三浦しをんのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
色んな書評本を読んだけど、三浦さんの書評は独特ながらも読みやすく面白かった。
まずは選択されてた本の幅がかなり広く、古典はもちろん、マンガ、小説、そしてヤクザものにエロ系などお硬いものから取っ付きやすいものまであった。
そして三浦さん自身もはじめにで書かれているが、他人の作品を悪く言う資格はなく批判はしないという姿勢は私も共感するところであってその視線で読んだので尚更、取り上げられている本が魅力的に見えた。
書評の内容も独特で一見、書評とは全く関係のない日記みたいな出だしなんだけど、それが本と関係してくるという書き方も新鮮だった。
本の登場人物や内容への著者なりのツッコミも気軽に読めた -
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Posted by ブクログ
ネタバレ事実はひとつ、真実はひとつじゃない。一人一人の人生のドラマに目を向けたい。
1人の男性村川を取り巻く、周囲の人、妻、浮気相手の旦那、再婚相手、実息子、再婚後娘、等それぞれ目線の物語。取り巻く女性達は村川の不貞を知りながらも、それを理解した上でも愛してしまう。
村川のような男性は、常に自分が人生の主役。「女のために全てを投げ出す自分の役柄に夢中」と奥さんが彼をいうように。生涯自分が一番幸せな道を選び続けていくことは、どこか羨ましいと思いながらもやはりできないなと思った。だからこそ皆村川のような生き方を批判しながらも心のどこかで羨ましい思いがあり、引き込まれる女性、振り回される男性がいるのか。
し -
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Posted by ブクログ
大人になる前の未完成な、カトリックの女子校に通う3人の少女のお話。
大人によって傷つけられ、そしてそれが性に関することであることが3人の共通点であると思った。
自身の葛藤を他人に打ち明けることができず、1人で悩む少女たちはそれを乗り越えて大人に成長していくのだろう。
私は淑子の気持ちが痛いほど分かってしまう。
自分は誰かの1番、特別にはなれなくて、でも好きな人の特別になりたくてすべてを投げ出してもいいと思う。
だがそう思っているのは私だけで、先生は違う。
自分とか立場とかの方が大切でどれほど願ってもあの人の1番に今の私はなれない。
私じゃなくてもいいのではないかと思うから、いつか来るであろう -
Posted by ブクログ
ネタバレ三浦しをんの新作ってことで借りる。対談相手の方は初めて知ったけど。皇室のことって興味なかったから初めて知ることが多かったけど、なかなか面白かった。昭和と平成で違うとか、天皇夫婦が訪問しないとこがあるとか、女系がなぜダメなのかとか。あの震災の時、精神の人の見張り番に立たされたことを私は忘れない。これも天皇達より周りの人の意見なんだろう。忖度か。三浦しをんの意見は新鮮だったし、やっぱ皇室だって時代に合わせて変わらなきゃなんだろう。離婚したら皇室に戻れるかとか、仕事してた方がいいとか、未婚ではいられないとか。本当気の毒だよなー。そういう気づきを得たという意味で星4つ。
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Posted by ブクログ
惚れた腫れたも見たかねぇなぁ、、、謎解きで頭使いたくもねぇなぁ、、、、現実もしんどいなぁ、、
というもうだめだめで腐りそうなときに読んだのです。
色々もやもやすることも、この本を読んでいる間は考えずにニヤニヤしたりぷすぷす笑ったり出来た。
思ったことは三浦しをんさんのエッセイではいつもこんな感じになってる気がする。
今回のエッセイはひとつひとつが短めなので空いた時間にすすっと読める。旅先についてや電車内での話、食に関する話やら多岐に渡るものの余所行きのしをんさんらしく、いつものエッセイよりは堅め?真面目?な感じ。
それでもぷすぷす笑ってしまうので、やっぱり大好きなだなぁと思う。
ひとつ笑えね -
Posted by ブクログ
ネタバレ12人の女性作家などの酒に関するエッセイです。「泥酔懺悔」、2016.9発行(文庫)。面白かったです。①三浦しをんさん、30代から泥酔すると記憶を失う。朝起きると下半身裸で便器を抱いた形で寝ていたと。飲酒の習慣に並ぶのは読書ぐらいとか。②角田光代さん、飲み始めたら途中でやめられない。とことん飲んで記憶がなくなる。覚えていない泥酔時間、角田さんはどうなっているのか?w。③大道珠貴さん、女のひとのグラスについた口紅を指二本で拭うしぐさ、あれ。あの指をあとどこへなすりつけるんだろう、すごうく、気になる。
12人の女性作家の酒にまつわるエッセイ集。「泥酔懺悔」、2012.11刊行、2016.9文庫 -
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ネタバレ三浦しをんさんのエッセイ。
三浦さんの小説は暗いものもある。
そんな三浦さんのイメージで読むと、別人の様。
毒も吐き、愛も吐き、ぐうたらしたりもする。
肩の力はとりあえず抜いて読めるよ~。と薦めたい。
初めて三浦さんのエッセイを読んだ。
面白いと知人に紹介してもらって、自分が好きなタイトルのものを選んだ。
“乙女”は私のときめく言葉だ。
それに“なげやり”という何だか勢いのあるワードがついていて好みだなと思った。
内容も最近私がたまたま読んだり触れたものが出てきて、そういう偶然(本を読んでいると時々起こるやつ)に更に楽しく読むことができた。
また他のエッセイも読みたい。
あくまでマイペースな