三浦しをんのレビュー一覧

  • 木暮荘物語

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    世田谷代田にある築何年もするボロアポートの木暮荘が舞台。住人や、その周りの人たちのお話。
    物語の登場人物全員や、自分の周りの人への愛情がじわじわ増してくる本だった。

    #シンプリーヘブン
    「見たか、繭。だれが動揺しないって?」でなんかブワッときた。
    3人でいる時間が、なんか、よかったな。

    #心身
    このときはまだ光子ファンではない。

    #柱の実り
    切ない。前田さん、またふらっときてほしい。

    #黒い飲み物
    冷めているのかと思ったら、めちゃくちゃ愛してるんじゃん…ってなった

    #穴
    光子ファンになるきっかけ。

    #ピース
    泣く。光子が愛おしいし、神崎の思いやりも沁みた。

    #嘘の味
    別れが寂しく

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    2025年03月14日
  • あの家に暮らす四人の女

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    読み終わってしまったのが寂しい。自分も一緒に生活しているような気持ちにさせてもらっていました。高齢の母は1人で、私を含む三姉妹それぞれは家庭をもって別々に暮らしているが、こんな4人暮らしもありかもなぁと想像したり、それぞれがマイペースに自分の生き方をしていて、でも一緒に食卓を囲む時もある素敵な距離感。幸せをお裾分けしてもらった。少し前に川上未映子の黄色い家での4人暮らしの生活に慄いて読んでたのとえらい違いだ(笑)谷崎潤一郎の細雪も読んでみようかな。

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    2025年03月13日
  • エレジーは流れない

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    最後の一文をタイトルとリンクさせるあたり、ニクイぜ、イカすぜ。

    いくらでも続編とか外伝が書けそうな作品なので、そういうのも読みたいな。と思う。

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    2025年03月02日
  • あの家に暮らす四人の女

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    自分が世界にひとりぼっちのような気がしてしまう夜に読みたい。彼女らの愉快で素敵な日常に、私も混ざりたくなってしまった。

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    2025年03月01日
  • 愛なき世界(下)

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    上下巻けっこうあっという間だった。
    研究者あるあるけっこう共感したし、比較的分かりやすいよう書かれていて読みやすかった。
    愛って知りたいと思うことなんだなぁ。

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    2025年03月01日
  • 光

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    ネタバレ

    三浦しをんにしては珍しい性的描写、非日常的なストーリーに普段よりハラハラされられた。
    ただやはり情景描写、感情描写の解像度が高く食い入るように読み進めてしまった。
    求めるものに求められず、求めぬものに求められる、最大の不幸であってよくある出来事。それを軸に壮大なストーリーが展開され殺人など非日常な題材の中で自分の日常と重なる部分が多くあり考えさせられる作品だった。

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    2025年02月27日
  • しんがりで寝ています

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    ネタバレ

    大好きな三浦しをんのエッセイ。なんか前作より笑えたような。前作は昔ほど面白くなくなったと思ってたのに。あ、今調べたら前作じゃなくて、「好きになってしまいました」という違うエッセイ本のことだった。特に『シャッポを脱いだ』という表記に噴き出した。我が祖父がよく言ってたシャッポ。調べたら一応脱帽と同じ意味で出てたけど、これが本当にある慣用句だったとは。EXILE一族やバクチクが好きなのは知ってたけど、キンキキッズも好きだったんだなぁ。あとぬいぐるみ。ピカチュウのぬいぐるみにそんなに夢中になっていたとは。同世代でオタク気質、親の老化のこととか、共感できることはたくさんあるけど、やっぱ好きになるものの趣

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    2025年02月26日
  • 木暮荘物語

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    木暮荘の住人それぞれのストーリーで語られる短編集です。
    どの話も性を絡めつつ、人とつながること、求められることで人は自身の生を認めてあげられる、と伝えているように感じました。
    特に好きなのは「心身」。
    いい年のおじいちゃん大家が、猛烈にセックスしたくなり、その納得のいく解決に向けて煩悶します。
    いやらしさはなく、その「求められたい」気持ちに共感しました。
    大きなドラマはないけど、読後感がよかったです。

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    2025年02月25日
  • あの家に暮らす四人の女

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    三浦しをんさんのエッセイと同じノリで読み進められた
    細雪は、描写が美しい日常ドタバタ系という感想なんだけど(面白い)、こちらもどこへ進むかわからない4人の暮らしの様子が面白かった
    何より読後感が明るくて良い

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    2025年02月21日
  • しんがりで寝ています

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    私は三浦しをんさんの作品が好きで単行本で読んでいるけど、本当にこれがBAILAで連載されているの?と思うような傾向の違いで、全然関係ないけどちょっと心配になる(笑)
    何度か声出して笑ってしまった。叶う事ならば「人体の不思議」に登場するAくんの声を拝聴してみたい。

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    2025年02月18日
  • 政と源

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    時代背景は江戸と決めつけていたが、パソコンや携帯が登場する現代だった。
    物語の舞台は、東京都墨田区Y町。
    東京大空襲で焼け野原となり、すっかり作り替えられた町だ。
    私の住まいは、空襲からは逃れて昔のままの路地だらけの場所だが同じ墨田区で、時々出かける場所なので直ぐに映像化できた。

    近所のよく知っている場所がしばしば登場する、宮部みゆきさんの作品を読んでいる錯覚もした。

    幼い頃から隅田川と荒川に挟まれた、水路が張り巡らされた下町に暮らしている国政と源二郎という名の爺さんが主役の話だった。

    小銭を稼ぐために上野公園で路上販売しているのをヤクザに見つかり、上野動物園に逃げ込む場面があって国政は

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    2025年02月16日
  • ののはな通信

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    なんて表したら適切か分からないが、胸が苦しくなる物語だった。愛と別れ、思い続けること。この先ののがはなや為五郎と再会できるかどうか分からないけれど、それはたいした問題ではなくて、自分以外のものを思えること自体が幸せなんだと思った。
    わたしもうさぎを飼っていて、彼女の絶対的な存在に安心し勇気づけられているので、一人ベッドで涙するシーンで目の奥が揺れた。
    泣きそうで泣けない、泣く必要のない物語。

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    2025年02月11日
  • むかしのはなし

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    予備知識なしで読み進めてたので、想像もしなかった内容でした。短編でありながら、微妙に様々なことがリンクしていて、もっともっと集中して読んでたら伏線に感動しただろうな。
    昔話のオマージュだけど、絶妙に自分では思いつかないような捻った設定だし、いろんな他の小説にはない要素が盛り込まれていました。

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    2025年02月09日
  • しんがりで寝ています

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    のっけから失礼しますのBAILAエッセイからの第二段。のっけ~の自分の感想をみてきた、今回とほぼ一緒の感想である。

    もう何度も電車でグヘヘと気持ち悪い声を洩らしてしまったよ。やめておくれよ。

    月一の雑誌に月一のネタを盛り込む位には、しをんさんの日常には腹痛い話があるようだ。

    自分のログをみると、しをんさん作品9冊もヒットしてきてえ?私はしをんさんのファンなのか。小説は内容もなんとなく記憶してるから気に入ってるようだ。私の読んだしをんさんの小説はシッカリ調べあげた上でお書きになっている印象。
    エッセイはそんな小説とは違ってウカレポンチだwまじで笑える。

    ただ、これが笑えるのは読者層として

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    2025年02月03日
  • まほろ駅前番外地

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    直木賞受賞作『まほろ駅前多田便利軒』の続編です。

     相変わらず行天は多田の家に転がり込んでて、でも仕事は積極的には手伝ってない状態。新規のお客様の依頼を受けたり、前作の依頼者たちがまた登場したり。本当にまほろ駅がどこかにあるんじゃないかって期待しちゃう。

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    2025年01月31日
  • エレジーは流れない

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    しなびた餅湯温泉街に住む男子高校生たちの日常。
    ただの日常を描いてるから読み始めは、進まない、、、と諦めかけるが「船を編む」を書いた三浦しをんだからきっと面白いハズと我慢して読む。

    ちょっとだけ色々あったけど、結局、特に何もなかった笑。だけど、なんとなく心地良い読み終わり。しなびた観光地、親とのいざこざ、友達とのやんちゃ。自分にもそんな事もあったよね、と思えるからなのか。

    哀しい歌、エレジーは流れないこの餅湯温泉街にほっと出来ました。

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    2025年01月29日
  • まほろ駅前番外地

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    前作登場した人たちのスピンオフ作品。
    特に大筋で繋がっているとかはないがそれぞれの短編が軽快に進んでいき読みやすかった。
    妙にリアリティがありその場にいるような感覚になれる作品。

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    2025年01月28日
  • エレジーは流れない

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    読み終わった後は朝ドラを観たような気持ちになる。
    絶対的にほのぼのとした世界感だけど、ええ?となるような創作ならではの設定もあり。小説にワクワクドキドキを求める人にはちょっと物足りないかもしれないけど、気持ちを落ち着けたいときにサラッと読むには最適な本。

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    2025年01月27日
  • 木暮荘物語

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    オンボロアパート小暮荘の住人をめぐる短編集。
    天井からのぞかれてる女子大生の話が妙に好きだったな。

    元カレと今カレと同居するとか、70の老人がどうやってセックスするかに思い悩むとか、天井から階下をのぞくとか、どれもめちゃくちゃ変なのに、単なるそこにある日常って感じがした。小暮荘がオンボロアパートゆえに成立してるのかもしれない。

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    2025年01月25日
  • 菅原伝授手習鑑

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    ネタバレ

    「菅原道真」「三つ子」「三浦しをん」に釣られて手に取ったはいいものの面白いんだろうか…と思いながら読み始めたら、頁を捲る手が止まらなかった。

    道真の流罪、三つ子それぞれの悲劇、今につながる名所の数々、これぞ色鮮やかに蘇る感じが素晴らしかった。

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    2025年01月21日