三浦しをんのレビュー一覧
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ネタバレ言葉について考えながら読めて面白かった。あまり日の当たらない辞書編集部の話。ぱっとしない登場人物たちだが、それが自然でいい。馬締のいるいる!そういう人!って感じのもさっと感と不器用さやどことなくできる感じだけど、実はこれといった強みがないことを引け目に感じている西岡。そんな登場人物が好きだった。
「あがる」と「のぼる」それぞれ過程を重視するのか、到達したことを重視するのかで違うのではないか。〇舞い上がる ×まいのぼる 〇山登り ×やまあがり
というような、確かにってところも面白かった。今までそれを意識したことはなかったけど、日本人はそれを普通に使い分けられている。そこもまた不思議で面白い。もっ -
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ネタバレ2025年ラストの作品。
ラストにいちばん良い作品に出会えた。今出会えて良かった。とりあえず年始は駅伝見ます笑笑
たった10人で選ぶ箱根駅伝の物語。
後半は自分の涙腺に引っかかりまくりで、いちいちグッときてた。
こないだ人生初フルマラソンに参加してみて、この1年間ずっとランニングもしてきて市民ランナーやったんやけど、それもあいまって長距離の中身も読み込めた。
個性豊かな10人の選手で、それぞれをしっかり深ぼって、視点もころころ切り替わってるねんけどそれも違和感が全然なく、みんなに感情移入してしまった。
一見ありえない展開なんかもしれへんけどそれでも、寛政のみんなの努力はしっかり描かれてたし -
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「そんなに急いで行きたきゃ、ロマンスカーにでも乗って行け。」
かなり昔に読んだ本だが、10年近く経った今でも印象に残っている台詞。
軽い冗談のようでいて、実はこの物語の核心を突いていると思う。
箱根駅伝は速さを競う競技だが、著者は「速さ」そのものを価値として描いてはいない。多分。問われているのは、なぜ走るのか、誰と走るのか、どこまで行きたいのかという点で、これは人生やビジネスも一緒だと感じる。
ロマンスカーは、速く、楽で、確実に箱根に着く。だからこの言葉は「急ぐこと自体を目的化してないか?」という問いではないか。
最短で成果を出す方法、効率よく評価されるルート、正解らしきフレームワークは -
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ネタバレ久々の三浦しをんさん。やっぱり面白い。
書家の遠田薫。筆耕を依頼してくる実直なホテルマンの続力を振り回すw
振り回しぶりが、どっかの便利屋さんみたいだw
遠田家の猫、カネコ氏も、なんともいい味をだしていて好き。
遠田の書道教室の子供たちもかわいい。
代筆を頼んでくる依頼人たち、そんな大事な手紙だったら、なおのこと自分で書けよ、とは思った。ま、大事だから自分ではなんともできないんだあーーー、っていうのもわからんでもないがw
終盤、あの老人が出て来て、あんな単語が出てくるから、やばい気がしてたんだよね。でも、うん、ああなってよかった。 -
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隅から隅まで面白かった。「“読む”は読む前から始まっている」という考えは、私もぼんやりと思っていたことではあるが、この四人のおかげで私の罪と罰読書も、読んでないけど始まったぞ!と感じた。
四人の自由で対等な雰囲気がまたとても良かった。罪と罰を読んでない者同士で話すという企画なんだから対等なのは当然だが、誰かの持っていた文学や歴史の知識がヒントになるときも、ガイド役の学者先生的な人の授ける解説を拝聴するみたいな空気は一切なく、プロ作家としての作劇的勘で何かを言い当てようとするときも、「ここできっと二人の対話が八十ページ続くんですよ」とか「結婚式で繰り広げられる七日七晩にわたるロシアの宴の描写 -
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ネタバレ走の走ることが好きという真っ直ぐで純粋な部分が美しくて好きになる。
走はずっと我慢できずに手が出てしまう性格に向き合ってた。走はそれを弱さだと認めて、清瀬という強い人を見て、自分も強くなりたいと思い、成長していく。走は素直で逞しい人間なんだなと思った。
駅伝は、足が速いだけでは乗り越えられないいくつもの壁があるものなんだと知った。
走が駅伝を目指す過程で強さの秘密みたいなものに徐々に触れていく瞬間が印象的だった。
「強さとはもしかしたら、微妙なバランスのうえに成り立つ、とてもうつくしいものなのかもしれない」という言葉が印象に残っていた。
そうして強くなった走が9区でみせた走りは美しくて、走の研 -
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展開が目まぐるしく、どんどん読んでいる私自身も一緒に応援をし、走り、起こっている出来事の一部になれるような感覚になれる本。
何度も再読している本。久しぶりに改めて再読。
やっぱ、なんか、良いですねぇ。(個人的に何度読んでもなんかいいなぁと思う本ってあると心がほくほくする感覚がします。)
主人公の成長も凄まじいですが、参加する10人それぞれの生きてきた過程、向き合っていく描写。皆、違うのに、でも、『箱根駅伝』という1つのことで繋がる。
目先だけのことが全てなのか?真に大切なことはなにか?主人公達があまりにも早く走るので、読んでるスピードも勝手に上がっていく感覚があります。でも、そんな中でも考