三浦しをんのレビュー一覧

  • 新装版 三四郎はそれから門を出た

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    三浦しをんのだいぶ昔の書評。

    思えば植物好きとか、ネイルが趣味とかそういうので本書いてんだなあこの人は…と思ったりした
    あんまり知ってる本がなかったけど面白かったです

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    2025年12月05日
  • 光

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    つれぇ。椿ちゃんが一番可哀想で辛い。
    作者の趣味を知ってるせいか、結局信之が一番人間的な感情で好きだったの輔じゃん、と思えてならなかった。
    椿ちゃんが居なければ、信之の罪が暴かれて逮捕されたら良いじゃないか、と言うところだが、椿ちゃんが居るので、せめて彼女が救われて成長できるまで信之が逃げ延びてくれたら良いなと思った。

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    2025年11月30日
  • 秘密の花園(新潮文庫)

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    穂村弘さんの解説1行目の『「女子校もの」が好きだ。』私がこの本を手に取った理由はこれに尽きる。その中でも結構読みごたえがあって、好きだった。
    パンドラの箱に入っていたのだから、希望も災厄のひとつなのではないかと主人公は語る。そうかもしれない。でも彼女たちの未来が幸せであってほしいなぁ。そんな単純なことではないかもしれないけれど、願わずにはいられない。

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    2025年11月27日
  • 神去なあなあ日常

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    高校を卒業した主人公が教師と親に林業の世界へと送り込まれてしまい、そこで出会う人々や毎日の山での仕事の中で成長していく物語。
    確かに「なあなあ」の精神で生活できたら、もっと肩の力が抜けていいのかも。忙しない街中から山里へ足を向けたくなりました。

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    2025年11月24日
  • 神去なあなあ日常

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    その世界に制限があればあるほど、情はストレートになっていくのだろう。そんな狭き世界に羨ましさを感じる自分の住む世界は恵まれ過ぎているのかもしれない。

    ノンフィクションかのような情報量の多さが心地よい。

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    2025年11月20日
  • きみはポラリス(新潮文庫)

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    恋愛って人の数だけいろんな形がある。そもそも何を恋愛って呼ぶのかわからないぐらい複雑。
    居心地のいい場所がほしくて、がんばっても手に入らない辛さもあるし。居心地のいい関係を守りたいという思いもある。それぞれがしっかりした輪郭はないけど恋愛として形になっている。

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    2025年11月18日
  • 神去なあなあ夜話

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    前作で気になっていた主人公の勇気と直紀の恋愛は、予想通りの若く、可愛らしい結果で安心した。
    本編から時間が経ったので、世界観に入るのに少し時間がかかったが、神去文化が、古き良き時代、人との繋がり、温かさを感じる事が出来た。
    巌じいさんが犯人では、、、

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    2025年11月18日
  • 黄金の丘で君と転げまわりたいのだ 進め マイワイン道!

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    試飲や岡本先生の講義でワインを学ぶというもの。
    シャンパンとスパークリングワインの違いがわかったり、ブドウの品種について学べたりして面白かった。

    泡の違い、樽の違い、作り手の違い…ワインの奥深さを垣間見ました。

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    2025年11月15日
  • 星間商事株式会社社史編纂室

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    登場人物のキャラや部署名から、絶対面白くなりそうだったが、そこまで跳ねなかったのと、BL部分はほとんど流してしまった

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    2025年11月13日
  • 『罪と罰』を読まない

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    読書会のヒントを探している時に手に取ったのが、岸本佐知子さん、三浦しをんさん、吉田篤弘さん、吉田浩美さんによる『『罪と罰』を読まない』です。

    ドストエフスキー『罪と罰』を「実は読んでいない」ことで意気投合した4人が、「読まないで読む会」を発案したことから始まる対談集。

    この企画の素晴らしさは、マイナスを遊びに変える視点と、それを本気で遊ぶ大人たちの遊戯性に満ちているところ。

    特に三浦しをんさんの活躍がすごい。小説家だけあって、深読みは鋭く、博識だし、勝手に物語をポンポン創作してしまう様子がとても爽快です。

    テンポの良い知的な読書会を舞台袖からのぞくような面白さがあり、「こういう大人たち

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    2025年11月13日
  • きみはポラリス(新潮文庫)

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    舟を編むで三浦さんを知り、期待値が高すぎた。
    それぞれの恋愛観。
    とても良いんだけど期待値が高かった分、少し物足りなく感じてしまった。
    三浦さんの他の作品も読みたい。

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    2025年11月11日
  • 光

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    思っていた以上に
    深海を漂うような闇深く苦しい物語でした
    無自覚に無関心…容赦なく自分へも刃が向けられます
    まいったなぁ

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    2025年11月08日
  • ビロウな話で恐縮です日記(新潮文庫)

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    三浦しをんさんの著書はほぼ未読なのに、なぜか手に取った日記をまとめた作品です。著書を読んだことがないので作風も性別もわからないまま読み進めましたが、知らないひとの日記を覗き見ているようで逆におもしろかったです。

    BL漫画いくつか気になりました。日記もこれくらい自由に書いていいなら、私も書こうかな。。

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    2025年11月07日
  • まほろ駅前多田便利軒

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    「便利屋」に舞い込む様々な依頼に多田と居候を始めた同級生行天、双方ともバツイチコンビが作り出す平凡な会話が笑いと依頼者との信頼・人間関係を描く小説だ。子犬の世話、娼婦・チンピラのお節介、小学生・高校生の世話と擁護など、巻末では老夫婦の納屋の解体依頼からその老夫婦が自分の真の親だと名乗る青年に対して赤の他人が「真実を話すべきか否か」での葛藤から社会関係を上手く描いている。現実、生みの親と育ての親など病院での手違いからDNAで発見されることも多々あるらしいが、その後双方の家族への配慮無しに他人の土俵に土足で入り、新たな問題が起こるのは予想だにできない。

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    2025年11月05日
  • 木暮荘物語

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    坂田繭
    木暮荘二〇三号室の住人。花屋の店員。専門学校のデザイン科に通っていたときから、フラワーショップさえきと喫茶さえきの常連だった。アルバイトで雇ってもらい、卒業と同時に正式に採用された。

    伊藤晃夫
    繭の彼氏。代々木上原の小さな企画会社に勤めている。

    ジョン
    大家の飼い犬。

    瀬戸並木
    繭の三年前の彼氏。真っ黒に日焼けし無精髭を生やしている。繭と同じ専門学校の写真科。

    佐伯
    花屋「フラワーショップさえき」。

    マスター
    佐伯の夫。フラワーショップさえきの奥のスペースで喫茶店「喫茶さえき」をやっている。

    美容師さん
    三十歳くらいの女性。美容院の定休日に部屋に飾る花を買いに来るという勝手

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    2025年11月04日
  • 月魚

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    BL、ブロマンス寄りの作品だと聞いて購入。
    確かに導入から「細い真志喜の首筋がうっすらと桜色に染まった」などおや?と思わせる描写がいくつか。

    古書を愛する2人の物語。2人は過去のある事件から共依存のような関係性になってしまった。過去に囚われる2人が長い年月をかけ、古書を通じて問題に向き合う。

    直接的な表現はないがずっと匂わせてくる感じが好き。真志喜の思いが強いのかと思ったら瀬名垣も「所有欲も愛着も、本当はものすごくあることを自覚している。いつまでだって撫でくりまわしてじっくり味わいたいし、だれにも渡すもんかと、いつもいつも思っているんだ」と。

    なにより解説のあさのあつこの「月魚によせて」

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    2025年11月01日
  • あの家に暮らす四人の女

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    牧田佐知
    刺繍作家。明け方まで刺繍に没頭してしまうことがある。三十七歳。

    牧田鶴代
    佐知の母。外で働いた経験はもちろん、自分で稼いだこともない「箱入り娘」のまま、七十近くになった女。

    谷山雪乃
    物静かなくせに毒舌なところがある。西新宿にある保険会社で働いている。生まれは新潟で、大学進学時から牧田家に転がりこんでくるまでのあいた、一人暮らしをしていた。三十七歳。佐知が人違いをして出会った。

    上野多恵美
    雪乃の会社の後輩で十歳年下。三年ぐらいまえ、雪乃のいる部署に配属された。手芸好きで、雪乃につきそわれて佐知の刺繍教室に見学に行き、生徒となる。

    山田一郎
    牧田家の離れにある守衛小屋に住んで

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    2025年10月31日
  • のっけから失礼します

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    三浦しをんさんの作品は「舟を編む」しか読んだことがなかったので、こんなにユーモアがある人とは思わなかった。オタク属性の人で親近感が湧いた。ご家族のエピソードが面白く、特にキウイのくだりが好きだ。

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    2025年10月30日
  • 仏果を得ず

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    私、学生時代の最後の二年は大阪で過ごしていました。
    その当時気に入って通ったのが文楽。日本橋(にっぽんばし)まで電車で通い、国立文楽劇場でひと時を過ごす。結構通いました。

    今となっては、文楽が好きだったのか、文楽が好きな自分というイメージに酔っていたのかは分かりません。でも、そういう歴史にまみえることが出来る関西に居られたのは幸せな思い出の一つであります。

    梅田で電車を降りて曽根崎警察署を発見すれば、『すわ、曾根崎心中の曽根崎か』となり、大阪城を見れば、『やや、豊臣秀吉の築城ぞ』となる。

    もちろん、私の出身の東京はじめ、東日本にも史跡はあります。ただし、生活に息づく感は余りない気がしま

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    2025年10月28日
  • 木暮荘物語

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    性の香りがする短編集。彼ら、彼女らの望みは結実しない。ただ、未来はわからない。それを木暮荘はじっと見つめている。まとめると、こんな感じ。三浦しおんとしては、ちょっと異質な匂いのする本だった。

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    2025年10月27日