三浦しをんのレビュー一覧

  • 風が強く吹いている(新潮文庫)

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    箱根駅伝、ちゃんと見たことなかったけど、この本読んで絶対見ようと思った。10人で繋ぐのがいいな。
    選手の練習状況、走行中の心理状態とか、駆け抜ける躍動感がすごくリアルに描かれていて、丁寧に取材されたんだなぁと感心した。
    時々涙しながら、選手と一緒に走っている気持ちになって、特に後半ページをめくるのが止まらなかった。

    「陸上を通して感じてほしいことは、速くなることじゃない、大事なのは強くなることだ。」
    息子の陸上部の顧問の先生が入部の時と、卒部式のときに話してくれたこと。
    この本にも清瀬さんが同じことを話してた。自分自身も初心者ランナーとして日々走ってみると、なんかわかるような気がしてきた。「

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    2026年01月10日
  • 風が強く吹いている(新潮文庫)

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    恥ずかしながら本書を読むまで駅伝やマラソンに興味がなかった。テレビで駅伝中継が流れてもただ走っているだけでつまらない、とすぐチャンネル変えてしまったり、家の近くでマラソン大会が行われていても邪魔だなぁとしか思っていなかった。
    しかし本書を読んで、その考えは一転した。
    ただ走ってるだけとは、なんとも浅はかな考えだったと思い知らされた。長距離という競技は自身の持つ体力やスピードをいかに使い切るかが問われる。1秒でも早くゴールに辿り着くために、ペース配分を秒単位で調整し、どこで勝負をかけるか考え続けながら戦う過酷なレースである。そして走っている時は一人だがゴールでは仲間が信じて待っていてくれる。みん

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    2026年01月10日
  • 天国旅行

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    なんとも、表し難い気持ちである。全てが「死」を取り入れた短編であり、なんとも言えない感情であった。全てが極端に悲しいものとも言えないが、あたたかい気持ちになったり感動したりはしなかった。生物は皆、死ぬ。だからこそ、自分の気持ちも複雑で、読んだ後も様々な考えや感情が渦巻いているのかもしれない。

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    2026年01月08日
  • 風が強く吹いている(新潮文庫)

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    スポーツで青春を描いた王道の小説と言いたくない、なんとまあ出てくる登場人物が素敵で美しくて眩しい物語!!最高に好きな一冊を見つけました。仲間って素晴らしい、その一言で片付けたくないくらい、駅伝の理想と美しさと時に残酷さが詰まっていると一冊だと思います。

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    2026年01月08日
  • 風が強く吹いている(新潮文庫)

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    この本を読んで箱根駅伝を観たくなりました。読み終わり、来年の箱根駅伝は観て応援しました。この本のおかげで、箱根駅伝が観るのが楽しく応援できました。
    読み返す所は何故箱根駅伝に出たいのかを知れる所です。理由は様々あり皆が一丸となり箱根駅伝を目指す所は感動しました。

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    2026年01月07日
  • 風が強く吹いている(新潮文庫)

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    年始の箱根駅伝をより楽しく観れるかと思い本書を読み始めたが箱根駅伝が終わるまでに読みきれず笑
    結果として15年程前に出版された本書と現在の箱根駅伝の記録等を見比べられて面白くもあったが。

    常連の強豪校ではなくほとんど初心者で構成されたチームを題材にしてるため箱根駅伝に詳しくない人でも楽しく読める。
    仲間と全力で打ち込むことの素晴らしさを感じられる感動作。

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    2026年01月07日
  • 風が強く吹いている(新潮文庫)

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    自分がジョギングを始めてから、走る人の気持ちを知りたくなって手に取った
    駅伝も好きだし、個性的な大学生のワチャワチャとした雰囲気も好きで、好きがたくさん詰まった本だった
    そんな彼らが繰り出す、心身研ぎ澄まされたレースは最初から最後まで胸が打たれる 読み終わるのをしぶるくらい、ドキドキしながら涙しながら大切に読んだ1冊

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    2026年01月05日
  • 風が強く吹いている(新潮文庫)

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    ネタバレ

    丁度箱根駅伝が行われる時期になったので読みました。三浦しをんの中で描かれる頑張っている人たちは気持ちよく応援したくなる人がたくさんいます。今作も全員応援したくなりました。特に神童が山登り区間でふらふらになりながらもゴールした時には涙があふれていました。たった10人しかいないけど大手町から芦ノ湖に行き、そこから大手町まで襷をつないだ竹青荘の住民たちには最大限の拍手を送りましょう!

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    2026年01月05日
  • 月魚

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    文章、表現がとても綺麗。繊細な日本語の単語、表現を使いこなしていてすごい。
    ストーリーは現代っぽくないところだが、引き込まれる。

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    2026年01月04日
  • 愛なき世界(下)

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    松田先生素敵。印象を良くするために選んだのがアロハシャツって所も良いし、ちょっと不器用な感じがまたかわいらしく見える。
    愛なき世界とは思えないくらい、取り組む人にもその周りにも愛があった。彼らの少し先の人生が知りたい。

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    2026年01月04日
  • まほろ駅前多田便利軒

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    小中学生以来に読んだ。
    何年経っても面白い本は面白いし、感動する。
    有り体に言えば人生観が変わった本で、だからこそうまく言葉にできないけど、出会えて良かったなと思わせてくれる内容。

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    2026年01月03日
  • 風が強く吹いている(新潮文庫)

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    「そんなに急いで行きたきゃ、ロマンスカーにでも乗って行け。」

    かなり昔に読んだ本だが、10年近く経った今でも印象に残っている台詞。
    軽い冗談のようでいて、実はこの物語の核心を突いていると思う。

    箱根駅伝は速さを競う競技だが、著者は「速さ」そのものを価値として描いてはいない。多分。問われているのは、なぜ走るのか、誰と走るのか、どこまで行きたいのかという点で、これは人生やビジネスも一緒だと感じる。

    ロマンスカーは、速く、楽で、確実に箱根に着く。だからこの言葉は「急ぐこと自体を目的化してないか?」という問いではないか。
    最短で成果を出す方法、効率よく評価されるルート、正解らしきフレームワークは

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    2025年12月30日
  • きみはポラリス(新潮文庫)

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    なんとも、様々でたくさんの「恋愛」「恋心」の形があるものなんだなぁと感じる。それは一言で表せるものもあるし、言葉では表し難いものもたくさんある。そして、恋愛にはやはり、性的行動、思考がもれなくついてくる。私個人的には苦手だったが、純粋さや優しさ、愛の重なりを感じ、読むことができてよかったと思った。恋愛とは、実に難しいものである…

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    2025年12月30日
  • 『罪と罰』を読まない

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    まず作家や翻訳家の皆さまが、私と同じく『罪と罰』を読んだことがなかったり、ロシア人の名前が覚えられない。という共通点に安心(笑)

    しかし作家さんの想像力は、凡人ではない。
    どこで殺すのが物語として盛り上がるか、この人物はこういう人なのでは、という想像力が半端ない!

    最終的に全員がちゃんと読み、また集まることになりました。

    読んだ後の読書会は、皆さまさすがの感想で、それぞれ本に貼ったふせんやメモを、全部見せてください!と思いました。

    『罪と罰』は長編で、この遅読の私はどれくらいで読めるのか、と思いましたが、やっぱり読みたくなりました。

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    2025年12月28日
  • ゆびさきに魔法

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    やっぱり三浦しをんさんの文章はいいなー、好きだなー。三浦しをんさんのお仕事系の話あいかわらずめっちゃいいわー。

    悪い人が誰も出てこない。
    それぞれキャラが良い味出してる。
    ドラマ化できそう。
    続編出してほしい。

    隣の芝生は青いからの青い鳥がよかった。
    ないものねだり、でも諦めるわけではなくて、自分にできることをやる。これが人生の真理なのかもしれない。

    ネイルしないけど、ネイルやってもらいたくなっちゃったなー。かわいいネイルで自己肯定感アゲアケにしたいよー!

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    2025年12月25日
  • 墨のゆらめき

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    ネタバレ

    久々の三浦しをんさん。やっぱり面白い。
    書家の遠田薫。筆耕を依頼してくる実直なホテルマンの続力を振り回すw
    振り回しぶりが、どっかの便利屋さんみたいだw
    遠田家の猫、カネコ氏も、なんともいい味をだしていて好き。
    遠田の書道教室の子供たちもかわいい。
    代筆を頼んでくる依頼人たち、そんな大事な手紙だったら、なおのこと自分で書けよ、とは思った。ま、大事だから自分ではなんともできないんだあーーー、っていうのもわからんでもないがw
    終盤、あの老人が出て来て、あんな単語が出てくるから、やばい気がしてたんだよね。でも、うん、ああなってよかった。

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    2025年12月24日
  • 政と源

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    下町育ちの幼馴染の老人2人が、なんとも言えない心地よさを生み出しています。
    2人のキャラや、2人を取り囲む人々のキャラが絶妙で、あっという間に読み終わってしまいました。

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    2025年12月24日
  • 『罪と罰』を読まない

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     隅から隅まで面白かった。「“読む”は読む前から始まっている」という考えは、私もぼんやりと思っていたことではあるが、この四人のおかげで私の罪と罰読書も、読んでないけど始まったぞ!と感じた。
     四人の自由で対等な雰囲気がまたとても良かった。罪と罰を読んでない者同士で話すという企画なんだから対等なのは当然だが、誰かの持っていた文学や歴史の知識がヒントになるときも、ガイド役の学者先生的な人の授ける解説を拝聴するみたいな空気は一切なく、プロ作家としての作劇的勘で何かを言い当てようとするときも、「ここできっと二人の対話が八十ページ続くんですよ」とか「結婚式で繰り広げられる七日七晩にわたるロシアの宴の描写

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    2025年12月24日
  • 墨のゆらめき

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    さらりとしたライトな読み味で読みやすかった。
    真面目なホテルマンと書道家が書や代筆を通じてだんだん打ち解けていく話なのだが、壁があるようでない2人の会話のテンポが心地よい。

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    2025年12月23日
  • 神去なあなあ夜話

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    主人公・平野勇気が前作で両親に騙されて神去に来てから一年、自然と林業を愛する青年となった彼の神去での後日譚。

    神去村での日常やちょっとした事件、前作で恋した直紀とのその後など、雰囲気は変わらず、気になっていたことはしっかりと回収してくれて楽しめた。

    清一、ヨキの過去、つまり神去村に何があったのかは衝撃的だったし、神去村の住民の死生観なんかは興味深かった。勇気よかったね。

    ほんと三浦しをんさんの作品は読ませるのが上手だなぁ。

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    2025年12月21日