三浦しをんのレビュー一覧

  • 白いへび眠る島

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    壮大な状況説明の後に配置された、息もつかせぬ終盤の「あれ」との攻防。元題の『白蛇島』は横溝正史シリーズを彷彿とさせるが、文庫版に改題されたものも味わい深い。青春ファンタジーミステリーとも言える古代と現代が入り混じる不可思議な世界観は、父上の薫陶の賜物なんだろうな。

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    2017年08月24日
  • ふむふむ―おしえて、お仕事!―

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    2015年末の鉄道旅のお供に読み始めた。取材対象はすべて女性のプロフェッショナル。高橋秀実氏が解説で女性同士の会話について考察を示しているが、もしかしたらそのために気楽な旅の読書にならなかったのか? などと穿ってみたが違うだろう。印象的だったのは「大学研究員」と「編集者」。しをんさんが編集者に憧れていたからこそ、あのデビュー作が創られたんだな。それから同時に読んでいた『辺境中毒!』に出てきた作家・船戸与一、西木正明の編集者が国田さんという偶然も面白い。

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    2017年08月21日
  • 能・狂言/説経節/曾根崎心中/女殺油地獄/菅原伝授手習鑑/義経千本桜/仮名手本忠臣蔵

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    どれも訳が素晴らしく、非常に楽しめた。特に能・狂言では現代的な表現がちりばめられていて、思わず笑わずにはいられなかった。
    作品の中では説教節の「かるかや」。説教節といえば「小栗判官」や「山椒大夫」を想起するけれど、かるかやもこれらにおとらず壮絶かつ深い内容であった。

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    2017年08月16日
  • 木暮荘物語

    購入済み

    いい

    三浦しをん先生の原作なので悪いわけがないですっ!!!綺麗事じゃない人たちのストーリーを綺麗に描いてくれている。画とストーリーがすごくマッチしていて大好きです。

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    2017年08月16日
  • 舟を編む(上)

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    大好きな小説を、大好きな漫画家さんがコミカライズするというご褒美。あぁ神様ありがとう。雲田先生が描く男性はとにかく色っぽい、線がエロい。馬締くんの猫背ライン、ごちそうさまでした。西岡のシャワーシーン、ごちそうさまでした。香具矢さんと思いが通じる夜の描写は本当にうひょっぐ&心底ムハッ。下巻は泣けるシーンが待ってるから心してかからないと。

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    2017年07月24日
  • 舟を編む(上)

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    原作が素敵で、いかす作家さんによる漫画化で、質が低かろうはずがないですね。面白かったです。原作の細かいところまでは覚えてないけど、これ単体でも十分に楽しめるような内容でした。漫画派の人も、これを読んで”是非原作を!”って感じになると良いですね。

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    2017年07月19日
  • 舟を編む(上)

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    原作も
    雲田はるこさんも
    大好きなので 期待大で購入!
    期待以上でした。

    個人的感想ですが
    登場人物が 映画よりもアニメよりも
    セクシーで魅力的!
    とくに かぐやさん
    美しすぎて ドキドキしました。
    後篇 待ちどおしい!

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    2017年07月12日
  • 舟を編む(上)

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    好きな本を好きな漫画家がコミカライズするって嬉しいなぁ。大好きな素材をどう料理されるのか、それが楽しい。

    本書の装丁も嬉しい。カバーをめくってみないとわからないけど。こういう心意気って佳いなぁ。編集者さんの気合が入っています。

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    2017年07月07日
  • 神去なあなあ日常

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    別世界‥… 林業かー。知らない世界を知れておもしろかった。神去の人たちみんななあなあだし。人の性格も生活も行事も、とても濃い。
    祭りが圧巻。さすが三浦しをん。

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    2026年02月25日
  • サイドストーリーズ

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    大分前に購入「積ん読」状態だったのをなぜか読みました。
    正直楽しかったです。
    作家さん達の代表作のスピンオフというか表題通り「サイドストーリー」。読んだことの無い作品もありましたが、丁寧に作者の横顔やメインのストーリーも書いてあるというサービス付。すべて「煙草」や「一服ひろば」に関連して書いてありますが、上手くからめてあるお話もあれば、やや無くてもいいんじゃない?的なお話も。
    冲方丁の「天地明察」は読んでみたいと思っていた本だったので、ますます読みたくなりました。
    貴志佑介の「鍵のかかった部屋」からのお話はドラマで見ていた佐藤浩市の芹沢がメインになったのには驚きましたが、まんまでしたね。
    限ら

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    2016年10月11日
  • 夢のような幸福(新潮文庫)

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    ながらで本よむのがいつものスタイル。
    一瞬途切れると、あー・・・そんで?なんだっけ、なんかすごい楽しいやつ見てた気がする・・・、ケータイ?TV・・・?あ、これだよ。
    と、読んでる間しじゅうそんな感じにたのしませていただきました大変ありがたい本。

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    2016年07月26日
  • むかしのはなし (3)

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    ■あとがきで原作者が寂しさの物語、と自分で評していた。さみしさの海のなかに、ちょこっとだけキラキラしている欠片のようなものが見える。本当は、私は読者としてさみしさの海のほうに対峙して、その奥を覗き込まなければならないのかもしれないけれど、どうしてもキラっとしたそっちに、救いを求めるように目を向けてしまう。心弱いなーと自分でも思うんだけど。
    ■原作は小説で、私はそちらも読んでいますが、まんがの再現度がすばらしいと思ったので、まんがのほうを本棚に登録しました。小説を漫画にすると、イメージが固定されてしまうということがあると思います。もちろんこの作品でも人物の顔立ちやイメージは絵にされることである方

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    2016年06月13日
  • 桃色トワイライト(新潮文庫)

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    三浦しをんの桃色トワイライトを読みました。
    ホ○漫画、オダ○リジョー、仮面ライダークーガそして文楽に傾倒する三浦しをんの日常を描いたエッセイ集でした。

    1回のエッセイが8ページくらいですが、その中で必ず1回以上は吹き出してしまうという電車の中ではとても読めない本です。(読んだけど)

    あと書きに「後半になるにつれどんどん我が理性が溶解していくさまが如実にわかる、かなりアイタタな本に仕上がった」と書いてあるとおり本当に楽しめました。

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    2016年06月04日
  • あやつられ文楽鑑賞

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    ネタバレ

    再読。「『文楽』という底なし沼に(中略)みなさまが同じようにはまりにいらっしゃるのをお待ちしております!」というラストの一文のお誘いに見事にはまっている。三浦さんが「ぜひ同じ演目を文楽と歌舞伎で見比べてみてください」というものだから、歌舞伎にもはまってしまい、三浦さん同様にお財布が危険なことになっている。内子座にも行ったし、襲名披露公演を見る機会にも恵まれた。となると、技芸員さんたちに直接取材してお話を聞ける三浦さんがうらやましくてたまらない。もう1冊くらい文楽の小説書いてくれないかなあ。

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    2016年04月14日
  • ふむふむ―おしえて、お仕事!―

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    ネタバレ

    小説以外のものも読んでみたかったので、手に取った一冊。
    なるほど。三浦しをんという人は、職業というかその仕事の先にいる人を良く観察する人なんだなぁと一人納得。
    自分の興味にまっすぐに情熱を傾けているからこその小説だったり、このインタビュー集(?)なのだと。
    面白かった。

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    2016年07月26日
  • 黄金の丘で君と転げまわりたいのだ 進め マイワイン道!

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     初心者にわかりやすくワインの楽しみ方を教えてくれる本。ほんとに参考になった。強烈な4人のモニタとは別の感覚で、一部のワインを実際に飲んだりしながら楽しく読めた。産地、ブドウ種、樽、グラス、など多くの視点で新知識を得られたのもうれしい。値段の違いについてはいまだ不明(高いワイン同士の比較はいろいろ厳しい)だが。
     最後の先生の講座も良い。こういう解説だとしっくりくるという文章。工学系でこのようなタッチのものがあれば良いのだが・・・

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    2016年02月16日
  • あやつられ文楽鑑賞

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    私に新たな世界「文楽」への興味を開かせてくれた1冊。
    もともと歌舞伎は好きだったけれど、その元ネタともいえる文楽の世界をしをんさん流に楽しく解説してくれています。
    実際このエッセイを観に行った後、文楽を観に行ってみましたが、やっぱりなんだか不思議な芸能の世界でした。
    でも、なんだか癖になる感じはわかる…!!!
    とくに「仮名手本忠臣蔵」の解説の章が好きです。

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    2015年12月26日
  • 黄金の丘で君と転げまわりたいのだ 進め マイワイン道!

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    三浦さんはやっぱりハードルなんて気にせず楽しもうよ!と格式高いイメージを払拭するのが本当にうまい。
    それはやっぱり文章から三浦さん自身が楽しんでいるのが伝わってくるから。
    もう一つは、三浦さんや丁稚一同がダメダメなところを隠さず(というかそれ中心に)にしているところ。
    アスパラ香!

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    2015年10月12日
  • サイドストーリーズ

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    読み終えるのが惜しい、
    物語がある。

    もう少し読んでいたい、
    余韻に浸っていたい、
    もしかしたら
    CDの隠しトラックの様に
    どこかに後日談的なものがあるんじゃない?

    と、いつまでも
    本を閉じたり開いていたりして。(^^;

    この本の中では
    >まほろ駅前シリーズと
    >天地明察が
    私の読み終えるのが惜しいリストの中の作品。

    サイドストーリーとして
    <一服広場>をテーマに再び彼らに会えたのは嬉しかった。
    他の作品も面白かったなぁ~
    機会があったら、本編のほうも読んでみたい。

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    2015年08月10日
  • 悶絶スパイラル(新潮文庫)

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    笑える
    とにかく、しをんさんの周りの人達が愛らしい。
    もちろんしをんさんもね〜!

    いろいろ私とかぶる気持ちを共感できました!

    しをんさん、いつまでも、しをんさんでいて下さい。

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    2015年08月01日