三浦しをんのレビュー一覧

  • 天国旅行

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    死を扱う物語だけど救いがあって、希望を感じられる結末なのがとてもいい。仄暗く、重い話だからこそラストは安堵感で涙が滲む。三浦しをんさんの言葉選びが綺麗なので、サラリと読み進められます。

    一部、救いのない物語もあり、「うわぁ…」となりましたが…

    「森の奥」「初盆の客」「SINK」がお気に入りです。

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    2024年11月24日
  • 神去なあなあ夜話

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    神去村の人たち、ホントに味のある人たちばかり。
    閉鎖的な集落に生まれて死ぬまで暮らす生活は、それはそれで人付き合いも大変なんだろうけど、だからこその「なあなあ」精神が潤滑油になっているんでしょうね。
    都会人の平野勇気が、神去村でどんどん成長していくのが、ほっこりして、読み終えるのがもったいなかったなぁ。

    神去村の言い伝えや起源の話もあって、山の神秘的な部分にも触れられて良かった。さすが、しをんさんの小説。

    さて、しをんさんの小説で、ちょっとのんびりしたから、再度、北方水滸伝に戻りますかね。漢たちの死闘の世界へ、いざ。

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    2024年11月14日
  • 木暮荘物語

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    ネタバレ

    三浦しをんが書く人間が好き。
    だから、これもとてもよかった。

    ただ昔マッチングアプリで出会った男性と初めてデートした時に「小暮荘物語が1番好きな本」って言ってたけど、初対面で言うような本では無いだろと思った

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    2024年11月14日
  • 光

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    ネタバレ

    小さな島を襲った津波ですべてを失い、生き残った3人の子どもたちが、長じて愛し合い、殺し合う。3人ともに壊れてしまって、一見普通に生活をしているようで、計り知れない闇を抱えている。
    ラストシーンで生まれ育った島を再び目の当たりにして、主人公はいったい何を思ったのか。いや、何も思わなかったのか…

    しかし主人公の妹は不憫すぎる。津波の前、出かける主人公に「あたしも行く」と何気なく言った言葉を聞き入れてあげていれば、生き残ることができたのに。
    「また今度ね」「わかった」。素直に聞き入れた言葉が可哀想過ぎる…。
    「わかった」。この言葉、辛いなあ…。

    そして父となった主人公の娘も、夫婦のすれ違いの中で

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    2024年11月13日
  • まほろ駅前狂騒曲

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    まほろ駅前シリーズ。
    素っ頓狂な行天と常識人(行天といるとそうならざるを得ないw)の多田を中心に巻き起こるドタバタ劇。
    かと思いきや、本当は闇を抱えたどうしようもない大人たちが、様々な人と関わることでゆっくりと人生を歩んでいくお話。

    行天の奇行にだんだんと絆されていくお節介な多田さんが好き。
    ただ自分勝手に生きているように見えて、本当は他人を大切に思いやっている行天がすき。
    多田さんと行天の、2人の深い信頼関係とそれを決して表に出せない不器用さがとてもすき。


    軽く読みやすい文章で軽口が多く、つい笑ってしまう。
    でも心に刺さる名言も多くて、登場人物が人間臭いのがまたいい。
    読み終わったらな

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    2024年11月12日
  • 神去なあなあ夜話

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    神去村が愛おしすぎて一気読みした。
    山や村に住む人たちの優しさあたたかさが心地よい。

    勇気が成長してるし村の一員として過ごしている姿がよい。
    ヨキと清一の過去が明かされて泣いてしまった。
    清一の強さすごすぎる。
    恋愛も発展したかなーーー?!

    神去村がますます好きになった!
    物語の続きが見たいんですけど、どうしたらいいの………

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    2024年11月03日
  • 月魚

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    ネタバレ

    「腐」作品として読んだ感想ですので、苦手な方はご遠慮下さい。

    授業中に読んだのですが良すぎて発狂するかと思いました笑笑
    気持ち的には、心の叫びが大学の屋根を突破して大気圏まで突き抜けそうでした。
    1.2年ぶりに再読したのですがその時より解像度が上がってて己の成長を感じました。
    そもそも三浦しをんさんの文体がとても好きなのですが、この小説もその文才を遺憾なく発揮させており、素晴らしい情景描写や人物描写が至る所に散りばめられておりました。
    お互い想い合っているのに過去の確執のせいでがんじがらめになって、どうにも身動きが取れない二人の関係性がたまらないです。もどかしい感情と関係性が後半の出来事をき

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    2024年10月31日
  • まほろ駅前狂騒曲

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    ネタバレ

    まほろ市で便利屋を営む多田と居候の仰天。三部作の完結編だったんですね。読む順番を完全に間違えました、、、
    凪子からの依頼で始まる。仰天の遺伝子上の娘ハルを預かって欲しいという超難題。過去の経験から子供が大嫌いの彼の心を溶かすべく多田は苦心する。
    毎日舞い込む便利屋業務のてんやわんやが楽しい。
    横中への反旗を掲げてバスジャックを仕掛ける岡じいさん。なますを大量に作る駅裏で夜の仕事をしているコロンビア人ふたり。
    「風が強く吹いている」の時に感じたこのチームに混ぜて〜羨ましい〜気持ち、アゲイン!
    まほろ市民となって便利屋さん達と友達になりたい!

    登場人物がそれぞれに暖かくて面白くてみんな好き。息子

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    2024年10月31日
  • 新装版 三四郎はそれから門を出た

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    前半は書評。後半のエッセイがのびのびした文体なのに対して短い文章でその本の魅力を伝える難しさを感じた。同時期のエッセイと並行して読むと楽しさ倍増。読み応え充分な1冊!

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    2024年10月28日
  • 桃色トワイライト(新潮文庫)

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    これはほぼオダ〇〇ジョー、『新選組!』本では?“自分の心が熱くたぎったときが「流行まっただなか」であり、(略)時を選ばぬ熱き奔流こそが「時流」なのだ!”は金言です!

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    2024年10月23日
  • 乙女なげやり(新潮文庫)

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    弟さんとジロウの関係は如何に…!しをんさんが面白いのは、セルフツッコミ、要約の上手さ、コミュニケーション能力の高さだとなんだかんだ思うわけです。笑っちゃうのでマスクして読むべし。

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    2024年10月22日
  • 夢のような幸福(新潮文庫)

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    漫画等の要約が上手い。おもしろいことを如何におもしろく伝える筆の力を感じる。ご友人や弟さんとの掛け合いが漫談で最高。『ガラかめ』の速水氏についてはほんとそれ……!白泉社バンザイ。

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    2024年10月21日
  • ビロウな話で恐縮です日記(新潮文庫)

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    ビロウ?と思っていたらちゃんと解説で説明してあった。「(尾籠)①わいせつであったり不潔であったりして、人前で口にするのがはばかられること。きたないこと。また、そのさま。②礼を失すること。失礼。無礼。」なるほど。その通りの日記であった。もちろん笑えるんだけどね。しをんさんの生き様が無惨に、また赤裸々に綴ってあった。相変わらずしをんさんのエッセイはハマる。なんなら小説よりハマるかも…それは本末転倒か。あの感動的な小説作品があってこそ、このエッセイが映えるわけで…あれ?やっぱりエッセイが主になってる。(笑)

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    2024年10月13日
  • 格闘する者に○

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    再読。やっぱりおもしろい。格闘する者に○は、その通りだ。しをんの変態っていつも素晴らしいと思う。神去なも初めからあったんだ。愛すべき処女作。再読しても、やっぱりいい。

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    2024年10月13日
  • 人生激場(新潮文庫)

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    笑いたい時はしをんさんのエッセイ!W杯やカーン様の話、お友達のご結婚話など、あー楽しい。セルフ楢山節考な話、たしかによく聞くけどそういうもんなんですかね?

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    2024年10月04日
  • のっけから失礼します

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    こんなにエッセイって笑えるものなのかと……!!マスクしてて本当に良かった……!と思うのが複数回。妄想力豊かなしをんさんについて行きます!あ~笑った~!

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    2024年09月25日
  • 私が語りはじめた彼は(新潮文庫)

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    面白かった。村上自身は穏やかな?人物なのかもしれないけど、周りに村上みたいな人はいてほしくないなぁと思った。

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    2024年09月21日
  • 人生激場(新潮文庫)

    購入済み

    馬鹿な〜(≧∀≦)

    ば、馬鹿らしい〜!と思いながら凄く笑えます!
    途中で「ふっふふ」とアヤシイ笑いが漏れそうな箇所がたくさんありました。とても楽しい!人前で読むのは危険な本でした(^^)

    #笑える #ハッピー #癒やされる

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    2024年09月20日
  • 女子漂流

    購入済み

    あっという間に読了!

    すらすらすら~っと読めました。面白かったです!
    下ネタ多めですが、大丈夫な方に・・・。全く違う生き方の二人でも、共感できる思いがたくさんあることに目からウロコでした。
    どんな人でも、何かしら不安を抱えて生きているのかなとしみじみします。少しマジョリティからはずれた生き方をしている人は、読むとほっとする部分があるんじゃないでしょうか。

    #笑える #共感する

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    2024年09月20日
  • ぐるぐる♡博物館

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    すごく面白かった!
    私が行ってみたいのは、龍谷ミュージアム(京都市)、ボタンの博物館(大阪市)。
    久しぶりに夢中になった読書でした。

    文庫追記より。ボタンの博物館は現在、東京の日本橋浜町に移転したそうだ。大阪なら行きやすかったのに・・・。残念。

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    2024年09月19日