三浦しをんのレビュー一覧

  • ののはな通信

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    愛とは、考え実践し続けること。
    ミッション系の女子高に通うののとはな。
    特別な関係になり、嫉妬し、離れ、40代になってから再度連絡を取り合うようになる。
    女子高生特有の未熟さと背伸びが垣間見れるやり取りから、国際問題や震災にまで波及していく幅の広いお話。
    ののやはなと一緒に成長していけるような気がする、愛を知ることができたような気がする、じんわり心が暖まるお話でした。

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    2025年09月12日
  • 木暮荘物語

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    終始ユーモラスな筆致で、愉快な場面の愉快さがより際立って表現されていたが、どの章においても展開が大胆ではあるが共感をそそるおもしろい人間関係が丁寧に描写されていて、しみじみとした余韻を感じることができる読書になった。
    三浦しをんさんの描く男女関係には嫌味がなく、直接的な性にまつわる単語が登場しても下品でなく、楽しく想像を膨らませることができると思う。

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    2025年09月04日
  • ののはな通信

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    私はこの小説を読み、短大生のときに亡くなった友人のことを思い出した。

    彼女と私は同じ学校に通っていたわけではなく、学生会館で出会った。初めて都会に出てきて、田舎者で、妙な解放感を感じながらも、不安と恐怖も心の中にあった気がする。

    彼女とは入居してすぐの交流会で意気投合し、それからは夕ご飯の後にロビーに集まっては思い出すのも難しい他愛もない話をよくした。

    短大を卒業し、学生会館を出た私は、また田舎に戻った。彼女が住む場所には遠かったからあまり会えなかったけど、メールやSNSでのやりとりが続いていた。

    彼女は脳腫瘍になった。病状が悪化していくにつれてメールの数は減り、最後に会って数ヶ月後に

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    2025年08月30日
  • しんがりで寝ています

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    評判通りにとても楽しく、心が安らぐエッセイ。仕事と研究活動の息抜きにと思って取り寄せたものの面白さに止まらなくなり、一気に読み切ってしまった。発想や着眼点がユニークで日常の些細な出来事を捉えていることにも共感と、感心をさせられる。

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    2025年08月23日
  • 夢のような幸福(新潮文庫)

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    2003年刊、エッセイ集としては5弾目。もとはウェブマガジン連載。
    三浦しをんはまだ実家住まい。母親、弟、たまに父親が登場。Yちゃん、ナッキー、Iちゃんが常連。今回は映画ネタ、漫画ネタが多い。
    38篇中のマイベストは「今日麩の味噌汁」。母親の不味い味噌汁をヒントに、なんと推理小説1個ができあがる!

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    2025年08月15日
  • しんがりで寝ています

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    「BAILA」、2019年6月号~23年8・9月合併号に連載。『のっけから失礼します』の続編。
    連載時期が新型コロナの大ブレイクとかぶってしまったもんから、だいぶおとなしめ。不要不急のおでかけができないため、話題は近場、ほぼ部屋のなかのことから始まる。ピカチュウのぬいぐるみと対話する毎日。
    コロナワクチン接種など、リアルタイムネタも多い。ChatGPTだかγ-GTPだかチャットGPRだかも登場する。

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    2025年08月15日
  • 愛なき世界(上)

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    愛がなくても繁殖する、不思議で魅力あふれる植物の美しさ。
    愛を感じることができる、幸せを実感できる人間の美しさ。

    一つのことに打ち込める程好きなことがあるのは羨ましくて、私もそういった対象があって研究する人生だったらなあ…と思う一方、
    色々な苦悩があって大変なんだろうなと思った。
    学ぶ事を喜びとしながら一生懸命に取り組む姿はやはり尊い。

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    2025年08月11日
  • 愛なき世界(上)

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    実験の詳細の記述など難しい描写もあるが、読んでいて植物の緑が浮かんできて癒されました。
    登場人物もみな良い人なのも○。

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    2025年08月09日
  • 愛なき世界(下)

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    愛なき世界、そこに愛はあるんかというコマーシャルはあるけれど、愛という漢字を含む単語に恋愛という言葉がある。愛と恋というのは似て非なるもので、愛のない世界と言うと何やら寂しい感じがするが、好きの究極系が愛なきだとすると、植物の世界であったとしても、この作品に愛はあるのではないかなと。

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    2025年08月08日
  • 愛なき世界(下)

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    三浦しをんさんの小説の面白いところは、その職業の人を細かいところまで観察して丁寧に書かれていると感じるところ。

    難しい専門用語であっても噛み砕いてしっかり説明してくれるけど、その分野の人から見てもそんな仕事してないだろ、とはならないだろうし。
    初めての人も専門の人も、きっとハマる。

    研究していると、その生き物のグッズが欲しくなるクセ、わかる。

    料理の世界と研究の世界、全く違うところがつながり合うのも面白かった。

    松田先生の過去の話もよかったな、、、、

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    2025年08月08日
  • 愛なき世界(下)

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    ネタバレ

    ・ずっと気になってた本。
    ・途中から研究が面白い話になっていくけど、難しい内容を砕けすぎず面白く説明できるのはさすが。
    ・自分の院生時代を思い出してちょっとしんみりしたり懐かしくなったり。
    ・研究は環境と体力と執念。
    ・頑張れ本村さんと藤丸くん。

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    2025年08月03日
  • 好きになってしまいました。

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    三浦しをんさんのエッセイ
    本がとても面白いのでエッセイも購入。
    気取ってなくておもしろくて
    ますます好きに。

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    2025年08月02日
  • まほろ駅前狂騒曲

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    めっっっっっっっっっっっちゃ好き。

    三浦しをんの描くバディってなぜこんなにもグッと来るんだろう。
    風が強く吹いているのハイジとカケルも大好きだった…

    まほろ市で便利屋をやっている多田の元に、高校の同級生である行天が転がり込む。二人で様々な依頼をこなしながら、互いが抱える暗い過去に向き合っていくお話。

    大きな事件が起こって超展開!ハラハラドキドキ系のストーリーでは全くない。
    多田と行天が淡々と、でも確実に絆を育みながらまほろ市の住人たちと生きていく。

    まず行天春彦というキャラクターが魅力的。
    飄々としてて破天荒、空気は読まない遠慮はしないの超変人だけど実はかなり理性的。そして誰もが認める

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    2025年08月02日
  • 好きになってしまいました。

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    エッセイの概要を説明しているプロローグ(というか「はじめに」?)からめちゃくちゃ面白かったです。三浦しをんさんのエッセイをもっと読みたいなと思います。

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    2025年08月01日
  • 光

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    全体を通して暗いトーン。
    最初は登場人物が何かの感情だけ抜け落ちているのかな?という印象。
    後半になると出てくる人全員が自分は悪くないという想いをもっているのかな?と感じた。
    一気読みして、内容も面白く、終わり方まで個人的には良かった。

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    2025年07月30日
  • 愛なき世界(上)

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    愛のない世界、植物の世界。事件や事故は起こらない世界。植物に興味を持つことが出来る小説。単行本の頃にも読んだけど、巻末に植物学入門があるのが良いわね

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    2025年07月28日
  • のっけから失礼します

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    まず、内容の面白さ、そして触発されて思い出した自分自身の周辺で起きた面白かった(と感じたけど忘れていた)出来事がダブルで押し寄せてきて、とても満ち足りた気持ちで本を閉じた。で、また読み返している。

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    2025年07月24日
  • 仏果を得ず

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    文楽について知識もゼロだったから、想像できないところもあったけれど、ストーリーがおもしろかった。登場人物は人間味があって、想像しやすかった。

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    2025年07月23日
  • しんがりで寝ています

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    2024年出版。女性誌向け連載エッセイの集約、プラスおまけ執筆。著者の年齢を知らなかったが、この度ネットで調べて「おや、思ったよりは若かったんだな」。この本の中で面白く語られている父君も著名な方ではないか(知らなかったけど)。この著者が、こんな楽しい文書を書くんだ!?と驚き。クスッと繰り返す笑い無しでは読み終われない。気配り心配りと同居しているのが尚更可笑しい。ただ楽しいと言うだけでなく、発想・連想・解釈の自由度も興味深い。

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    2025年07月21日
  • 秘密の花園(新潮文庫)

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    23年前の作品。しをんさんの明るく元気でユーモラスな作品を多く読んでいたので作風に驚いた。舞台は丘の上にあるミッション系の女子校。息が止まりそうな位繊細な日々を3人の視点で描いてる。女子校あるある、宗教の時間あるある、時が止まった様なセピア色の学生時代が懐かしい。

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    2025年07月17日