三浦しをんのレビュー一覧
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三浦しをんさんのエッセイ集
想像どおり、いやそれ以上の面白さで笑い転げた。
笑いのツボにハマり過ぎて読み終わるのが勿体無いほど。そして時々しみじみと考えさせられる真面目な作品もチラホラ。
あっ、チラホラとか言ってすみません。
でも殆どがおもろ〜だったのだ。
やはり言葉選びのセンスと、話の落とし所の匙加減が絶妙だ。
作者とは年齢が近いこともあって、ついつい友達になったかの様な感覚に陥ってしまった。
「わくわく動物ランド」とか毎週みてたし。
私の故郷へも旅行されてたし。(また勝手な親近感)
頻繁に登場するご両親との仲の良さも、気取りがなくて素敵だ。お父様は有名な方だが、私はイメルダ夫人の方が -
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アドレナリンジャンキー、口論好き、脳が活性化
物事を一歩引いて俯瞰的に見ること、馬鹿にしていると言われる、そこに皮肉が入っているなら確かにわざと馬鹿にしていると思う、そうでないなら感情的になっている自分の理屈が馬鹿だと気づいている人間の発言、あ、でもこれって馬鹿にしてるのか?
理屈型の人間が感情型の人間を馬鹿にする構図はどうしても起こるのでは。
だからこそ、馬鹿にされないためには常に冷静でいること。
"食卓を囲みながら、私は思った。図太くも地道なその行為が、だれかとともに生きるということなのだ。"
実は毎日は変化の繰り返し。人は、景色は、変わっていく。
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三浦しをんさんのデビュー第2作(2001年)です。『まほろ駅前』シリーズ(2006〜)以前の初期作品を読むのは初めてでした。古書店が舞台の古書をめぐる若い男2人の物語です。
こ、これはBL? オブラートで包む感じで印象をぼかしてますが…、なんかそんな匂いのする関係性ですよね? BL前夜? 失礼ながら今は立派な「貴腐人」も、デビュー時から「腐女子」の片鱗を見せていた? いや、だとしても本作は無粋なBL作品ではありません。
古書店『無窮堂』3代目店主・本田真志喜(24歳)と、安く仕入れた古本を卸専門で販売し利益を得る「せどり屋」の息子・瀬名垣太一(25歳)。
2人は幼い頃から兄弟のよう -
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ちょっと考えたり,重めの本が続いたので,今回は気楽に,気持ちを明るくしたくて.
それならやっぱり,三浦しをんでしょ.
11編の,さまざまな「愛の形」を描いた短編集.
「いかにも」な作品から,「意外」なものまで,どれも楽しく読めた.
そしてやっぱり,根っこにあるのは「人間賛歌」だなと思う.
一人ひとりの「個」を丁寧に描く感じがとてもいい.
恋愛って,もともと超個人的なものだから,時には常識や良識から逸脱した「カタチ」もあり得るわけで.
ほのかな想いから激情まで,徹頭徹尾「個人」の物語なんだよね.
だからこそ,「家族」とか「血縁」とか,そういう“箱”に押し込められていない感じが心地いい.
「