三浦しをんのレビュー一覧

  • 人生激場(新潮文庫)

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    何気ない日常を切り取ったエッセイ。面白くて思わず顔がほころぶ。言い回しや比喩を工夫するだけで、文章は面白くなるんやなー。

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    2014年03月29日
  • あやつられ文楽鑑賞

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    橋本治「浄瑠璃を読もう」を読んだり、小川洋子さんのFMで番組で冥途の飛脚を取り上げていたので、人形浄瑠璃に興味を持った。
    入門ガイドのつもりで手を出す。まほろ町シリーズのハードボイルドさは何処へやら、しをんさんはミーハーっぽく、キャーキャー楽しく文楽を語る。

    義太夫を語る太夫、三味線を弾く三味線、人形を操る人形の三業から成ると説明があり、わけても登場人物の台詞、心情、背景を語る太夫が中心とのこと。観客も人形を鑑賞するだけじゃなく、太夫の語りや三味線の技に目が行ったりとのこと。成程ねえ。
    ストーリーがトンデモだとか、勘平、お前それでいいのかとか、大星がキライだとか、普通のガイド本にあり得ない記

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    2016年04月06日
  • 乙女なげやり(新潮文庫)

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    ネタバレ

    初めて彼女のエッセイなるものを読んだ。面白い!吹き出したり、クスクスしたり。まるで女性のおしゃべりそのもの。

    それぞれ一応のタイトルは付いてるけれど、女性特有のおしゃべりと一緒で次から次へと話題は流れていき、学校や喫茶店での女同志の会話が書かれているような感じだった。

    好きなものは妄想止まらず、嫌いなものはコケおろすような面白さ。作中で話題になってる作品などは知らないものもあったけれど、それでも充分笑える。

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    2014年01月09日
  • 木暮荘物語

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    面白いです。
    三浦さんの作品の雰囲気の良さが、漫画になっても伝わってきます。

    内容は、とっても愉快な木暮荘の住人達を描いたもの。
    個々の話が少し現実離れしていて面白い。
    現在付き合っていて同棲中の彼氏がいる花屋店員の女性の元へ、急にフラリと姿をなくしてしまったマイペースな元彼が戻ってくるところから話は始まります。三角関係のような場面を密かに天井上から覗く二階の男性住人。同じく一階に住む妊娠出来ない身体をもち、その気持ちを複雑に抱え男性にだらしなくなってしまう。
    それぞれの日常が平行して進んでいく様は、特に何ってわけではないけれど、住人たちが色んな気持ちを抱えて毎日を生きている。

    なんだか読

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    2014年01月01日
  • 風が強く吹いている 1

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    ネタバレ

    全巻読み終わった感想として、
    原作にはなくても続編が読みたくなる…
    そんな作品でした。
    素人集団が駅伝に挑戦というのはあり得ない
    展開ですが、それと分かりつつ楽しく読めてしまいます。
    マラソンがメイン+女子が少ないので、
    恋愛面はやや内容が浅くそこはちょっと残念です。
    突然告ると言われても…そこに至るまでの過程が
    あまりなかったので、スミマセンが「?」でした。

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    2013年12月22日
  • あやつられ文楽鑑賞

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    しをんさん 舞台芸術の世界へようこそ〜 操られているのは作者のしをんさんですね… 冷静さを失ってるところが面白かったです。

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    2013年12月13日
  • 桃色トワイライト(新潮文庫)

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    はあ、癒される。賢い人の面白い日常を覗くことはこんなに楽しい。生きてる文章を書けるってすごいぜ。
    「ゴー・トラ」談義のレベルの高さに頭が下がります。

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    2013年12月12日
  • 桃色トワイライト(新潮文庫)

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    ネタバレ

    三浦しをん先生の毎日を覗いたような作品。
    なかなかおもしろい。やはり文章が面白いし内容も面白い。
    ホモが好きだとか☆新撰組が好きだとか☆

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    2013年10月25日
  • 乙女なげやり(新潮文庫)

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    三浦しをんの乙女なげやりを読みました。

    三浦しをんが自分の趣味と妄想をテーマにだらだらと日常を書いたエッセイでした。
    少女漫画やハリウッドスターなどに対するオタク趣味が奔放に描かれています。

    書かれている内容は長女の普段の発言に似ているような気がするので、今度長女に読ませて感想を聞いてみよう。

    この中で「本」に対する感じ方の話題が出ています。
    三浦しをんの友人が初めてのデートで待ち合わせて「待たせた?」「本を読んでいたから大丈夫」というやりとりがありました。
    ところが相手の読んでいた「本」が少年ジャンプだったのにとても大きな違和感を感じたというくだりです。

    konnok的にはコミックの

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    2013年10月12日
  • あやつられ文楽鑑賞

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    文楽?私にはきっと理解できない世界と思っていましたが、この本を読んだ後は試しに一回くらいは観に行ってみようかな?と思いました。

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    2013年07月08日
  • 桃色トワイライト(新潮文庫)

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    とにかく終始笑いをこらえるのに必死だった。(いや、もはやこらえきれていなかった)
    小さなことでうじうじ悩んでしまう私も、その人生も、こんな風に生きられたらもっと楽しくなるだろうなって思った。次々と溢れ出してくる言葉、妄想、感情の数々。あっという間に読んでしまった。
    どよーんってしてるときや、ちょっとした悩みごとがあるときには、これを読めば全部ぶっ飛びそう。
    個人的にはクウガを見たくなりました笑。

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    2013年06月21日
  • 人生激場(新潮文庫)

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    三浦しをんのエッセイ集、初めて読みました。
    この世界から、「舟を編む」「風が強く吹いている」「まほろ駅前・・・」等が生まれるのか!
    妙に、納得?あるいは、驚き?
    とにかく、楽しいエッセイ集。

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    2013年04月15日
  • 桃色トワイライト(新潮文庫)

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    この著者、終始ノリノリである。
    著者の日常が面白すぎて、自分は結構つまらない毎日を過ごしているなと思ってしまった(笑)

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    2013年03月18日
  • 桃色トワイライト(新潮文庫)

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    ネタバレ

    生まれて初めての合コンで『新選組!』を語る、クリスマスイブに実家でイモの天ぷらを食す、非常にモテる男友だちの失恋話に相槌を打つ―思わず自分でツッコミを入れてしまう微妙さに懊悩しつつ、それでもなぜか追求してしまう残念な感じ。異様にキャラ立ちした家族や友人に囲まれ、若き作家は今日もいろいろ常軌を逸脱中。爆笑と共感がこみ上げる、大人気エッセイシリーズ。
    「BOOK」データベース より

    電車の中で読んでしまい、盛大に噴出してしまい、ゴホゴホと咳をしてごまかしてみたが、面白すぎて顔の筋肉が緩むので中断するも、続きが読みたいのでマフラーの中に顔を埋めて読むしかなかった.

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    2013年03月03日
  • あやつられ文楽鑑賞

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    橋下くん!文楽、意外とスゴいかもよ。
    知り合いから招待券をいただき、はじめて文楽鑑賞に行ってみることにしました。場所は大阪の国立文楽劇場・日にちは1月14日の11時開演です。お題は団子売とひらかな盛衰記・本朝二十四孝。題名からは何のことか想像もつきません。
    文楽とは何なのか?人形劇とはどうちがうのかさえ知らないのでは、大阪市の橋下くんにも失礼だと思い手にしたのがこの本です。たまたま朝日新聞の書評欄にあったのと、作者が「風が強く吹いている」の三浦しをんさんだったので迷わず購入しました。
    文楽の決まりや今回のお題目のあらすじもすこしはわかり、楽しい鑑賞ができそうです。
    橋下くん!文楽、意外とスゴい

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    2015年03月18日
  • 桃色トワイライト(新潮文庫)

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    とても面白かった。テンポもよく爆笑ネタの連発。オダギリジョーが好きでお酒も大変召し上がるのですね。
    売れっ子作家なので常に机に向かわれているのかと思いきや結構普通の生活というかグータラな面も。でも映画鑑賞したりビデオ鑑賞したり。弟との会話もおもしろいし。

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    2014年01月04日
  • 風が強く吹いている 5

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    箱根駅伝の切符を手にしたぐらいからもう、目が離せなくなりました!
    最後どんなドラマがあるのかドキドキしてしまいます☆

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    2012年07月11日
  • まほろ駅前多田便利軒 2巻

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    東京郊外・まほろ市。多田の営む便利屋に新たに来た依頼は、小学生の塾のお迎え。単純な仕事に見えたが、小学生の由良はどこか寂しさを抱えているだけでなく、思わぬことに関わっていて――!?(出版社より)

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    2012年05月29日
  • 風が強く吹いている 6

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    ネタバレ

    ハイジさんに面倒見てもらいたい!
    神童さんが好きです。

    とまあ諸々ありますが、小説版では触れられなかった事も描かれていたり、逆に小説版にはあったのに物足りないな、と言う感じを抱く部分があったり。
    公式裏話みたいな感じでしょうかね。感覚的には。
    キングが設定自体が大幅に変わっている事が何より残念だったかなー。
    あと榊くんがすごい可愛くなってました。あれはいやされる!

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    2012年02月21日
  • 風が強く吹いている 1

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    三浦しをんさんの原作が気になっているのだけれど、活字を読むには時間が足りないので、同じように高評価のこちらを先に。
    (と言いつつ、古本屋で5巻までしか揃わなかった。。。最終巻は近いうちに入手するつもり)

    ハイジの憑き物が落ちたようにまっすぐ突き抜けた笑顔に撃ち抜かれてしまった。
    カッコいいな、ハイジ。
    個性的すぎるメンバー10人で、本当に箱根を走りきることができるのかな。
    続きが楽しみだ。

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    2012年05月31日