三浦しをんのレビュー一覧
-
購入済み
神話が興味深い
古くから続く慣習に驚き戸惑いながらも少しづつ馴染んで行こうとする前向きな姿に主人公勇気をずっと応援したくなる。次作の夜話も速攻読みたくなりました。
-
購入済み
でこぼこコンビで似たもの同士
多田と行天のコンビネーションが良い!
多田が出来ないことを行天がやってのける。
行天が行き過ぎないように多田が手綱を握る。
互いを補う存在のようで
同じような虚空を共有する同士でもある。
決して言葉で語り合うことはないのに、
不思議なことにふたりでいることが自然体のような
不確かな絆が、良い!
ルルとハイシーとマリの関係性も好き。
てゆうかルルとハイシーが好き。
みんな訳ありだけど、ほっこりする感じが凄く好き。
初めてこの作者の本を読んだけど、
好き。他のも絶対読む! -
Posted by ブクログ
島の美しい風景が浮かぶ冒険譚。
悟史と光市、荒太と犬丸の絆や、
島のしきたり、人ならざるものの世界、
子どもと大人の境目の高校生が
これからの自分の人生を考える話でもあり、
盛りだくさんで、個人的にはおもしろく読めた。
冒頭の「あれ」への不安感を煽る描写は
じっとり、十分不気味で、
夜読んだこともあり、いい意味で結構こわかった。
三浦しをんさんの初期の作品ということで、
初期らしい稚拙さ?みたいな所を
評されることもあるみたいだけど、
たとえ表現が洗練されきってないとしても
書きたいもの、作りたいものが溢れているようで、
私は好き。
音楽とかもインディーズ好きなんですよね。
悟史と光市の関係性についても、すごくいい。
羨ましい。
一緒にいる時間の長さとか、
持念兄弟の契約とか、気が合うとか、
そういうんじゃなくて、それらだけでは不十分で、
誰かに言ったら笑われてしまうかもと
思うようなことも
こいつにだけは話せるって所が
1番、いい関係性だな、と強く感じた。
船で島に作ってところだけかもだけど、
「ぼくのなつやすみ」を思い出した。
きれいな絵になりそうだし、
冒険要素もたっぷりだし、
登場人物も魅力的だし、
ゲームとかにしたらおもしろいんじゃないかな。