三浦しをんのレビュー一覧

  • 『罪と罰』を読まない

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    ひとつの本でこんなに語りあえるなんて。読む前の妄想満点の会話に噴き出し、読んだあとの感想戦や読み解きに唸らされる。その後の後書きで、数年後には皆すっかりうろ覚えになっていたとの記述に、それで良いんだと安心。
    ステキな会話に加わった気分で楽しめた。

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    2021年12月07日
  • 格闘する者に○

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    読みながら「しをんさん、もっと言ってやってくださいよ!」とプロレスを応援しているような気持ちになりました。笑

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    2021年12月05日
  • むかしのはなし

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    しをんさんは関係性を語る魔術師であると、この短編集を読んで確信。
    「僕」なり「私」なりが、彼ないしは彼女に対してどう感じているか、どういうことがあってこうなったか。疑いもなくスラスラ頭の中に入ってきて納得させられる力があります。

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    2021年12月01日
  • 政と源

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    政と同じ銀行員OBとしては、源二郎の生活が、羨ましいのは、わかる。
    幼なじみや、飲み連れが何人か、いれば老後が、充実し、楽しくなるが、中々難しいよなー❗️

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    2021年11月17日
  • 本屋さんで待ちあわせ

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    私は、三浦しをんさんの小説よりもエッセイの方が好きです。
    読んでいて、作中で展開されるBL(ボーイズラブ)にまつわる話には思わず笑ってしまいました。

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    2025年12月16日
  • 政と源

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    ネタバレ

    目次
    ・政と源
    ・幼なじみ無線
    ・象を見た日
    ・花も嵐も
    ・平成無責任男
    ・Y町の永遠

    『三匹のおっさん』に続いて、またおっさんもの。
    けれど悪をやっつけて痛快な気持ちになるのは最初だけ。

    元銀行員の国政は、妻に出ていかれて一人暮らし。
    どう考えても自分に落ち度はないはずなのに、なぜ妻も娘たちも自分から離れていくのかわからない。
    誠実に勤勉に勤め上げた銀行時代の人間関係も、73歳ともなればもう残ってはいない。
    死んだら何一つ残らないだろう自分の人生に、何か意味はあったのだろうか、と思うこの頃。

    国政の幼馴染み、つまみかんざし職人の源は、物事を深く考えずやりたい放題。
    愛妻に死なれ独り暮ら

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    2021年11月13日
  • 格闘する者に○

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    就活をマイペースに過ごす文学部3人。
    当たり前だけど一人一人が考えを持ってて、その人それぞれに異なる背景がある事を強く考えさせられた。やっぱり三浦しをんさんの文章は読みやすくて面白かった。
    1番良かったのはボーナスがビーナスとボケナスを足して二で割ったような魅惑的な言葉、としてたここ。

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    2021年11月02日
  • お友だちからお願いします

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    題名がいい。

    食べ物の描写が普通なのに(いい意味で)よだれが出た。久々に文章を読んで生唾を飲んだ。

    三浦しをんのエッセイは初めてだったけど、こんなに砕けた人なのかともっと好きになった。

    頭に残らない(いい意味で)けどくすくす笑ってしまう、そんな楽しいエッセイだった。

    小説も大好きだけどこれからはエッセイも読んでいきたい。

    お父さん可愛い。

    好きな話は入浴のマナー実家の意義と雀の親子の話(どの題名か忘れた)

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    2021年11月01日
  • 人生激場(新潮文庫)

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    サッカーワールドカップに熱狂し
    テレビドラマに全力で突っ込み
    友人とカツラを振り回す

    三浦しをんのゆるーーーい日々をゆるーーーく綴ったエッセー集。

    脱力したい時にぴったり(笑)

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    2021年10月25日
  • 神去なあなあ日常

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    神話が興味深い

    古くから続く慣習に驚き戸惑いながらも少しづつ馴染んで行こうとする前向きな姿に主人公勇気をずっと応援したくなる。次作の夜話も速攻読みたくなりました。

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    2021年10月11日
  • まほろ駅前多田便利軒

    購入済み

    でこぼこコンビで似たもの同士

    多田と行天のコンビネーションが良い!
    多田が出来ないことを行天がやってのける。
    行天が行き過ぎないように多田が手綱を握る。
    互いを補う存在のようで
    同じような虚空を共有する同士でもある。
    決して言葉で語り合うことはないのに、
    不思議なことにふたりでいることが自然体のような
    不確かな絆が、良い!

    ルルとハイシーとマリの関係性も好き。
    てゆうかルルとハイシーが好き。
    みんな訳ありだけど、ほっこりする感じが凄く好き。
    初めてこの作者の本を読んだけど、
    好き。他のも絶対読む!

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    2021年09月29日
  • 本屋さんで待ちあわせ

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    三浦しをんの書評集。
    取り上げられたどの本もおもしろそうで読んでみたくなります。
    ジャンルも小説からノンフィクション、マンガなど多岐に渡っているので、普段手に取らない分野にも触れられて興味深いです。
    何かおもしろい本ないかなーと思ったら、まずこの本を読むといいかも。

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    2021年09月06日
  • 『罪と罰』を読まない

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    ネタバレ

    『罪と罰』は挑戦したことはあるけど、結局まだ読めていないです。
    なので、こんな有名な作家さんたちも読んでないんだ!と嬉しくなって手に取ったのですが、最終的に読んでる・・・!
    でも読まずに推理する座談会って画期的すぎる。
    そして言うこと言うことが面白い。登場人物に変なあだ名付けるし。
    でも『罪と罰』が堅苦しくない、エンタメ本だと分かったので、
    この本を傍らに置いて今度こそ読破してみたいです。
    欲を言えば『カラマーゾフの兄弟』とか他のドスト作品でも座談会して欲しい。

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    2021年09月01日
  • 政と源

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    イラストに惚れそう⁉️

    還暦過ぎると、なかなか素敵な年上の男性が
    いないのよねー!

    下町の、東京っ子のカッコ良い心意気が、良かったです。


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    2021年08月03日
  • 格闘する者に○

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    ネタバレ

    面白かった。自分もちょうど就活の時期だったので読んでみたのだが、就活の不安が少し晴れるかのような、重い話ではなく楽しい話だった。主人公が就活を成功しまくるといったありきたりな話ではないのもgood。人生って自由なんだなと考えた。

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    2021年07月16日
  • ぐるぐる♡博物館

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    全国の博物館もの。

    自分も館は好きなので「はじめに」でも触れられているような旅先での巡りもわかるんだけど、そうすると旅先でゆっくりできなくなる罠笑。

    館自体、ずっとそのままというわけにはいかないし、変わっていかざるを得ないのだけど、この本では特にコロナ対応がどうか、というところが補足されて素晴らしい。

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    2021年07月11日
  • ふむふむ―おしえて、お仕事!―

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    明確な信念があってその職業に就いたというより、皆さん、時の巡り合わせや人との出会いの中で決まっていくのだな。ウェイトリフティングと漫画アシスタントの方が個人的にはグッときた。全体的にダメな人はいない。仕事ってどれも奥が深い。

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    2021年07月04日
  • むかしのはなし

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    短編集かと思ったら実は各話が少しずつリンクしている。日本の昔話に着想を得たSFチックなストーリーで、伏線やオマージュの部分を探しながら読むのが面白い。

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    2021年06月24日
  • 夜更けのおつまみ

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    まさに夜更けにお酒をちびちびと呑むように、ちびちびと気分が良い夜に読んでいたら結構時間がかかったけど好きな本でした。このシリーズ、他のも読んでみたい。生活感が満たされる。

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    2021年06月10日
  • ビロウな話で恐縮です日記(新潮文庫)

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    ネタバレ

    『のっけから…』で大爆笑してまたもや、しをんさんエッセイ。
    度々登場する漫画に溢れた火宅をどんなだろうと想像していたけど、のだめの家よりしをんさんのほうが荒れているとは想像以上だった。
    しをんさんの夢は凄すぎる。
    前回に引き続き一気に読んで楽しかったけ『のっけから…』のほうが私は好きだった。

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    2021年05月03日