三浦しをんのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
前作『神去なあなあ日常』を読んだのが10年以上前。
意外と記憶に残っているもので、前作のお話をちょいちょい差し込まれても思い出せるくらい作品への愛着を沸かせるのが上手い作家さんだと思う。
前作は林業と大祭がメインだったけれど、今作『夜話』は、すっかり村の生活に馴染んだ横浜出身の主人公・勇気が、神去村の名の由来や、ヨキ・清一の両親のことを聞いたり、直紀との恋に進展があったりなどなど、より村や人との繋がりを深めていく話になっている。
林業は100年先を見据えて木を植え、育てる。
自分が死んでも、あとに生きる人が幸せでありますようにと願える勇気の成長が良かった。 -