三浦しをんのレビュー一覧

  • 風が強く吹いている(新潮文庫)

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    個性豊かな10人のメンバー。
    人物描写が丁寧なので、まるでそこにいるかのようにそれぞれの人物像が浮かび上がる。
    最初はてんでバラバラだが、やがてひとつの目標に向かって団結していく様は、とても爽快で温かい。
    ボリューミーだけど捲る手が止まらない。
    辛い時や苦しい時、またそうでない時でも何度も読み返したくなる本。

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    2025年11月12日
  • 風が強く吹いている(新潮文庫)

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    とても読みやすくて、面白かった!箱根駅伝は予選会に出られるだけでもすごいことがわかった。またいつか再読したいと思った一冊。

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    2025年11月09日
  • きみはポラリス(新潮文庫)

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    普段読まないジャンルを読んでみようと思い手に取ったが,想像していたよりも面白かった。暖かくポカポカする話から少し切ない話まで幅広くある。他の作品も読みたくなった。

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    2025年11月04日
  • まほろ駅前多田便利軒

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    2025.11.4
    多田便利軒、東京郊外で、便利屋を営む中年男多田と、そこへころがりこんできた元同級生の行天の二人を主役にした物語。便利屋の元に舞い込んでくる仕事は、犬の飼い主探しだったり、小学生の通塾の迎えだったり、恋人のふりだったり。ところが、決まってヤクザがらみなどの厄介事に巻き込まれて、綱渡りをする羽目になる。便利屋というより、巷の事件をなんでも引き受ける私立探偵のノリに近いものがある。

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    2025年11月04日
  • ゆびさきに魔法

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    キラキラしてて、ネイルに行きたくなりました。
    ほんとらアートだよね。
    ちょっと高くても、遠くても、わざわざ通ってネイルをしてもらったネイリストの方を思い出します。
    派手な仕事に見られるけど、堅実なんだなと知ることが出来た。

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    2025年11月03日
  • 神去なあなあ夜話

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    神去なあなあ日常を読み終えて数年…
    その間に映画WOOD JOBも鑑賞した。
    が、やはり原作本が面白い‼︎
    三重県の山間部で林業をする主人公が前作からまた一歩地元住民の中に入りこめたお話であった。
    私自身が三重県出身ということもあり、馴染みのある地名がたくさん出てくることも引き込まれる要因の一つだと思う。

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    2025年10月30日
  • ゆびさきに魔法

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    ネタバレ

    独身、中堅ネイリストの奮闘。

    ビジネスパートナー・星野と袂を分かち、独立してネイルサロンを経営する30代半ばの月島美佐。

    実直でまじめな性格な月島が、自由奔放でセンスある若手ネイリスト・大沢星絵を雇うことになり、仕事もプライベートも充実していく。

    長年、技術力の差に羨望を抱いていた星野のもとに、大沢を武者修行に行かせたことで、自分を認めることができるようになる月島は、さらに仕事に励む。


    ネイルに対する偏見が払拭される、とてもいいお仕事小説。

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    2025年10月30日
  • 神去なあなあ夜話

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    「なあなあ日常」の続編

    高校を卒業と同時に三重県の山奥に放り込まれた平野勇気
    いつの間にか村や仲間が大好きになり・・・
    恋の行方は??

    100年前の人たちが手入れした山を
    100年後の事を考えて世話をする。
    長い長いスパンの日々が「なあなあ」なんだろうなぁ

    こんな暮らしもいいな(絶対できないけど)

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    2025年10月26日
  • 風が強く吹いている(新潮文庫)

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    かなり良かった
    今回は、走るようになってから読み返したので、キロ◯分ってのがどれぐらいか分かるのは良かった
    あと、忘れていたけど一人一人が走る時は一人一人にフォーカスしていたんだなと思った

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    2025年10月24日
  • 風が強く吹いている(新潮文庫)

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    三浦しをんさんの本は好きなのに、分厚いからという理由で読んでなかったため、夏のフェア 新潮文庫の100冊の栞欲しさに購入しました。
    読後、なぜもっと早く読まなかったのかという気持ちになりました。純粋にとてもよかった。おもしろかったです。私のような理由で読んでない方には早急にお勧めしたいです。
    この本で直木賞か本屋大賞をとったに違いないと勝手に思って調べましたが、受賞作品は違っておりました。

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    2025年10月20日
  • 木暮荘物語

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    肩肘張らず面白かった。何かしら悩みを抱えながら、それを共有すると意外となんとかなるもので。みんなで生きてる。

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    2025年10月19日
  • 月魚

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    共依存関係のBLやブロマンスが好きな方なら刺さると思います。
    古書に愛され古書を愛する二人の男の話です。
    ある事件をきっかけに、少年時代に罪悪感という糸にがんじがらめにされたまま成長して共依存関係のようになってしまった二人が過去を精算する物語。

    この二人の関係は明言されません。二人とも名前を知るのを怖がっている、なのに互いの存在を求め続けている。
    そういう感じで進んでいきます。
    しかしそういう名前のつけられない関係って素敵だなと思うのです。
    ものすごくBL!という感じではありませんが、ずっと匂わせてくるので、絶妙なニュアンスが好きな私にはかなり刺さりました。

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    2025年10月18日
  • ぐるぐる♡博物館

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    博物館好きにはたまらない。メジャーな所から「そんな博物館あったのね」というところまで、三浦しをんさんが巡ります。
    どんなテーマの博物館であれ「伝えたい・残したい」という想いでつくられ、存在していて
    その熱量でさらに魅力が増してる感じがします。
    三浦さんの振り切ったリスペクトっぷりも楽しい。
    私もいろいろ行きたいんだよな〜

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    2025年10月16日
  • 神去なあなあ夜話

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    ほんわかとドキドキがほどよくブレンドされた田舎のストーリー!
    自分も田舎出身なのであーわかるーと共感できる部分があったり。
    日常編からファンになりましたが、今回も面白く一気読みしました。勇気がみんなに馴染んで、いろんな過去を知りながら成長していく姿には元気をもらえました。直紀さんとのやりとりを村人みんなが暖かく積極的に見守っているのが面白い。
    ぜひこの続編も読みたい!

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    2025年10月11日
  • まほろ駅前狂騒曲

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    もうこのシリーズの続きが読めないなんて…
    悲しい
    行天も多田さんもはるちゃんも由良公も登場人物みんな好きでこのあとのみんなのこれからをずっと読んでいたくなるシリーズでした。
    まほろ駅のおそらくモデルの地は自分も思い入れのある地なので情景が浮かんでくるのも好きだ。

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    2025年10月06日
  • 風が強く吹いている(新潮文庫)

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    宣言します!私は来春の箱根駅伝を観ます!(あわよくば沿道で応援したい)

    寛政大学の男子学生が住む竹青荘という家賃激安ボロアパートを舞台に、突然大学4年生の清瀬を筆頭に箱根駅伝を目指す物語。
    私があまりスポーツをやってこなかった人間なので、今までスポ根小説を読んでもどこか他人事のように感じてたけど、この物語は陸上未経験のメンバーもいる中で話が進んでいくから、めちゃくちゃ共感しながら読めた。

    今まで、箱根駅伝の面白さが全くわからなかったけど、「駅伝は団体競技にして、個人競技」という言葉を見て、一気に見え方が変わった。確かに、、走る時は孤独だけど、でも自分がここで走るのをやめたら、チームとして失

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    2025年10月05日
  • 菅原伝授手習鑑

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    何度も観ていた「菅原伝授手習鑑」を読み解いてもらい
    初めて発見すること多し
    勉強になりました
    著者は文楽に造詣が深く 本筋を理解しての訳本ですので信頼できます
    改めて歌舞伎の舞台を観劇
    今回新しい角度から観る事が出来たのは収穫でした
    道真公の生涯に目が行きがちですが
    三つ子誕生の神秘を強く感じ
    全編通して感動が深くなりました

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    2025年10月03日
  • 好きになってしまいました。

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    クスッと笑えてほろっとさせられた。
    エッセイを久しぶりに読んだけれど
    やっぱり面白い。
      

    ただ、ヒヨドリのヒナのお話は
    とても気持ちが揺れた。
    小さなヒナが頑張って生きようとしていた。
    助けることが出来なかった時の
    なんとも言えない無力感たるや。。。


    笑えるだけじゃない。
    切ない気持ちにもなり
    それでもなんてこと無い日常を
    愛おしんで生きておられる
    作者 しをんさんの
    好きなものや 日常を
    覗いてみたくなった。

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    2025年10月02日
  • 新装版 三四郎はそれから門を出た

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    愛はいつか朧げに霧散していく。残るのはただ、愛という言葉ではくくることのできない、曖昧な感情のみだ。

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    2025年10月01日
  • 風が強く吹いている(新潮文庫)

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    まさに疾走青春物語。読み終わった後の満足感が高い作品でした。まるで自分もランナーの1人になったかのような気持ちで物語に入り込んでしまう。個性豊かな10人が襷を繋いで箱根駅伝を走る姿に心打たれる。

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    2025年09月26日