三浦しをんのレビュー一覧
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言葉や辞書について向き合う作品であると同時に、「仕事にどう向き合うか」を考えさせられる作品だと思った。
この作品を通して、多様な仕事観に触れた。馬締や香具矢のように、熱中できる、夢中になる、打ち込めるものを仕事にする人もいれば、西岡のように、仕事は仕事と割り切り、「お金をもらえるなら嫌なこともやる」という現実的な価値観を持つ人もいる。
最近、私自身も友人たちと「仕事に何を求めるか」という話をする機会があり、その時間がとても印象に残っていた。だからこそ、この本を読んで、「人によって仕事への向き合い方は本当に違うんだ」と改めて感じたし、もっといろいろな人の価値観を聞いてみたいと思った。
ちなみに -
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ネタバレあまり続編は読まないタイプだけど、前作「まほろ駅前多田便利軒」が良すぎてすぐ本作を手にした。
すでにキャラに愛着が湧いていたので、前作よりさらに楽しめた。ちなみに脇役では、バスの間引き運転許すまじガチ勢の岡さんが好き。
行天の過去が思っていた以上に壮絶だったのには驚いた。多田が行天に近所の人から過去の話を聞いたと伝えたのは、一見非常識だけど、本当は相手のためだけを思う愛のある行動だと思った。嫌われたり、怒らせてしまうリスクを背負ってでもぶつかりにいく多田をみて2人の絆を感じた。
もう続編がないと思うと寂しいけど、大団円のいいラストだった。番外編がまだなので、いつか読んでみようと思う。 -
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辞書づくりが題材。出版社辞書編集部に引き抜かれた馬締を中心に、松本先生、編集者の荒木と共に十年以上の歳月をかけて辞書「大航海」をつくりあげる。
同じ下宿先で合った林香具矢。長文の恋文には不器用ながらも連ねられた熱い気持ちが込められている。香具矢側も料理人として見習いの姿から一人前になりお店を立ち上げるまでが描かれている。
恋愛模様がメインなのかと物語の展開から想像したけど、香具矢にそっと支えられながら編集に勤しむ、言葉の一つ一つの表現の仕方、意味合い、言葉を表現することの大切さがポイントになっている。
どれぐらい売れたか、反響がどうだったかなど結果や対価は主だって書かれていない。
ひとつ -
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知りたいと言う気持ちが愛
私たちは光を食べている
おもしろい!
研究なんてやったこともないし、植物についても詳しくない。
だから、研究内容について出てきた時、正直うわって思ったけど重すぎず訳でもなく理解できる。
からあげのくだり好きだな
愛溢れてるよ。
思うように結果が出なくて焦ったり、本当は知りたいって気持ちで研究していたのがいつの間にか論文のためってなるところ。分かるなあ。
岩間の恋愛と結婚を割り切れず嫉妬して八つ当たりしちゃうのも人間らしい。
松田の過去の経験から、川井にお節介妬いちゃうところ。なんて素敵なんだろう。私は涙が溢れたよ。
みんな、植物愛だけでなく、人間愛に溢れている。 -
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辞書。辞書かあー。あんまり興味ないかも。
と思ったが、せっかく勧めてもらったので読み進めた。
でもよく考えてみたら、データベースがない時代に、『あ』から順番に、ページ数も気にしながら言葉を解説していくのってマジで偉大かもと思い始め、興味が湧いてきた。なるほど、用例採集カードという仕組みがあるらしい。
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「感銘を受けつつ、ちょっと色っぽい言葉を引いてみたりもしたでしょう。」
笑。
読書してはこんなフレーズばかり頭に残るから、自分の変態さに呆れる…笑
でも、男の中で辞書と言えば、この話題は鉄板だ。
まだまだ心は思春期…
いや身体もかも。いまだにニキビで悩むし、いつも眠いし、めちゃくちゃ -
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ネタバレ短編集。
帯に恋愛ってかいてあったから、
甘すぎたら合わないなー嫌だなーって思ってたけど
苦いお茶みたいな感じでとってもすきだった。
らぶらぶ、ちゅっちゅ、なんていらないよね。
三浦さんの作品、風が強く吹いている、のイメージが強いから
私に合うかなーって不安だったんだけど
相性良くてびっくりした。
この短編の構成は素晴らしいね。
うん。お薬みたいで好きだな。
1番好きなのはペーパークラフト
言葉巧みに、罠が仕掛けられてて
読者もん?ってなるようなひっかかりがあるのがよかった。
引用ー
「熊谷さんの部屋の様子、ペーパークラフトやプラモデルがいっぱいあったって」
(熊谷は始めに自分の妻を -
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箱根駅伝という情報しかない中での読み始め。
オンボロアパートに住む10人で箱根を目指す。
ほとんどの住人は陸上未経験。ちょっと設定が無茶すぎて最初はちょっとひきましたが全員で練習を始めた所からは一気読み。久しぶりに無中になって読みました。
清瀬が主人公、走に『速さ』ではなく『強さ』を求めたのが凄く印象的。
そして走はそれに応える様に精神的に大人になっていく姿になっていくのは良かったですが、それ以上に一番遅い王子が最初、全然ダメだったのが予選会で吐きながら走りゴールする所は特に熱くなりました。
典型的な青春ドラマという感じでしたがとてもいい夢を見させてもらいました。