三浦しをんのレビュー一覧
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ネタバレ普段、私は甘ったるい恋愛小説をあまり手に取らない。どこか現実味がなくて、冷めた目で見てしまうから。
けれど、三浦しをんさんの『きみはポラリス』は、ページをめくる手が止まらず、一気にその世界へ吸い込まれてしまった。
ここに描かれているのは、私が想像していた「普通の恋愛」とは全く違う、誰かを激しく熱烈に想う気持ちもあれば、一見すると恋とは呼べないような、いびつで、でも切実な関係もある。綺麗事だけじゃない、人間の泥臭くて愛おしい感情が詰まっていて、「愛にはこんなにたくさんの形があるんだ」と圧倒されてしまった。
私が好きな話は冬の一等星。幼い頃の恋が、愛となって彼女を守り、導いている。すごく素敵だ -
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再読。初めて読んだ時にスポ根大好きな私にブッ刺さる作品でめちゃくちゃ面白かったという記憶がありましたが、改めて読んでも小説なのにこんなに泣けて興奮できる作品ってなかなかないと再認識しました。努力神話について考えさせられる部分もこの作品が好きな理由かもしれません。私自身もクラシックバレエに真剣に取り組んでいた時期があり、身体的条件に恵まれずバレエからは離れてしまいましたが、片思いでも大好きと思える物事に出会えたのは幸せな経験だったなと自分の過去を肯定してもらった気持ちになりました。
走が仲間を得て、居場所を得て、走ることと向き合っていく様はもちろん、個人的にはハイジさんの最後の走りと陸上への執念 -
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学生時代に駅伝部に属していたため、より駅伝を走ることや、走ることそのものへの感情、身体感覚に共感でき、深く入り込んで感情を揺さぶられた。何度も何度も涙が出る場面があった。
個性豊かな10人のメンバーそれぞれにフォーカスが当てられ、同じ箱根駅伝を走るメンバーであっても、一人一人背景や感情が全く異なる10人の物語を知ることができおもしろかった。箱根駅伝を扱っているため必ずレース展開がある物語ということもあり、全く飽きることなくどんどん先を読みたくて仕方なくて、夢中で読み進めた。走りたくなって、久しぶりにランニングシューズを取り出して走った。なんという高揚感、充足感、爽快感。その中にある人間らしさ。 -
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ネタバレあまり続編は読まないタイプだけど、前作「まほろ駅前多田便利軒」が良すぎてすぐ本作を手にした。
すでにキャラに愛着が湧いていたので、前作よりさらに楽しめた。ちなみに脇役では、バスの間引き運転許すまじガチ勢の岡さんが好き。
行天の過去が思っていた以上に壮絶だったのには驚いた。多田が行天に近所の人から過去の話を聞いたと伝えたのは、一見非常識だけど、本当は相手のためだけを思う愛のある行動だと思った。嫌われたり、怒らせてしまうリスクを背負ってでもぶつかりにいく多田をみて2人の絆を感じた。
もう続編がないと思うと寂しいけど、大団円のいいラストだった。番外編がまだなので、いつか読んでみようと思う。 -
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知りたいと言う気持ちが愛
私たちは光を食べている
おもしろい!
研究なんてやったこともないし、植物についても詳しくない。
だから、研究内容について出てきた時、正直うわって思ったけど重すぎず訳でもなく理解できる。
からあげのくだり好きだな
愛溢れてるよ。
思うように結果が出なくて焦ったり、本当は知りたいって気持ちで研究していたのがいつの間にか論文のためってなるところ。分かるなあ。
岩間の恋愛と結婚を割り切れず嫉妬して八つ当たりしちゃうのも人間らしい。
松田の過去の経験から、川井にお節介妬いちゃうところ。なんて素敵なんだろう。私は涙が溢れたよ。
みんな、植物愛だけでなく、人間愛に溢れている。 -
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ネタバレ短編集。
帯に恋愛ってかいてあったから、
甘すぎたら合わないなー嫌だなーって思ってたけど
苦いお茶みたいな感じでとってもすきだった。
らぶらぶ、ちゅっちゅ、なんていらないよね。
三浦さんの作品、風が強く吹いている、のイメージが強いから
私に合うかなーって不安だったんだけど
相性良くてびっくりした。
この短編の構成は素晴らしいね。
うん。お薬みたいで好きだな。
1番好きなのはペーパークラフト
言葉巧みに、罠が仕掛けられてて
読者もん?ってなるようなひっかかりがあるのがよかった。
引用ー
「熊谷さんの部屋の様子、ペーパークラフトやプラモデルがいっぱいあったって」
(熊谷は始めに自分の妻を