三浦しをんのレビュー一覧

  • 『罪と罰』を読まない

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    すごくおもしろかったです!何やってんだこのひとたち…(もちろんいい意味です)といういとおしい呆れ、ところどころ鋭い考察というかちゃんと読んでいる。作家の人たちはこうやって本を読むのか、とふむふむした。わたしもカタカナ名前が覚えられないがちだけれど、こうやって楽しくあだ名をつけて読んでいくといいのだなという気づきもあり。スベ。

    印象的だったのは吉田篤弘さんが言っていた、意味やつながりを持たせすぎると絵の印象が残らない、という言葉。読書の悦びはかならずしもあそこで説明していたのはこういうことだったんだ!という意味を理解することだけではなく、想像の余白というか像を結ぶ余白をたのしむことにあるのだな

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    2022年03月09日
  • 女子漂流

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    三浦しをんさんが好きで、中村うさぎさんのエッセイも拝読したことがあり拝読しました。氷河期時代のしをんさんとバブル時代のうさぎさんが、女子高から大学にや恋愛や仕事や世間やお互いの趣味について炸裂した対談で良い意味でパンチがありました。お二人の最後のあとがきも素晴らしかったです。女性として生きるのは本当に大変です。

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    2022年03月06日
  • 新装版 三四郎はそれから門を出た

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    本屋さんで待ち合わせ、同様しをん先生が様々な本をプレゼン(?)するという内容で、しをん先生の物を書く力でこの作品は読んでみたい!!と思わせられるものが多くて付箋を貼りながら読むのが楽しかった!エッセイもいつも通り面白くてやっぱり期待を裏切らない、本当に好きな作家さんだと思った。

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    2022年02月23日
  • 『罪と罰』を読まない

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    しをん先生がとても好きなので読んでみよう、と軽い気持ちで読み始めたけどとても面白かった。
    知識と語彙が豊富な4人の語り手によって考察される罪と罰、自分も読んだことは無かったがこれを読んで読んでみたい!と思った。
    なんだか難しそうな話だと敬遠していたが、人が楽しそうに話しているとなんとなく読んでみたい気持ちにさせられる。会話のテンポもすごくよくて、読みながら思わず笑ってしまった。

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    2022年02月23日
  • マナーはいらない 小説の書きかた講座

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    三浦しをんさんによる、小説の書き方についての本です。
    私は三浦しをんさんの小説が好みで、「この作品がどうやって作られているんだろう?」という動機で読み始めました。
    小説家を目指す人にとっても、そうでない人にとっても楽しめるエッセイ形式で、WebマガジンCobalt(コバルト)にて連載されていたものを一冊にまとめて「お口直し」と称した部分を新たに書き下ろしたものだそうです。

    注意点として、
    『あの家に暮らす四人の女』
    『むかしのはなし』
    のネタバレがありますので、「ネタバレの前に読みたい!」という方がおられましたら、先にそちらを読まれることをお勧めします。

    本書を読み終えて、三浦しをんさんの

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    2022年02月20日
  • あやつられ文楽鑑賞

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    以前読んだものを、文楽観劇を経て再読。うーん、めちゃくちゃ面白い!
    感じ方や語り口に卑近な感覚を抱くけど、それだけじゃない。スバっと本質的なことを切り取るところが三浦さんはすごいと思う。
    人形が人間を演じ、太夫が語り、三味線が包み込む。また文楽を観に行こう!

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    2022年02月06日
  • 乙女なげやり(新潮文庫)

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    少し毒のある表現で日常を語ったり、妄想を熱く語ったりと、この人何言ってるんだろうって声を出して笑ってしまいました。

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    2022年01月28日
  • 本屋さんで待ちあわせ

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    作家さんがどんな本に興味を持っているのかがわかり面白かった。

    四章の『読みずにわかる東海道四谷怪談』が個人的には1番だった。

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    2022年01月22日
  • 本屋さんで待ちあわせ

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    さすが三浦しをんさん!と拍手してしまうほどに、私に刺さるものでした。本が大好きな三浦さん、色々な本が紹介されています。
    キュリー夫人の話は少し笑ってしまいました。

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    2022年01月22日
  • 人生激場(新潮文庫)

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    すごい。
    当時の作者と同年代の自分、スマホが普及するよりもかなり前に書かれたエッセイで、今の社会と全く違うのに全然共感できた。
    「三浦しをん」デビューを果たした。

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    2022年01月05日
  • 愛なき世界(下)

    愛に溢れています。

    単行本で読みました。(現在販売終了)やはり三浦しをんさんの作品は大好きです。今回の作品も登場人物が素敵な人たちばかり。研究者の人達が身近に感じました。藤丸君がどんどん植物に興味を持つように私も引き込まれました。

    #感動する #ほのぼの #深い

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    2022年01月04日
  • まほろ駅前番外地

    購入済み

    番外編

    多田便利軒の二人の活躍?がまた見られます。
    まほろ駅前多田便利軒に出てきた登場人物たちの視点によるオムニバス形式の番外編集です。
    最後は行天の心の暗い部分が描写されていて、続編を読むのが楽しみになりました。

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    2022年01月03日
  • マナーはいらない 小説の書きかた講座

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    愛なき世界からどはまりした三浦しをんが、
    小説の書き方の本を出してるなんて!と即購入。
    自身も最近小説を書いて発表するようになり書き方に悩んでいたので藁にも縋る気持ちで購入。

    ……三浦しをんって、こんなに面白い人なの!!

    自身の作品のネタバレをしながら解説したり、
    アイデアの出し方や上達の仕方を面白おかしく書き記したり。特に私は三人称多元視点で話を書くが、いろいろまぜこぜになって意味が分からなくなるときがよくあるので、違いが整理ができてありがたかった。
    あとは、どーーーしても嫉妬をしてしまう自分自身への向き合い方。三浦しをんも私の作品の方がおもしろいのにって思うことあるんだ……。
    ちょっと

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    2021年12月16日
  • 格闘する者に○

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    三浦しをんさんのデビュー作!
    就活を軸にして、家族や恋愛についても描かれていて、とても共感しやすい物語。デビュー時からこんなに勢いのあるボケとツッコミをしていたのかと驚いた。
    最初の文章がここに繋がって、タイトルはここで回収されて…というように、物語の構成がおもしろい。


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    2021年11月26日
  • ロマンス小説の七日間

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    ネタバレ

    ロマンス小説の翻訳家が、翻訳する物語とそれとは別の自身の恋愛物語が交錯する不思議感覚の面白小説。
    本来の目的を逸脱して翻訳=物語を正確に訳すではなく、自分の感性に従って別の物語を創り上げてしまうあたりはミステリ的であるともいえて楽しい。二つの物語の結末が困難な課題の後のハッピーエンドなので、二倍得した気分。最後の後書きがこれまた面白くて秀逸。

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    2021年11月16日
  • 私が語りはじめた彼は(新潮文庫)

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    一人の男性の不倫から生じた波紋を 彼に関わる人々をそれぞれ主人公とした六編のオムニバス。
    主人公達は波紋に過剰に反応し踠き苦しむ。回避した者も呑み込まれた者もいる。恋人や家族の絆の儚さの冷淡な表現が巧み。
    評価が分かれ気味の作品のようですが、各章とも独立した短編として完成していること。ラストの家路に含ませた儚い危うい希望が好みで高評価。

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    2021年11月03日
  • まほろ駅前多田便利軒

    購入済み

    まほろ駅前多田便利軒

    過去に悲しみを抱える二人のおじさんが一緒に住んだり働いたりする話です。
    ちぐはぐなバディものでもあり、寄せ集めの家族のような雰囲気もあり、とにかく二人が穏やかに生きられると良いなと思いました。

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    2021年10月21日
  • 舟を編む(上)

    無料版購入済み

    凄い

    コミカライズの域を越えている。というか、むしろこれこそが理想のコミカライズではなかろうか。どうしても素敵なマンガ家さんほどオリジナル作品で多忙になりやすく、コミカライズ作品を手掛ける機会は少なくなる傾向にある。しかし、この作品は素晴らしい原作小説と素晴らしいマンガ家がタッグを組むという貴重な作品であり、期待を裏切らないどころか、そんな思いを優に越える作品だった。感銘を受けました。

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    2022年09月30日
  • 星間商事株式会社社史編纂室

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    社史編纂室勤務の川田幸代はゆるい職場で働く傍ら、10年来の友人2人と共に同人誌を執筆発行する事を趣味としてそれなりに充実した日々を送っていた。が、しかし、社史編纂の為会社の過去を知る人々を当たっていくうちに、社に謎めいた裏歴史があることを知ってしまう。社の隠された過去を知ることでいつの間にかゆるゆるだった社史編纂室メンバーは突如活動的になるのであった。
    社史に秘められたミステリーの真相、編纂室のキャラの濃さ(本間課長面白い!)、幸代の同人活動のオタクあるあるなエピソードと、幸代の書くBL小説の肩を揺らさずにはいられないノリノリなストーリー…色々楽しめて爽快痛快!とても面白かったです。

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    2021年09月04日
  • 政と源

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    やっぱり上手いなあ、しをんさん‼︎
    読む前は、「パワフルおじいちゃんたちの活躍話かな?」なんて思ったけど、失礼しました。ちょこっと違う。
    国政の目線で話は進みます。
    もちろんパワフルなとこもあるし、源二郎との会話や、国政が心の中で悪態つくとことか、もう声を出して笑っちゃう( ´∀`)

    でも、この作品の良さは、この年代の老人の心の中を、暖かく素直に、明るく描けてるところだと思うのです。

    私の亡き母が昔、
    「歳取ったら、時間なんていくらでもあるわよ」ってよく言ってました。
    当時、私が、子育てと、パートと、学校のPTAが重なってた頃かなぁ?
    あの頃の、母の気持ちが、今私もすごくわかる気がしてきて

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    2021年07月18日