三浦しをんのレビュー一覧

  • 政と源

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    多くの人は政のような感情を抱え、源のような人に憧れ嫉妬しながら、でも自分の人生を変えられないのだと思う。
    今私は社会人3年目だが、仕事を頑張って40年間経た後に何があるんだろうと考えるきっかけになった。政は決して仕事をサボってきたり、充実していない人生を送ってきたわけではない。ただ源と決定的に違うのはその充実が積み上がってきたかということなのではないかと思う。
    源は好きなことを仕事にした。こなすだけの仕事ではなく熱中できてプライドを持てる仕事
    政もそういう気持ちで会社に入ったのかもしれない。ただ、社会に揉まれる中で、日々忙しく過ごしていても、瞬間的な充実を感じていても、その充実は人生を振り返っ

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    2021年04月07日
  • 夜更けのおつまみ

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    原稿があがった後の枝豆とビール、秘密のレシピでつくる肴、大切な人との一皿…。31人の人気作家がおつまみにまつわる思い出を語ったエッセイ・アンソロジー。『asta*』掲載を文庫化。投稿コンテスト大賞受賞作も収録。

    いろいろ試したくなるおつまみ。

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    2021年04月03日
  • しをんのしおり

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    抱腹絶倒とまではいかなくても確かに笑える。
    作者が書いた話にはよくお世話になっているのに、作者自身について触れる機会ってあまり無い。
    三浦さんの逸脱した感性が光る一冊

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    2021年03月18日
  • 政と源

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    ネタバレ

    墨田区Y町、今どき舟で行き来できるところが東京にあるのかい!
    そこに住む元銀行員、典型的昭和のオトコである国政。
    戦争により天蓋孤独でありながら、破天荒で繊細なつまみ簪職人の源二郎。
    幼なじみのふたりのやり取りが可笑しい。
    源二郎の弟子、徹平とマミちゃんとの現代風カップルっぷりのあたたかさも心地いい。
    国政の視線で語られる日常は、全然楽しそうではないけれど、仲人を引き受けるため、出て行った妻にむけて毎日書いたはがきがめきめき面白くなっていく。
    やっぱり本心を相手に伝えないことには、なにも変わらないってことですね。

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    2021年02月28日
  • 白いへび眠る島

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    島の美しい風景が浮かぶ冒険譚。

    悟史と光市、荒太と犬丸の絆や、
    島のしきたり、人ならざるものの世界、
    子どもと大人の境目の高校生が
    これからの自分の人生を考える話でもあり、
    盛りだくさんで、個人的にはおもしろく読めた。

    冒頭の「あれ」への不安感を煽る描写は
    じっとり、十分不気味で、
    夜読んだこともあり、いい意味で結構こわかった。

    三浦しをんさんの初期の作品ということで、
    初期らしい稚拙さ?みたいな所を
    評されることもあるみたいだけど、
    たとえ表現が洗練されきってないとしても
    書きたいもの、作りたいものが溢れているようで、
    私は好き。
    音楽とかもインディーズ好きなんですよね。

    悟史と光市

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    2021年02月13日
  • ロマンス小説の七日間

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    すらすら読めて面白かった。翻訳家のあかりの心の声が主で話が進むから読みやすい。彼女が翻訳した物語も創作が強く出て楽しめた。


    〜2度目(2022/03/06)

    ありがちなハッピーエンドなロマンス小説を、その時の気持ちに合わせて創作して訳してしまう翻訳家あかり、勢いがあって面白かった。

    石をヒットさせた神名が「oh!レーザービーム!」って自分で言ったシーンの元ネタが今回はちゃんとわかったから嬉しかった笑

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    2021年01月23日
  • 秘密の花園(新潮文庫)

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    面白かったです。
    女学園ものでしたが、どこか影があってヒリヒリする空気が好きです。
    みんな秘密を抱えてて…那由多も淑子も翠も好き。司書教諭の笹塚も好き。
    那由多と翠のふたりの間にある感情がとても好きです…翠の方がちょっと片想いが多いですが。恋慕でもないし、友情では足りないし…ただただ尊い。
    那由多が抱えた秘密、これ気色悪いオヤジの自業自得なのであって、彼女が病む必要ないのに…那由多の取った行動、すごくスカッとしたので。高校生でこれが出来るって、強いな。。

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    2021年01月18日
  • ぐるぐる♡博物館

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    とても面白かった!博物館はスタッフさん、地元の方々の熱い想いで成り立っているのだなと改めて感じた。
    知識だけでなく、案内人が実際に経験されたことやこれからの展望等が描かれていて最後まで楽しく読めた。しをん先生のエッセイはどれも面白く、読んだ後優しい気持ちになれるのが良い♡

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    2021年01月17日
  • ぐるぐる♡博物館

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    楽しかった!文楽の時も思ったけど、三浦さんの文章は、知らない世界を知ることがとっても楽しいということを教えてくれる。
    博物館の楽しみ方ってきっとひとつじゃないし、正解もなくて、自由でいいんだ!って思った。

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    2021年01月23日
  • ぐるぐる♡博物館

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    三浦しをんさんのエッセイ。
    目の付け所が面白い。博物館って大人になってからは行ってなくてなんとなく学校の社会科見学のようなイメージだったけど印象が少し変わった。

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    2020年12月29日
  • ぐるぐる♡博物館

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    学芸員や説明をして下さるの皆さんの熱量を浴びてノリノリだったりタジタジだったりするしをんさんに思わずクスクスしちゃいます。そして、博物館の何かが琴線に触れて舞い上がるしをんさんにはこらえきれずに吹き出しちゃいます。

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    2020年12月23日
  • ふむふむ―おしえて、お仕事!―

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    さまざまなところで働く女性16人に三浦しおん氏がインタビューする構成。

    2011年刊行なので、時折時代の変化を感じるところはあるが、それぞれの方の仕事に対する情熱や面白みが感じられる。三浦氏のインタビューもいい意味で真面目ではなくて、旧友にカフェで話を聞くような雰囲気で良い。

    なんであれ、極めることができれば職業になるのかも。。と自分のやる気も刺激されたのであった。

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    2020年12月05日
  • 星間商事株式会社社史編纂室

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    個性的なメンバーの社編が、会社の闇に気付いてだんだん結束したチームになっていく。登場人物がみんなキャラクターがしっかりしてて、面白かった!三浦しをんさんがBL好きだという事実にびっくり。

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    2020年11月29日
  • ふむふむ―おしえて、お仕事!―

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    16人の各種職業を持つ女性から三浦しをんさん自らがインタビューして、その職業に就いたきっかけや、苦労談、成功談、抱負など、知りたいこと気になることを存分に聞き出してくれて、読んでるこちら側も「ふむふむ」してしまう内容の濃い人生談話でした。

    大きな物では巨大地下トンネルを建設する現場監督さんから、小さいものでは0.2ミリほどのトーンの点の一部を削り取る妙技を見せる漫画アシスタント、更にはミクロン単位の細胞の初期発生を調べる大学研究員…大きな世界にも小さな世界にもその分野のエキスパートがいらっしゃるということが、なんだか改めて感動してしまいました。みなさん大変なお仕事なのですがやり甲斐を感じ、面

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    2020年11月20日
  • ぐるぐる♡博物館

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    新型コロナウイルス対策で、博物館も気軽には行きづらくなっているので、せめて紙上で。三浦しをんさんのエッセイは楽しい。土器欲しくなるって。傘立てにしたいって。面白い。
    コラムの方も内容が濃くて、行ってみたい博物館ばかり!

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    2020年11月02日
  • 星間商事株式会社社史編纂室

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    ネタバレ

    日陰の部署?の社史編纂室に集められた社員3人とまったく仕事をしない本間課長にいつもどこに居るのか分からない実在するのかそれも分からない幽霊部長というある意味社内でも島流しの部署。そこの社員の主人公のアラサー独身女・幸代と同僚のミッコちゃんとヤリチン先輩の矢田と言う編纂室のメンバーが社史を作るためにほぼ平社員3人で原稿を集め編纂へとすすんで行く。

    幸世はオタクで腐女子で小説を書いて友だち二人とコミュニケなどに出かけて年に2回自分たちが作った小説や冊子を売るのに命を?掛けている。

    平社員三人はそれぞれダメ社員というわけではなくそれぞれ会社とある意味トラブルを起こし、そのためにこの部署にとばされ

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    2020年10月18日
  • ぐるぐる♡博物館

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    ネタバレ

    博物館、一番イメージしやすいのは東京国立博物館ですか。
    しかし、しをんちゃんはその概念を良い意味で打ち砕いてくれる。
    石、眼鏡、釦等、そこにあるのは文化を守ろうとする姿。
    かっこいいわ。
    そして、未だにいけない石ノ森萬画館。
    落ち着いたら行きたい‼️

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    2020年10月14日
  • 星間商事株式会社社史編纂室

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    題名にあまりいいイメージがなかったので(長い、堅苦しい、漢字ばっかり)意外に内容が面白くてハマった。

    現実的にこんな会社ないだろうけど、こういう職場は楽しそうでいいなぁと思う。

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    2020年10月01日
  • 白いへび眠る島

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    ハードカバー版は2001年の出版。
    それより前の時代感覚、昭和の終わり頃の感じ。

    長男しか残れないというのは、貧しい戦前の農家な話。家を守れ、お前は長男だ、特別なんだ。

    そんなわけはない。人生は平等なんだ。

    どろっとした、しがらみみたいなもの、足枷みたいなものを表現したかったんだろうなと想像します。

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    2020年09月24日
  • お友だちからお願いします

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    ネタバレ

    三浦しをんさんのエッセイ。

    マナーについての一章。
    それほどマナーについて語っていた印象は、正直ないなあ。
    でも面白かったけどね。

    二章はテーマ自由。
    花見の定義。父の柑橘類の剥き方流儀。
    電車に乗ってる際の切符の用意しておく速さ。
    男たちの仲間から社会組織の共通点。

    旅についての三章。
    鳥取砂丘。母との旅行。浜松のうなぎ。岡山で宮本武蔵。
    青森のキリストの墓が一番興味深かった!

    四章は住んでる地域周辺についてが多かったような気がする。

    文章に勢いがあるなあ。
    どれも面白かったのだけど、旅のところが
    興味深くてよかったなあ。

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    2020年09月20日