三浦しをんのレビュー一覧

  • 神去なあなあ日常

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    特に将来設計とか何にもなかった高卒の少年が三重の山奥の村に突っ込まれ、林業を通じて段々と自己を確立していくっていう青春小説。読みやすくて面白かった。山奥の村が舞台って言うと閉鎖的な村民による排斥みたいな要素がステレオタイプな発想として出てくるが、そういうのは村民の気質的にもあまりなく、のほほんと進行する感じ。

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    2026年01月04日
  • むかしのはなし

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    ネタバレ

    読み始めは「昔話を物語の軸に落とし込んだ短編集?」と思って読み進めていたがところがどっこい。
    もしかしてこれらのお話は繋がってる、、!?伏線回収!?と一番最後のお話で色々拾い上げられてびっくりしました。点と点が繋がって合点がいきました。単なる短編集かと思ったら壮大な連作短編集だった。

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    2026年01月04日
  • ビロウな話で恐縮です日記(新潮文庫)

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    天才作家もオタ活をして、だらけた日常を過ごしていると思うと、自分のだらけた年末年始の過ごし方も肯定できた。

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    2026年01月03日
  • 好きになってしまいました。

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    夢中になれるものを自由に選べる素晴らしさ!

    年明けは明るい気持ちになりたいので、楽しげな本を選ぶことが多い。今年も無事、笑えるエッセイでウキウキした年明けを味わえたことに感謝。
    私は能登半島出身なので、能登のことも気にかけてくださる内容に大きな心の励みとなった。ありがたいことです。
    私も見習って出会いや交流を求めて旅に出たくなった。とりあえずエッセイに出てきた場所をジェミニ(AI)に聞いてみよ!

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    2026年01月03日
  • 仏果を得ず

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    三浦しをんさんの熱血お仕事ストーリーなので、面白くないわけがない
    人形浄瑠璃・文楽の義太夫に夢中の健。稽古に励みながら師匠の理不尽に耐え、情熱をかけて義太夫に取り組んでいたが、あるとき出会った女性に恋をしてしまう。芸が恋かを悩みながらも、どちらにも真っ直ぐぶつかり成長していく物語
    この手のお話でこの作者なら間違いない
    以前、『渦 妹背山婦女庭訓 魂結び』を読んだことがあったので、更に面白く感じられた

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    2026年01月01日
  • 泥酔懺悔

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    下戸の人の感覚を知ることができた一冊。
    私は飲める方だから、酔って泥酔までしても懺悔するほどの失態は今のところない。
    強いて言えば、二次会で食べきれなかったおつまみのベイクドガーリックをアルミホイルに包んでバッグに突っ込み、お持ち帰りしてきたことかなあ。
    バッグの中から出したときの母の顔は忘れられないし、次の日焼き直して食べたときの意外なおいしさも記憶に濃い。
    お酒は楽しいな。私、やっぱり好きだな。

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    2025年12月28日
  • 月魚

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    派手なストーリーは無いが日常を語る二人の青年の話。表現の端々が幻想的で、古書を題材とした世界を楽しめる1冊です。

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    2025年12月28日
  • まほろ駅前番外地

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    4.5
    前作からそのまま読み始めましたが、前作はずっと多田視点で物語が進んだのに、今回は前作の登場人物からみた多田と行天の様子が語られる。それがまた面白い。最後だけまた多田視点に戻るけど、多田の新しい恋と、行天の闇(病み)部分が表立ってきて、これはこのまま次作を読むしかない。

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    2025年12月28日
  • ゆびさきに魔法

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    三浦しおんさんのお仕事小説、安定の面白さ。
    最近はネイルをやめてしまったけど、ネイルサロンに通っていた時、自分の指先が視界に入るたびにちょっとうれしくなっていたあの感じを思い出した。
    繊細なネイルデザインや大将の作るおいしそうな煮込みの香りや味が文章を通してリアルに伝わってきて、小説っていいなとあらためて思った。

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    2025年12月26日
  • まほろ駅前多田便利軒

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    4.4
    面白かった。
    映画観てないですが、瑛太さんと松田龍平さんが出られていたのは知っていたので、私の頭の中でも2人が物語を進めていくわけですが、イメージぴったりで違和感なく進む。
    次作も次々作も積読済み。楽しい年末になりそう。

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    2025年12月25日
  • まほろ駅前番外地

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    読む順番を間違えてまほろ駅前狂騒曲を先に読んだ後の番外地!
    スピンオフの仕立てなんだけど、あぁやっぱり順番って大事かも。

    多田さんのロマンスはここから始まってたのか…
    行天の闇も欠片が出てくるし主要人物がわんさかでてきて楽しかった。

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    2025年12月24日
  • エレジーは流れない

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    ネタバレ

    親が2人いる
    フツウは父親と母親なのかもしれない
    でも、怜には母親2人で二親
    父親はどこにいるのか、いないのか
    普段は温泉街の土産物屋の息子
    月に1週間だけ大企業の息子
    設定面白いし、こういうことってもしかしたら現実にはあるのかな?ないかな?
    伊都子がかなり変わってるというか
    面白いというか冷静というか…寿絵の性格に惹かれたのもあるけど、本当面白い思考
    周りの友だちも、商店街の人たちも、桜台にいるふたりもみんな好きだったなあ
    15号を除いて
    また怜の日常のその後が読みたい
    みんなのその後が気になるー

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    2025年12月21日
  • 神去なあなあ日常

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    林業をすることになった都会から来た若者が、山の神様、風習を大事にする神去村のコミュニティになじんでいく。
    林業について知らないことが多かったので新鮮だった。ヨキがいいキャラクター!

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    2025年12月20日
  • まほろ駅前狂騒曲

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    なーんにも考えずに、素直に読める本でした!
    疲れてる時にちょっとあったかい気持ちになる!

    多田と行天のお互いの良い意味での諦めとか信頼とか、お互いを分かってる感が絶妙で、
    こんな間柄の人が大人になって1人いるだけで、とにかく人生はあったかくて面白くて(面倒くさくて)愛らしいものになるんじゃないかな〜って思わせてくれた本でした。

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    2025年12月19日
  • しんがりで寝ています

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    ゆるっとした日常を、面白く描く。
    蜂退治のあれこれや、タクシーにまつわるあれこれ、ご両親との小噺など、ゆるっと楽しく読めました。

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    2025年12月18日
  • 墨のゆらめき

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    Audibleでお勧めとして紹介されていたので読んでみた。書家とホテルマンが代筆を通じて徐々に仲良くなっていく話。全体的にコミカルに仕上げており、サクサク読める。もう少し展開しても良さそうな気がする。ひょっとしたら続編が期待されるのかも。

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    2025年12月18日
  • 秘密の花園(新潮文庫)

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    女子校小説。

    三人の少女の目線で語られるミッション系女子校の話。シスターフッドという言葉から想像するものとは少し違うかもしれないけれど、女子高校生たちの自他へ向ける眼差しが、緻密にリアルに描かれている。

    年頃なので愛や性についても赤裸々に語られているんだけれど、三人ともけっこう独特で、感情移入がしづらい。特に淑子。

    三浦しをん作品は、小説もエッセイもハイテンションな陽寄りのものばかり読んできたので、「どうした!三浦しをん!!」と言いたくなるくらい雰囲気が違ってタジタジ。

    三浦さん、ミッション系女子校出身だもんね。なんかのエッセイで「カーストはなく、離小島がいくつか存在している感じ」と書

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    2025年12月17日
  • 墨のゆらめき

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    「文字を書くこと」が、こんなにドラマになるのか。
    読み始めてすぐ、そう感じました。

    真面目なホテルマンと、ちょっとクセのある書家。
    この凸凹コンビが、「代筆」という仕事を通して、他人の人生の節目に関わっていきます。
    別れの手紙もあれば、感謝の手紙もある。どれもメールで済ませてしまえそうな用件ですが、あえて「墨」と「紙」が選ばれます。

    物語の魅力は、派手な事件ではなく、言葉の選び方や、手書きだからこそ生まれる“間”にあります。
    読んでいると、「自分が誰かに送ってきたメッセージは、本当に伝わっていただろうか」と振り返らされました。
    仕事小説としても、人間ドラマとしても、静かに効いてくるタイプの

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    2025年12月12日
  • まほろ駅前多田便利軒

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    見たことないが、映画があることは知ってた。
    瑛太と松田の龍ちゃんだとはなんとなく知ってたけど、本を読んでる時の僕の頭の中は逆のキャスティングでした。
    映画も見てみましょうか、

    一度行ったことあるかも、違う街だろうか。
    まほろはそんな街なんだ。(当時はでしょうが)
    今度行ってみましょうか。

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    2025年12月11日
  • 秘密の花園(新潮文庫)

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    3人の少女に焦点が当てられた
    「色々なもの」に対する「恋心」の話。

    全体的に暗い雰囲気の中話は進んでいくのですが、
    どこか共感できるところが散りばめられてる。

    亡き母へ、禁断の恋、生まれてこなかった兄へ…

    青春はキラキラしてるだけじゃない。

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    2025年12月10日