三浦しをんのレビュー一覧

  • 私が語りはじめた彼は(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    さて、突然ですが、あなたは次のような言葉を聞いて話題に上がっている一人の人物をイメージできるでしょうか?

    ・『村川はいい加減ですが不真面目ではない』by 妻

    ・『父は決して偉ぶることがなかった』by 息子

    ・『本ばかり読んで、夢見がちで自分勝手な男』by 義理の娘
    
     ・『先生はさびしくて繊細』by 浮気相手
    
    それぞれの関係性から見た同一人物を表したこれらの言葉は、一見同一人物を表しているようにもそうでないようにも感じられます。

    私たち人間には、さまざまな顔があります。悪い意味での表と裏ということではなく、それぞれの関係性に合わせた顔という

    0
    2023年01月05日
  • ロマンス小説の七日間

    Posted by ブクログ

    なかなか初めは入り込めなくて内容も入って来ず何度も読み返したのだけれど、入ってきたら早く、続きが知りたくてすいすい読めた。
    こういう内容だったのか
    全くタイトルから私は想像できなかった

    0
    2023年01月04日
  • 政と源

    Posted by ブクログ

    正反対の性格と境遇にあって、老人凸凹コンビの国政と源次郎。おさななじみの73歳。
    どんな人生を生きたとしても、こんな友人が生涯そばにいてくれるってなんて幸せなことだろう。
    「もう桜も終わりだな」
    「また来年があるさ」
    「来年の桜を見られるのか、俺たちは」
    「さあなあ」
    「俺たちが見られなかったとしても、来年も再来年も桜は咲くさ。それでいいじゃねえか」

    0
    2022年11月20日
  • マナーはいらない 小説の書きかた講座

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    面白かった。
    小説技巧を学ぶというよりかは、書く際の精神を学ぶ感じか。
    繰り返されるハイなんちゃら、三代目 J Soul なんちゃら語りには辟易させらえたが、それを超えるタメになった感はあった。

    0
    2022年11月17日
  • むかしのはなし

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    隕石が地球に衝突する発表後、脱出して生き残った生存者が「昔話」として残す地球のものがたり。7編の短編が少しずつ絡み合って、長編になっている。

    「人は二種類に分かれるようだ。これまでどおりの日常を堅持しようとする人と、思い切り好きなことをやって火花のように散ろうとする人」と、語る。きっと、死を宣告された病人や戦争時の兵士も同じかもしれない。ただ、「決定的な終末が三カ月後に迫ってみると、案外どうしていいのかわからない」と、語るように、普段通りに過ごす人が多そうな気がする。花火のように散っても…。ただ、その前に、死を選ぶ人も多いかも。

    三カ月後に必ず死ぬとわかっていても、それまでは生活を続けてい

    0
    2022年10月28日
  • しをんのしおり

    Posted by ブクログ

    オタクっぽい趣味とか愉快な友達とか衝動買いをしてしまうのとか、めちゃくちゃ笑えるわけじゃないのにずっとニコニコしながら読めるようなエッセイで好きだった。

    0
    2022年09月23日
  • マナーはいらない 小説の書きかた講座

    Posted by ブクログ

    三浦しをんさんによる小説の書き方エッセイ。

    私自身昔から本を読むのが好きなのでいつか自分でも小説を書いてみたいな〜と思っていて、人気作家さんがどんな風に作品を書かれているのか興味があって読んでみました。

    もっと堅い感じの内容なのかなと思っていたのですが、読んでみると全体的にフランクで砕けた語り口で、とても読みやすかったです。
    小説を書く際の基本的なテクニックから心構えまで、ご自身の作品などからも例を挙げつつ、とてもわかりやすく、楽しく教えてくださっている1冊でした。

    この作品を通して、小説を書くことについてより強く興味を持つことができ、また、自分が普段読んでいる小説がこんな風に書かれてい

    0
    2022年09月11日
  • 『罪と罰』を読まない

    Posted by ブクログ

    面白そうだなと購入。でも期待せずに読み初めて、えっ、これ予想以上に面白いじゃんとびっくり(笑)
    ドストのラスコに馬の修造だよ?「罪と罰」かなり読みたくなったんだけど、私はいつか読む読む詐欺マン(笑)

    0
    2022年08月31日
  • 私が語りはじめた彼は(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    人生、愛が全て、というわけではないんですが…。とりあえず彼の周りの人間の嫉妬心が凄すぎる。ここまでの男の人っていったいどういう人なんでしょうか??
    自分は渦中には絶対に入りたくない。でも、小説として読むのには、好きな感じ。

    0
    2022年08月28日
  • 私が語りはじめた彼は(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    NTRである。
    だがちょっとまって欲しい。過去の古典作品にはNTR要素がよく出てくるのではなかろうか。しょっちゅう他の旦那の妻を奪ったり。
    いやしかし本作では大学教授である。こいつが暇な主婦を捕まえるわけだけど、冴えないオッサンという設定がまたイカす。男性陣から見ればNTR要素としてというか、M要素である。
    そんなどうしようもない男どもの様子を見ながら、ハラハラ・ドキドキするのが本作の楽しみ方であろう。
    最後の三崎くんのナルシストっぷりも最高である。NTR要素抜群で、家に帰って高校生とやってるところに遭遇するのが吉であろう。

    0
    2022年08月19日
  • むかしのはなし

    Posted by ブクログ

    「現代にむかしばなしを作るなら」をテーマに著された短編作品群。それぞれ、まくらとして実在の昔話(浦島太郎など)のあらすじが描かれ、本編が始まる、という形。昔話を現代風にリファインした、というより、そもそも昔話はなぜ現代にまで受け継がれてきたのか、というところに着目して物語が描かれている。なので昔話そのものとの関連性は薄い。大本となる設定があるんだけど、それを意識して読むと物語はより深く意味を持ちはじめる。

    0
    2022年08月14日
  • 本屋さんで待ちあわせ

    Posted by ブクログ

    書評集だけど、いつものしをん節でお堅い感じはなく、ふむふむわははと読み進めます。
    最近本や読書に関する本を立て続けに読んでいますが面白いですね。自分と読書傾向が多少違っても面白い。紹介された本はほぼ未読の本でした。

    0
    2022年08月12日
  • しをんのしおり

    Posted by ブクログ

    再読。三浦しをんのエッセイは定期的に読み返している。
    今作では弟のスーツ探し、コム・デ・ギャルソンのワンピース、京都旅行記などの話が。エッセイでは毎度のように登場してくる弟さん、Yちゃん、腹ちゃん、ぜんちゃん、ナッキー…など、三浦しをん先生もおもしろい方なのだが、先生を取り巻く方々もめちゃくちゃおもしろい。会話のなかでとびかう変化球の嵐と寸劇。お父様とお母様もおもしろい。今後も定期的に読み返していきます、おもしろいんだもの。

    0
    2022年08月11日
  • マナーはいらない 小説の書きかた講座

    Posted by ブクログ

    三浦しをんさんの人柄にすっかりファンになってしまった!教科書というより読み物として非常に面白い。
    小説書いてみたいけどどうしたらいいかわからない…と言う方にとてもおすすめ。

    0
    2022年06月28日
  • むかしのはなし

    Posted by ブクログ

    むかしむかし〜のお話が今で言うなら、、もしくは昔からのお話で伝えたい事はずっと今でも変わらない。という事なのかな。
    私は一度読んだだけじゃちょっと理解できなかったけど、もう一回読みたいと思えるようなお話でした。

    0
    2022年05月07日
  • 『罪と罰』を読まない

    Posted by ブクログ

    『罪と罰』を読まずに読む。

    まず自分も『罪と罰』を読んだことがありません。確か主人公は若い男で老婆を殺す話だったはず。それくらいしか知りません。というわけで前半の推理合戦も、後半の読後感想も楽しく読み、『罪と罰』読みたい、と思いました。色々なキャラクターが気になります。これは読むしかないのでは?

    「読む」という行為は、読む前から始まっており、読んだ後も終わらない。読書は一人で完結しない、著者や他にその本を読んだ人、また読んでいない人とのつながりだと思いました。読書万歳。

    0
    2022年05月01日
  • 乙女なげやり(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    相変わらず面白いし、幸せな気持ちにしてくれるエッセイ…
    あれらの小説を書いた人とは思えないほどの自由っぷり!

    0
    2022年04月29日
  • マナーはいらない 小説の書きかた講座

    Posted by ブクログ

    とても軽い語り口で書き方講座という観点を置いておいて、エッセイを読んでいるような気分でも楽しめた。説明も納得のいく話が多く、なんだか自分も書いてみようかなと思ってしまう。
    読み手に伝える工夫と、あとは情熱というのが主か。

    紙質が少し変わっていて、つるつるした感じで質が良さそうだった。

    0
    2022年04月27日
  • 星間商事株式会社社史編纂室

    Posted by ブクログ

    ちょっと安っぽいけど面白かった。なーんも考えずに読めた。誰も傷つけない素敵なお話。うっかり社史が読めたらなー。

    0
    2022年04月26日
  • ロマンス小説の七日間

    Posted by ブクログ

    翻訳家のあかりは締切ギリギリまでロマンス小説を翻訳する。同時に恋人の神名や、神名に気がありげなまさみちゃんに翻弄される。
     
    翻訳中の中世の小説と現実世界の物語が同時進行で書かれている。
    互いを投影させながら読むことができて面白い。

    あかりが姫で神名が王子様?とか

    神名が海外に行くことを第三者から聞き、神名を理解できないと苦しんだ日には、小説の中でウォリック(王子様)が殺される場面が描かれていた

    ロマンスとはなんぞや…
    案外現実もロマンチックだよ、ということでしょうか

    0
    2022年04月10日