三浦しをんのレビュー一覧

  • 光

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    小さく美しい島を津波が襲い、生き残った中学生の信之、同級生で恋人の美花、父親から虐待を受ける輔。
    島を離れる直前、美花を助けるために信之は殺人を犯す。
    その後成人し家庭を持った信之に、輔が異常な執着を見せる。そんなお話。
    登場人物の誰もが誰かを見下し蔑んでいる。

    人も自然も、暴力は帰ってくる。
    1番恐ろしいのは美花なのかもしれない。

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    2025年07月03日
  • 白いへび眠る島

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    好きな世界観だった。
    入りは土地の説明がわかりにくかったり(地図があって助かった)、「あれ」の存在が不穏だったりしたけれど、話が進むにつれてみんなに見えていない存在や持念兄弟の繋がり、荒太と犬丸の存在に引き込まれていった。
    キャラクターの中では力を持つ安心感として荒太が好きだった。あと見守りながらも昔の話をちゃんとしてくれる茂太も良かった。
    冒頭から故郷である拝島に戻りたくないと考える主人公だったので、このファンタジーは続かないのかなぁと思う寂しさが最後まで続いた。
    読後に幸せな気持ちが残っていたら星5だった。

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    2025年06月29日
  • 木暮荘物語

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    登場人物がみんなすれ違って、欲求不満のまま……
    点と点がつながらないのに関係性が崩壊しないところがすき。泥の味のマスターとヤクザとトリマーの子の続きを読みたいし、あんな三角関係、小説らしくていい。

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    2025年06月29日
  • 政と源

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    ネタバレ

    仲が良かったりすぐにケンカしたりの源二郎と国政。こんな良い友人がいたら、老後も退屈はしないだろうなと羨ましく思いました。なんだかんだで心が通じあっている二人を見ているととても心地よいです。
    家族を蔑ろにして愛想を尽かされた国政ですが、昭和の時代はそれが当たり前だったのかも?最後は奥さんと話ができて、ハッピーエンドでした。

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    2025年06月29日
  • あの家に暮らす四人の女

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    刺繍作家の佐知とお嬢様気質の抜けない母•鶴代、佐知の友人•雪乃とその同僚•多恵美の4人が同居する牧田家の何気ない(?)日々を描きつつも、面白すぎる設定と個性溢れるやり取りに抱腹絶倒させられる。
    どうやったらこんな展開を思いつくのか。やっぱり、三浦しをんさんの作品は面白い!

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    2025年06月29日
  • 好きになってしまいました。

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    ネタバレ

    しおんさんのエッセイ初めて読んだーー
    こんな感じ何だーー
    意外とテンション高め?とゆーか
    なかなか面白い感じの方だなーーと
    友達だと楽しそう
    虫たちとの攻防とか結構共感するとこ多くて面白かった
    お風呂場に観葉植物、とゆー感覚はちょっと分かんないけど
    そーゆーのもありなんだーと
    即身成仏の仏様に会いに行って見たくなった

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    2025年06月23日
  • しんがりで寝ています

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    笑ってしまって危険なので、人前で黙読できません。ぬいぐるみの気持ちが瞬時に理解できる想像力、発想力が素晴らしい!何気ない日常生活がしをんさんの表現によって彩られていくようで、楽しく幸せな気持ちになりました。

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    2025年06月21日
  • 夜更けのおつまみ

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    久々にアンソロジーを読んだ。お酒が好きな人も下戸の人にもおすすめ。居酒屋のおつまみや家飲みのおつまみが好きなので参考になるメニューがあった。自分で作るだけでなく、コンビニのおすすめおつまみなどで書いてる人もいて、それも面白かった。

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    2025年06月21日
  • 乙女なげやり(新潮文庫)

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    ネタバレ

    美術に造詣がない人間だから
    解説が書かれがちな現代美術ならなるほど感があって
    なんとなく満足感があったんだけど

    しをんさんがおっしゃる通り
    解説があると解釈の幅は狭まるよなぁ

    解説できる内容であること自体が評価されてる点、的な部分はおもろいし気づかなかったなー

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    2025年06月19日
  • 木暮荘物語

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    ふとした時の灯台のようなものってあるよなあ
    並木とニジコ、トリマーとヤクザの関係性
    ピース、嘘の味は特に好きだった

    橋本紡の 九つの、物語 をおもいだした

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    2025年06月15日
  • 月魚

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    真志喜と瀬名垣の独特な関係がこの物語を一層輝かせているなと思った。
    相手を愛する気持ちと相手を縛る気持ちと、自分自身も同じように相手に思われて引き合っている。
    その絶妙な二人の世界が苦しくって気持ちいい。
    そんな気持ちがした。

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    2025年06月12日
  • まほろ駅前狂騒曲

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    ネタバレ

    便利屋シリーズ第三弾。
    多田と行天は、行天の実の娘のはるちゃんを1ヶ月半預かることになる。過去にトラウマのある2人がはるちゃんと距離を縮める様子にホッコリ。
    またHHFAの活動で困っている裕弥のために便利屋に助けを求める由良公や、前々作から続いている岡のバス間引き問題などが重なり、南口ロータリーで騒動になる場面にハラハラ…
    小指にケガを負い、病院からいなくなった行天がまた多田の隣に引っ越してきた時、1つの希望が見えた気がした。多田と行天はお互いに実は必要としている存在なんだろうな♪

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    2025年06月11日
  • まほろ駅前番外地

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    ネタバレ

    便利屋多田と行天と、前作登場人物が登場する短編集。
    曽根田のばあちゃんの若い頃の恋愛や、由良公が行天に振り回される1日、岡夫妻と便利屋との関係性等々…短編もとても面白かった。
    エンゲージリングを飲み込んでしまった行天や遺品整理の依頼があった依頼者に恋をしてしまいそうな多田。
    多田と行天の掛け合いが本当に好き。私もまほろの住人になって、便利屋に依頼したいと思った♪

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    2025年06月11日
  • エレジーは流れない

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    もっちもっち、もちゆ〜
    このローカルなキャラクター像とくすりとしてしまうシュールさ。
    何かが起きて変貌するという壮大な話ではないけどそこがいいんだよなぁ

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    2025年06月11日
  • 好きになってしまいました。

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    この方のエッセイをはじめて読んだ。
    わりと軽いタッチが前半は多め。
    でも後半になると、はっと気づかされる文章もあり、流し読みはしないほうが良い。

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    2025年06月08日
  • 神去なあなあ夜話

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    こちらは林業から少し離れて、神去村での考え方・言い伝え・信仰など精神性が軸になってます。
    2作読むことで、業としての林業を知るだけでなく「山で生きる」世界に触れることができたように思います。
    過去の悲しい事故で山の危険も語られますが、それでもなんとか山と共に生きていく過程を見ることで、出てくる面々が1作目よりもより逞しく感じられました。

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    2025年06月08日
  • 乙女なげやり(新潮文庫)

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    弟さんとジロウくんの関係にソワソワしながら読み進めてたらまさかのお母さんの腕の骨折の原因も絡まってきて、お母さんは痛いししをんさんも色々手伝ったりで大変だっただろうけど面白すぎたww
    エッセイ制覇に向けて順調!

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    2025年06月07日
  • 木暮荘物語

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    木暮荘という古くてボロいアパートの住人と、その周辺の人々の連作短編である。
    これからどうなるのか気を持たせながら次の人にバトンが渡るところが、三浦しをんさんは絶妙に上手いな。

    それにしても、どの話もやばい話だ。
    特に、畳を上げて床の板の隙間から下の部屋の女子大生を覗くサラリーマンの男はヤバすぎる。
    覗く男というより、男の目がそこに住みついているような異様な状況。
    絶対捕まる、これは犯罪だ!とハラハラしてしまった。
    ところが、女子大学生は覗かれているのも承知で、そのうち男の覗きが公認になる。
    サラリーマンも女子大生も普通じゃないな。
    でもヤバいけどなんだか笑えるオチになっていて、ちょっとほっこ

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    2025年06月04日
  • 好きになってしまいました。

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    初読みの三浦しをんさん。父が登場する話は毎回おもしろかった。
    ゴム跳びの遊びの話はなつかしくて共感できた。

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    2025年06月02日
  • エレジーは流れない

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    架空の温泉街、餅湯温泉に住まう5人の男子高校生が主人公の青春小説。
    部活動に汗を流し、挫折して、男同士の殴り合いを経て、友情を深め、ちょっとヤンチャな仲間と盗んだバイクで走り出す。
    そんなことは一つも起きません。
    なんなら大きな事件は何も起きません。なぜならぬるま湯に使ったような餅湯温泉だから。
    けれど、何も起きない街に生きる高校生たちの苦しみや悩み、ささやかな幸せを軽やかに、クスリと笑えるタッチで描いている。
    高校生の頃に感じていた将来への漠然とした不安、漠然とした希望、自分とは何かという疑問、友人への嫉妬。高校生に戻った気分で読めます。

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    2025年06月01日