三浦しをんのレビュー一覧

  • あやつられ文楽鑑賞

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    同じく文楽を題材にした「仏果を得ず」の関連作品。
    著者の文楽愛がほとばしるような文楽解説本となっている。
    「仏果を得ず」の文章でも感じたけれど男女の恋愛のみならず、太夫さんと、人形遣い、三味線の間の恋愛にも似た関係が文楽には溢れているようだ。
    腐女子であることを自称する著者のどろりとした恋愛観が浄瑠璃のもつ男女の恋愛観の良き理解者であるゆえんがわかるような気がする。

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    2015年07月12日
  • 悶絶スパイラル(新潮文庫)

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    ネタバレ

    再読。文庫じゃない方に2回分の感想が書いてあったから、多分3回目。これが週一更新の最終巻だそうで。やっぱこれが一番面白い。ジョジョにはまって友達とジョジョ立ちするとか、お父さんのトイレの後手を洗わない話とか、超面白い。文庫特典として、巻末に松苗あけみさんの解説漫画が。この作家さんも懐かしい。昔読んだよなー。私も漫画読みたい。

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    2015年06月01日
  • 夢のような幸福(新潮文庫)

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    ネタバレ

    再読。3回目。文庫版じゃない方で感想が残ってて、これがしをんさんの初エッセイだったみたい。
    エッセイ祭り開催中。面白かった。ついにヴィゴ登場。旅の話が多く、うらやましい。弟の話がすごく好きだ。この頃はまだ実家に住んでたんだなぁ。『ぴゅーと吹く!ジャガー』の話もあって懐かしい。幕張とか。絵は思い浮かぶけど、内容が全然分からん。

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    2015年05月26日
  • サイドストーリーズ

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    ダ・ヴィンチ編集部編のサイドストーリーズを読みました。

    姫川玲子シリーズ、榎本径シリーズ、さよならドビュッシー、天地明察、まほろ駅前シリーズなどの登場人物たちの「一服ひろば」を題材にしたサイドストーリー短編集でした。
    元のシリーズも楽しんで読んでいたので、これらの短編もおもしろく読みました。

    12編のうち半分は元のシリーズを読んでいないのですが、これを機会に読んでみたいな、と思いました。

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    2015年05月16日
  • サイドストーリーズ

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    タバコが小道具の12のシリーズのサイドストーリー。
    目的は東直己。久しぶりに「俺」に会えた。
    ちょっと、かっこよく描かれていて残念。ススキノ探偵もいいけれど
    探偵畝原に会いたいよ、書いてくれぃ、と思いを募らせた。
    姫川女史も多田と行天のコンビもDr.新条も、面白かった。
    読んでみたい本がまた増えたよ。罪作りな一冊ね。

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    2015年05月15日
  • サイドストーリーズ

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    ただの番外編の短編集だと思って読んでいたら、やけに煙草と一服ひろばが話に出てくる(--;)でも最後まで読んで納得!JTなんですね(^。^)y-~ このサイドストーリーズに出てくるシリーズは「天地明察」と「まほろ駅前」しか読んでいないけれど、どの話も好みで読破したくなった(^^)♪しかし積読、読みたい本をたくさん抱えているから、シリーズ名を控えておいて暇な時にでも読めたら良いかなと…(^-^;)

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    2015年05月14日
  • あやつられ文楽鑑賞

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    仏果を得ずの読後に本作を読み込んだ。
    エッセイが、文楽に対する敷居を乗り越えてくるかのようにあたたかい。
    読後もう一度仏果を得ずを読むと、見方や知識が変わり 違う作品のように思えてくるほどであった。

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    2015年01月24日
  • 月魚

    ネタバレ 購入済み

    素敵な関係

    とにかく、古書に魅了された2人の男性のいい関係が好き。
    男性同士なんだけど優しい感じですごく好感がもてる。

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    2014年10月29日
  • 悶絶スパイラル(新潮文庫)

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    日常は面白いことの発見力と妄想力で格段におもしろくなります。人前でこの本を読んではいけません。笑ってしまうから。人前ならマスクを着用してください。

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    2014年10月15日
  • 桃色トワイライト(新潮文庫)

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    【本の内容】
    生まれて初めての合コンで『新選組!』を語る、クリスマスイブに実家でイモの天ぷらを食す、非常にモテる男友だちの失恋話に相槌を打つ―思わず自分でツッコミを入れてしまう微妙さに懊悩しつつ、それでもなぜか追求してしまう残念な感じ。

    異様にキャラ立ちした家族や友人に囲まれ、若き作家は今日もいろいろ常軌を逸脱中。

    爆笑と共感がこみ上げる、大人気エッセイシリーズ。

    [ 目次 ]
    1章 転宅スクリプト(事件がいっぱい;想像をかきたてるもの ほか)
    2章 逼迫アクシデント(猪となまず;真髄を斬る ほか)
    3章 人格ランドスライド(寒風吹きすさぶ摩周湖のほとり;秋だから ほか)
    4章 欲望サテ

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    2014年09月14日
  • 人生激場(新潮文庫)

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    【本の内容】
    気鋭作家の身辺雑記、だけに終わらぬ面白さ!

    プレーンな日常を「非日常」に変えてしまう冴えた嗅覚。

    世間お騒がせの事件もサッカー選手の容貌も、なぜかシュールに読み取ってしまう、しをん的視線。

    「幸せになりたいとも、幸せだとも思わないまま、しかし幸せとはなんだろうと考えることだけはやめられない」。

    美しい男を論じ、日本の未来を憂えて乙女心の複雑さ全開のエッセイ。

    [ 目次 ]


    [ POP ]
    ごろんとふとんに横になりながら読み終えた。

    読書中一度も縦になることなく。

    調べたら、著者の読書スタイルもゴロゴロ読書だそうだ。

    妙なところで納得したところで、中身はというと

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    2014年08月28日
  • 夢のような幸福(新潮文庫)

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    萌えポイント語りは最高に面白い!
    嵐が丘を読んでみたくなった。マーガレット系でなく断然白泉社系の漫画が好きで読んできたのでわかる、わかると納得しながら読めた(笑)

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    2014年08月13日
  • 乙女なげやり(新潮文庫)

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    『白い巨塔』とヴィゴ・モーテンセンに対する熱い想いがとにかく印象に残った(笑)
    あの妄想力が面白い小説のストーリーを生み出すんですかね?(たぶん、違うね)

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    2014年07月28日
  • 桃色トワイライト(新潮文庫)

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    ご本人は言わずもがな、周りの人たちも面白い。
    黄色人種だからな、がなんかやたらにツボにはまった。
    物陰カフェに行きたい。

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    2014年07月14日
  • 夢のような幸福(新潮文庫)

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    もはや説明不要の面白さ。
    マニアックな嗜好を独特の自虐的表現で綴るエッセイは、仕事の疲れを癒してくれます。
    ただ才能溢れる作家とはいえ、独身の女性がここまで晒して大丈夫かと少し心配になります。

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    2014年07月13日
  • 悶絶スパイラル(新潮文庫)

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    エッセイがあまり好きじゃないけど、これは面白そうだったので読んでみた。
    終わりに近付くほど面白くなくなってきたので、もうちょっと短くて良かったのでは?
    初めの方はホントに面白かったけど。
    「 舟を編む」を書いた人とは思えない中二病っぽい日常で、三浦さんの親御さんの立場だとイタタタ…って思いそうだけど、熱狂的な理解者も確実に居る!って感じでした。
    ハハハ…

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    2014年06月21日
  • 神去なあなあ日常

    購入済み

    スイスイ読めて面白い

    読みやすいのでスイスイ読めて、ホッコリまったりと楽しい気分になりますよ。

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    2014年06月07日
  • 星間商事株式会社社史編纂室

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    再読3回目。
    なんか面白かった。お話を書く人とか、愛を語る人とか、結婚とか、謎解きとか、けっこういろんな要素が散りばめられてて、散りばめすぎちゃうかと思ったけど、ちゃんと収束して終わったところがすごい。

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    2021年07月19日
  • あやつられ文楽鑑賞

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    文楽は見たことがないし、見ようと思ったこともありませんでした。
    けど三浦しをんが書いているなら読んでみようと、手に取って開いたら、予想以上に面白かったです。
    三浦さんならではの、独特な視点での解釈や、質問が面白さに拍車をかける。
    田舎住まいなので、おそらく大阪辺りまで出て行かないと文楽を見ることはできそうもないけれど、一度見に行ってみたくなりました。

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    2014年04月02日
  • 夢のような幸福(新潮文庫)

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    三浦しをんのエッセイ。
    小説も面白いけど、エッセイも面白いです。
    彼女自身も面白いけど、家族も面白いですね。
    何度も声に出して笑ってしまいました。

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    2014年04月02日