三浦しをんのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ短編集。
帯に恋愛ってかいてあったから、
甘すぎたら合わないなー嫌だなーって思ってたけど
苦いお茶みたいな感じでとってもすきだった。
らぶらぶ、ちゅっちゅ、なんていらないよね。
三浦さんの作品、風が強く吹いている、のイメージが強いから
私に合うかなーって不安だったんだけど
相性良くてびっくりした。
この短編の構成は素晴らしいね。
うん。お薬みたいで好きだな。
1番好きなのはペーパークラフト
言葉巧みに、罠が仕掛けられてて
読者もん?ってなるようなひっかかりがあるのがよかった。
引用ー
「熊谷さんの部屋の様子、ペーパークラフトやプラモデルがいっぱいあったって」
(熊谷は始めに自分の妻を -
Posted by ブクログ
箱根駅伝という情報しかない中での読み始め。
オンボロアパートに住む10人で箱根を目指す。
ほとんどの住人は陸上未経験。ちょっと設定が無茶すぎて最初はちょっとひきましたが全員で練習を始めた所からは一気読み。久しぶりに無中になって読みました。
清瀬が主人公、走に『速さ』ではなく『強さ』を求めたのが凄く印象的。
そして走はそれに応える様に精神的に大人になっていく姿になっていくのは良かったですが、それ以上に一番遅い王子が最初、全然ダメだったのが予選会で吐きながら走りゴールする所は特に熱くなりました。
典型的な青春ドラマという感じでしたがとてもいい夢を見させてもらいました。
-
Posted by ブクログ
ネタバレ三浦しをん先生のエッセイは本当に面白いなと爆笑しながら読んだ。
移動中の電車の中で読んだものだから、笑いをこらえるのにどれほど苦労したことか。
一応小説の書き方についての内容だったはずが、今思い出せるのがハイローの話ばかりなのだが、はて。
一人称・三人称の小説の特徴と違いや書き方、プロットのこと、短編・長編のことから、ここをこうすればもっといい感じになるというアドバイスまで、内容はしっかり実践的ではあるのだが、いかんせん語り口調がコミカルなものだから、真面目さがちっとも感じられないという不思議。
いや、本当にいい内容なんですよ。
二十五章分もあるのに、指南書よりよほどさくさく読める。
堅苦し -
Posted by ブクログ
便利屋とはどんな仕事でもするということ。
要するに「何でも屋」なので、小説にとっては設定が容易で都合がいい。
自由にストーリー展開できる環境を整えて、自由気ままに語るのが三浦しをんさんだ。
これは面白いに決まっている。
犬の散歩、塾の送迎、荷物の片づけ、恋人役、家出の手伝い、など仕事内容はざっくばらん。
読み進めていくうちに、親子関係(血縁関係)や家庭環境が一つのテーマであることがわかる。
「便利軒」の二人、多田と行天も親子関係に問題を抱えていたし、仕事に関係して登場する人たちもそうだった。
三浦しをんさんらしく、コメディタッチで書かれているが、実はシリアスな内容だったりする。
あと、行 -
Posted by ブクログ
ホテルマンとそのホテルの筆耕士として登録された書道家との物語です。
全く見ず知らずだった2人が知り合い、実直なホテルマンが自由奔放な書道家に振り回されながらも、少しずつ関係を深めていく過程に、「三浦しをん」さんのコミカルな文章も相まって、すっかり引き込まれてしまいました。
『舟を編む』もそうだったけれど、「三浦しをん」さんの紡ぎ出す文章そして作品はとても読みやすく、何だか優しさが伝わってきて、登場人物は皆んな人間的にも魅力的です。普段ほとんど関わることのない特殊な仕事をしている人たちなのに、こんなに彼らに親しみを感じるのは、間違いなく「三浦しをん」さんの文筆力に負うところが大きいので -
Posted by ブクログ
この本、とってもおもしろかった〜♪三浦しをんさんの文章ってこんなに読みやすいんだなぁ、というのが率直な感想。
ところで、特に今、小説を書いているわけではない。小説といえば、中学生の頃に、ルーズリーフ250枚の長編やら、30枚の短編やらをちょこちょこ書いていた私。いわゆる黒歴史というやつである。
惜しむらくは、これを18で家を出るときに、親に見つかったら恥ずかしすぎるという理由で、全て処分したこと。内容はともあれ、バインダーにぎちぎちになるほどに膨大な文章を生み出したのだ、保存しておいてもよかったというものだ。
そんな私が、なんとなく惹かれてこの本を読み始めたのだが…途中で気がつく。私、三浦