三浦しをんのレビュー一覧

  • 月魚

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    ネタバレ

    良質なブロマンス読んでみたいな、と話して勧めてもらった本。読んでみて思ったのは、これブロマンス…?普通にBLでは?だったけれど、あまりに美しい文章で描かれていて、成程たしかにこれはロマンス、これがブロマンスか…と。
    古書店というあまり馴染みのない世界を舞台が、繊細な情景描写と美しい表現で描かれているので、どこか非日常を感じさせる。けれどその実、物語の根底に人間の複雑な心情となんとも言えない感情が何層にも折り重なっていて、面白かった。
    あさのあつこさんによる後書きがまた美しくて、是非とも最後まで読んでほしい本だった。

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    2025年05月30日
  • 天国旅行

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     心中がテーマの短編集。「死」か…と思って読み始めたが、読んでみると「好き」の方に心が寄っていった。すべてが恋愛ものだったわけではないし、恋愛ものであっても、幸せな恋愛だったのかどうか不明なのもあるが、それでも、こんなに好きっていう気持ち、いいなとか、わかるなとか、そちらに心惹かれた。
     角田光代の解説を読んで、そういえばみんな死が絡むんだったと思いだした。角田さんは、小説における死とは…といったことにも言及していたり、この作品は生も死も賛美していないだとか、美化してないだとか、そちらを中心に解説されていて、ああそうかと思って少し考え直してみたけど、やっぱり私の受け取り方は、ある「好き」の物語

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    2025年05月30日
  • 天国旅行

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    ネタバレ

    目次
    ・森の奥
    ・遺言
    ・初盆の客
    ・君は夜
    ・炎
    ・星くずドライブ
    ・SINK

    作者が、この本は「心中」をテーマにした作品集である、と書いている以上、そういう意図をもってこれらの作品は書かれたのだな、と思うべきなのだろうが、非常にわかりにくい、はっきりとは見えていない「心中」をも含むので、思わずこの言葉の意味を改めて調べてしまった。

    最初の『森の奥』は自ら死を求める男が主人公で、最後の『SINK』は一家心中の生き残りの男が主人公という、この並びも計算されたものなのだろう。
    前者は生かされた思いが前向きな人生をもたらしそうな気がするが、後者はどうだろう。
    今までの自分の考え方を反転してみて

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    2025年05月24日
  • 愛なき世界(下)

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    上巻を読んでから少し間が開いてしまった+下巻は本村視点だったから専門用語が多く若干読むのに苦労した。

    藤丸みたいな感想になってしまうけど、全然読んでて理解できないながらも何かに情熱を注ぎ続けるってすごく愛だなと思った。

    本村さんまでには慣れないかもしれないけれど、
    残りの人生で私も何かに情熱を注げるようなものに出会えるようにこれからも色々な事に挑戦していきたいなと思えた。

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    2025年05月24日
  • 政と源

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    江戸っ子じいさんたちの切なくて面白おかしい日常!
    こんな幼なじみがいたら老後生活も悪くない。
    いいな〜、こんな幼なじみがほしいなぁ。

    思わず1人でプププと笑う場面もあり、元気になれる一冊。
    続編あればいいのにな。

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    2025年05月18日
  • 愛なき世界(下)

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    植物の研究をしている人たちの世界を知ることができる素敵な小説でした。愛を感じるのは人だけとは限らない。素直な自分の心に従う本村さんの自由な生き方に共感できます。

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    2025年05月18日
  • 格闘する者に○

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    しをんさんのデビュー作
    これがデビュー作なのかとびっくりと同時に、本をめくっていきなりお姫様が結婚相手を選ぶのにゾウを選ぶという話から始まって、なんのこっちゃ?いきなりしをんさんの妄想?と思っていたら途中で謎が解けたのだけど、その物語が就職試験の〇〇。
    急にあんな話その場で書ける!?ってまた驚き。
    そしてK談社や集A社の当時の面接模様が主人公可南子を通して暴露され(笑)
    極め道のエッセイで講談社とは一体ナニガ?(・∀・)と思って、この作品を読むことにしたので、
    なるほどなるほど。そういうことか。と
    令和の今じゃ考えられない面接。
    可南子がいつのまにか脳内でしをんさんに変換されている場面も多数w

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    2025年05月17日
  • のっけから失礼します

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    帯の通り抱腹絶倒でした。オフィスの昼休憩にデスクで読んでましたが、何度も吹き出してしまいました。笑いどころ満載な日常が楽しい。何でもない日々が良い。
    あとがきまで美味しすぎました。集英社さんも面白いの良いな。秀逸な寝相。
    続編が出るやもとのこと、楽しみにしています。

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    2025年05月13日
  • 愛なき世界(上)

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    洋食屋見習いの藤丸が大学院本村に恋をするストーリー。研究室メンバーと藤丸の日常にほっこりする。また大学院で研究している人たちの日常を垣間見た気がして興味深かった。
    ストーリーに没入しながら、本のタイトルに納得。下巻を読むのも楽しみ!

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    2025年05月13日
  • 墨のゆらめき

    匿名

    購入済み

    三浦しをんさんの書く人物が好きです。
    自分は字を書く事が苦手で、なるべく避けてきていたので、書家の奥深さや字に感動する気持ちなど初めて知りました。字を書くのは苦手だけど、字に意味を込めて書いてみたいと思いました。

    #ほのぼの #タメになる

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    2025年05月09日
  • わたしの名店

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    大好きな作者さんの想い出の名店たち。
    私の世界にいなかった新たな作者さんとの出会いもあり!
    まだ知らない名店が知れたのと作者さんたちの人となりが分かるエピソード満載。Wでお得感満載(笑)。

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    2025年05月09日
  • 星間商事株式会社社史編纂室

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    重たくない内容で気軽に読み進められるところがよかったです
    社史編纂室は花形の部署ではないけれど、なんやかんやそれぞれちゃんと取り組んで形にしていくところがいいなと思いました

    オタクのエネルギーってやっぱすごい!笑

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    2025年05月08日
  • まほろ駅前番外地

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    多田と行天を、彼らの目線でなくその依頼人に語らせる建て付けになっています。
    版画のように、2人の心の機微が客観的に語られ、浮かび出てきますが、1番深く核心に迫ったのは最後の「なごりの月」でしょう。

    月は明るい部分しか見えないけれど、影の部分にも月はあり全体を構成している。
    多田にとってはそれは最初の結婚であり、行天では子供時代の虐待と思われる。
    それが、最後の最後に、2歳の幼児という語らない客によって浮き彫りにされる構成が、すごいと思いました。

    当然ながら続編も読みます。

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    2025年05月07日
  • 天国旅行

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    どの短編集もホラー味あり結構ゾクゾクした。
    特に印象的だったのは、前世の夢に囚われた理沙のエピソード。執着心が怖かったし、最後どういった末路を迎えるのか怖くなった。

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    2025年05月05日
  • 黄金の丘で君と転げまわりたいのだ 進め マイワイン道!

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    ワイン初心者向け!
    中々楽しいワイン丁稚たちのワインお勉強。飲み頃の温度とか合う料理とか、面白かったなぁ❤️
    色々呑み比べてみようっと

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    2025年05月04日
  • ロマンス小説の七日間

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    「恋愛小説を」という発注だけで、どしたらこんなおもしろい構想が浮かぶのか。
    しをん風の中世騎士のロマンス小説。その美文に酔いしれる。それと交互にくる現実の恋愛、いまここの人間関係。その落差、そのメリハリの巧さ。7というキリのいい日数、1日あたりのページ数もきっちり同じ。職人芸というべきか。
    三浦しをん、27歳の時の作品。彼女にとっては初期の作品。エンタメ小説として読めるが、水を得た魚のごとく、一番エンタメしているのが著者本人のような気がする。

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    2025年05月03日
  • 愛なき世界(下)

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    ネタバレ

    愛ある世界だったな〜〜
    研究室のみんなの関係や藤丸と本村さんの関係、藤丸と円谷の関係も出てくる人全員素敵だった。
    2回目の告白でもくっつくんじゃなくて、なんか本村さんならこうなんだろうなみたいな上手く言えないけど解釈一致(もおかしいけど、、、)というか、、
    実験のところはドキドキしたりみんなの会話にふふってなったり楽しくてこの作品に出会えてよかったな


    大学の研究は分野も違ったけどPCRとか電気泳動、ボルテックスとか懐かしくなった
    にしても大学院の研究って本当にめちゃめちゃ大変でゴールが見えない道を進み続けることなんだな〜と研究室のみんなを尊敬
    私は大学の卒論の研究だけでも精一杯だったしこん

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    2025年05月01日
  • 愛なき世界(上)

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    植物、恋愛と大好きなキーワードと素敵な装丁に惹かれて購入

    大学時代の生物とか実験を思い出したり植物の奥深さとか壮大さを感じたり
    藤丸の人柄に癒されたり本村さんの心情、研究室のみんなの言動にふふってなったり
    本当に楽しくて一気読みしてしまった

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    2025年05月01日
  • 政と源

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    同じクラスで初めて出会ったら仲良くならなかったかもしれない正反対な性格の2人
    70年以上も同じ町で過ごして、来年の桜について一緒に語る幼なじみっていいなぁ

    しをんさんの描く「愛」にいつも心が暖かくなります

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    2025年04月30日
  • マナーはいらない 小説の書きかた講座

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    枚数感覚の話とマラソンの話が個人的には収穫。
    とりあえず短編から書いてみようという気になった。実践の中で試行錯誤するのが大事。

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    2025年04月29日