あらすじ
作家の一日は忙しい。「シャツがイン」のあるべき姿を考察し、脳内政界ラブロマンスに思いを馳せ、ジョジョTを着て打ち合わせにむかう。タクシー運転手さんにはモテ女を演じ、野球場のゲイカップルをやっかみ、天丼を求め夜の町を彷徨う……。キャラの濃すぎる家族や友人たちに囲まれて、妄想アドレナリンは今日も絶賛分泌中! 愛と笑いで読者を包む、情熱的ミラクルエッセイ。(解説漫画・松苗あけみ)
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サイン会の前にテンションを上げるため読みました。初期と比べて丸くなられたなと感じるのは発行順に読む面白さ。モラルやマナーを問うテーマでもマイルドだし、わかる。
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なんか気楽に笑える本が読みたいな〜という時に手に取るのが三浦しをんさんのエッセイだ。
今回何度目か分からない読み返しをしたけれど、やっぱり笑える。
特に新作落語「カツラ山」には爆笑だった。
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尋常ではない好きな物事に対する愛、飽くなき好奇心、溢れ出す妄想、理解できない事象に対してぶちまける不満。挙げればきりが無い程に面白い日常のエピソードがふんだんに盛り込まれているエッセイ集。今回も三浦しをんさんの切り口の鋭い指摘に笑いが止まらない。本当にすごいなぁ…面白すぎる。
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2008年刊行、しをん嬢30歳となる。読者が笑いで悶絶する安定のエッセイ。同じ時期に『光』みたいな重い小説を著していたとは思えない。あんちゃん、女犯坊などすごいキャラクターが繰り広げる明るい日常生活。中でもクリスマスイブに開催されたしをん嬢と愉快な古本屋仲間の忘年会の光景は圧巻で、ぜひこういう宴に混ぜてもらいたいと思った。
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何度目かの再読だったがはちゃめちゃに面白い!!
しをんさんが小説家になるのもむべなるかなという妄想力が凄まじい。
私はBLは嗜まないのだが、BL好きが読んだらどう感じるんだろう(しをんさんはBL漫画を愛しているので)
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『三四郎は…』に続いて、もう完全に三浦しをんさんのエッセイにハマった感あり。
「『放課後』っていい言葉だよね」
「会社の仕事が終わったあとの時間は何て言うんだろう。『大人の放課後』?」
「なんだかいかがわしくなっちゃってるよ!」
「『放課後』って単語が大人が使うにはそぐわない。きらめきに満ちているからなあ」
こんな感じの居酒屋風の問答が満載。
三浦しをんさんの未読のエッセイはまだまだ沢山ある。楽しみは暫く尽きそうにない。
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笑える
とにかく、しをんさんの周りの人達が愛らしい。
もちろんしをんさんもね〜!
いろいろ私とかぶる気持ちを共感できました!
しをんさん、いつまでも、しをんさんでいて下さい。
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しをん様のエッセイ、最高!!電車内、カフェで読んではならない一冊。心を癒したいとき、イライラしているとき、プレッシャーに潰されそうなとき、本書に助けられた。「うさぎ教」には入信しませんが、一気に「しをん教」へまっしぐら。特に「イカリちゃん」「かつら山」は思い出し笑いが続いた。
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久しぶりにイライラな日々だったので、大好きな三浦しをんさんのエッセイ!
何となくこの表紙が苦手で古本屋で見ても購入してなかったんだけど、買って良かった。元気出たー。
中でも、島根紀行とお祖母様の米寿のお祝いでのご家族の話がお気に入り。
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いやー、オモシロかった〜(笑)
まえがきの「蝶ネクタイ+ループタイ」の男性のエピソードを読んだら、すぐに、これ!これ!ってなる。
スターウォーズのエピソード(古い)もオモシロい。隣にダース・ベイダー…KinKi Kidsへの理想の持ち方…オダジョーへの愛情…(メゾンドヒミコ観たい)
ジョジョへの愛情…『ロンドン!』
三浦しをんのエッセイを読むといつも漫画を読みたくなる…
わたしは本ばかり読んで漫画を読まず、人生損してるんじゃないかと思う
読もう読もういろんな漫画を…!
カツラ山も面白かった…謎の人がいたらそれを落語にしてしまおうという思考回路がもう素敵…!
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三浦さんの『愛なき世界』はここ数年で僕の中では1番の傑作。
あの素晴らしい作品は、どんな方が書かれたのか。
気になってた三浦しをんさんのエッセイを購入。
感想は、
「なんて愛のあるポンコツ!」
です。(笑)
このポンコツさは大好物です。
三浦さんの周りは愛で溢れてますね(^^)
イメージとかなり違いましたが、ますます好きになった!
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夢のような幸福、乙女なげやり、桃色トワイライト、悶絶スパイラルと続いたエッセイ集の最後。
各書の表紙のキャラも夢のような幸福の1人から始まり、悶絶スパイラルで4人となりました。
また、この系統のエッセイを書いてもらいたいです。
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・沃野(よくや)地味の肥えた、作物のよくできる平野。
・慮る あれこれ思いめぐらす。考慮する。
・鳥瞰(ちょうかん)高い所から見おろすこと。また、全体を見渡すこと。俯瞰(ふかん)。
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作家の一日は忙しい。「シャツがイン」のあるべき姿を考察し、脳内政界ラブロマンスに思いを馳せ、ジョジョTを着て打ち合わせにむかう。タクシー運転手さんにはモテ女を演じ、野球場のゲイカップルをやっかみ、天丼を求め夜の町を彷徨う…。キャラの濃すぎる家族や友人たちに囲まれて、妄想アドレナリンは今日も絶賛分泌中。愛と笑いで読者を包む、情熱的ミラクルエッセイ。(表紙裏)
これまでのエッセイ集に比べて、家族ネタが増えているかなぁというのが印象。面白さは変わらずです。
珍しい一人旅では、運転の描写にはらはらしつつ、一人旅だからこそのあれこれも語られており、また以降も綴ってほしくなりました。
『なんだかんだで楽しくすごす』(P123)
『島根紀行 その一』(P213)
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本屋さんでなんとなく文庫を手に取ったら、なんと松苗あけみ先生が解説マンガを描いているではないか。単行本を持ってるけど、これは買い!文庫ってこういうことがあるからなあ。本篇に負けず劣らず面白い解説があったりして。文庫版あとがきも楽しいし。
で、松苗先生の解説マンガだが、何と言ってもしをんちゃんの弟のビジュアルが注目だ。弟君、すんばらしくかっこよく描かれているのであーる。こ、ここまで美形に、かつクールに描かれているとは。私の脳内では、ケミストリーの川畑的な、ちょっとラッパーみたいな(よく知らんけど)イメージで登場するんだけど。弟君の出てくる話はどれも可笑しくて大好きだが、さて、実際はどうなのか。今でも直木賞作家をつかまえて「ブタさん」と呼んでいるのだろうか。
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再読。しをんさんがお仕事をしている姿にはほとんどふれず、マンガを読んだり、お酒を飲んだり、妄想したり、ダラダラしたりばかりしているのを読むと、それでいいんだ、と勘違いして真似してしまいそうな、危ういエッセイです。
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すっごいおもしろい!
再読だけど笑えたわ~。
「悶絶ランバ・ラル」・・・・。
ファースト世代にはたまらないなあ。
ジョジョ愛迸るエピソードも、ジョジョラーにはたまんないっす!!
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再読。文庫じゃない方に2回分の感想が書いてあったから、多分3回目。これが週一更新の最終巻だそうで。やっぱこれが一番面白い。ジョジョにはまって友達とジョジョ立ちするとか、お父さんのトイレの後手を洗わない話とか、超面白い。文庫特典として、巻末に松苗あけみさんの解説漫画が。この作家さんも懐かしい。昔読んだよなー。私も漫画読みたい。
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日常は面白いことの発見力と妄想力で格段におもしろくなります。人前でこの本を読んではいけません。笑ってしまうから。人前ならマスクを着用してください。
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エッセイがあまり好きじゃないけど、これは面白そうだったので読んでみた。
終わりに近付くほど面白くなくなってきたので、もうちょっと短くて良かったのでは?
初めの方はホントに面白かったけど。
「 舟を編む」を書いた人とは思えない中二病っぽい日常で、三浦さんの親御さんの立場だとイタタタ…って思いそうだけど、熱狂的な理解者も確実に居る!って感じでした。
ハハハ…
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三浦しをんのエッセイ。大昔に別の有名なやつ(友達からのやつ)を読んだ気がしたが、気になってたので、読んでみた。なんというか、この人はやっぱりすごい…適切な言葉が思いつかないけど根っからのオタク気質なのが文章読んだだけでわかる。最近ジョジョ4部を嗜んだので、そこだけはオタク話についていけたのが良かった。あとは世代的にもついていけず、いまいち乗り切れなかった(これはわたしが全面的悪い)
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いつも通りキャラの濃い著者と、そんな著者に負けず劣らずキャラの濃い家族や友人たちが続々と登場する日常エッセイ。他人の話の盗み聞きエピソードも多くあったけど、知らない人たちの生活は確かに自分にとっては奇想天外で、でも自分の生活もきっと他人には理解不能なところもあると思うから、一口に「変人」と言える人はなかなかいない。むしろみんなどこかが"変"なのだということを改めて感じる。だからこそ何もない日常も感覚を鋭くして周りを見渡せば刺激的なのだと思った。
Posted by ブクログ
三浦の家族や関わる人はユニークで漫画にしたらもっと楽しめそう。しかし書かれた本人たちの気持ちはいかがだろうか。私だったら恥ずかしい。不健康さも読みどころだろうか。