三浦しをんのレビュー一覧

  • まほろ駅前番外地

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    直木賞受賞作『まほろ駅前多田便利軒』の続編です。

     相変わらず行天は多田の家に転がり込んでて、でも仕事は積極的には手伝ってない状態。新規のお客様の依頼を受けたり、前作の依頼者たちがまた登場したり。本当にまほろ駅がどこかにあるんじゃないかって期待しちゃう。

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    2025年01月31日
  • エレジーは流れない

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    しなびた餅湯温泉街に住む男子高校生たちの日常。
    ただの日常を描いてるから読み始めは、進まない、、、と諦めかけるが「船を編む」を書いた三浦しをんだからきっと面白いハズと我慢して読む。

    ちょっとだけ色々あったけど、結局、特に何もなかった笑。だけど、なんとなく心地良い読み終わり。しなびた観光地、親とのいざこざ、友達とのやんちゃ。自分にもそんな事もあったよね、と思えるからなのか。

    哀しい歌、エレジーは流れないこの餅湯温泉街にほっと出来ました。

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    2025年01月29日
  • まほろ駅前番外地

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    前作登場した人たちのスピンオフ作品。
    特に大筋で繋がっているとかはないがそれぞれの短編が軽快に進んでいき読みやすかった。
    妙にリアリティがありその場にいるような感覚になれる作品。

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    2025年01月28日
  • 木暮荘物語

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    オンボロアパート小暮荘の住人をめぐる短編集。
    天井からのぞかれてる女子大生の話が妙に好きだったな。

    元カレと今カレと同居するとか、70の老人がどうやってセックスするかに思い悩むとか、天井から階下をのぞくとか、どれもめちゃくちゃ変なのに、単なるそこにある日常って感じがした。小暮荘がオンボロアパートゆえに成立してるのかもしれない。

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    2025年01月25日
  • 菅原伝授手習鑑

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    ネタバレ

    「菅原道真」「三つ子」「三浦しをん」に釣られて手に取ったはいいものの面白いんだろうか…と思いながら読み始めたら、頁を捲る手が止まらなかった。

    道真の流罪、三つ子それぞれの悲劇、今につながる名所の数々、これぞ色鮮やかに蘇る感じが素晴らしかった。

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    2025年01月21日
  • 木暮荘物語

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    「舟を編む」を読んでからの本作
    小暮荘というおんぼろアパートに住む人々のお話
    そんなに強い関わりや繋がりがあるわけではないのに、おんぼろ故に他者の存在を感じながら生活する人々
    大家の小暮老人が「必要とされたい、求められたい」と思う気持ちがよくわかるなぁ

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    2025年01月17日
  • 神去なあなあ夜話

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    ネタバレ

    前作の神去なあなあ日常と比べると恋愛や失くしもの探しなど日常描写が増え、勇気の文章の表現もかなり口語感の強いものになっていた。
    なんとなく前作の方が内容の濃いものになっている気はしたが、解像度の高い心理描写が散りばめられており没入感があった。
    勇気、おめでとう。

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    2025年01月11日
  • 星間商事株式会社社史編纂室

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    テンポよく読み切れました。主人公を含めた全キャラクターが濃い。三浦しをんさんのお話は、それぞれのキャラクターに対しての表現が細やかに散りばめられていて、いつの間にか脳内で映像化しています。
    歴史の目立たないとこで女性が暗躍するお話が好きだなあ、と改めて実感。

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    2025年01月09日
  • しをんのしおり

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    2001年〜2002年にかけて、しをんさんがまだ古本屋でアルバイトをしながら本を書いていたころのエッセイ。
    実家での弟さんとの会話も面白いし、友達との妄想が果てしなくてすごすぎるww
    周りのお友達も面白い人たちばかりで、これぞ類は友を呼ぶの代表格って感じ(笑)

    初っ端の弟さんのスーツを一緒にみに行く話から笑ったし、最後の最後の文庫版あとがきの占いの話でも笑った。
    =全部面白いww

    他のも時代に沿って順番に読んでいきます!( ´_ゝ`)

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    2025年01月07日
  • 仏果を得ず

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    健(たける)は文楽の技芸員で大夫(たゆう)。文楽の技芸員は大夫、三味線、人形遣いあわせて90人ほどで同じ顔ぶれで公演の日々を過ごす。大きく文楽の家系の者と研修所出身の者がいる。健は高校の修学旅行で文楽を知り研修所に入った。18で研修所入り、2年後に銀大夫に弟子入りして、今年で十年目。とにかく芸に熱心で、いかに極めていくか、毎日どのように過ごしているかが、文楽十年目の健の生活から私たちも学べ、健の真っ直ぐな向上心が気持ち良い。でもやっているのは人間だから、もちろん人付き合いの問題もあるし、恋もする。夫婦喧嘩も。健は芸に邁進し、モテなくもないが、移動ばかりで長続きしないので積極的に付き合うのを止め

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    2025年01月06日
  • 天国旅行

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    死を題材にした短編集で、読んでいてどきどきした。
    身近な人の死を経て希望を持つ人も居れば、諦めて死を選ぶ人も居て、1テーマでこれだけ色んな人生を描ける三浦しをんが恐ろしい。本当に尊敬してます。
    比喩表現はもちろん文章がとても綺麗で読んでいて溜息が出る。

    どの話も好きだけど好きな人物、描写は「森の奥」のふらっと出てきてさらっと人を救って消えていく青木くん、「炎」の初音とありさの一瞬の青春、「星くずドライブ」の生きている世界と死の世界の狭間で揺れる主人公の葛藤。

    星くずドライブは非常に印象的で、死んでしまった人を想うことと生きていて会えるかどうか分からない人間を想うことの違いはあるのか、の問い

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    2025年01月06日
  • 桃色トワイライト(新潮文庫)

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    やっぱりしをんさんのエッセイは面白い。2005年発行の本だから内容に鮮度はないかもしれませんが、私にとっては仮面ライダークウガも大河ドラマ『新選組』も思い出とリンクしていて、当時を懐かしく思い出して感慨深かったです。
    趣味に妥協しないしをんさんに憧れつつ、次作も読みます。

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    2024年12月31日
  • まほろ駅前番外地

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    前作では、ゲスト出演の方々が、今作では、短編ながらも各々の主人公で、多田と行天が客観的に見ることによって好感度アップに繋がり、まほろ市にも興味を持つことになり。
    また続きが楽しみです。

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    2024年12月28日
  • 仏果を得ず

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    あまり馴染みのないジャンルでありながらその独特の雰囲気を感じさせ、世界観に入り込ませる描写と、人間関係の複雑さがありつつも、邪魔しない程度にコメディ風な部分がありテンポよく進むので読みやすかった。

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    2024年12月15日
  • 愛なき世界(上)

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    とても読みやすく、上下巻だったが長く感じなかった。作中の人物がみんな地に足をつけて生きている感じがよかった

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    2024年12月14日
  • 仏果を得ず

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    三浦しをんさんの小説の登場人物はいつも魅力的で、文楽という私には馴染みの薄い世界であっても、すぐにひきこまれてしまう。
    今回も、主人公が、等身大の悩みを抱え、ときに恋愛に振り回されたりしながらも、周囲のひとたちと切磋琢磨しながら、芸の道をひたすすむ様がとても良かった。
    文楽、一生縁がなさそう、と思っていたのに読後、人形浄瑠璃について調べてしまっていた。意外なほどに身近なテーマで、演出も豪華で、エンタメ性のあるものなのだと知り、驚いた。

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    2024年12月12日
  • 悶絶スパイラル(新潮文庫)

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    久しぶりにイライラな日々だったので、大好きな三浦しをんさんのエッセイ!
    何となくこの表紙が苦手で古本屋で見ても購入してなかったんだけど、買って良かった。元気出たー。

    中でも、島根紀行とお祖母様の米寿のお祝いでのご家族の話がお気に入り。

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    2024年12月06日
  • 仏果を得ず

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    ネタバレ

    文楽ってほんとに馴染みがなくて読み進められるかな…と思ってたけど、
    三浦さんの書く文で情景が浮かんだ。すごい…。
    ひとりひとり性格や文楽に対しての取り組み方は違うけど、真剣に人生をかけて取り組んでいる様はみんな一緒で、
    必死さをひしひしと感じた。
    主人公が役を演じているとき、自然と息を飲んでしまったよ。

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    2024年12月04日
  • Seven Stories 星が流れた夜の車窓から

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    こういうタイプの本は、ほぼ読んだ事がなかったのですが、列車の旅を題材にしていたのが、気になり手にとりました
    ななつ星に乗った気分で、それぞれの旅を経験させてもらいました

    お値段もそこそこで、この先乗れることもないであろう列車ですが、様々な主人公を体験でき、切ない気持ちになりました

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    2024年12月03日
  • 私が語りはじめた彼は(新潮文庫)

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    ネタバレ

    澄んだ人間を描くことが多い三浦しをんさんの著作の中では珍しく、男女の愛憎をはじめとした人間関係の軋轢、葛藤が数多く描かれた作品。 舟を編むや月魚などのような学術分野、職にフォーカスする作品ではなく、人の心の揺れを細かく描いている。

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    2024年11月30日