三浦しをんのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ※結構ネタバレしてます。特に最後。
全然主人公ではないんだけど西岡の軽薄な性格の裏に自分の立場に対して俯瞰してる繊細な一面があるのがもの凄く好きだった。めっちゃ分かる〜。
内心では馬鹿にしてただろう馬締に羨望を感じたり、救われたりしてる部分が人間味あふれる、、、
それで本人は気づかないうちに岸辺のこと救ってるのもまた、、、
271頁の宮本と岸辺が連絡先交換するシーンで「手を握ったこともないのに、互いの携帯電話だけはキスせんばかりに近づきあっている。」
まじここだけ読んだらクソやかましいけどこういう表現してみたいよねえええ
知らない言葉とか表現が多くて増やしたいなと。
こんだけ書いて⭐︎4な -
Posted by ブクログ
老舗ホテルで働く若い男と、書道教室を営む書家。AI時代には絶滅危惧種になりそうな職業同士か、いやだからこその組み合わせなのかもしれない。2人の関係はほのぼの、しみじみ、こういう話を丁寧に書く三浦しをん作品で優しい気持ちになる。
実在するホテル三日月は木更津にあるはすだが、この小説の三日月ホテルは西新宿。都会のビルの谷間から見る細い月は趣きがあるのだろうか。西口公園の風景もみえてくるし、書道教室のある下高井戸の街並みも下町的な雰囲気が感じられる。その場に一緒にいるような気分になる、2人の会話をそばで聞いているような感じがする。そんな臨場感のある小説だった。
書家とヤクザで検索したら、闇バイトやオ -
Posted by ブクログ
複数作家の短編を特定テーマで収録したアンソロジーは結構読んでるかも。テーマが本や書店だとなおさらで、書店舞台の小説や書店員さんのエッセイやノンフィクションを含めると、さらに増える気がします。そう言えば、大崎梢さん中心(10名)のズバリ『本屋さんのアンソロジー』もありました。
本書は5人の人気作家陣による書店愛あふれる一冊です。書店好きの方、特定作家の推しの方は見逃せません。私自身5名の作家さんの著作はそれなりに読んでますが、それぞれ"らしさ"が表れていてよかったです。
少しテイストの違う、一穂ミホさんの「歌うように生きて」が印象的でした。本を読まない女学生と本好き -
Posted by ブクログ
2026.5.17再読。
前に読んだ時はあまり面白いと思わなかったんだけど、直木賞受賞作だと知って、
読み直してみたいと思っていたら、弟が持っていた(私の本はなぜか今、手元にない)読み返してみたら結構面白くて、最後は夜更かしして読み終えてしまった。
主人公の多田も一風変わった高校からの同級生行天も他の登場人物もみんな過去を抱えて生きている。
人って言わないだけで、いろんな過去や
辛いこと抱えて生きているよなぁとこの年になると、しみじみ思う。
登場人物みんながんばれって読み終わって
思いました。
最後に行天くんが帰ってきて、良かったなぁって思ったけど、このお話まだ続くんですね。
ぜひ続きも読み