三浦しをんのレビュー一覧

  • 神去なあなあ日常

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    ネタバレ

    私は今までほぼ漫画しか読んでこなくて、最近小説にハマった人間なため、漫画の銀の匙の林業バージョンみたいな話だ!と思って読み始めました。
    読み終わった後、今までと山の見え方が変わりました。木は自然にただ勝手に生えているものとばかり思っていた、いや、考えてすらいなかった。それがこのように手を加える方たちがいて成り立っていたなんて…ところどころ想像しきれない林業用語はYouTubeでも調べたりしながら読みました。
    今まで考えたこともない世界に触れて、考えるきっかけになり、また伸び伸びした神去村の面々の同行に触れ心温まる気持ちにもなりました。
    読書でこそできる体験だなと思わせてくれました。

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    2025年12月07日
  • まほろ駅前狂騒曲

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    まほろ二作を再読して、狂騒曲を最近購入した
    (ずっと買わずにいたのはなぜだろう)
    買って正解だった、読んで良かった(涙)

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    2025年12月19日
  • 愛なき世界(下)

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    上巻ののどかでほのぼのとした感じから一変、下巻は少し不穏な雰囲気。
    研究室で持ち上がるいくつかの問題に向き合うメンバーたち、そこに大きく関わるのが、のほほーんと入ってくる藤丸の存在。
    門外漢の何気ない言動に気付かされるってあるあるですが、藤丸のこのキャラクターが効いてきます。
    誰のことも一旦受け入れて咀嚼してみる、だから慮れる。もう藤丸は愛じゃん、と思ったり。
    あとは松田先生ね、上巻から気になってましたがまさかそんな。松田先生いいよなぁ。
    世紀の大発見も日々の地味な作業の積み重ねの結果で、これはいろんな研究室で今も進行中なんだよなぁ。
    料理の世界だってなんだって、真摯に誠実に向き合うってのはそ

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    2025年11月29日
  • 月魚

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    最初の数ページほどで別世界に誘われるような細かで美しい描写にため息。
    私はこれから特別な物語に出会うのだと予感した。
    彼らを繋げるものは罪悪感ではなく、きっと...
    2人が纏う空気感で物語るというか曖昧に描いているからこそこちらの想像が掻き立てられる。だからこそ、この関係を言葉で表すのはなんだか勿体ない。
    夏の匂いを感じる学生時代の話も良い...

    感想書けるかなぁ〜と思ってたけど、するする言葉がでてきた。ブロマンスという言葉すら知らなかった私ですが、2人の関係性にとても惹かれた。

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    2025年11月27日
  • わたしの名店

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    これはいいものを読ませていただきました!
    読んでいて幸せになれる本。

    やっぱりおいしい食べ物にまつわるエッセイが大好き。
    28人の著名人が実在する名店の思い入れのあるメニューを紹介してくれていて、すべての作品からその食べ物への愛が感じられて最高でした。

    初めて読む作家さんも何名かいらっしゃって、この方の文章好きだな、他の作品も読みたいなと思える作家さんに出会えるのがアンソロジーの好きなところです。

    同じくポプラ文庫さんから出版されている
    『3時のおやつ』も読みたくなりました!

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    2025年11月23日
  • のっけから失礼します

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    「わかる!!」「気になる!!」が沢山のエッセイ集。
    あとがきを読み終わるのが寂しかった。
    お気に入りは「善人の正体」と「うちのぼうや」。

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    2025年11月21日
  • あの家に暮らす四人の女

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    ネタバレ

    現代の孤独地獄を生きるには、こういう本が必要
    一人称の二段構えでの仕掛けには驚き
    ものすごく「細雪」が読みたくなった

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    2025年11月17日
  • 神去なあなあ日常

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    ネタバレ

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    ## 感想

    仕事で林業従事者の方と接することもあり、本書が丹念な調査の上に書かれていることがよく分かった。

    本書に登場する神去村はフィクションだが、こうした過疎地の山村は日本中にあり、同じような状況にある。

    こと林業に関して言えば、本当にこの本にあるような感じで、高齢者ばかりになっている。

    また、「儲からない」「人がいない」「家が建たない」などなど、業界は傾いていくばかり。

    補助金がないと成立しない自治体もあるほどだ。

    そんな状況を思い、仕事で解決の一助になればと私は日々取り組んでいるつもりだが、この本も、「林業エンタメ小説」と銘打たれてはいるものの、同じような想いを感じ

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    2025年11月17日
  • 泥酔懺悔

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    小学校から大学まで同じだった友人に勧められて読んだ。
    語彙力なくて上手く感想言えないけど、個人的に中島たい子さんのが好きだった。
    もともとほぼ飲めなかったから下戸の気持ちもわかるし、世間的なお酒の立ち位置とか共感だったし、記憶なくす友達と重ね合わせて見てしまった。
    勧めてくれた友人はいつも私に新しい感性や向上心を与えてくれる。またおすすめを聞きたい。

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    2025年11月14日
  • 神去なあなあ夜話

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    神去なあなあ日常を読み終えて数年…
    その間に映画WOOD JOBも鑑賞した。
    が、やはり原作本が面白い‼︎
    三重県の山間部で林業をする主人公が前作からまた一歩地元住民の中に入りこめたお話であった。
    私自身が三重県出身ということもあり、馴染みのある地名がたくさん出てくることも引き込まれる要因の一つだと思う。

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    2025年10月30日
  • 神去なあなあ夜話

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    「なあなあ日常」の続編

    高校を卒業と同時に三重県の山奥に放り込まれた平野勇気
    いつの間にか村や仲間が大好きになり・・・
    恋の行方は??

    100年前の人たちが手入れした山を
    100年後の事を考えて世話をする。
    長い長いスパンの日々が「なあなあ」なんだろうなぁ

    こんな暮らしもいいな(絶対できないけど)

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    2025年10月26日
  • 木暮荘物語

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    肩肘張らず面白かった。何かしら悩みを抱えながら、それを共有すると意外となんとかなるもので。みんなで生きてる。

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    2025年10月19日
  • 月魚

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    共依存関係のBLやブロマンスが好きな方なら刺さると思います。
    古書に愛され古書を愛する二人の男の話です。
    ある事件をきっかけに、少年時代に罪悪感という糸にがんじがらめにされたまま成長して共依存関係のようになってしまった二人が過去を精算する物語。

    この二人の関係は明言されません。二人とも名前を知るのを怖がっている、なのに互いの存在を求め続けている。
    そういう感じで進んでいきます。
    しかしそういう名前のつけられない関係って素敵だなと思うのです。
    ものすごくBL!という感じではありませんが、ずっと匂わせてくるので、絶妙なニュアンスが好きな私にはかなり刺さりました。

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    2025年10月18日
  • ぐるぐる♡博物館

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    博物館好きにはたまらない。メジャーな所から「そんな博物館あったのね」というところまで、三浦しをんさんが巡ります。
    どんなテーマの博物館であれ「伝えたい・残したい」という想いでつくられ、存在していて
    その熱量でさらに魅力が増してる感じがします。
    三浦さんの振り切ったリスペクトっぷりも楽しい。
    私もいろいろ行きたいんだよな〜

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    2025年10月16日
  • 神去なあなあ夜話

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    ほんわかとドキドキがほどよくブレンドされた田舎のストーリー!
    自分も田舎出身なのであーわかるーと共感できる部分があったり。
    日常編からファンになりましたが、今回も面白く一気読みしました。勇気がみんなに馴染んで、いろんな過去を知りながら成長していく姿には元気をもらえました。直紀さんとのやりとりを村人みんなが暖かく積極的に見守っているのが面白い。
    ぜひこの続編も読みたい!

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    2025年10月11日
  • まほろ駅前狂騒曲

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    もうこのシリーズの続きが読めないなんて…
    悲しい
    行天も多田さんもはるちゃんも由良公も登場人物みんな好きでこのあとのみんなのこれからをずっと読んでいたくなるシリーズでした。
    まほろ駅のおそらくモデルの地は自分も思い入れのある地なので情景が浮かんでくるのも好きだ。

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    2025年10月06日
  • 菅原伝授手習鑑

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    何度も観ていた「菅原伝授手習鑑」を読み解いてもらい
    初めて発見すること多し
    勉強になりました
    著者は文楽に造詣が深く 本筋を理解しての訳本ですので信頼できます
    改めて歌舞伎の舞台を観劇
    今回新しい角度から観る事が出来たのは収穫でした
    道真公の生涯に目が行きがちですが
    三つ子誕生の神秘を強く感じ
    全編通して感動が深くなりました

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    2025年10月03日
  • 新装版 三四郎はそれから門を出た

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    愛はいつか朧げに霧散していく。残るのはただ、愛という言葉ではくくることのできない、曖昧な感情のみだ。

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    2025年10月01日
  • ののはな通信

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    少女ふたりの往復書簡を通して描かれる、20年以上にわたる重厚な人生の物語。

    可愛らしい装丁からほのぼのとしたあたたかい物語を想像したらまったく違い、深く深く激しい女の物語だった。
    女性同士の恋愛や生き方について今ほど寛容ではなかった時代の友情とも愛情とも言えぬ関係の揺らぎ。家庭環境・時代背景が複雑に絡み合い、読んでいる側まで胸を締めつけられるような緊張感を感じた。

    時代や家庭の“普通”に縛られた2人だからこそ、素直な気持ちを直接言葉にできず、手紙やメールを介して遠回しにしか伝えられず、制約の中で互いを想い合い交わされる言葉が美しくもありもどかしい。
    手紙だからこそ積み重なった年月の重み、信

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    2025年09月21日
  • のっけから失礼します

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    購入した本

    2024年のナツイチに際に購入した依頼、積読になってしまった本を2025年の夏のうちに読まなければ!と思って読んだ。『しんがりで寝ています』がとても面白かったので前巻であるこちらを購入。ずっと面白いんだな、この人。どの話が面白かったなど細かいことは覚えていないのだけれど、全てが面白い。友人と話した雑談をだんだん忘れるように、この本の内容を忘れるのもそれに近い。いい意味で記憶に残らないので、何度でも読んで楽しみたいと思った。

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    2025年09月14日