三浦しをんのレビュー一覧

  • ふむふむ―おしえて、お仕事!―

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    ネタバレ

    小説以外のものも読んでみたかったので、手に取った一冊。
    なるほど。三浦しをんという人は、職業というかその仕事の先にいる人を良く観察する人なんだなぁと一人納得。
    自分の興味にまっすぐに情熱を傾けているからこその小説だったり、このインタビュー集(?)なのだと。
    面白かった。

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    2016年07月26日
  • 秘密の花園(新潮文庫)

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    ミッションスクールに通う3人の女子高生それぞれの視点で描かれる中編3作のお話し
    3人はそれぞれ秘密を抱えている

    うちの娘が将にカトリックの女子校に通ってるからかもしれないけど、こんな話し好きなんだよなぁ
    ま、前から笑うミカエルとかマリア様がみているとか好きだしね
    あと、ミッションスクールじゃないけど女子校ものならblueとかね

    何というか、僕が想像する女の子同士の付き合いのリアルさがある
    淑子のことはどーでもいいとして
    那由多と翠の関係は憧れるなぁ
    だからこそ淑子の気持ちもよくわかる

    何より笹塚さんがいい味出してる
    こんな先生がいたら高校はもっと楽しかったかもね

    偏った知識だけど、こん

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    2016年02月23日
  • 黄金の丘で君と転げまわりたいのだ 進め マイワイン道!

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     初心者にわかりやすくワインの楽しみ方を教えてくれる本。ほんとに参考になった。強烈な4人のモニタとは別の感覚で、一部のワインを実際に飲んだりしながら楽しく読めた。産地、ブドウ種、樽、グラス、など多くの視点で新知識を得られたのもうれしい。値段の違いについてはいまだ不明(高いワイン同士の比較はいろいろ厳しい)だが。
     最後の先生の講座も良い。こういう解説だとしっくりくるという文章。工学系でこのようなタッチのものがあれば良いのだが・・・

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    2016年02月16日
  • あやつられ文楽鑑賞

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    私に新たな世界「文楽」への興味を開かせてくれた1冊。
    もともと歌舞伎は好きだったけれど、その元ネタともいえる文楽の世界をしをんさん流に楽しく解説してくれています。
    実際このエッセイを観に行った後、文楽を観に行ってみましたが、やっぱりなんだか不思議な芸能の世界でした。
    でも、なんだか癖になる感じはわかる…!!!
    とくに「仮名手本忠臣蔵」の解説の章が好きです。

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    2015年12月26日
  • 黄金の丘で君と転げまわりたいのだ 進め マイワイン道!

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    三浦さんはやっぱりハードルなんて気にせず楽しもうよ!と格式高いイメージを払拭するのが本当にうまい。
    それはやっぱり文章から三浦さん自身が楽しんでいるのが伝わってくるから。
    もう一つは、三浦さんや丁稚一同がダメダメなところを隠さず(というかそれ中心に)にしているところ。
    アスパラ香!

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    2015年10月12日
  • サイドストーリーズ

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    読み終えるのが惜しい、
    物語がある。

    もう少し読んでいたい、
    余韻に浸っていたい、
    もしかしたら
    CDの隠しトラックの様に
    どこかに後日談的なものがあるんじゃない?

    と、いつまでも
    本を閉じたり開いていたりして。(^^;

    この本の中では
    >まほろ駅前シリーズと
    >天地明察が
    私の読み終えるのが惜しいリストの中の作品。

    サイドストーリーとして
    <一服広場>をテーマに再び彼らに会えたのは嬉しかった。
    他の作品も面白かったなぁ~
    機会があったら、本編のほうも読んでみたい。

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    2015年08月10日
  • 悶絶スパイラル(新潮文庫)

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    笑える
    とにかく、しをんさんの周りの人達が愛らしい。
    もちろんしをんさんもね〜!

    いろいろ私とかぶる気持ちを共感できました!

    しをんさん、いつまでも、しをんさんでいて下さい。

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    2015年08月01日
  • あやつられ文楽鑑賞

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     文楽、いわゆる人形浄瑠璃など、テレビでさえまともに見たことがない。それがどうしてこれを読むかと言うと、著者の三浦しをん氏の作品「舟を編む」があまりに面白く、彼女の別の作品も読んでみたいと思ったからだ。「仏果を得ず」という作品が文楽をベースにしているということなので、全く文楽の知識がない自分は、あわせて読みたいと帯に書いてある、この「あやつられ文楽鑑賞」を先ず読むことにした。

     文楽初心者の自分には、おそらくそれが正解なのだと思う。文楽のイロハに触れることができたと思う。少しミーハーではあるが、三浦しをん氏が、どんどん文楽にはまっていく様子がありありと伺える。しかも代表的文楽作品の筋やキモを

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    2014年12月31日
  • 人生激場(新潮文庫)

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    2014.8.15

    三浦しをん氏の日常あれこれ?
    主に サッカーワールドカップのカーンとシーマン愛に溢れてます。
    それと、胸毛

    オタク女子あるあるほのぼの日常
    落ち着くわ〜

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    2014年09月10日
  • 桃色トワイライト(新潮文庫)

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    クウガってそんなに萌えるんですか!?!???という邪な情報が手に入ってしまって、困惑しています。純粋なファンの人に殴られそう。でも、これでこそしをん先生のエッセイ。もちろんそれ以外にも、(笑いすぎて)電車では読めないレベルのエピソードばかりで、腹筋が鍛えられました。

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    2014年05月24日
  • 悶絶スパイラル(新潮文庫)

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    しをん様のエッセイ、最高!!電車内、カフェで読んではならない一冊。心を癒したいとき、イライラしているとき、プレッシャーに潰されそうなとき、本書に助けられた。「うさぎ教」には入信しませんが、一気に「しをん教」へまっしぐら。特に「イカリちゃん」「かつら山」は思い出し笑いが続いた。

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    2015年02月15日
  • あやつられ文楽鑑賞

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    文楽に全く興味がなかった私でも一度見てみようかなと思ってしまうほど、文楽の歴史、しきたり、楽屋裏、作品などが魅力的に描かれている。
    おまけに、作品の要約振りが素晴らしい。古風な言葉と口語の絶妙な混ざり具合は、さすがエッセイの達人です。

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    2014年02月11日
  • あやつられ文楽鑑賞

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    ネタバレ

    文楽の人形には、人間では出せない不思議な魅力がある。文楽は一度だけ見たことがあるが、この本を読んでから思い返してみてなるほど確かにと思った。
    魂のない人形だからこそ、独特の滑稽さや妖しげな雰囲気が出る。

    この一冊で文楽の奥深さと面白さがたくさん伝わってきた。

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    2013年07月07日
  • あやつられ文楽鑑賞

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    フォローさせていただいているレビュアーさんの『仏果を得ず』のレビューを読んで
    「読みたい!」と勇んで本屋さんに行ったものの、置いておらず。
    せめてもと、こちらの本を購入。


    「文楽は三業から成る」とはよく言ったもので、実際に観劇に行くと、
    舞台で演じている華麗なお人形と人形さんの動きには当然ながら見惚れるし、
    三味線を習っていたこともあり、三味線さんの繊細であったり勇壮であったりの
    撥さばきや糸をはじく指が気になるし、
    好きな大夫さんが顔芸といえるほど(←失礼な言い草ですが、褒めてます)の
    熱演タイプなので目が離せないしー!!!
    と、あっちもこっちも観たくなるわたしはどこを観ればいいのか、毎

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    2013年03月05日
  • 人生激場(新潮文庫)

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    やっぱり笑います!
    久々に読んだんですが、着眼点がすごいですよねー。そして萌えに対してうざいくらいに熱い。ここまで思えたら幸せですよね、うん。読んでるこちらも笑いを補充できました。

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    2013年01月24日
  • 風が強く吹いている 1

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    これはいい。
    小説原作のコミックとしては、かなりの完成度じゃないかな。小説を読んですぐに風強ファンになって手に取ったから、コミックを見る目は厳しかったと思う。けど本当に、いい。

    原作の風強の良さを決して壊していないのに、コミックス版独自の視点で掘り下げられた新しい風強の世界をうまく作りあげている。
    特に、東体大をただの悪役にしなかった所に作者の技量を感じる。榊は本当にいい子だし、向井くんの『お前は箱根走れよ』ではもう涙が止まらない。古賀も松平も朝倉もマルさんも、それぞれエピソードがいい。持田もなかなか(笑)
    六道大の藤岡も小説よりもキャラに深みが出ていて、力強い存在になっていた。藤岡の話す高

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    2012年09月17日
  • 桃色トワイライト(新潮文庫)

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    笑える話の間からも垣間見える観察力や洞察力のすごさに眼福です。読んでていろいろなところにはっとさせられます。今も笑いの神と共に毎日を邁進してるんだろうか…とか思います(笑)

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    2020年10月19日
  • 木暮荘物語

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    とてもよかった。絵のトーンがヤマシタトモコに似てるなあ。
    特に不妊症の女の子が、赤ちゃんを面倒みる話がとてもあったかくてスキ。三浦しをん、ちゃんと読もうかな。

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    2012年08月03日
  • 夢のような幸福(新潮文庫)

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    ネタバレ

    直木賞作家であり、今年の本屋大賞を取った三浦しをんさんによる爆笑エッセイ。

    彼女の小説は『月魚』とか『白蛇島』とか『まほろ駅前多田便利軒』とか、高校生のころにいろいろ読んでました。
    特に『月魚』は淡々としたストーリーの中に隠されてる静かな激情(矛盾してるけど、ほんとなんだもん)が、私の心をとらえて離してくれなかった。

    けれどエッセイはそんな印象をぶち壊すがごときハイテンション。
    特に「ロード・オブ・ザ・リング」を観てアラゴルン役のヴィゴに恋してるしおんさんがね、もう壊れてるw 頁捲る度にアラゴルンアラゴルンってね。「おぉまたかーっ!」って吹いたわ。
    どうしようもないことをフルパワーで妄想し

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    2012年05月22日
  • まほろ駅前多田便利軒 2巻

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    2012/04/24
    【好き】生意気な小学生:由良公の事件と、星くんはまだ顔が出てないけど登場。 行天の元妻&娘も出てきたし、ハイシーストーカー事件も進行中。 いろいろ物語が動いてきたなー。 巻末での番外ショートでは、多田と行天の絶妙なバランス関係が描かれていて、微笑ましいなと思いつつも、出来上がった料理にオエェェ(笑) あと残り半分くらいか?次巻で終わるかそれとももう一冊あるか?とにかく早く続きが読みたい。

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    2012年10月02日