三浦しをんのレビュー一覧

  • 本屋さんのある街で

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    5人の作家一作ずつ5つの本屋を舞台にした短編集。5人それぞれではあるが最後の4編目と5編目は設定が似ている。ちょうど日を改めて読んだこともあり、頭が混乱したい。
    本屋って色々やることがある。田舎の小さな本屋でも相当忙しいというのがよく分かる。さらに取次が好意的に描かれる。手取り足取り開店を助ける取次。大手以外の取次もあるようだ。知っているようで知らない世界。いいなあ。

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    2026年09月16日
  • きみはポラリス(新潮文庫)

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    恋愛小説かと聞かれると…タイトルによる…?
    前半はちょっと特殊性壁というか、健やかな話ではないというか。
    総じて「愛にはいろんなカタチがあるんだなぁ」って感じ(ざっくりw)。

    個人的には『骨片』が好きだった。
    時代背景も含めてだけど、この小説の中に出てくる女性たちの中でいちばんピュアで可愛い人だと思った。

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    2026年09月15日
  • 『罪と罰』を読まない

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    横文字苦手人間すぎるので絶対本家は読めないだろうなということがわかった もう主人公の名前覚えてない
    こういう感想会みたいなのは絶対に元々読んでた方が楽しいだろうな〜〜〜〜〜〜〜老後暇で死にそうになったら読みたい

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    2026年09月15日
  • マナーはいらない 小説の書きかた講座

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    ネタバレ

    *小説家・三浦しをんが考えた、小説を書くうえで「ここを踏まえると、もっと自由に文章で表現できるようになるかも」の集大成! 小説を「書く人」「書きたい人」、そして「書かないけど読むのは好きな人」へも贈る、エッセイ風味の小説書きかた講座。人称、構成などの基本から、タイトルのつけ方や取材方法、さらに文庫化にあたり一品増えた「コース仕立て」の25皿!*

    小説家志望の方はもちろんですが、普通のエッセイとしても爆笑なので、気軽に手に取って読めます。
    しかし今作もハイローの引用が多過ぎる…そろそろお腹いっぱいであります…

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    2026年09月14日
  • マナーはいらない 小説の書きかた講座

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    私は小説をこんなところに気を付けて書いている、といって内容の本。面白いのだが、わかりみが深いところもあるが、口調がかなり漫画チックなのが若干気になる箇所もある。あまり固くてもなんか違うと思うが…

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    2026年09月07日
  • 舟を編む

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    日常生活では聞き慣れない単語や言い回しが多い本でした。
    実際の辞書担当者も、こんな感じの言葉選びになっちゃうのでしょうか。
    まるで本物の様に絵を描く人も凄いけど、まるで本物の様に言語化出来る人も凄いのかも!

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    2026年09月06日
  • まほろ駅前多田便利軒

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    ドラマを見ているようだった。ふたりの関係性がなんともよい。全面にいい人感を出さないけど本当はとても優しい人たち。
    過去の傷は完全にはもどらないけれど、幸せはかたちを変えて再生する。

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    2026年09月06日
  • 夜の恩寵

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    三浦しをんさんの『夜の恩寵』を読んだ。途中まで何というか波長が自分と合わない感じでノれなかったのだけれど、『金の糸』が急に面白くて目が覚めた。バンドを始めた時とか初めてステージに立った時の興奮や快感、全能感が熱く伝わってきたから。彼らの人生だけで長編に仕上げて欲しいぐらいだった。

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    2026年09月05日
  • あの家に暮らす四人の女

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    ともに暮らす四人の女の日常がゆるやかに綴られる。ファンタジーな描写は賛否分かれるところかと思うが、個人的には好みだった。
    劇的なことは起こらなくても、それぞれの行いの結果、日常の積み重ねが、かすかな変化を産んでいく。
    家族でも、そうでもなくても、あたたかい関係を築くことはできるということが描かれる。四人の女の暮らしぶりは、決して映えるものではないのだが、なんだかとても素敵。
    特に佐知と雪乃の友情に憧れる女性は多いんじゃないかなと思う。


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    2026年09月02日
  • エレジーは流れない

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    母が2人いて、父に会ったことがない主人公の怜と同級生達の青春物語
    特殊な環境だけど、擦れる事もなく育ったのは商店街の温かい人たちと時に破天荒なとこはあるけど楽しい仲間たちのおかげなんだろうなあ
    さらっと読めるから空き時間にぴったりだった
    でも、なぜ縄文土器を題材に持ち込んできたんだろう…作者の三浦しをんさんが好きなのかな

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    2026年09月02日
  • 愛なき世界(上)

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    個性豊かな研究室の面々、先生方。一つのことを究めるって本当にすごい。植物は話せないけれど、育ち方で人に何かを伝えている。何かを好きな気持ちは他人の気持ちや自分の行動を変える。行く先を照らす。人を支える。

    相手を真に理解するために必要なのもまた、感情と思考。

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    2026年09月01日
  • 格闘する者に○

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    三浦しをんさんは好きだけど、何故か(本当になぜ?)チェックしてなかったデビュー作。
    しをんさんの原点という感じがした。(ストーリーや設定が)堅い小説と、はっちゃけ倒したエッセイの間…というイメージ。可南子はしをんさんの分身なんやろうか。

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    2026年08月31日
  • 舟を編む

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    辞書作りに邁進する一行の熱量が伝わり、自分も携わっているような臨場感がありました。

    そういえば、読む前はタイトルの意味がイメージ湧きませんでしたが、今ならよく分かります。「舟」も「編む」も。
    (とはいえ、「編む」は出版業界で一般的な表現のようですね)

    いずれにせよ、この物語や登場人物それぞれの思いに触れたからこそ、タイトルのイメージを持つことができたわけで、それが心地よい読後感となっています。

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    2026年08月30日
  • まほろ駅前多田便利軒

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    66冊目『まほろ駅前多田便利軒』(三浦しをん 著、2009年1月、文藝春秋)
    東京のはずれに位置する「まほろ市」で便利屋を営む多田とそこに転がり込んで来た居候の行天がさまざまな事件に巻き込まれるヒューマンドラマ『まほろ駅前』シリーズの第1巻の文庫版。
    探偵小説、あるいは「ルパン三世」を彷彿とさせる中年バディもので、2人の関係性にはほのかなBLっぽさがある。二次創作や同人誌が作りやすそう。
    まほろ市の位置や行天の小指など、物語のテーマを言外で表している点が上手い。

    〈ねえ、俺の小指に触ってみな〉

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    2026年08月28日
  • 神去なあなあ夜話

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    ネタバレ

    三浦しをん氏による、林業の面白さ・奥深さを小説にした『神去なあなあ日常』を先日読みましたが、本作はその後編となります。なお本作は2012年の作品。

    ・・・
    主人公平野勇気20歳が、電波もつながらない山奥で、これまたLANにもアクセスできないPCにワードで文章を打ち込んでいるという設定で、山奥での生活が綴られます。

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    登場人物はほぼ変わりませんが、なぜヨキに両親がいないのか、なぜおやかたも両親をなくしたのか、など、より村の事情を深く知ることにより、村人らしくなってゆく、という筋であります。

    意中の人、直紀さんとはすこしずつ仲を深めるも、もう一息。やきもきします。

    まあでも、相変わらず自然の雄大さと、それに準じた生活のリズムと、人の温かさを上手に描いておりました。

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    ということで三浦氏の作品でした。

    なんだかこれは、もう一作くらい続編が出そうな感じもしますね。その時は勇気と直紀も結婚しているのかもしれません。

    そして、林業の人不足とか後継者問題とか、過疎などについてフォーカスがあったってたりして。しらんけど。

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    2026年08月26日
  • 光

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    天災ですべてを失った中学生の信之。共に生き残った幼なじみの美花のため、彼はある行動をとる。それから二十年後、信之の前に、秘密を知るもう一人の生き残り・輔が現れ──。
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    2026年08月18日
  • しんがりで寝ています

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    昔のしをんさんのエッセイを読んだときのような爆笑、電車で笑いを堪えるのに必死、というかんじではないけど、でもやっぱり途中でつい吹き出してしまうところもあったりして、楽しい。お父さんとのエピソードは最高。全体を通して、お互いようやく落ち着いてきましたね、って思いました(誰

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    2026年08月17日
  • 月魚

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    ネタバレ

    文章が綺麗だなーという感想。夜と夕方、つめたい空気のイメージ。
    物語にはいまいち入りきれず、どうしてお互いがそれほど特別に想いあってるのかが読み取れきれなかった。

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    2026年08月16日
  • まほろ駅前多田便利軒

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     便利屋を営む多田(ただ)の元に転がり込んできた高校の同級生だった超変人の行天
    の2人のドタバタ喜劇。チワワの飼手を探し、自称コロンビア人娼婦を訪ねたり、痴呆老人の息子を演じたり、彼氏との別れを助けたり、納屋の片づけを手伝ったり、果ては赤児取違えの候補相手先の調査を依頼されたり、いずれも行天の奇想天外な行動に多田があたふたする場面が面白おかしい。行天に振り回されつつ、行天の愛すべき人柄を受け容れていく多田の心境に読者も共感する。この著者はこのように滑稽本を書く才能があるのだ。

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    2026年08月15日
  • きみはポラリス(新潮文庫)

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    ネタバレ

     様々なお題をもとに書かれた恋愛短編集。
     永遠に完成しない二通の手紙、裏切らないこと、森を歩く、冬の一等星、永遠につづく手紙の最初の一文が好きだった。

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    2026年08月15日