三浦しをんのレビュー一覧
-
-
Posted by ブクログ
タイトルからして面白そうだけど、実際面白いのが凄い。クラフトエヴィングさんの著作は未体験だけど、いかにも面白そうなメンツだもんな。何よりも、エッセイが最高な岸本さんが、本座談会でも本領を遺憾なく発揮してるのも良い。物書きを仕事にしているとはいえ、殆ど情報ゼロの状態から、わずかな手掛かりを元に、よくぞここまで想像を広げられるものだな、と。そして、”カラマーゾフ”を読んだとき、名前の長さや難しさ、その圧倒的なボリューム感にかなりの根気を要したから、ドストの他の著作にはなかなか手が出せないと思ってたけど、本書を読んで、またちょっと読みたくなりました。
-
-
-
-
-
Posted by ブクログ
「しをんのしおり」を読み終わって、次は少し間を開けようと思ってから1年も経っていた。
最初のネタは「最近仁丹を食べるオッサンを見ない」というもの。
2002年のエッセイだから20年前には仁丹は瀕死状態だったようです。
しおんさん25歳くらいの時にこの状況では、今の若者は仁丹を知らないでしょうね。
と、いきなり心をつかまれたと思ったら、しをんさんの術中にハマっていた。
「掲載誌が週刊新潮で購読層は中年男性が中心ということで、初回ネタは「仁丹」にしてみた。私ったら気配りの達人じゃなかろうか」
と書いてあった。
まったく、私はしをんさんの手のひらの上でいいように転がされている。
だが、転がされ具合 -
Posted by ブクログ
ネタバレ隕石が地球に衝突する発表後、脱出して生き残った生存者が「昔話」として残す地球のものがたり。7編の短編が少しずつ絡み合って、長編になっている。
「人は二種類に分かれるようだ。これまでどおりの日常を堅持しようとする人と、思い切り好きなことをやって火花のように散ろうとする人」と、語る。きっと、死を宣告された病人や戦争時の兵士も同じかもしれない。ただ、「決定的な終末が三カ月後に迫ってみると、案外どうしていいのかわからない」と、語るように、普段通りに過ごす人が多そうな気がする。花火のように散っても…。ただ、その前に、死を選ぶ人も多いかも。
三カ月後に必ず死ぬとわかっていても、それまでは生活を続けてい