三浦しをんのレビュー一覧

  • 本屋さんで待ちあわせ

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     表現の引き出しの多さに、ただただ脱帽。今後、文章を書くときの参考になるなと思い、ワードに書き留めました。
     著者の本への深い愛が感じられると同時に、作家への尊敬の念が一層高まりました。

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    2025年02月08日
  • しんがりで寝ています

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    三浦さんのエッセイは面白いと聞いてはいましたが、ここまでとは!いい意味での裏切り(笑)
    五右衛門風呂の件は思わず大爆笑でした。外で読むのは危険ですね。他のエッセイも絶対読もうと思います。

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    2025年02月07日
  • エレジーは流れない

    匿名

    購入済み

    登場人物。大人も子供達も皆んな素敵で楽しいです。
    自分もこんな楽しくて優しい町に住んでみたかったです。

    #ほのぼの

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    2025年02月04日
  • ののはな通信

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    2人の往復書簡。高校生〜大人になるまでの手紙やメールのやりとりで構成された小説。
    そして愛の物語。
    最初の方は、学生特有の世界観、あの時にしか味わえないもの(それをまさに青春というのかもしれない)がとくと伝わってきた。
    時間が経つにつれ、お互いのすごく環境やいざこざ、結婚や仕事のことが変わっていく。
    それぞれ違う道を歩むにつれて、変化していくところと変わらないところがある。当然のことだがその中でも変わらないこともある。
    それを長い時間の流れの中で感じることができるこの物語には心が動いた。

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    2025年02月03日
  • しをんのしおり

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    ようやく読みました
    三浦しをんさんのエッセイのテンション好きです
    ご友人とのやり取りがツボです笑笑

    三浦さん弟さんにブタさんって呼ばれてるんだ…

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    2025年02月02日
  • マナーはいらない 小説の書きかた講座

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    文章を書くことに行き詰まった方に最適な本だと思います
    三浦しをんさんのエッセイが好きならいつものテンションで書かれているのでお勧めします

    物語を読むときはただ楽しんでいましたが、この本を読んでから作家の先生がどのような意図で書いているのか考えながら読むようになりました

    文章を書き続けることの大変さも分かりましたが、楽しく末永く続けるコツも分かりました
    とにかく先ずは書いてみること、そして楽しんで書くことなんですね

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    2025年02月02日
  • あの家に暮らす四人の女

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    タイトルはちょっと謎ですが、SF要素もありながらほのぼのした読後感でした。続きが出たらまた読みたい!

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    2025年02月01日
  • ののはな通信

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    4.1
    胸がぐぅぅぅっと抑えつけられてる感じ。ずっと。でも泣けなくて、でも知ってる感情がいっぱい詰まってる感じがして、苦しい。けどこの長い物語を読んだことを決して後悔しない。
    ののとはなのあの時の愛がとても美しく感じて、なぜかその気持ちを自分も知ってる感じがして。何年経っても何十年経ってもあの時ほどの燃え上がる恋心には出会えないんだというちょっとした絶望。でもそれでも自分の好きな場所や人たちとの関係をちゃんと愛して、でも心の一番深いところでは昔のダイヤモンドをずっと求めてる。お互いを一番深いところで求め続けてる。確かに一生のうちにその気持ちに一度も出会えない人もいるのだとしたら、そういう思い出

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    2025年01月31日
  • しんがりで寝ています

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    先日のっけからを読み終わり、今回は用心してひとりの時にこっそり読んでいたのだけど、うっかり隣室に聞こえる程の声で笑ってしまい、またもや家族に「家以外のところで読まない方がいいと思うよ」と言われる有様。
    ご両親とのやり取りや普段の生活がしをんさんの言葉で紡がれるとどうしてこんなに面白いんだろう。
    沼にはまりました。

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    2025年01月26日
  • 月魚

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    ネタバレ

    これは愛の話なのか罪の話なのか。

    友情とはまた違う主人公2人の、子どもの頃に起きた大きな問題を軸に、しかし涙したりハラハラするような劇的な描かれ方はされておらず、美しい描写でその情景が思い浮かぶような淡々と進む物語に惹き込まれていった。

    これは2人が互いを思いやる愛の話のような、それぞれが自分と向き合う罪の話のような。
    親子の葛藤に見せかけた、自分との闘いのような。

    水の底の話を読んで、もしかしてこれまで読んでいたものは、先生が書いた2人の未来なのでは?と思ったり(笑)
    いやきっと先生はもっと暗い話を書くかな。

    とにかく余韻がすごい。

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    2025年01月23日
  • 菅原伝授手習鑑

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    「三浦しをん」の手にかかると古典が落語の噺のようにおもしろくなるだなー
    他の古典も三浦しをん訳で読みたいなぁ

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    2025年01月19日
  • 愛なき世界(下)

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    うん下巻を1日で制覇してしまったので、何故ならその先が見たいから。植物の世界ではなく愛なき世界と、なかなか深いですね。内容がまさに愛に溢れてるから、思っていたのと全然違う。藤丸と本村の愛の話になるのかなって思ってたら下巻のAHOとAHOOの間違いと教授に言えない1週間と、とにかくシロイヌナズナの話が満載だよ。決められた実験と決められた結果と表現する松田と藤丸となんだろう沁みる。そして立ち直る、ただひたすら研究に没頭するから。料理人と研究者の交流も良い、愛なき世界の終わり方も良い。あー読み切ったあー

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    2025年01月07日
  • ののはな通信

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    2人のやり取りが本当に教室のメモのようで短くてラリーの多さにようやく慣れたと思ったら決別。振り返ってみると訣別してからお互い成長して再開していく楽しみな物語になった。初めは短い文章が成人になって自我が目覚めるとだいぶ自分を分析して書く量が抜群に増えた。もうここまで来ると引き込まれてしまい、上手な見事な表現で、おみそれしました、一年以上振りの三浦しおんは良い。思春期で性を体験すると冷めてしまうのだろうか、悦子さんはどうして病気を言わず消えたのか。支えてあげる欲しいの両徳ではと思う、ハナの難民キャンプも

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    2025年01月07日
  • 政と源

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    簪職人の源二郎と、元銀行員の国政。
    かたや駆け落ちの末妻に先立たれたものの人に囲まれて過ごし、かたや見合い結婚の末妻子に出ていかれて孤独に過ごす。
    性格も境遇も正反対のようで似ている二人の、長年連れ添ったからこその関係性が面白い。
    主に国政目線にて、これまでの人生の後悔とこれからの人生への恐怖、源二郎への嫉妬と羨望、わかっていながらも卑屈になってしまう心情が細やかに描かれている。

    一話ずつ区切られており、展開や会話のテンポも良いので読みやすい作品。
    自分の人生も考えされられます。

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    2024年12月31日
  • 愛なき世界(下)

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    植物の研究をしている女性と洋食屋店員の青年のお話

    以下、公式のあらすじ
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    恋のライバルが人間だとは限らない!

    洋食屋の青年・藤丸が慕うのは〝植物〟の研究に一途な大学院生・本村さん。殺し屋のごとき風貌の教授やイモを愛する老教授、サボテンを栽培しまくる「緑の手」をもつ同級生など、個性の強い大学の仲間たちがひしめき合い、植物と人間たちが豊かに交差する――

    本村さんに恋をして、どんどん植物の世界に分け入る藤丸青年。小さな生きものたちの姿に、人間の心の不思議もあふれ出し……風変りな理系の人々とお料理男子が紡ぐ、美味しくて温かな青春小説。
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    2024年12月10日
  • 愛なき世界(上)

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    植物の研究者と洋食店店員のお話

    植物の世界を「愛なき世界」と表現していて、ある意味で納得感があるけれども
    物語じたいはとても愛に溢れている
    恋愛ではなく様々な愛がね

    詳細な感想は下巻でまとめて

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    2024年12月09日
  • 仏果を得ず

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    「文楽」の読み方すらはっきりしなかった僕ですが、とても楽しく読めました。
    人生を懸けて芸を磨いているから、ふとした事が芸に活きる瞬間がありました。 恋でダメになる様も人間らしく良かったです。
    少し文楽に興味が湧きました。

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    2024年12月08日
  • 月魚

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    情景が浮かぶ文章の美しさに虜です。
    何度読んでも心の臓を掴まれるような、ぐっと惹き込まれるような。初見のごとく新鮮な読書体験ができる。
    古書を扱う職種(せどり)にスポットライトを当てるコアさも素敵。

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    2024年12月08日
  • ののはな通信

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    お互いを大切に思い合う関係性が人生を通して保たれていました。(途切れたり離れたりしたことがあったのにも関わらせず)切なくて愛おしい関係性だと思いました。こんなに誰かを愛し、愛することができるだけで人生はすばらしく豊かになるのだなと思いました。素敵な本に出会えてよかったです。

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    2024年12月03日
  • 白いへび眠る島

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    すごく好きな物語だった。
    夏休みの雰囲気や、幼馴染との絆、思い出。
    最初は登場人物や集落の設定が覚えられず、なかなか物語に入り込めないこともあったけど、後半どんどん引き込まれて、ページをめくる手が止まらなかった。
    この物語では、血の繋がりよりもよっぽど強い絆を結んだ人たちが登場するけど、きっとその絆は、死んでもなお切れることはないのだろう。「持念兄弟」の絆、ロマンがあって良い。
    何とも繋がらず、何にも縛られないことが自由ではない。帰る場所があり、そこで自分を待っていてくれる人がいるからこそ、自由に歩いて行ける。

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    2024年12月02日