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Posted by ブクログ
三浦しをんさんが,様々な職業の女性にインタビューをした本。
三浦さんは「仏果を得ず」で文楽の太夫,「舟を編む」で辞書の編纂者,「神去なあなあ日常」で林業など,様々な職業の人を主人公にした小説を書かれています。
そんな三浦さんの興味のままに,様々な人から仕事の楽しみ,苦労,生きがいなどをインタビューなさっていて,それらをまとめたもの。
漫画のプロアシスタント,靴職人,動物園飼育係,フィギュア企画開発,女流義太夫三味線,こんな仕事があるんだなあっていうのを改めて教えてくれた本。インタビューした三浦さんの人柄もあるんでしょうけれど,苦労したことよりも,楽しいこと,仕事で充実していること,など,ものすごくポジティブに読みました。
Posted by ブクログ
16人の各種職業を持つ女性から三浦しをんさん自らがインタビューして、その職業に就いたきっかけや、苦労談、成功談、抱負など、知りたいこと気になることを存分に聞き出してくれて、読んでるこちら側も「ふむふむ」してしまう内容の濃い人生談話でした。
大きな物では巨大地下トンネルを建設する現場監督さんから、小さいものでは0.2ミリほどのトーンの点の一部を削り取る妙技を見せる漫画アシスタント、更にはミクロン単位の細胞の初期発生を調べる大学研究員…大きな世界にも小さな世界にもその分野のエキスパートがいらっしゃるということが、なんだか改めて感動してしまいました。みなさん大変なお仕事なのですがやり甲斐を感じ、面白みを感じながら精進していらっしゃる印象でした。活版技師の方の話では、私の幼少期隣の家が小さな印刷所だったのですが、いつもガシャン、ガシャン、と音がしていたのを思い出しました。電算化されてる現在でもまだ活版印刷は生き残っているのですね。活版技師の方が最初は大学で東京農大で遺伝育種学を学んでいたというので、そんな方がどうして活版印刷の方へ?と私も興味を持ってその経歴がバラエティに飛んでて面白かったです。最初からその道を目指していたわけではない方がこの方以外でも多かったですね。サントリーのビール職人の方のお話しも面白かったです。機械化されてはいても味の部分はしっかり人が担当して調整しているんですね。このインタビューがされてから既に10数年経っていますので、みなさんのその後の動向が気になります。コロナ禍の世の中でお元気でいらっしゃるでしょうか。
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