三浦しをんのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ高校卒業後の進路が決まっていない平野勇気が山奥に送り込まれ、不本意ながら林業に携わり成長していくストーリー。
働くまでの過程についてはクエスチョンがつくような展開だったが、その後の神去山での生活は平凡でありながら、都会から来た主人公を厳しくも優しく成長させる。
日々肉体を酷使し目の前の作業に没頭する。
自然の中でドラマのようなことがなくても生きていく。
それでいいんだと思ったし、都会の価値観から離れた生活ができる主人公に羨ましさを感じてしまった。
一人前に全然なれていないまま、そして恋も現在進行形のままエンディングを迎えたところがとてもよく、読後は爽やかな気持ちになれた。 -
Posted by ブクログ
三浦しおんさんのエッセイをまとめたもの。いろいろ散り散りになった話を、再構築することで会う程度の塊を作っていく。小説とは異なりエッセイとは人に、何かを与えていくもの。ある時は、そうだよねーという同調的な感情。ある時は、自分もやらなきゃ、とやる気スイッチを押してくれたりする。未だかつて村上春樹のエッセーを超えるものはないんだけど、こうした文章のプロが書いたエッセイはやっぱり素晴らしいといつも思う。
コロナ禍でマスクと席を開けて開催されたEXILEのコンサート。隣の女の子がタオルを噛んで声を出さないようにして見ていたことが美しいというエッセイ。のちに、COCOAというアプリが廃止され、政府のデジタ -
Posted by ブクログ
ネタバレ愛ある世界だったな〜〜
研究室のみんなの関係や藤丸と本村さんの関係、藤丸と円谷の関係も出てくる人全員素敵だった。
2回目の告白でもくっつくんじゃなくて、なんか本村さんならこうなんだろうなみたいな上手く言えないけど解釈一致(もおかしいけど、、、)というか、、
実験のところはドキドキしたりみんなの会話にふふってなったり楽しくてこの作品に出会えてよかったな
大学の研究は分野も違ったけどPCRとか電気泳動、ボルテックスとか懐かしくなった
にしても大学院の研究って本当にめちゃめちゃ大変でゴールが見えない道を進み続けることなんだな〜と研究室のみんなを尊敬
私は大学の卒論の研究だけでも精一杯だったしこん -
Posted by ブクログ
出てくる映画や漫画はやっぱりわからないけれど、それでもやっぱり面白い(笑)
1番好きだったのはお友達のGさんと沖縄旅行に行く話(笑)
ベッドカバーのみをみてホテルを決めるのもさすがだと思ったけど、その旅行前の準備として水着を買いにいくくだりは電車で読むのは危険レベル!笑
しをんさん、でっかいグンゼパンツをはいていて、試着のビキニから下着がはみ出て...w
その後もタンクトップの脇からあふれるお肉にww
その当時2002年はタンキニってタンクトップビキニが流行ってたんだって!
他にも家族との会話もやっぱり面白いし、
また別のお友達がパンパースのパンパくんにファンレターを書く話など周りのお友達た