三浦しをんのレビュー一覧

  • 舟を編む

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    ネタバレ

    全体を通してこの主人公がどのように成長していくんだろうとワクワクしてたけど、途中から違う人の視点になり、「え?!」となってしまった。

    その分最初に期待していた「主人公の成長」というものが薄く感じられてしまって、面白かったけどそこまで心に刺さりませんでした。。。

    口コミはすごくよかったというお声が多くて、私が汲み取れてないものがあるんだろうか…

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    2026年08月08日
  • 夜の恩寵

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    5つの話が入った短編集。
    どこか不気味で不安になる。帯にあるように「夢か、うつつか。」がわからなくなる不思議な体験。時系列とか、これはどういうことだと疑問に思うこともあったけど、夢ならしょうがないと受け入れられる。それぞれの短編が繋がっていく感じは大好物。タイトルも、本の装丁も、すべてがストーリーとマッチしていて素敵な作品。

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    2026年08月07日
  • エレジーは流れない

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    ちょっと田舎の温泉街のお土産店で暮らす、少し複雑な家庭環境に育った高校生、怜がなんということもない学生生活を送る中で自分のことを知ったり、漠然と持っていた不安に名前をつけて、地に足をつけていく物語、という感じでしょうか。いろいろな人達のそれぞれ異なる形の愛をしみじみ感じるお話でした。

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    2026年08月04日
  • 本屋さんのある街で

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    「本屋さん」という言葉に懐かしさと憧れのような思いがある。わたしの住む地域には、「街の本屋さん」と呼べるような本屋さんがない。

    *続きは書店で 瀬尾まいこ
    ルイーズの占いに従って?閉店が決まった書店でバイトを始めた菅原青年。菅原君は読書に目覚め、楽しく働き、閉店後も本屋で働くことに。料理に謎の目新しさを求めようとするルイーズのパートナーに菅原君が選んだ本が良い。あっけらかんとした明るい感じが瀬尾さんらしい。

    *歌うように生きて 一穂ミチ
    唯一恋愛要素のある作品。月のイメージが涼やかで美しい。本屋さんへの愛という観点からは少し離れていて、その分受ける印象も違うのだが、一番インパクトのある作品

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    2026年08月02日
  • わたしの名店

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    実在の店について語られているから、ガイドブックにもなっています。

    書き手28名の中には物書きが本職の人もそうではない人も。中にはちょっと鼻につくなぁって感じであまり好きになれない人もいるけれど、総じて楽しい。

    余談ですが、数日前に『仮面ライダーゼッツ』でイカつ過ぎるミムラを見たばかりだったので、書き手の中に彼女の名前を見つけたときには笑ってしまった。ごめんなさい。

    私は大の酒好きゆえ、ついお酒の章に目が行きつつも、酒だけじゃアカン、美味しいものも食べたい。ほかの章との合わせ技で存分に楽しませてもらいました。

    コロナ下でアルコールの提供禁止になったとき、ノンアルコールの一人呑みじゃやっぱ

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    2026年08月02日
  • 夜の恩寵

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    毎回の文書量を同じくらいにしなければならなかったからか、後半、話が発散しすぎてバランスがよく無かったですね。

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    2026年08月01日
  • 夜の恩寵

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    齢が近く美しい継母と距離を置いていた主人公、父から継母の様子がおかしいと聞いて帰郷する「神馬に乗る女」からはじまり、夢見の力を持つ一族を巡る短編集。一編目は土俗ホラーのような読み味。振る舞いは普通なのに何かズレてる(広間の杖とか万年青とか)のがホラーっぽい。
    天才に振り回される苦労性の相棒、という構図の「金色の糸」が唯一爽やかな読み心地でもちろん好きでした。でも全編通して、夢見という捉えどころのない能力を否定したいのに振り回される、奇妙な読み味の短編集でした。

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    2026年08月01日
  • 夜の恩寵

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    最近の爆笑エッセイの印象が強くて、こんな作風だったけと戸惑ってしまった。

    とはいえ、SFホラーを纏いながらもペースに巻き込まれていったところ。
    「カリスマ」をテーマというが、カリスマというよりタイトルの「夜の恩寵」がぴったりとくる。
    5作は連作になっているものの、繋がりがもつれて最後はなにがなんだかわからくなってしまったけど(笑)

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    2026年07月30日
  • きみはポラリス(新潮文庫)

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    最初の「永遠に完成しない二通の手紙」と最後の「永遠につづく手紙の最初の一文」、「森を歩く」、「春太の毎日」、「冬の一等星」が好きだった

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    2026年07月29日
  • 愛なき世界(下)

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    ネタバレ

    藤丸の人物像たまに見失う。主人公なのかと思ったらそうでもないし。研究室の面々から見るとカラッとした好青年だけど、そうでも無さそうな言動するし。育ちと性格もちぐはぐな感じがする。
    何について書こうとしているのかも見失う時がある。読みやすいは読みやすいけれど、どこ行くの?と思いながら読む。研究室のリアルを書きたいのかなって思うくらい細かく記載があるけれど、そのせいで研究について質問したいことめちゃくちゃある。植物の遺伝についてあんまり詳しく無いけれど、二重変異体かけたらいいだけじゃないの?そもそもなんでその4つの遺伝子同時に潰す必要が?

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    2026年07月29日
  • 夜の恩寵

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    少し期間を空けながら読んでしまい、人物の流れが夢うつつのように曖昧…

    幻想文学になるのだろうか、夢に対しての哲学的思想と共に、登場人物の視点が作り出す物語。
    その中でもやはり青春の物語が分かりやすく好きだった。

    初めての三浦先生作品だったが、文体は読みやすく流麗で素敵と感じた。
    ただ、恐らく物語全体のつながりは理解しきれていない…

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    2026年07月29日
  • 本屋さんのある街で

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    ネタバレ

    凪良ゆう、瀬尾まいこ、坂木司、一穂ミチ、三浦しをんの豪華作家陣が、「本屋」を舞台に、出会いと読書、そして奇跡が交差する5つの心温まる物語を紡ぎ出します。街角のあの本屋さんに明かりが灯っていれば、日常の悩みも出口を見つけられる気がする。すべての本好きへ、そして言葉の力を信じるあなたへ贈る、最も優しい癒やしの傑作です。

    《続きは書店で》 瀬尾まいこ➡おすすめ
    閉店まであと一カ月の小さな書店でアルバイトをしたいと現れた、一風変わった若者。彼の予測不能な言動に振り回されながらも、お店を愛する人々の温かさに胸がじんわりと熱くなります。終わりの見えた場所だからこそ輝く、人と人との優しい繋がりに癒される極

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    2026年07月28日
  • 夜の恩寵

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    三浦さんには珍しい?ちょっとホラーな短編集。「神馬に乗る女」「胡蝶」「夢見る家族」「金の糸」「夢の子ども」の5編。この内「神馬・・」「金の糸」「夢の・・」が神様が憑依する若い継母が居る一家を描いた連作で、「胡蝶」「夢見る・・」が夢見(≒予知夢)を見る一族が主人公の連作です。
    「カリスマ」をテーマに描き出される五つの物語~と紹介されているのだけど、どこがカリスマなのだろう。良く分からない。
    なかなかユニークなキャラが設定され、面白い流れで引き込まれるのですが、何故か最後に少し梯子を外された感がします。
    悪くは無いのですがね。

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    2026年07月27日
  • 格闘する者に○

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    表現が面白いフレーズがたくさんあった。そしてひと昔前の本だからか、古風な表現も。
    「おかあさん」としれっと変化が入り込んでるところに気付けた時の嬉しさ。

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    2026年07月27日
  • まほろ駅前多田便利軒

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    主人公多田の元に元同級生の行天という男が転がり込む
    男2人で訳ありふたりがまほろ市で便利屋を行いながら小さい事件から危険な事件まで解決
    世間で言うバディ物なのだと思う
    6つの事件を扱いながら二人が「元クラスメイトの仕事仲間」から「友達」になる話だと思う
    ただ問題は文章が個人的に読みづらく難しいことが書いてあるわけではないが情報量が多すぎて読み終わるのに3週間かかってしまって途中から何がなんだか誰が誰だかいつ登場した人だか時間をかけすぎて読んだせいで分からなくなってしまい途中からタイトルが「まほろ駅前多田便利軒」なのに行天が雇用主で多田が転がり込んだと頭が混乱して読んで読み終わってから気づいた

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    2026年07月26日
  • まほろ駅前多田便利軒

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    ずっと前から読みたい本リストにあった本。
    まほろという語感からか、もう少しハートフルで穏やかな物語だと勝手に思っていたけれど、実際には便利屋多田と行天コンビがチンピラとも絡みつつ展開される話。

    ルルやハイシー、星、由良、凪子さんなど、登場人物が個性的。
    多田も行天も複雑な過去を抱えていて、多田はそのトラウマに苦しめられていたけれど、最後はちょっと救いがある話で良かった。
    過去は変えられないし他人を変えることはできないけれど、自分のこれからは選ぶことができる、そんなことを伝えてくれる小説。

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    2026年07月25日
  • ゆびさきに魔法

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    下町にある昔ながらの商店街で、ネイルサロンを経営している月島美佐が主人公。丁寧で正確な施術が持ち味。新たに従業員として迎えた大沢星絵は、基礎的な技術に多少難はあるものの、独創的なセンスがあり、月島のかつての相棒、星野に似ている。

    月島はネイリストとして日々研鑽に励み、顧客からの信頼も得ているけど、自分にない長所を持つ星野や星絵にコンプレックスにも似た複雑な感情を抱いていて、ちょっとめんどくさい。星絵は星絵で、ネイリストとしての自分に自信がなくて、月島には全幅の信頼と憧れを持っている。

    ネイルの世界をこれでもかと詳しく描写しつつ、月島と星絵の、良いコンビぶりや、ともすればすれ違ってしまう感情

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    2026年07月25日
  • きみはポラリス(新潮文庫)

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    冒頭と最後のストーリーは、余韻が残った。
    同性幼なじみに抱く秘密の思慕をよく書けてた。
    この冒頭と最後のストーリーは、つながっていた。
    この構成の作り方はおもしろかった。

    他のストーリーはというと、、
    よくわからないし、印象に残らないし、、
    自分には合わなかった

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    2026年07月24日
  • のっけから失礼します

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    日常をおもしろおかしく書けるのってすごいよなあ。
    まるでその場で喋りを聞いてるかのような、するっと読めちゃう面白さ。表向きはちゃんとしてる方なんだろうけど、エッセイではとことん自分を曝け出してて、人間っていいなと思った笑

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    2026年07月21日
  • 月魚

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    ネタバレ

    サクッと読めてサクッと面白いお仕事古本屋ストーリーかと思いきやBLものが随所に出てきて、あれ?もしかして、、
    最後には読者に確信

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    2026年07月21日