三浦しをんのレビュー一覧

  • 風が強く吹いている(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    襷を繋ぐごとに、それぞれの事情や思いが分かって、10人全員好きになってしまった。同じ目標に向かって一心に取り組んでいるんだけど、感じてること思ってることが違ってたんだ。
    特に、キングの「これが夢であってほしい、ずっとたゆたっていたい」という内容の言葉にはグッときた。"みんなで箱根駅伝を走る"ということに、そこまでの幸せを感じてくれてありがとう、とハイジに変わってお礼を言いたくなった。

    美しい描写が多くて、走ることがとても魅力的なものに感じた。走はハイジと一緒にこれからも走り続けるんだろうね。出会えて良かったね!

    0
    2026年05月20日
  • むかしのはなし

    Posted by ブクログ

    再読。
    読書を始めたばかりの高校生の頃に大好きすぎて何度も繰り返し読んだ思い出の一冊。
    十何年ぶりに読んでみたが色褪せることなく楽しむことができた。
    未来の自分にもまた読ませたい。

    0
    2026年05月19日
  • 舟を編む

    Posted by ブクログ

    言葉や辞書について向き合う作品であると同時に、「仕事にどう向き合うか」を考えさせられる作品だと思った。
    この作品を通して、多様な仕事観に触れた。馬締や香具矢のように、熱中できる、夢中になる、打ち込めるものを仕事にする人もいれば、西岡のように、仕事は仕事と割り切り、「お金をもらえるなら嫌なこともやる」という現実的な価値観を持つ人もいる。

    最近、私自身も友人たちと「仕事に何を求めるか」という話をする機会があり、その時間がとても印象に残っていた。だからこそ、この本を読んで、「人によって仕事への向き合い方は本当に違うんだ」と改めて感じたし、もっといろいろな人の価値観を聞いてみたいと思った。
    ちなみに

    0
    2026年05月19日
  • 舟を編む

    Posted by ブクログ

    たくさんの言葉を、可能なかぎり正確に集めることは、歪みの少ない鏡を手に入れることだ。

    この本の中で1番好きなフレーズです。
    自分の気持ちを他の人にぴったりそのまま伝えるためには正確なことば選びが必要で、その言葉たちを常に人は探し続けなければならないんだと改めて言葉の力強さと日本語の美しさを知ることが出来ました

    0
    2026年05月15日
  • 舟を編む

    Posted by ブクログ

    辞書がどう作られるかなんて、この本を読まなかったら考えることも無かったと思う。もっと色んな言葉を知りたいと思えた1冊。

    0
    2026年05月12日
  • 風が強く吹いている(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    本気で箱根駅伝を目指していく成長と絆に胸を打たれて、途中何度も泣きそうになった。
    襷を繋ぐという行為に宿る「一人のために全員がフォローし合って、全員のために一人が走る」という想いはかけがえのないものだった。

    0
    2026年05月09日
  • まほろ駅前狂騒曲

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    あまり続編は読まないタイプだけど、前作「まほろ駅前多田便利軒」が良すぎてすぐ本作を手にした。

    すでにキャラに愛着が湧いていたので、前作よりさらに楽しめた。ちなみに脇役では、バスの間引き運転許すまじガチ勢の岡さんが好き。



    行天の過去が思っていた以上に壮絶だったのには驚いた。多田が行天に近所の人から過去の話を聞いたと伝えたのは、一見非常識だけど、本当は相手のためだけを思う愛のある行動だと思った。嫌われたり、怒らせてしまうリスクを背負ってでもぶつかりにいく多田をみて2人の絆を感じた。

    もう続編がないと思うと寂しいけど、大団円のいいラストだった。番外編がまだなので、いつか読んでみようと思う。

    0
    2026年05月13日
  • きみはポラリス(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    様々な恋と愛を描いた短編小説集。同性愛、異性愛、禁断の恋、歳の差恋愛…。ハッピーエンドだったり切なかったり叶わなかったり色々な気持ちを味わえる。定期的に読み返したくなるし、この本は心の栄養剤としてずっと手元に置いておくと思う。
    学生の時に読んでからずっと大好き。この本を読んだ時の衝撃を覚えておきたい。

    0
    2026年05月07日
  • 風が強く吹いている(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    何回読んでも面白い
    5年ぶりくらいに読み直したが、文体がわかりやすくて子どもも読みやすい内容だと感じた
    今回はハイジのマネジメント力と、必要なのは強さというところに感動した
    藤岡はどこに行ってもエースになる精神力とタフネスを持っているし、ハイジは一線の企業で敏腕マネージャーになる。

    0
    2026年05月07日
  • 舟を編む

    Posted by ブクログ

    辞書づくりが題材。出版社辞書編集部に引き抜かれた馬締を中心に、松本先生、編集者の荒木と共に十年以上の歳月をかけて辞書「大航海」をつくりあげる。

    同じ下宿先で合った林香具矢。長文の恋文には不器用ながらも連ねられた熱い気持ちが込められている。香具矢側も料理人として見習いの姿から一人前になりお店を立ち上げるまでが描かれている。

    恋愛模様がメインなのかと物語の展開から想像したけど、香具矢にそっと支えられながら編集に勤しむ、言葉の一つ一つの表現の仕方、意味合い、言葉を表現することの大切さがポイントになっている。

    どれぐらい売れたか、反響がどうだったかなど結果や対価は主だって書かれていない。
    ひとつ

    0
    2026年05月06日
  • 愛なき世界(下)

    Posted by ブクログ

    知りたいと言う気持ちが愛
    私たちは光を食べている

    おもしろい!
    研究なんてやったこともないし、植物についても詳しくない。
    だから、研究内容について出てきた時、正直うわって思ったけど重すぎず訳でもなく理解できる。

    からあげのくだり好きだな
    愛溢れてるよ。

    思うように結果が出なくて焦ったり、本当は知りたいって気持ちで研究していたのがいつの間にか論文のためってなるところ。分かるなあ。
    岩間の恋愛と結婚を割り切れず嫉妬して八つ当たりしちゃうのも人間らしい。
    松田の過去の経験から、川井にお節介妬いちゃうところ。なんて素敵なんだろう。私は涙が溢れたよ。
    みんな、植物愛だけでなく、人間愛に溢れている。

    0
    2026年04月28日
  • 舟を編む

    Posted by ブクログ

    内容忘れちゃったけどとにかく「舟を編む」ってゆうタイトルにすごく感激した覚えがある。「物」は「本」は誰かの思いや知識がふんだんに篭ってて、でもそれを他者にも伝わるように、受け取られるように編んで編んで集めて整えた人がいるんだなぁと思った気がする。

    0
    2026年04月26日
  • 舟を編む

    Posted by ブクログ

    辞書。辞書かあー。あんまり興味ないかも。
    と思ったが、せっかく勧めてもらったので読み進めた。

    でもよく考えてみたら、データベースがない時代に、『あ』から順番に、ページ数も気にしながら言葉を解説していくのってマジで偉大かもと思い始め、興味が湧いてきた。なるほど、用例採集カードという仕組みがあるらしい。



    「感銘を受けつつ、ちょっと色っぽい言葉を引いてみたりもしたでしょう。」

    笑。

    読書してはこんなフレーズばかり頭に残るから、自分の変態さに呆れる…笑
    でも、男の中で辞書と言えば、この話題は鉄板だ。
    まだまだ心は思春期…
    いや身体もかも。いまだにニキビで悩むし、いつも眠いし、めちゃくちゃ

    0
    2026年04月26日
  • ののはな通信

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    心から人を愛した時間は、その人の人生を照らすのだと思いました。

    どんなことにも決して揺らぐことのない、深く運命的な、愛の物語でした。

    読む手が止まらず、一気読みでした。

    0
    2026年04月16日
  • 神去なあなあ夜話

    Posted by ブクログ

    以前読んだ『神去なあなあ日常』の後日譚
    主人公勇気くんの文章力が上がっているなぁと感じながら、神去村の昔話やヨキ、ミキさん、まさかの山根のおじさんの話など、前作では知ることのできなかった村の方々の一面や過去に触れ、実際に勇気くんは存在するのでは?
    と思ってしまうほど、一つずつの話が丁寧に書かれていた。
    私はお婆がまさかの文章力を持っていたことに笑ってしまいました。
    考えすぎず肩の力を抜いて読める小説だったように思います。

    0
    2026年04月16日
  • きみはポラリス(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    素敵な文章がありすぎる
    きみはポラリス、口に出して言いたい
    解説含めて最近で1番沁みた短編集だった
    (猫好きのあなたは「春太の毎日」読んだら泣く)

    1
    2026年04月13日
  • きみはポラリス(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    短編集。
    帯に恋愛ってかいてあったから、
    甘すぎたら合わないなー嫌だなーって思ってたけど
    苦いお茶みたいな感じでとってもすきだった。
    らぶらぶ、ちゅっちゅ、なんていらないよね。

    三浦さんの作品、風が強く吹いている、のイメージが強いから

    私に合うかなーって不安だったんだけど

    相性良くてびっくりした。
    この短編の構成は素晴らしいね。
    うん。お薬みたいで好きだな。

    1番好きなのはペーパークラフト
    言葉巧みに、罠が仕掛けられてて
    読者もん?ってなるようなひっかかりがあるのがよかった。
    引用ー
    「熊谷さんの部屋の様子、ペーパークラフトやプラモデルがいっぱいあったって」

    (熊谷は始めに自分の妻を

    0
    2026年04月13日
  • 風が強く吹いている(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    箱根駅伝という情報しかない中での読み始め。
    オンボロアパートに住む10人で箱根を目指す。
    ほとんどの住人は陸上未経験。ちょっと設定が無茶すぎて最初はちょっとひきましたが全員で練習を始めた所からは一気読み。久しぶりに無中になって読みました。

    清瀬が主人公、走に『速さ』ではなく『強さ』を求めたのが凄く印象的。
    そして走はそれに応える様に精神的に大人になっていく姿になっていくのは良かったですが、それ以上に一番遅い王子が最初、全然ダメだったのが予選会で吐きながら走りゴールする所は特に熱くなりました。

    典型的な青春ドラマという感じでしたがとてもいい夢を見させてもらいました。







    0
    2026年04月12日
  • 愛なき世界(下)

    Posted by ブクログ

    その情熱を、知りたいって気持ちを、「愛」って言うんじゃないんすか?
    植物は愛なき世界だと思ってたけど、愛を持って調べられることで愛ある世界で生きるんだなって

    0
    2026年04月11日
  • 墨のゆらめき

    Posted by ブクログ

    Audibleにて拝聴。面白すぎて、終わってほしくないと思いながらも、ほぼ一気に聴いてしまった。
    性格も育った環境も異なる2人が、お互いを少しずつ理解していくストーリーが美しい。私の頭の中では、チカと遠田の物語がまだ続いていて、むしろここからが本番な気もする、、!
    しをんさんと櫻井さんのタッグ、また聴きたいです!

    0
    2026年04月08日