【感想・ネタバレ】夢のような幸福(新潮文庫)のレビュー

あらすじ

欲望の発露する瞬間を考察し、友人と特異な「萌えポイント」について語り合う。伝説の名作漫画『愛と誠』再読でその不可解な魅力を再検証。世界の名作『嵐が丘』を読み乙女のテイストを堪能し、女同士でバクチクライブ旅。独自の見所発見の映画評、旅先の古書店の謎を探索。物語の萌芽にも似て脳内妄想はふくらむばかり――小説とはひと味違う濃厚テイストのエッセイをご賞味あれ!(解説・林望)

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

2003年刊、エッセイ集としては5弾目。もとはウェブマガジン連載。
三浦しをんはまだ実家住まい。母親、弟、たまに父親が登場。Yちゃん、ナッキー、Iちゃんが常連。今回は映画ネタ、漫画ネタが多い。
38篇中のマイベストは「今日麩の味噌汁」。母親の不味い味噌汁をヒントに、なんと推理小説1個ができあがる!

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2025年08月15日

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漫画等の要約が上手い。おもしろいことを如何におもしろく伝える筆の力を感じる。ご友人や弟さんとの掛け合いが漫談で最高。『ガラかめ』の速水氏についてはほんとそれ……!白泉社バンザイ。

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2024年10月21日

Posted by ブクログ

しをんさんは、私には「心の広い神経質な人」が合うと言う。
あまり聞かない言い回しだ。
私は「心が狭くて無神経な人」だから、自分と反対の性格の人がいいんだと。

表現の魔術師だと思う。

「寝ようと思えばいつでも寝れる、いくらでも寝れる。」を、
「睡眠に関しては、瞬発力、持久力ともにかなり優等生だと自負している。」と言い変える。

言葉の魔術師だと思う。

しをんさんのエッセイは、とてもテンポよく読めるのだが、
「脳内麻薬物質が分泌されている状態で、勢いに任せて書いている。」と書いてあった。
なるほど、この書き手の勢いが読み手にも伝わってくるんだな。
そして、読み手にも脳内麻薬物質が分泌されてきているに違いない。

本書では、自分と同じ錯覚をしていた三浦しをんさんがいた。
心斎橋にて:しをんさん「通天閣がないよ!」「何度も心斎橋からの中継映像を見たが、そこには通天閣も映っていたぞ!」
大阪に詳しい友達二人「映ってないってば」
自分にも、通天閣の"日立"の文字と"グリコ"の看板、テレビでは同時に見ている感覚が確かにある。
浅草側の吾妻橋からアサヒビールのウン〇ビルとスカイツリーが一緒に見えるのと同じイメージ。
東京の人、きっと同じように錯覚している人が多いと思う。

三浦しをんさんの新しいエッセイが書店に並んでいたけれど、次は「乙女なげやり」だ。

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2023年03月05日

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初めてエッセイに手を出した。私の想像していた人物像とかけ離れていた。オタク指数の高さ、好きな物や人へののめり込み方、物事の捉え方とそれを表す言葉選びが天才的。久しぶりに本読んでて声出して笑った。
今年(2016年)1冊目に読んだ「光」を書いた人と同一人物とは思えない!

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2018年12月03日

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奥付を見ると今から10年前に上梓されたエッセイだが、時代を感じさせない馬鹿馬鹿しさと面白さがある。しをん嬢27歳とは思えないオヤジっぷりの暴露が清々しい。大好きである。私がもう少し若くて独身なら猛烈にラブアタックしている……などと本書に影響されて妄想が膨らむ始末。著者一人だけでなく、友人達も強烈だ。なかでも「楽園に行く下準備」でのナッキーとの弘前旅行→Gとの水着調達+沖縄旅行は笑いが止まらなかった。しをんさん、エッセイ最高!

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2017年09月03日

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ながらで本よむのがいつものスタイル。
一瞬途切れると、あー・・・そんで?なんだっけ、なんかすごい楽しいやつ見てた気がする・・・、ケータイ?TV・・・?あ、これだよ。
と、読んでる間しじゅうそんな感じにたのしませていただきました大変ありがたい本。

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2016年07月26日

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ネタバレ

直木賞作家であり、今年の本屋大賞を取った三浦しをんさんによる爆笑エッセイ。

彼女の小説は『月魚』とか『白蛇島』とか『まほろ駅前多田便利軒』とか、高校生のころにいろいろ読んでました。
特に『月魚』は淡々としたストーリーの中に隠されてる静かな激情(矛盾してるけど、ほんとなんだもん)が、私の心をとらえて離してくれなかった。

けれどエッセイはそんな印象をぶち壊すがごときハイテンション。
特に「ロード・オブ・ザ・リング」を観てアラゴルン役のヴィゴに恋してるしおんさんがね、もう壊れてるw 頁捲る度にアラゴルンアラゴルンってね。「おぉまたかーっ!」って吹いたわ。
どうしようもないことをフルパワーで妄想していく彼女。そして類友と言うべきか、奇想天外な彼女の友人たち。それをテンポよく文章にしていくのって、やっぱり才能だろうな。その背景には、いろんな本を読んで考えた(妄想した)ことがあるんだろうな。

彼女の人となりを感じる、素敵な一冊だと思います。

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2012年05月22日

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出てくる映画や漫画はやっぱりわからないけれど、それでもやっぱり面白い(笑)
1番好きだったのはお友達のGさんと沖縄旅行に行く話(笑)
ベッドカバーのみをみてホテルを決めるのもさすがだと思ったけど、その旅行前の準備として水着を買いにいくくだりは電車で読むのは危険レベル!笑
しをんさん、でっかいグンゼパンツをはいていて、試着のビキニから下着がはみ出て...w
その後もタンクトップの脇からあふれるお肉にww
その当時2002年はタンキニってタンクトップビキニが流行ってたんだって!

他にも家族との会話もやっぱり面白いし、
また別のお友達がパンパースのパンパくんにファンレターを書く話など周りのお友達たちもみんな面白い(笑)
さ、次も読むよ!

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2025年04月13日

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欲望の発露する瞬間を考察し、友人と特異な「萌えポイント」について語り合う。伝説の名作漫画『愛と誠』再読でその不可解な魅力を再検証。世界の名作『嵐が丘』を読み乙女のテイストを堪能し、女同士でバクチクライブ旅。独自の見所発見の映画評、旅先の古書店の謎を探索。物語の萌芽にも似て脳内妄想はふくらむばかり――小説とはひと味違う濃厚テイストのエッセイをご賞味あれ!(裏表紙)

お気楽に読めて適度に笑える、と三浦しをんさんのエッセイは疲れている時に手に取りやすいです。
今回も大当たりが一つあり、それだけで十分満足(「この人また象に手紙送ってきましたよ!)。
ただ、解説の林望さんは…上の世代の方を取り込もうとしたのでしょうか。ちょいと苦しいような…。

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2018年11月23日

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三浦さんのエッセイ最高。単行本の刊行は2003年のようなので、乙女なげやり以降のエッセイよりも古いと思われる。三浦さんの年齢が若いし、まだ恋愛したい感が強く、勢いがある。そして、まだ若干弟と距離がある(身内との距離ってなんや、という感じだが。)。遠慮かな?
あんちゃんの「パンパ」の話は最強に面白かった。あんちゃんさんはそれ以降のエッセイにも出てくるが、この話が一番エッジが効いている。

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2018年09月12日

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ネタバレ

小説家と思いきや、コラムというかエッセイ集だった。日記形式の文章をまとめたようだが、まさか三浦しをんがBUCK-TICKのファンだったとは驚き!
さらに好きになってしまったのだ。
この人は小説でもコラムでもどっちも文章が面白い。
読みやすいというか、入ってきやすいんだな。きっと。

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2016年11月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

再読。3回目。文庫版じゃない方で感想が残ってて、これがしをんさんの初エッセイだったみたい。
エッセイ祭り開催中。面白かった。ついにヴィゴ登場。旅の話が多く、うらやましい。弟の話がすごく好きだ。この頃はまだ実家に住んでたんだなぁ。『ぴゅーと吹く!ジャガー』の話もあって懐かしい。幕張とか。絵は思い浮かぶけど、内容が全然分からん。

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2015年05月26日

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萌えポイント語りは最高に面白い!
嵐が丘を読んでみたくなった。マーガレット系でなく断然白泉社系の漫画が好きで読んできたのでわかる、わかると納得しながら読めた(笑)

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2014年08月13日

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もはや説明不要の面白さ。
マニアックな嗜好を独特の自虐的表現で綴るエッセイは、仕事の疲れを癒してくれます。
ただ才能溢れる作家とはいえ、独身の女性がここまで晒して大丈夫かと少し心配になります。

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2014年07月13日

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三浦しをんのエッセイ。
小説も面白いけど、エッセイも面白いです。
彼女自身も面白いけど、家族も面白いですね。
何度も声に出して笑ってしまいました。

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2014年04月02日

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小説とは全く違った魅力が炸裂するエッセイ。
私はしをんさんを小説から読んだので、最初はイメージのギャップに戸惑いました。
しかし、そのギャップを跳ね飛ばす面白さ。
ちょっと腐が入ってて漫画オタクで、というあたりがイマドキの女子ですね。
漫画ネタはけっこうついていけた自分が怖い。
当分しをんブームが続きそうです。

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2012年05月08日

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ネタバレ

またしてもしをんさん。
今回のは、映画や本の感想…というか妄想…というか、そんな感じのものが多かったような気がする。
私もしをんさんと同じく、「ガラスの仮面」を読んで「嵐が丘」をも読んだ気になっていて、その後実際に小説を読んだクチなんだけど、嵐が丘ってこんな気味の悪い話だったっけ? 
なんだかもう一度読み返したくなってきた。
あとは「G.I.ジェーン」のあらすじが笑えたなぁ。
こんなに笑える映画だったら、ちょっと観てみたくなる。

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2012年09月26日

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毎度、小説とエッセイのギャップが凄い。
私は彼女の小説をほぼ読みきってから、エッセイに手を出した口なので、初めは驚きました(笑)

今はエッセイの方にもはまってます。

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2020年09月04日

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おもしろかった。腹抱えて笑った。

おしむらくは話が古いこと。今から12年も前に書かれたものらしい。

タイムリーに読みたかった。

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2018年12月09日

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とあるネット掲示板で、落ち込んだときは小説よりエッセイの方が効く~という意見があり、興味が湧いたので読んでみた。

いやー、笑った笑ったw
三浦さんの小説は一冊も読んだことないんだけど、こんな愉快な方なのね♪-(^∀^人)
名作漫画/小説の考察からB級(?)映画評論まで、とにかく面白いものの見方をする人だなと思った。あと、ネーミングセンスが素晴らしいよ!
家族や友人の話も面白かったけど、いちばん笑ったのは、宅配便を待っている間に一人芝居「ドラ○もん」ごっこをしていた~っていう話。面白すぎ!!笑

ちょっと心に響いたのは、つっこみどころ満載の映画についての話で…
〝どんな映画に対しても愛を持ち、少しでもいいところを見つけて褒めよ、と故淀川長治先生はおっしゃった。私も同感だ。何について語るにしても、その対象への愛がなければならぬ。愛がないのなら黙して語らずにおけ。〟(58頁)
なるほどなーと思った。どんな駄作だろうと何か語ることがあるというのは、そこに愛があるということなんだなぁ*

それにしても、エッセイでこんな笑えると思わなかったわw
落ち込んでるときに受け付けられるかどうかは分かんないけど、これはオススメ!d(゚ω^〃)

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2017年08月04日

Posted by ブクログ

失敗した…  口唇ヘルペスが出来てしまい、会社帰りに皮膚科に行った時、バッグの中に入っていたのはこの本で、読んだらやっぱり笑いを堪えきれませんでした。一応、無駄な努力はしたのです。なんとか、ニヤリぐらいで留めようとしましたが、ププッと笑い声が漏れてしまい、思いっきり怪しい人となってしまいました。しをんさんのエッセイを外で読むのは危険です(笑)

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2015年02月15日

Posted by ブクログ

三浦しをん氏の妄想炸裂思うがままエッセイ。
前に読んだ「桃色トワイライト」の方が新しいんだけど、本作のほうが、よりしをんさんの本質的なところに近いエッセイな気がする。軽妙かつ熱い語り口も好きで、文章表現も楽しく(私も日常をこんな風に描いてみたいー、文章力が本当にステキ!)もう少し肩ひじ張らず自由に書いていらっしゃる印象でした。若かったからでしょうか。
九州の旅先でしをんさんが出会われた古本屋さんがとてもステキで、そういう目線で地方を旅したいなぁという気持ちがむくむく湧いて来たり。。。旅が好きなので、沖縄や九州、静岡、大阪といろいろな地でのエピソードが拝読できて幸せでした。

ひとつだけ、一向に解せないのは、なぜ最後の解説を、林望氏にお願いしたのかということ。本著の魅力が半分も伝わってなさそうな印象である…私はお恥ずかしながら、しをんさんのあとがきから一気に読み初めて3ページ目で離脱し、気を取り直して読み直すという手順を踏んで、何とか最後までクリアしました。。。うーむ。

他の方のレビューで同じような感想を見つけて、「よかった!私だけじゃなかった!!」とほっとしました。笑

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欲望の発露する瞬間を考察し、友人と特異な「萌えポイント」について語り合う。伝説の名作漫画『愛と誠』再読でその不可解な魅力を再検証。世界の名作『嵐が丘』を読み乙女のテイストを堪能し、女同士でバクチクライブ旅。独自の見所発見の映画評、旅先の古書店の謎を探索。物語の萌芽にも似て脳内妄想はふくらむばかり――小説とはひと味違う濃厚テイストのエッセイをご賞味あれ!

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2014年01月11日

Posted by ブクログ

今回は旅の話も多くて、レンタカーに名前を付けたり、リゾート(沖縄)に行くために水着を買いにいってがっかりしたり、細かすぎるナッキーの「パパ指令」にしたがって旅をしたり、結局古本屋に行ったり!しをんさんは不思議ですねー。
しかし、しをんさんの友人も面白い(変わった?)人たちばかり。面白い人の周りには面白い人が集まるっていうよい例。

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2013年10月13日

Posted by ブクログ

欲望の発露する瞬間を考察し、友人と特異な「萌えポイント」について語り合う。伝説の名作漫画『愛と誠』再読でその不可解な魅力を再検証。世界の名作『嵐が丘』を読み乙女のテイストを堪能し、女同士でバクチクライブ旅。独自の見所発見の映画評、旅先の古書店の謎を探索。物語の萌芽にも似て脳内妄想はふくらむばかり――小説とはひと味違う濃厚テイストのエッセイをご賞味あれ!

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2013年05月19日

Posted by ブクログ

知性溢れる人なのに、ちっとも飾らずユーモアを持って語ってくれます。
バンドの追っかけから純文学まで、漫画も映画も、しをんさんの手にかかれば、とっても楽しいレビューを読ませてくれます。
この咀嚼の仕方が素晴らしい。

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2013年04月08日

Posted by ブクログ

直木賞受賞前のエッセイ。行動の自由さ、のほほんさが、ほんわか伝わってくる。自堕落な生活にどっぷり浸り、凄まじい破壊力の露悪自虐ネタが炸裂する。素顔さらしまくり。お友達のことまでも。ここまで書いて大丈夫なのかと。たぶんイイのだろう。しをん殿の人徳、人間性なればこそのなせる業である。

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2013年02月25日

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面白いからすぐ読めちゃう。しをんさんは読んでてリズム的な意味で心がうきうきわくわくします。

ふとエッセイを黙々と読んでるとき、これはしをんさんが漫画をガツガツ読んでる姿と重なる感覚ではと思い、いやでもそれはしをんさんの漫画に対する愛への冒涜だ!とか、私だってそれくらいしをんさんのエッセイを読んでるさいはトリップしちゃうくらいの高揚感を携えてしまうのよ!という押し問答が繰り広げられる。

まだまだエッセイはあるので楽しみは尽きませぬな〜。小説も制覇したいくらい今では大好きな作家さんです。

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2012年10月04日

Posted by ブクログ

面白かった。三浦しをんさんのオタク度満載なエッセイだった。
書かれた時代がもう10年くらい前なので、懐かしさもあり、さくさく読み進めてしまった。
たしかにアラゴルンかっこよかった。忘れていたけど私も好きだったー。

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2012年08月22日

Posted by ブクログ

おもしろかったです。 共感できる箇所も多いですが、それ以上に未知の知恵を授けられている記述が多いです。 頑張った甲斐が有りました。

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2012年07月12日

Posted by ブクログ

相変わらず炸裂するしをんさんの妄想の数々。。。
お友達もまた濃くて愉快な方々で。

小説とエッセイでこんなにキャラの印象が変わる人もなかなかいーへんと思う。

どちらかと言えば、エッセイは女子向けです。

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2012年06月27日

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