少し古典にも興味が湧きました。

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    2026年02月08日
  • 月魚

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    序盤は美しい表現の数々に溺れてしまい、読み進めるのに時間がかかった。
    それに慣れてきた頃には、先の展開が気になり読む手が止まらず。
    いったいこの人たちは何に囚われてるのか、何を恐れているのか、なぜ踏み出さないのか。
    本から手を離している瞬間でさえも、頭の中では無窮堂の灯りを探していた。読み始めてからずっと、この世界から抜け出せずにいる。
    続きを捲るために早足で帰宅し、早々に寝る準備を済ませる。それほど心奪われていた。
    読後、私はまだ黒い木々に覆われた旧家の灯りを門前から眺めている。
    またすぐに読み返す。

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    2026年02月08日
  • ゆびさきに魔法

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    私はネイルサロンに通っているが、何故しているのかまで考えたことなかった。周りに褒めてほしいからネイルする!という友人もいた。でも、それには同意できなかった。このお話を読んで、ああ私は自分の気持ちを保ちたい、または上げたいからしてるのかも、と気づけた。私の実際の本棚にずっと残しておきたい一冊になりました。

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    2026年02月07日
  • 神去なあなあ夜話

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    日常と続けて読んだが夜話の方がより細かい人間関係や日常の様子が見えて面白かった。

    特に書かれていなかったので私の想像だが、たぶん登場人物全員が最初から林業に特別な思いを抱いていたわけではなく、村で生まれ育った流れで、他にやれることもないし、みたいな消極的な理由で始めた人もいるのではないか(主人公の勇気からしてそうだし、その気になれば村の外にはすぐ出れる)。
    それでもだんだんと自分の仕事に誇りを持つようになり、山で生きていくという覚悟を決めたのだろうなと思った。
    会社勤めをしていると、やたらと仕事のやりがいを求めたり自分の思っていた仕事じゃないから転職を考えたり移ろい気味になりがちだがが、生き

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    2026年02月07日
  • 愛なき世界(上)

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    途中、読むのに時間がかかるところもありましたが、やっぱり私は恋愛の描写が好きだと実感しました。くすっと笑える部分もあって、私の好きなタイプの本です。

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    2026年02月06日
  • マナーはいらない 小説の書きかた講座

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    とても勉強になった。
    三浦しをんさんの小説が好きで、エッセイを交えた軽快な語りに抵抗がない人にとっては楽しく読める本だと思います。

    語り口調は軽快ながら、小説を書くための指南がみちみちに詰まっている。

    書いてあることを全て実践できたら筆者のように素晴らしい小説が書けるのだろうけど、一朝一夕には難しい。しかし、できることから取り入れて楽しく書いていこうというポジティブなメッセージを受け取りました。

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    2026年02月04日
  • 墨のゆらめき

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    雪が降り止まない水墨画のような窓を眺めながら、読み出したら止まらなかった。
    最初は雪の道を少し歩きながらAudibleを聞いていたのだけど、銀河鉄道の下りの辺りまではよかったが、
    書のお話はやっぱり座ってと、飾ってあった本に移行。
    「他日相思来水頭」合いたくなったらまた、この川辺に来てみよう。
    ぐっとくる。
    一応私も何年も書道教室にお恥ずかしながら行っている。仕事や用事がなければお正月の2日には箱根駅伝を観ながら、書初めをするのが毎年のルーチンで、ましてや実のとこ2日には用事を入れない(笑)ずっと書いている。
    そして私は誰とは言えないが、めんどくせぇ〜といいながら、ずっとある人の代筆もしてきた

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    2026年02月01日
  • 舟を編む

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    本をちゃんと読むという行為が初めてに近かったがとても楽しめた。
    キャラクター達の心情、時の流れが進む事に新たな事が起き次へ次へと頁が進んだ。

    読みやすいかと聞かれたら難しいところがあり一長一短ではあるが、自分としては面白く読むことができた。

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    2026年01月31日
  • 風が強く吹いている(新潮文庫)

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    芦田愛菜ちゃん著作の、「まなの本棚」より紹介あり読んでみた初の作家さん。ほとんどが陸上素人の10人で、箱根駅伝出よう!!頂点見よう!! 夢のようなファンタジー!! 文句垂れながらも、練習がんばる、個性溢れるキャラクターもまた、魅力的!! 1ファンとして、駅伝の描写、応援してしまった。 先が気になって気になって仕方なく、目が離せず、一気読み(笑) 臨場感溢れる描写に、感動し、キャラクターと共に、泣いたり、笑ったり。素敵な青春でした笑
    走やハイジ通して、人間として強くなるとはなにか...ただ速いとか結果が良いとか、そういうことではなくて、もっと深い部分で、生きていく強さとはなにか、考えられる作品で

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    2026年01月30日
  • 舟を編む

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    ネタバレ

    映画もドラマも見たあとでようやく手に取りました。この本でみどりと宮本の恋愛についてはほんの数行しか書かれていないことですが、ドラマではみどりが主人公ということもあり話を広げている。すべてガチガチに説明しておらず想像の余地を残しておいてくれている作品なので如何様にも描けるのだと思いました。西岡のキャラがナイスです。

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    2026年01月29日