三浦しをんのレビュー一覧

  • むかしのはなし

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    「現代にむかしばなしを作るなら」をテーマに著された短編作品群。それぞれ、まくらとして実在の昔話(浦島太郎など)のあらすじが描かれ、本編が始まる、という形。昔話を現代風にリファインした、というより、そもそも昔話はなぜ現代にまで受け継がれてきたのか、というところに着目して物語が描かれている。なので昔話そのものとの関連性は薄い。大本となる設定があるんだけど、それを意識して読むと物語はより深く意味を持ちはじめる。

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    2022年08月14日
  • 本屋さんで待ちあわせ

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    書評集だけど、いつものしをん節でお堅い感じはなく、ふむふむわははと読み進めます。
    最近本や読書に関する本を立て続けに読んでいますが面白いですね。自分と読書傾向が多少違っても面白い。紹介された本はほぼ未読の本でした。

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    2022年08月12日
  • しをんのしおり

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    再読。三浦しをんのエッセイは定期的に読み返している。
    今作では弟のスーツ探し、コム・デ・ギャルソンのワンピース、京都旅行記などの話が。エッセイでは毎度のように登場してくる弟さん、Yちゃん、腹ちゃん、ぜんちゃん、ナッキー…など、三浦しをん先生もおもしろい方なのだが、先生を取り巻く方々もめちゃくちゃおもしろい。会話のなかでとびかう変化球の嵐と寸劇。お父様とお母様もおもしろい。今後も定期的に読み返していきます、おもしろいんだもの。

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    2022年08月11日
  • むかしのはなし

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    むかしむかし〜のお話が今で言うなら、、もしくは昔からのお話で伝えたい事はずっと今でも変わらない。という事なのかな。
    私は一度読んだだけじゃちょっと理解できなかったけど、もう一回読みたいと思えるようなお話でした。

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    2022年05月07日
  • 『罪と罰』を読まない

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    『罪と罰』を読まずに読む。

    まず自分も『罪と罰』を読んだことがありません。確か主人公は若い男で老婆を殺す話だったはず。それくらいしか知りません。というわけで前半の推理合戦も、後半の読後感想も楽しく読み、『罪と罰』読みたい、と思いました。色々なキャラクターが気になります。これは読むしかないのでは?

    「読む」という行為は、読む前から始まっており、読んだ後も終わらない。読書は一人で完結しない、著者や他にその本を読んだ人、また読んでいない人とのつながりだと思いました。読書万歳。

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    2022年05月01日
  • 乙女なげやり(新潮文庫)

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    ネタバレ

    相変わらず面白いし、幸せな気持ちにしてくれるエッセイ…
    あれらの小説を書いた人とは思えないほどの自由っぷり!

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    2022年04月29日
  • 星間商事株式会社社史編纂室

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    ちょっと安っぽいけど面白かった。なーんも考えずに読めた。誰も傷つけない素敵なお話。うっかり社史が読めたらなー。

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    2022年04月26日
  • ロマンス小説の七日間

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    翻訳家のあかりは締切ギリギリまでロマンス小説を翻訳する。同時に恋人の神名や、神名に気がありげなまさみちゃんに翻弄される。
     
    翻訳中の中世の小説と現実世界の物語が同時進行で書かれている。
    互いを投影させながら読むことができて面白い。

    あかりが姫で神名が王子様?とか

    神名が海外に行くことを第三者から聞き、神名を理解できないと苦しんだ日には、小説の中でウォリック(王子様)が殺される場面が描かれていた

    ロマンスとはなんぞや…
    案外現実もロマンチックだよ、ということでしょうか

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    2022年04月10日
  • 格闘する者に○

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    本の題名といい、出だしの象選びの姫の話といい、これは不思議な小説かなと思いながら読み進む。漫画が大好きで“脚フェチ”の爺さんと相思相愛、就活中の大学4年生、可南子。彼女を取り巻く複雑な家庭環境。本の題名の由来や家族との関係がだんだん明らかになってきた時は、どっぷり物語に浸かってる。気の置けない友人達や、複雑ながら愛すべき家族に見守られながら“格闘”する姿に○。

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    2022年03月07日
  • 本屋さんで待ちあわせ

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    ネタバレ

    一言で言えば、
    「ブックガイド」
    三浦さん自身も、そう紹介されています。

    目次では70冊ちょっとしか挙がってないが触れられている本は100冊以上。

    文学、歴史、社会問題、芸能、風俗・・。

    様々なジャンルが散りばめられている。

    僕が直感的に読みたいなと思った本は、
    ・『BESTっす!』ゲッツ板谷
    ・『潤一』井上荒野
    ・『なほになほなほ 私の履歴書』竹本住太夫
    ・『圏外へ』吉田篤弘

    フォロワーさんは、三浦さんの、
    「お友だちからお願いします」
    を話題にされていて、こちらの方も読んでみたいなと感じました。

    三浦さんは、
    本に埋もれるような、本を中心とした、食事どきでさえ本と向き合う人生。

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    2022年02月23日
  • しをんのしおり

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    「極め道」「妄想炸裂」と読んだので、「しをんのしおり」。
    これで2002年の春までの三浦しをんさんの人間関係と素行調査終了。

    自分の名前をタイトルに入れるのはチョット…ということもあり、本来なら「人生劇場」をこの本のタイトルにしたかったようです。
    そんなこだわりもあってか、本書に続くエッセイ第4弾は「人生劇場」改め「人生激場」です。
    立て続けに読み過ぎたので、少し間を開けてから読もうと思います。

    平凡な日常の一コマから、無制限にネタが湧いてくる三浦しをんさんの脳みそは凄いなーと思います。
    少なくとも常に私の10倍ぐらいは脳細胞が活動している。
    「高倉健の一日」というテーマで軽く本が一冊書け

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    2022年02月14日
  • 白いへび眠る島

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    原体験というのは、多くの場合幼少期を過ごした故郷にあって、何かしらの不思議な、少し怖い記憶が残ってたりしません?
    なんかあったような気はするんですが、それがどんなかは思い出せないんですが…今思えば不思議な…なんかあったような。
    で、当然のように神社もあって、そのお祭りと縁日にお小遣い握りしめて一日心躍らせていたり。終わるのが悲しかったり。

    生まれ育った場所って、良くも悪くもずっとどこかで繋がっている、というか気になる。同じ時間を過ごした近所の友達も。

    「逃げ出したい場所があって、でもそこにはいつまでも待っててくれる人がいる。その二つの条件があって初めて、人はそこから逃れることに自由を感じら

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    2022年02月06日
  • ロマンス小説の七日間

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    三浦しをんはエッセイから入ったので、普通の小説はこれが初めてになる。
    ところがいきなり始まったのは中世?ファンタジー小説?と思ったら、交互に現代日本の日常生活が。
    なんだか二つの作品を同時に読めて、しかもそれが呼応しあい、結果三作読めたような満足感!
    めっちゃお得!
    それにしても三浦しをんの作品はすらすら読める。
    どんどん頭に滑り込んできて、ノンストレスで一気読み。
    これは言葉の使いたかだけでなく、改行や句読点のリズムも良いのかもしれない。
    久しぶりに素直に「小説って楽しいな!」と思えた作品だった。

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    2022年02月05日
  • 白いへび眠る島

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    文に目が慣れるまで、つまらないと思っていたけど最後は一気にラストまで駆け抜けた。

    不思議なお話だけど、どこか現実味もあってこんな世界があるのも悪くないなと思った。

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    2022年01月26日
  • お友だちからお願いします

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    「お友達からお願いします」は言ったことも言われたこともない。確かに。
    通り過ぎそうな日常のちょっとした気づきが文章になっている。読んでいてクスッとする本。友達と話しているようで、少し元気になれる本。
    冒頭で書かれているだけあって、他のエッセイはもっとくだけたのがあるので、この本は万人向け。
    表紙絵も本に合っていると思っていたら、作者の希望でもあったんですね。

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    2022年01月10日
  • 秘密の花園(新潮文庫)

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    ネタバレ

    淑子の話がとても刺さりました。
    先生を好きになったことはないけれど、その人のために死んでもいいという気持ちは分かってしまうなと思いました。学生なら尚更そうだろうな、とも。

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    2022年01月07日
  • 人生激場(新潮文庫)

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    合間合間に読むのにピッタリなしをん先生のエッセイ。この方のエッセイはとても好きでこれまでも色々読んできたけどやっぱり面白かった!!
    垣間見える文才にとても目を惹かれる。

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    2021年12月23日
  • ぐるぐる♡博物館

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    有名な博物館も、マイナーな博物館も
    三浦しをんさんのレポートによって
    めっちゃ行ってみたくなった。
    取り上げられている10の博物館の魅力と
    学芸員さんや館長の熱き思いが伝わってきて
    実際に見てみたくなっちゃうのです。
    文庫版なので取材された時と時差があるために
    巻末に文庫版出版時の情報も掲載されてます。

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    2021年12月11日
  • 格闘する者に○

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    読みながら「しをんさん、もっと言ってやってくださいよ!」とプロレスを応援しているような気持ちになりました。笑

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    2021年12月05日
  • むかしのはなし

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    しをんさんは関係性を語る魔術師であると、この短編集を読んで確信。
    「僕」なり「私」なりが、彼ないしは彼女に対してどう感じているか、どういうことがあってこうなったか。疑いもなくスラスラ頭の中に入ってきて納得させられる力があります。

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    2021年12月01日