三浦しをんのレビュー一覧

  • あの家に暮らす四人の女

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    三浦しおんさんの小説。
    クスリと笑える表現、文章が上手ですね。
    話の筋は私小説だが、軽いタッチで言葉が踊るのが読んでいて楽しい一冊でした。

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    2024年10月05日
  • しをんのしおり

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    かなり妄想力高め!いきなり妄想寸劇入ります。
    onepieceがまだ10巻までしか発売されてないし、なにより当時の三浦さんが古本屋でバイトをしているのに衝撃を受けました…!時代だ。

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    2024年10月01日
  • 舟を編む

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    飄々と情熱を注ぐ 私は感情のコントロールが出来ず、毎日ドンチャン、てんやわんやの日々を送っています。家族も友人も、同僚も私に関わる人には迷惑をかけて生きていると自認しています。申し訳ありません。

    そんな私でも後世に紡いでいきたい思いや、気持ちを持っています。特に、これまで諸先輩方が残してくれた、生きることの楽しさ、苦しさ、哀しさ、愛おしさは伝えられたらと思っています。
    そんなことは、自分で知るものかも知れませんが。。。

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    2025年12月03日
  • ののはな通信

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    ネタバレ

    ののとはな、二人の人生が交わり、離れ、また漸近する、その過程が丁寧に紡がれた物語でした。どきどきしながら1章の幸せいっぱいのやり取りを読み、破綻した後のどこかひりつくような2章、そしてかつての愛を懐かしみ愛おしみながら未来へ進む3章と読み進めました。このやり取りがいつかまたどこかで再開するような気がして、その先を読んでみたいと思いました。

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    2024年09月30日
  • わたしの名店

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    稲垣えみ子さんお目当てで読みました。
    他の方々のエッセイも大変面白く、思わぬ収穫でした。
    ここに出てきた店の鍋焼きうどん、メーヤウ、ピネライス…食べてみたい。

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    2024年09月22日
  • 月魚

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    ネタバレ

    腐女子です。以下は腐女子の戯言です。

    なんとも奥ゆかしい純愛小説でした。
    あまりリアリティは感じず、キャラクターにしても瀬名垣と真志喜以外はぼんやりとした印象が残るのみです。その分主役ふたりの心情の描写が大変切なく美しい…!透明感のあるどこか幻想的な彼らの世界観。三浦さんは20代半ばくらいでこの物語を書かれたのでしょうから、もう天才としか言いようがありません。バランスが良いし短いのに内容が濃い…

    惹かれ合うふたりが抱く激しさであったり、やり取りの軽やかさであったり、ふとした時に垣間見える妖しい関係性。どれもが素敵でした。重要な部分はある程度読者から見えないように書かれているのかなと感じまし

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    2024年09月19日
  • ののはな通信

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    私に魂というものがあるからそれはあなたのものです!


    女子高生から大人になるまでの2人のやり取り

    手紙のやり取りやけど妙に光景?情景が浮かぶし2人の大人へのなり方がとても素敵で強かった

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    2024年09月18日
  • 『罪と罰』を読まない

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    〈読まずに読む〉とは
    「文字を読む」と「先を読む」の組み合わせ。
    この興味深い読書会を覗き見できるのが本書であり、笑いたい時にぴったりな本だと私は思っています。
    登場人物に勝手にニックネームを付けちゃったり、各々が持ち合わせた情報から推理しつつ皆さん好き放題言ってて(特に三浦しをんさん)、電車では読めないレベルで笑えます。
    読後の読書会の模様も描かれているので「罪と罰」のネタバレありですが、読んだことのない「罪と罰」を読んでみたくなります。
    「本は読まなくても読める」
    「読む前から“読む”は始まっている」
    「小説は、『読み終わったら終わり』ではない」
    という言葉が素敵だなと思いました。

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    2024年09月15日
  • 光

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    ネタバレ

    この人こんなのもかけたのか…という小説。

    津波に始まり強姦、暴力、殺人など人間の暴力に目を向けた作品。
    吉田篤彦の解説が面白かった。
    光なんてなかった。

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    2024年09月12日
  • のっけから失礼します

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    のっけから失礼されました!
    笑わずに読めた人がいたら、教えて欲しい。

    エッセイでは
    さくらももこさんが一番好きだと
    思ってたけど、
    三浦しをんもいいっ!

    「愛なき世界」が好きなので
    その裏話も聞けて嬉しかったな。
    親知らずを抜く話も
    爆笑。ドクターをDDだのNDDだの
    と心の中でニックネームつけるの、私と同じ習性だ。親近感。ただ、ネーミングセンスが秀逸だわ、しをんさん!

    ご家族の話も
    なんだかほっこりしてて、
    小説に登場する、ほっこりキャラは
    このご家族やしをんさんの感性から生まれたんだなー、って納得。

    あー、面白かった!

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    2024年09月11日
  • のっけから失礼します

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    ネタバレ

    三浦をんさんが雑誌"BAILA" に掲載したエッセイに文庫化に当たっての後日談なども書かれていて、面白い。

    電車など外で読んでいても、途中で吹き出してしまうこと多数。
    巻末おまけのパンダ紀行も、アドベンチャーワールドに行ったときのことを思い出し、1人で反芻して楽しんだ。

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    2024年09月09日
  • 政と源

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    プロマンスってこいうことを言うんだ…!?って思わせてくれた。これもある意味のバディものでもある気がするけど、やっぱキャラクターが正反対だと映えるよなあ。すごく好きだった。
    亡くなった人は記憶になって頭の中にいるっていうのがとても好きだった。あと葉書送るのが好き。
    どっちが先に亡くなっちゃうかなってちょっと考えたけど、それを考えるのも野暮ってもんだよね。

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    2024年09月07日
  • 愛なき世界(上)

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    東大ほど頭のいい大学ではありませんでしたが、国立大学の大学院にてまったく同じような研究をしていました。実験内容もさながら、研究生活やゼミ、学生実験などの大変さや、ちょっと変わった人たちが集まってたり、ブラックと噂されたりとてもリアルに描かれていました。
    生物や化学が好きで、なんとなく研究というものに興味がある学生の方はぜひ読んでみるといいと思います。

    「誰の役に立つでもない研究、お金にならない研究は無意味」「手に職をつけて食べていける職業ではない」そんなことを考えて僕は修了後、食品メーカーに就職して数年働いています。しかし、今の仕事は研究室時代に体験したわくわくする感覚はないし、正直つまらな

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    2024年09月05日
  • のっけから失礼します

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    やーー面白い!
    三浦しをんさんの本はいくつか読んでいるけれど、『舟を編む』から想像するにもっとお堅い方なのかな〜と想像していた。
    それがそこまですぼらで動きたくない人だとは!笑
    でもそれがまた、あ〜作家さんも同じ人なんだな。と妙な安心感(笑)

    何か起こるわけでもなく、いたって普通の日常を独特の捉え方、発想、夢想、妄想で繰り広げられる三浦ワールドにどっぷりはまってしまった(笑)

    作家さんは動かなくてもいい人(動きたくない人)が多いのだろうか?
    だとしたら、わたしは全く向いていないと悟った(笑)文章を書けたらの話だけれど。笑

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    2024年09月01日
  • あの家に暮らす四人の女

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    何気ない毎日でも些細なことを共有できる相手がいたり、少しずつ何かは変わっていくことがコミカルに描かれていて、自分もシェアハウスしているような気分になり日常が少し楽しくなるような小説だった

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    2024年08月30日
  • 木暮荘物語

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    「何言ってんだ笑」と「何やってんだ笑」が詰まったお話。
    駅のホームや、喫茶店、アパート、、
    目を凝らして過ごしてみようかな笑

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    2024年08月29日
  • 天国旅行

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    ネタバレ

    怖い話を読んだ後に上書きしようと思って三浦しをんさんを適当に選んだらテーマが心中で泣きました。面白かったので結果オーライです。
    森の奥:不思議な話
    遺言:いちばん好きな話。書簡式、ののはな通信は重かったけどこの量なら読める。最後のページには愛を感じた。
    初盆の客:不思議で心温まる話。
    君は夜:ある意味ホラー。結構すきです。
    炎:途中まで面白く読んでいたけど結末がもやっとした。
    星くずドライブ:これもよくよく考えればホラー。2人に幸あれ
    SINK:最後の最後に重いのがきた。救いはあったかな。

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    2024年08月18日
  • 神去なあなあ夜話

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    この日本にヨキたちがいて、おんなじように生活してるんじゃないかって思えるくらいに溶け込んだ一冊。勇気が成長していくのがいいのだけど、冒頭と文末の安っぽいブロガーさがね…情景描写とかとても素敵でよかった。

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    2024年08月11日
  • のっけから失礼します

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    三浦しをんさんのエッセイを読むのは初めて。
    小説は何作品も読んできて、なんとなく私の中で三浦しをんさん像はできていたのだけど、このエッセイを読んでその像が壊れました(笑)
    三浦しをんさんってこんなおもしろい方だったのー!?という印象に変わりました。
    お父さん、お母さん、弟さんとのエピソードが面白くて三浦家最高です(笑)
    「しんがりで寝ています」も読んでみたいです。

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    2024年08月10日
  • 桃色トワイライト(新潮文庫)

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    最近の三浦しをんのエッセイを読み終わったので、過去作も読んでみようと探してきた。
    「のっけ」や「好きになってしまいました」では勢いを保ちつつ上手くまとまっている感じがしたが、「桃色」では尖りまくり弾けまくりでどこへ飛んでいくのかわからない暴走ぶりで、置いていかれるのもまた新幹線を見に行った時のように爽快だった。
    作中にオダギリジョーや新選組!への愛が溢れ過ぎて、周りの人のみならず読者へも波及していっている。
    仮面ライダーにそこまで思い入れのない私でもクウガを見たくてたまらなくなってきた。
    時効警察からしか知らないオダギリジョーの成長ぶりが見たいよー。
    面白いと思ったものをその面白さそのままに熱

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    2024年08月05日