三浦しをんのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
2026/01/21〜2026/01/31
Audibleの『アトロク・ブック・クラブ』で「Audibleで聴くのにオススメの本」として紹介されていた作品。
著者がAudibleのために書き下ろした作品と言うことで、書籍ではなくAudibleで触れた。
同番組でAudibleに適した作品の特徴として「一人称語りの作品」が挙げられていたが、一人称視点で語られる本作のAudibleを聴いて共感した。
自分は小説を読んでいてもあまり脳内に画が浮かぶタイプの人間では無いのだけれど、本作のAudibleは聴いていて滅茶苦茶画が浮かぶのがビックリ。
著者の筆力と、櫻井孝宏さんの声優としての力量が組み合 -
Posted by ブクログ
小説を書いたこともいないし、これから書くつもりもないけれど、エッセイとして楽しく読んだ。
属性が同じ(顕著なヲタク)な事、年齢がほぼ一緒な事からか、滾り方に既視感しかない。
それはともかく、EXILE一族に色々捧げてる事と、ハイロウ愛がキワキワだった事しかほぼ残っていないのだが…三浦氏の言葉の選択が面白すぎる。
本題の小説の書き方については、小説を書いたことのある人にはわかるわ!というのがあるのかな。
没入してしまうと何も気にしないので分からないけれど、逆に「なんか読みにくい…」という作品の場合に、内容を照らし合わせて、どこが読みにくい原因なのかを検証してみるのも面白いかもしれない。
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Posted by ブクログ
聖フランチェスカに通う野々原茜と牧田はな。彼女たちは、頻繁に文通を行って、ますます親交を深めている。庶民的な家庭で育ち、頭脳明晰、クールなのの。外交官の家に生まれ、天真爛漫なはな。時代を越え、紡がれ続ける二人の書簡で彼女たちの人生を垣間見る。
手紙だけでここまで描けるのは見事。
設定を分かりやすくするためのト書きが一切無く、全て手紙の文面という趣向なので、読者は序盤に加工されていない設定をどかんと消化しなければならない。情報量は多いし、肝心な表現に最短距離ではたどり着けないし、ちょっと退屈に思う瞬間も少なからずあった。しかし、根気よく向き合うと見えてくるのは、非常にリアルな女子校の学生生活。 -
Posted by ブクログ
都内の老舗ホテルに勤務する
実直なホテルマン続力(つづきちから)が
書道教室を営む遠田薫に
筆耕係を依頼するところから始まる
この遠田がね、えらいイケメン
女にモテそうなうえに書の腕前も達者
不器用な生き方だけれど天才肌の書道家遠田と
誰からも話しかけられる体質を
持ったチカ(つづきちから)は
彼の相棒になっていく
いやーこういう男性同士のバディものって
しをんさんが書くと間違いない!
最初はなかなか二人の会話がかみ合わないのに
だんだんと分かり合っていく2人
なんといっても「書」というか「文字」を
文章でこんな風に表現できるものなのか
「舟を編む」の言葉フェチな人たちも
よかったけれ