三浦しをんのレビュー一覧

  • 天国旅行

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    色々な面での「死」を書いた作品

    テーマは重いけど、
    一つ一つの話はサクッと読み終えられます。

    真ん中らへんで出てくる
    「遺言」っていう話はなんだか他の話と視点が違くて不思議だった。

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    2025年12月19日
  • きみはポラリス(新潮文庫)

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    ネタバレ

    おおくの短編集は、短編集の中からある一つの物語を選んでタイトルにするが、きみはポラリスにはそれをタイトルとする物語がなかった。不思議に思いながら読み進めたが、読み終わってみて、どの物語も主人公はたった一つの煌めく北斗七星(=ポラリス)のような相手に恋をしていたんだな、だから、全ての物語のテーマが「きみはポラリス」なんだな、と気づいた。
    実際、主人公たちはみんな憧れ、執着、興味によって恋心との境界線が分かっていなくて、わたしもそんなことあったな〜なんておもいながら読み進めました

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    2025年12月16日
  • 政と源

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    ネタバレ

    久々に三浦しをんを読んだ。読みやすくて面白いな~。とにかく元気な源さんと家族との関係に悩む政。二人の関係が良いな~。源の弟子の徹平に嫉妬したりして(笑)ちょっと挿し絵のデザインが微妙な感じだったけど、内容は良かった。

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    2025年12月15日
  • 桃色トワイライト(新潮文庫)

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    自分の趣味や食の話が多く、本当にこの方が『風が強く吹いている』や『舟を編む』を書かれた方と同一人物なんですか!!?とびっくりする。

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    2025年12月14日
  • ゆびさきに魔法

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    庶民的な商店街の一角でネイルサロンを営むネイリスト
    丁寧で正確な施術が得意で固定のお客様もついて日々忙しく過ごしていた月島美佐
    お隣の居酒屋の店主の巻き爪の処置をしたことでその店の常連の大沢星絵というネイリストとの縁が出来、月と星で雇うことに…

    大きな事件が起こるわけではないがネイリストの日常を垣間見られて面白かった

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    2025年12月13日
  • まほろ駅前多田便利軒

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    「まほろ」という街の、便利屋を営む主人公、そこに転がり込んだ昔の同級生。便利屋らしい細々とした仕事をしながら、魅力的な住人と出逢っていく。

    文体が読みやすく、かつ街の描写が具体的。どうやら東京の町田市がモデルのようだが、そんなことは少しもわからず。

    具体的な分、情景が頭に浮かんできて、その中で主人公たちが物語を紡いで行く。もしかしたら、映像化もしやすいのかもしれない。それが良いかどうかは別物だが。

    同級生の話、依頼人の話を絡めながら、自分自身の再生に向かうラストは秀逸。

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    2025年12月11日
  • 墨のゆらめき

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     心のゆらめき。

    揺らぎ。

    三浦しをんさんらしい柔らかい文章で素敵でした。

     久しぶりに木暮荘物語を読みたくなりました。

     

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    2025年12月10日
  • ぐるぐる♡博物館

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    相変わらずくすりとさせられるぼそっとしたひと言は健在だし、正直興味のない博物館の展示をきっちり楽しませつつ読ませてしまうのはさすが。何個か行きたい博物館もあったので収穫はあったということかな。

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    2025年12月08日
  • ゆびさきに魔法

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    全くネイルをしない人生だったけど、こんなに素敵な人がいるならちょっと行ってみたいなと思えるお話でした。

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    2025年12月08日
  • 木暮荘物語

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    ネタバレ

    ぱっと見、これはアパートの住人を巡る短篇連作、であります。

    ただ、本作、それにとどまりません。

    誤解を恐れずに言えば、性を巡るそれぞれのストーリーといっても良いと思います。

    70を過ぎて、どうしても(お金で買うのではない)セックスをしたい大家、イマ彼と元彼と両方に挟まれて心も揺れる20代OL。子どもが産めない体に生れつき、セックスをしまくる女子高生、それを恨めしそうに上から除くサラリーマン等々。

    どれもかなり際立った個性のキャラクターが、この小暮荘に縁あって集い、物語を紡いでいきます。

    ・・・
    これが単なるキワモノだらけの捧腹絶倒物語ならば、新味のないどぎついだけの物語であると思いま

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    2025年12月06日
  • 仏果を得ず

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    人形浄瑠璃・文楽。大夫と三味線は夫婦みたいなものと最初の方に読んでからこの物語は想像し易かった。人形遣いの人々に興味は湧いたが今回はあまり伺えず。個人的にはここまで深く文楽の芸が描けているのだから恋愛系ではなく、文楽にもっと深く悩む青年の様子がみたかったかもしれない。。

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    2025年12月06日
  • 新装版 三四郎はそれから門を出た

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    ネタバレ

    三浦しをんのだいぶ昔の書評。

    思えば植物好きとか、ネイルが趣味とかそういうので本書いてんだなあこの人は…と思ったりした
    あんまり知ってる本がなかったけど面白かったです

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    2025年12月05日
  • ゆびさきに魔法

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    ネイルサロン「月と星」を営む月島美佐。偶然知り合った大沢星絵を新しいネイリストとして雇うことにする。技術はまだ足りないところがあるものの、客とのコミュニケーションの取り方が上手い星絵に満足している。
    そんな2人が様々な客や周りの人達との触れ合い、ネイリストとしての成長を描く。
    ネイルの世界を描いた作品は初めてだけど、色々知ることができて面白かった。
    メインの2人のやり取りも良かった。

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    2025年12月05日
  • 光

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    ネタバレ

    つれぇ。椿ちゃんが一番可哀想で辛い。
    作者の趣味を知ってるせいか、結局信之が一番人間的な感情で好きだったの輔じゃん、と思えてならなかった。
    椿ちゃんが居なければ、信之の罪が暴かれて逮捕されたら良いじゃないか、と言うところだが、椿ちゃんが居るので、せめて彼女が救われて成長できるまで信之が逃げ延びてくれたら良いなと思った。

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    2025年11月30日
  • 秘密の花園(新潮文庫)

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    ネタバレ

    穂村弘さんの解説1行目の『「女子校もの」が好きだ。』私がこの本を手に取った理由はこれに尽きる。その中でも結構読みごたえがあって、好きだった。
    パンドラの箱に入っていたのだから、希望も災厄のひとつなのではないかと主人公は語る。そうかもしれない。でも彼女たちの未来が幸せであってほしいなぁ。そんな単純なことではないかもしれないけれど、願わずにはいられない。

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    2025年11月27日
  • 神去なあなあ日常

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    高校を卒業した主人公が教師と親に林業の世界へと送り込まれてしまい、そこで出会う人々や毎日の山での仕事の中で成長していく物語。
    確かに「なあなあ」の精神で生活できたら、もっと肩の力が抜けていいのかも。忙しない街中から山里へ足を向けたくなりました。

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    2025年11月24日
  • ゆびさきに魔法

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    ネイリストの話。軽めなので、身構えず読める。店主と年下の従業員の女同士のあれこれということで、群ようこのパンとスープとネコ日和を思い出した。

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    2025年11月22日
  • 神去なあなあ日常

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    その世界に制限があればあるほど、情はストレートになっていくのだろう。そんな狭き世界に羨ましさを感じる自分の住む世界は恵まれ過ぎているのかもしれない。

    ノンフィクションかのような情報量の多さが心地よい。

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    2025年11月20日
  • きみはポラリス(新潮文庫)

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    恋愛って人の数だけいろんな形がある。そもそも何を恋愛って呼ぶのかわからないぐらい複雑。
    居心地のいい場所がほしくて、がんばっても手に入らない辛さもあるし。居心地のいい関係を守りたいという思いもある。それぞれがしっかりした輪郭はないけど恋愛として形になっている。

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    2025年11月18日
  • 神去なあなあ夜話

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    前作で気になっていた主人公の勇気と直紀の恋愛は、予想通りの若く、可愛らしい結果で安心した。
    本編から時間が経ったので、世界観に入るのに少し時間がかかったが、神去文化が、古き良き時代、人との繋がり、温かさを感じる事が出来た。
    巌じいさんが犯人では、、、

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    2025年11月18日