三浦しをんのレビュー一覧

  • 光

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    「光」というタイトルだけど、ひたすらに暗い。

    本当に「舟を編む」と同じ作者なのかと疑うレベル。

    冒頭の津波の描写は相当辛い。
    これはいつ書かれた本なんだろうと裏表紙をめくると、2008年とあった。
    東日本大震災よりも前に書かれたものなのか。

    「美花と二人きりで黒板に向かい、授業を受けるうち、信之は自分たちが地球で最後の人類の番として、管理され実験されているような錯覚に囚われることがあった」
    「美浜島に生まれ育ち、誰もいなくなった美浜島に再び人間を増やせるのは、信之と美花だけだ。」
    これは何だか男なら一度は妄想したことあるかもな。

    「娘に物心がつくようになって以降、ほとんどいつも居間のソファで…」はリアルすぎて笑ってしまった

    聞き齧った話によると、三浦しをん氏はどうやら子どもの心理的な分野の専門家らしい。故に、子どもの時のショックな出来事がよくない影響を及ぼす、みたいなところが小説家としての軸となっているのかもしれないと思った。

    完全に自分の選択なんだけど、ちょっと暗い話の読書が続いているので、ホッとするような本を探したい。

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    2026年09月26日
  • マナーはいらない 小説の書きかた講座

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    Web連載エッセイを2020年に単行本化し、2026年に文庫化。そのたびに補足やアップデートが足されており、語り口も情報の鮮度も若干のつぎはぎ感が否めないが、初めて小説執筆に取り組む人からある程度書き慣れた人まで、何かしら創作のヒントは得られるだろう。とはいえ、本書は小説の書き方のテキストというよりは、著者がどのように発想し、書いてきたかを解説する本という側面が強い。著者の小説作品を読みながら参照するのが良いと思われる。

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    2026年09月25日
  • 月魚

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    解説を読んで腑に落ちた。
    罪を持ったまま自分の欲を生きて良いのか、
    そんな事を抱えながら大人になってしまった者、成長し続ける若者のお話だった。
    熱っぽい場面は少なく比較的単調に進んでいくが、罪意識を抱えた人たちの人間模様には惹かれるものがあった。個人的には三浦しをんさんの比較的熱血な話が好きなので星3つです。

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    2026年09月24日
  • 本屋さんのある街で

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    好きな作家さんたちの短編集はどうかなとと思い読んでみた。特別な意外性や心を揺さぶられるようなことはない、とにかく心温まるストーリーたち。
    たまにはそういうものを読むのも良い。
    ただ、わたしは寝る前によむので毎回すぐ眠くなってしまい、短編集なのにブツ切りに読んだため、毎回現在地が分からなくなって、本来の読み方とは違ってしまったかな。次回から気をつけよう。

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    2026年09月24日
  • 夜の恩寵

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    全体的に不思議というか、不気味というか、、、
    登場人物が重なることが多いから「短編集」とも言い難いような短編集。夢見の話がメイン。
    現実には子供がいない夫婦が、何年にも渡る長い長い夢の中で出産して子育てして、その子供が夢見で世界が滅亡するって話すから現実の世界に連れて来る的な話はすごく面白い設定だと思った!
    ゴンゾーとムツミの話はさっぱりしてて、唯一すっきりと楽しめた。

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    2026年09月22日
  • 夜の恩寵

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    ネタバレ

    三浦しをんには、①サッパリ系お仕事コメディ②グフフ系エッセイ③ダウナー系苦々小説の3種類がある。共通してるのは主要な登場人物が30から40代の人というところ。
    ①②を書く人がなぜ③も書くのかは謎なんだけど、今回は③でした。

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    2026年09月21日
  • ゆびさきに魔法

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    お仕事小説。ネイルサロン行ったことないので興味深く読んだ。綺麗なネイルの人見るとこちらの気分も良くなる。

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    2026年09月21日
  • 夜の恩寵

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    カリスマというよりかは、夢のはなし

    「金の糸」はよかった
    この話だけ、やたらと現実じみてて、ゴンゾーのキャラがとても良い

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    2026年09月21日
  • 本屋さんのある街で

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    ※
    本屋さんを舞台にした、心が温まる
    ほっこり系アンソロジー。

    続きは書店で / 瀬尾まいこ
    歌うように生きて/ 一穂ミチ
    手にとって見てみろよ/ 坂本司
    小鳥たち / 凪良ゆう
    見晴らし書店の一日 / 三浦しおん

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    2026年09月21日
  • 本屋さんのある街で

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    本屋さんを新しく開いたり、本屋さんで働いたり、家業の本屋さんを継いだり、本屋さんを中心にしたお話が5編。
    本屋さんにはよく行くが、こんな苦労があるのだなということがよく分かった。
    本屋さんの苦労をしのびつつ、これからも足繁く本屋さんに通って、本屋さんを盛り立てたいと思った。

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    2026年09月20日
  • 月魚

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    古書店を舞台にしたお話。
    老舗の古書店で若くして主人となったマシキと、幼馴染の瀬名垣。
    なかなかに昭和?を思い起こされる内容で、少し読みにくいように感じてしまった。
    これもまた、読んでみないとわからないところだっただろう。
    引き込まれる部分はこれといってなかったが、頭空っぽにのんびり読む分には薄くて気楽に読める本だと思った。

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    2026年09月20日
  • 月魚

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    中学生の時に読んだ
    古本市でみつけた。古本屋さんが主人公の物語
    これを読む前に僕が読んでいたのは「風が強く吹いている」で、この本は本屋さんで光って見えた気がした。手に取って読むとすごく面白くて感動して、当時は光って見えた理由が多分表紙に一目惚れしたせいだと結論づけた。今はそんな単純なものではないと思う。
    「月魚」は本との出会いは運命、って内容の小説だった気がするからそんな事を思い出した。
    当時は阿呆だったので「表紙が気にいる=その本と僕は運命的」だと思ってカッコいい表紙の本を探しに本屋に何度も出かけた

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    2026年09月20日
  • 光

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    ただただ残酷。愛するものを守るための小説かと思って読み始めたけど、人間のエゴにまみれたある意味暴力的な小説だった。

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    2026年09月19日
  • あの家に暮らす四人の女

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    ネタバレ

    何よりカラスが出てきて驚いた。そのあとカッパも出てくるし。
    解説読んで分かったけど、谷崎潤一郎、没後50年を祝しての作品だったんだね。
    そんな縛りがあってもしっかり三浦しおんで、楽しく読みました。

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    2026年09月19日
  • 本屋さんのある街で

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    ネタバレ

    「やっぱり本屋はいいな」
    読後にそう心から思える、本屋好き必見のアンソロジーでした

    ふらっと本屋さんに立ち寄り、そこで買おうとしていた本とは違う、運命の新しい本に出会うワクワク感。あの空間がやっぱり大好きです

    通販も便利だけど、実店舗で買えるものはできるだけ書店で直接買いたい! これからも街の本屋さんに元気に続けてもらいたいと強く思わせてくれる作品でした

    アンソロジーなのでサクサク読めるのも嬉しいポイントです

    皆さんもぜひ、お気に入りの一冊に出会いに本屋さんへ行ってみませんか?

    『小鳥たちは』 「多類婚類譚」に収録されている

    『歌うように生きて』 「希望の子」に収録されており、発売が今から楽しみ!

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    2026年09月19日
  • 光

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    「舟を編む」から三浦しおん凄いなと期待してから読んだだけだけに辛かった。出てくる人物、全て救いなし。大きな災害で歪んだんでなく洋一、輔はなるべくしてなっただろうし。島とは関係ない南海子も自分の事だけだし。信之はイカれてネジ外れてる。(美花を抱いたのは愛してるからだけど美花は脅迫と捉えてたのは切なすぎる)連休前に読むべきでは無かった。いや、月曜日読んだら更に辛いかも。影響あったから作品の評価はあまり低く出来ません。

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    2026年09月18日
  • 神去なあなあ日常

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    AIに 転勤が納得できない空しさで今の気持ちに寄り添ってくれる小説を希望したら、この本だった。
    少し気分が違ったけど、慰められた感はあったかな。

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    2026年09月18日
  • ゆびさきに魔法

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    自分とは全く縁のないネイルの世界だったが終始楽しめた。

    月島から見た星野のように
    この人には絶対敵わない、この人のようになれたら、という醜い自分が苦しくて大好きな人であっても距離を置きたくなることは、本当にある。
    自分の過去を抉られたようで古傷が痛んだ。
    でも月島のように、自分の世界で目一杯頑張って自分なりに旅にでて、経験を積めば、『ああ、もう天晴れだ、やっぱりこの人が好きだ』に立ち返ることはできるんだろうと感じた。

    そして自分がその境地を夢見つつも、もう二度と叶わないことに対する絶望感も。

    自分が叶わないからこそ『青い鳥理論』を受け入れられるようになった月島が眩しかった。

    ★『隣の芝生は青い』理論じゃなく、『青い鳥』理論を導入した方が楽になると思う。

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    2026年09月18日
  • 神去なあなあ夜話

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    再読でした。あんまり覚えて無かったので、新鮮に楽しみました。
    これ、続編がありそうでこれ以降出てないんよな…。

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    2026年09月17日
  • 夜の恩寵

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    不思議な世界に連れて行かれる小説。

    5つの短編集で繋がっていそうで繋がっていない?なんとも不思議な短編集でした。
    夢見の力がメインに夢が夢なのか?現実なのか?どっちがどっちなのか少しこんがらがってしまいます。

    今までの小説と違う感じを味わいたいならいい小説だと思います。

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    2026年09月17日