三浦しをんのレビュー一覧

  • ロマンス小説の七日間

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    ロマンス小説も三浦しをんにかかれば、こうも面白くなるのか。
    翻訳なのに勝手にストーリーを展開させていく主人公と、彼女をとりまくストーリーがまぁまぁシンクロしてて三浦しをんやっぱすごいな。
    あとがきも面白かったので、三浦しをんのエッセイも読んでみようかな。

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    2023年06月16日
  • 天国旅行

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    心中をテーマとした作品。
    基本的には死を「救済」として見てる内容が多く、独特。
    でも死を目前として考える人の思想はたしかにどんなものだろうと思い起こしてくれる。
    心情描写が細かく適度に重くさせてくる。それもまた良し。

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    2023年05月21日
  • 舟を編む

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    ネタバレ

    本の中でも普段あまりスポットライトの当たらない「辞書」を題材とした小説。ですが、そんな読む前の認識を一変させるかのような、馬締さんの辞書にかける情熱にこちらも胸が熱くなりました‼︎語釈や用例が正しいかを何時間かかってでも追求する辞書編集部員達の姿を見ていると、たくさんの言葉で溢れた海の中で自分は適当に言葉を選んでいなかっただろうか…と考えさせられます。普段何の気無しに使っていた言葉をもっと大事にしたいと思わせてくれる小説でした‼︎

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    2025年12月21日
  • Seven Stories 星が流れた夜の車窓から

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    豪華寝台列車の「ななつ星」を題材に5人の作家と糸井重里さん、小山薫堂さんが物語や想いを綴る。寝台列車はセンチメンタルな気持ちになる。闇夜を走り抜ける中、人は過去を思い出し、その時にしかできない話しをし、解決できなかった想いを投げかける。5つの物語はどれも労りがあり、癒しもある。旅(ななつ星は旅というより乗ること自体に価値があるのだが)は不思議だ。自然と自己に向き合わせていく。
    自分を見つめ直したくなる一冊だった。
    お気に入りは「夢の旅路」「アクティビティーは太極拳」。

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    2023年05月02日
  • Seven Stories 星が流れた夜の車窓から

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     豪華列車ななつぼしに関するアンソロジー。作家さん、それぞれに特徴的な物語だが、すべて、心に沁みる物語。

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    2025年12月07日
  • 格闘する者に○

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    家も恋人も友達もワケありな就活生。弟くんのたくましさや西園寺さんの優しさが気に入った。主人公が試験で書いた作文(ショートストーリー)がうますぎる。最近ない、他の小説にない設定や言葉遣いに頭の色々な部分を刺激された。

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    2023年04月30日
  • 『罪と罰』を読まない

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    因業ばばあ? 急に宝塚? そうなの? まじか!…
    ああだこうだと一般読者と変わらぬざっくばらんな話っぷり。
    漠然とした極少ない知識と、ところどころで提示されるわずかなヒントを手がかりに推理する。
    なんと面白い企画なんだか。
    小難しそうで、ただただ敷居が高いだけだった「罪と罰」をぐっと身近に引き寄せてもらったような気がする。
    読まずに読む座談会、またぜひ開催してもらいたい。

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    2023年04月26日
  • マナーはいらない 小説の書きかた講座

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    三浦しをんさんの小説の書き方エッセイ。しをんさんの小説が好きなので、裏話が読めて楽しかったです。あと、ところどころ話が脱線し、『推し』の話になるところがツボです。気がつくと『推し』の話ばっかりしてる人が好きなので。
    最後に、小説を書いてると一人で仕事をしてる気持ちになるけども、実際はそうではなく、相手(読者や編集者)がいるので、コミュニケーションは大事にしないといけない、とありました。何をするにも、コミュニケーションは大事!身に染みました。

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    2023年04月21日
  • マナーはいらない 小説の書きかた講座

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    書きたいものを自由に作る三浦しをんさん(勝手にそう思っている)、よくこの連載執筆を引き受けたなあ。24皿も!

    1皿目に「念入りに推敲するのも、非常に大事です。」真面目な語り口は、しをんさんが真面目に書く本なのかと。

    2皿目文頭に「小説なんて書いてられっか!」とすでに皮が剥がれている。

    7皿目『一行アキについて』と、もちろん真面目にアドバイスされつつ。

    9.10皿目『HIGH &LOW』を熱く語り脱線はさみ。

    17皿目副題-中ニの魂が叫びたがってるんだ風。

    あとがき「やはり二十四皿は過剰接待(?)だったかすみません」って。

    楽しいなあ。

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    2023年04月15日
  • まほろ駅前狂騒曲

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    なんともいえないゆるい感じが良い。
    前作から出てくる人たちも変わらずいて、本当にこんな街があるような気がしてくる。

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    2023年04月12日
  • Seven Stories 星が流れた夜の車窓から

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    死ぬまでにしたいことの一つ、豪華クルーズトレインの旅を、豪華執筆陣のアンソロジーで擬似体験。「ななつ星」をめぐる7編、どれもいい話だった。中でも印象に残ったのは、ラストが切ない、井上荒野さんの「さよなら、波瑠」と、母娘リモート旅が和む、川上弘美さんの「アクティビティーは太極拳」。老春、相生、家苞etc…単語をお題にした小山薫堂さんの随想「旅する日本語」も刺さった。

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    2023年04月13日
  • 子どもお悩み相談会 作家7人の迷回答

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     どの質問も簡単に「こう言うものだ!」と、キッパリ言い切ってしまう事も出来るのだが、どの回答者も心から真摯に向き合ってくれています。
    社会のままならなさ、白黒で割り切れない所を知った上で一生懸命経験を交えて説いてくれています。
     こう言う類いのおしゃべりは好きです。例え親子であっても子どもの質問にこんな風に向き合ってあげたいな。と思います。

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    2023年03月29日
  • お友だちからお願いします

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    ご本人曰く「ゆるーい日常をつづったエッセイ」。
    2012年の作品なので、話題に少し古さを感じるものの、今読んでも面白い。三浦しをんさんと、是非お友だちになって、一緒にお蕎麦屋さんでテレビをみたいです。

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    2023年03月27日
  • マナーはいらない 小説の書きかた講座

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    普段は読み手役ばかりの小説について、書き手側のネタバラシをしてもらった気分で読みました。成程と感心させられる部分も多かったし、勉強にもなった。ただ何故か全体を通して有川ひろさんのエッセイと雰囲気がよく似ている気がして混乱し続けた……なんでだ。(なんなら途中までこの本の作者は有川さんだと勘違いしてた)

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    2023年03月19日
  • 子どもお悩み相談会 作家7人の迷回答

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    津村喜久子さんが好きなので、読んでみた。

    津村さんの他にも6名の回答者(皆文筆家さん)がいるのだが、どの方もいわゆる優等生的な回答、教科書的な回答ではなく、「だよねぇ」と思えるような回答をしてくれている。
    だからといって質問者に寄り添った(質問はズバッと短文で質問者の名前もないので質問者の存在感はゼロだが)感じではなく、みなさんの実感からの回答なので、スッと入ってくるものが多い。

    子供向けだと思うけど、悩んでいる時に読むと少し気が晴れるかも。

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    2023年03月19日
  • 格闘する者に○

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    三浦しをんのデビュー作。
    決して主人公が何かを成し遂げたり、大成功したりする訳ではないのだけど、不思議な読後の爽やかさがある。それは読者に近い等身大の主人公を描いているからか。みんな人生色々大変なこともあるよねと寄り添ってくれているような。
    今まで手にとらなかった三浦しをんの作品だったけど、読んでみて良かったなぁ。

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    2023年02月12日
  • 人生激場(新潮文庫)

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    「しをんのしおり」を読み終わって、次は少し間を開けようと思ってから1年も経っていた。
    最初のネタは「最近仁丹を食べるオッサンを見ない」というもの。
    2002年のエッセイだから20年前には仁丹は瀕死状態だったようです。
    しおんさん25歳くらいの時にこの状況では、今の若者は仁丹を知らないでしょうね。

    と、いきなり心をつかまれたと思ったら、しをんさんの術中にハマっていた。
    「掲載誌が週刊新潮で購読層は中年男性が中心ということで、初回ネタは「仁丹」にしてみた。私ったら気配りの達人じゃなかろうか」
    と書いてあった。
    まったく、私はしをんさんの手のひらの上でいいように転がされている。
    だが、転がされ具合

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    2023年02月08日
  • あやつられ文楽鑑賞

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    ずいぶん前に、チケットをいただいて文楽を見たことがある。寝てしまった!で、半分くらいで出てしまった。演目も覚えていない。あー!なぜこの本を見たあとに行かなかったのか…反省反省。本当にもったいないことをしてしまった。
    むらむらと、文楽をみたい気持ちが沸き上がっている!
    今年は 真剣に?見る!
    日本人だ。こんなに誇れる文化を満喫しようじゃあないか…そんな気持ちにさせてくれる文楽初心者読本。

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    2023年01月27日
  • 政と源

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    こんな江戸っ子気質の愛おしい頑固オヤジふたり(褒めてる)、現存しているのかな。同じ東京でも全く違う下町のリズムが心地よく。ラストまで一気に読み切った。

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    2023年01月27日
  • 風が強く吹いている(新潮文庫)

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    風が強く吹いている

    僕は箱根駅伝が好きじゃない。学生への過度な期待、栄光よりも悲劇を強調する御涙頂戴、全体主義、日本だけのガラパゴス競技、外国人への風当たり、テレビの前での勝手な評論、嫌いな箇所を挙げれば限りがない。
    でも走ってる選手を嫌う気持ちは毛頭無い。というか尊敬する。あんなに苦しい競技に対して、あんなに強く頑張れる人達を。
    本作の皆も、走ること、強いこと、そして生きることに向き合っていく。競技だから順位は付くが、彼等が目指すのはそこでは無い。負け惜しみではなく、一人一人で異なる頂点を目指す。それは走る人も走らない人も、自分にどう勝つか、全ての人へのエールに感じる。
    きっと実際の箱根を

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    2025年12月28日