三浦しをんのレビュー一覧
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すごくおもしろかったです!何やってんだこのひとたち…(もちろんいい意味です)といういとおしい呆れ、ところどころ鋭い考察というかちゃんと読んでいる。作家の人たちはこうやって本を読むのか、とふむふむした。わたしもカタカナ名前が覚えられないがちだけれど、こうやって楽しくあだ名をつけて読んでいくといいのだなという気づきもあり。スベ。
印象的だったのは吉田篤弘さんが言っていた、意味やつながりを持たせすぎると絵の印象が残らない、という言葉。読書の悦びはかならずしもあそこで説明していたのはこういうことだったんだ!という意味を理解することだけではなく、想像の余白というか像を結ぶ余白をたのしむことにあるのだな -
Posted by ブクログ
三浦しをんさんによる、小説の書き方についての本です。
私は三浦しをんさんの小説が好みで、「この作品がどうやって作られているんだろう?」という動機で読み始めました。
小説家を目指す人にとっても、そうでない人にとっても楽しめるエッセイ形式で、WebマガジンCobalt(コバルト)にて連載されていたものを一冊にまとめて「お口直し」と称した部分を新たに書き下ろしたものだそうです。
注意点として、
『あの家に暮らす四人の女』
『むかしのはなし』
のネタバレがありますので、「ネタバレの前に読みたい!」という方がおられましたら、先にそちらを読まれることをお勧めします。
本書を読み終えて、三浦しをんさんの -
購入済み
番外編
多田便利軒の二人の活躍?がまた見られます。
まほろ駅前多田便利軒に出てきた登場人物たちの視点によるオムニバス形式の番外編集です。
最後は行天の心の暗い部分が描写されていて、続編を読むのが楽しみになりました。 -
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愛なき世界からどはまりした三浦しをんが、
小説の書き方の本を出してるなんて!と即購入。
自身も最近小説を書いて発表するようになり書き方に悩んでいたので藁にも縋る気持ちで購入。
……三浦しをんって、こんなに面白い人なの!!
自身の作品のネタバレをしながら解説したり、
アイデアの出し方や上達の仕方を面白おかしく書き記したり。特に私は三人称多元視点で話を書くが、いろいろまぜこぜになって意味が分からなくなるときがよくあるので、違いが整理ができてありがたかった。
あとは、どーーーしても嫉妬をしてしまう自分自身への向き合い方。三浦しをんも私の作品の方がおもしろいのにって思うことあるんだ……。
ちょっと -
購入済み
まほろ駅前多田便利軒
過去に悲しみを抱える二人のおじさんが一緒に住んだり働いたりする話です。
ちぐはぐなバディものでもあり、寄せ集めの家族のような雰囲気もあり、とにかく二人が穏やかに生きられると良いなと思いました。 -
無料版購入済み
凄い
コミカライズの域を越えている。というか、むしろこれこそが理想のコミカライズではなかろうか。どうしても素敵なマンガ家さんほどオリジナル作品で多忙になりやすく、コミカライズ作品を手掛ける機会は少なくなる傾向にある。しかし、この作品は素晴らしい原作小説と素晴らしいマンガ家がタッグを組むという貴重な作品であり、期待を裏切らないどころか、そんな思いを優に越える作品だった。感銘を受けました。
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社史編纂室勤務の川田幸代はゆるい職場で働く傍ら、10年来の友人2人と共に同人誌を執筆発行する事を趣味としてそれなりに充実した日々を送っていた。が、しかし、社史編纂の為会社の過去を知る人々を当たっていくうちに、社に謎めいた裏歴史があることを知ってしまう。社の隠された過去を知ることでいつの間にかゆるゆるだった社史編纂室メンバーは突如活動的になるのであった。
社史に秘められたミステリーの真相、編纂室のキャラの濃さ(本間課長面白い!)、幸代の同人活動のオタクあるあるなエピソードと、幸代の書くBL小説の肩を揺らさずにはいられないノリノリなストーリー…色々楽しめて爽快痛快!とても面白かったです。 -
Posted by ブクログ
やっぱり上手いなあ、しをんさん‼︎
読む前は、「パワフルおじいちゃんたちの活躍話かな?」なんて思ったけど、失礼しました。ちょこっと違う。
国政の目線で話は進みます。
もちろんパワフルなとこもあるし、源二郎との会話や、国政が心の中で悪態つくとことか、もう声を出して笑っちゃう( ´∀`)
でも、この作品の良さは、この年代の老人の心の中を、暖かく素直に、明るく描けてるところだと思うのです。
私の亡き母が昔、
「歳取ったら、時間なんていくらでもあるわよ」ってよく言ってました。
当時、私が、子育てと、パートと、学校のPTAが重なってた頃かなぁ?
あの頃の、母の気持ちが、今私もすごくわかる気がしてきて