あらすじ
小説家・三浦しをんが考えた、小説を書くうえで「ここを踏まえると、もっと自由に文章で表現できるようになるかも」の集大成! 小説を「書く人」「書きたい人」、そして「書かないけど読むのは好きな人」へも贈る、エッセイ風味の小説書きかた講座。人称、構成、推敲などの基本から、タイトルの付け方や取材方法、さらに文庫化にあたり一品増えた「コース仕立て」の25皿!
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Posted by ブクログ
新刊を買ったのは、どれくらい振りだろう?数年、いや二十年以上前になるだろうか?この本が文庫版で出版されると知って(単行本が出ている事は知らなかった)、気にはしていたが発売日に本屋に行く事が出来ず、翌日に行ったが見当たらず(店員に聞けよ)、次の日曜日に近くの大きな本屋に行くも見当たらず(店員に聞けよ)、諦めきれずに数日が経った。
別件で家族で買い物に出掛けた際に、地下駐車場に車を停めることになった。用事を済ませ駐車場を出る事にしたのだが、
「地下街で◯千円以上お買い上げの方は、◯時間分無料にさせて頂きます」と書いた貼り紙を目にしたのだ。
ならば買わなければならぬだろうと、嫁と二手に分かれ買い物をする事になった。私は目当ての本屋を横目に、トイレへ駆け込み用を足し、人だかりを避けながら本屋へと戻り棚から棚へ目を配らせ、やっとの思いでこの本を手にしたのである。無事に買い物を終え二人で三百円分の割引き券を手に入れた。
私は趣味で小説と言えるかどうか分からないけれど、小説っぽいものを書いている。三浦しをんさんも言われているように小説を書くのに「マナーはいらない」と。しかし、この本を読んでみるとやる気や情熱だけでは書けない事を思い知らされた。
三浦しをんさんの面白可笑しくも為になる数々のアドバイスを心に刻み、私の作品が日の目を見る事が出来るよう精進して行きたいと思う今日この頃である。
Posted by ブクログ
小説家を目指そう、もいう人にとって、とても参考になる本だと思います。
普段読んでいる小説は、こうやって書き上げられているのかと、参考になることばかりでした。
そして、いつもながら、三浦しをんのエッセイは面白い。
小説を読んでいると、時にラストが急ぎすぎているな、とか、間延びしてきたな、などと感じることがあるのですが、書き手側のこういう事情があったのか、という気付きもありました。
Posted by ブクログ
面白かったなぁ!
かなりわかりやすく小説の書き方へのアドバイスや、三浦しをんさんの小説への取り組み方、書き方が垣間見えるようで大変楽しかった✨
相変わらずEXILE一族とハイローにハマっていらっしゃるようで、楽しそうで何より!
Posted by ブクログ
小説を書いたこともいないし、これから書くつもりもないけれど、エッセイとして楽しく読んだ。
属性が同じ(顕著なヲタク)な事、年齢がほぼ一緒な事からか、滾り方に既視感しかない。
それはともかく、EXILE一族に色々捧げてる事と、ハイロウ愛がキワキワだった事しかほぼ残っていないのだが…三浦氏の言葉の選択が面白すぎる。
本題の小説の書き方については、小説を書いたことのある人にはわかるわ!というのがあるのかな。
没入してしまうと何も気にしないので分からないけれど、逆に「なんか読みにくい…」という作品の場合に、内容を照らし合わせて、どこが読みにくい原因なのかを検証してみるのも面白いかもしれない。
Posted by ブクログ
単行本でも読んだけど、文庫でも。とにかくエッセイ、読み物として面白すぎ。三浦さん、個人的にはエッセイの面白さでは朝井くんと双璧です。もちろん小説の書き方指南として真面目に創作について語ってるので、さすがの人気作家さんだな、と。三浦さんの未読の小説を探して読みたくなりました。
Posted by ブクログ
小説の書き方を、一皿ずつ提供されるコース料理になぞらえて、解説している本。単行本もあったらしいが、私が出会ったのはこの文庫だった。コミカルな語り口で、滑らかに話が進んでいく。本書にある通り、小説(文章)を書く上で「原稿用紙一枚分」がどれくらいなのかを身体感覚で掴んでおくことは大事だと思った。
Posted by ブクログ
あっという間に読んだ。長い文でも抵抗なく読めた。作者のこれまでの努力の積み重ねなんだろうなと思いつつ。
小説は読むけど、今まで読んできた小説の9割は腹が立つか、文そのものが読めたもんじゃなくて腹が立つかしてたんだけど、なるほど小説はこういうふうに読めばいいのか、と読み方の一助になれたと思う。
ほんとに「いやなんでそうなる?」とか「なんなんこの物語のためだけに登場人物がアフォになるか頭よわよわになるのは」みたいな創作物があって辟易としてたので。こんなんでプロになれるんですか??私でもなれそう、と勘違いさせてしまうので、全創作者と全出版社は「読者がいる」ことを考えてこの本を神棚に飾っとけと思いました。あくまで個人の感想です。
Posted by ブクログ
本を読むにあたり書き手の構想やルールが理解出来ると
より小説が読みやすくなる。更に書き方の解説は会話する場面の表現力の幅を広げてくれそう?
「風が強く吹いている」の取材、構成や「竹青荘」の設定もしれて尚嬉しい
Posted by ブクログ
小説を書いてるけどなかなか評価されなかったり上手く書けなくて、悩んでるので買ってみました!
内容としては、三浦しをんさんがハイローとEXILEの話を織り交ぜつつ(?)、小説の書き方について分かりやすく教えてくれる本。まあタイトル通りなんだけど。
読む前からなんとなく「こうだよな」と思ってたところが書かれていたりして、「やっぱり、そうだよね」と納得するなど。
個人的には、「読者からの反応ほしさに、小説を粗製濫造してしまうおそれも出てきます」という部分が刺さり、、そうだよねー、と身につまされる思い。
また、短編を書くことが多いけれども山もオチもないことが多いので、キレと余韻、序破急はしっかり意識していきたいなと…。
そして最後の方に書かれていた「小説は日々の暮らしのなかから生まれてくる」という言葉は本当に最近実感していて、書は捨てず街に出て行こう、と改めて思った。