三浦しをんのレビュー一覧

  • あの家に暮らす四人の女

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    なんかドラマにも出来そうな日常のほほん系。
    杉並区、善福寺川近くの古い洋館に住む女四人。
    Googleマップで調べたらロケーションが最高で、こういう所に住めるのいいなぁ~と思った。
    登場人物それぞれの個性も分かりやすかった。

    語り手のネタばらしは知ってて読んだけど、なんでカラスにしたんだろうな(^-^;
    途中、解説のように話し出すカラス、なかなか珍妙だった。河童のくだりが面白かったけど、最後にもうひと活躍するのは意外だった。

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    2025年10月17日
  • 神去なあなあ日常

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    山村を舞台に高卒男子の一年間を描いた青春小説。
    横浜の高校を卒業した男子が、意図せず三重の山奥で林業に従事することに・・・

    小さな山村での素朴な田舎暮らしと、イロハも分からない山仕事。未知の世界に飛び込んで迷い戸惑い、時には逃避しながらも、大小のイベントを通して主人公が少しずつ村の人や暮らしに馴染んでいく様子を淡々と紡いでいます。

    四季折々の山林の風景、伝統風習とも一体となった昔ながらの林業の様子など、日本の原風景の一つであろうものがよく描写されていて、全編がどこか懐かしく感じられる空気で包まれている印象でした。

    作中で展開されるいくつかのイベントも、どこかしらのどかで落ち着いていて、作

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    2025年10月14日
  • わたしの名店

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    【三浦しをん、西加奈子、中江有里、美村里江、宇垣美里、清水由美、山田ルイ53世、塩谷舞、稲垣えみ子、道尾秀介、ジェーン・スー、岡崎琢磨、バービー、朝井リョウ、瀬尾まいこ、佐藤雫、清水ミチコ、あさのますみ、畠中恵、はるな檸檬、小川糸、久住昌之、川内有緒、澤村伊智、朱野帰子、最相葉月、藤岡陽子、森見登美彦】
    という顔ぶれの方々が、それぞれ"自身が名店だと思うお店"を紹介している一冊。その店はもちろん実在する店。(現在、閉店してる可能性はある)

    いやー、なんか人が好きなお店っていいやんね。好きって必ずしも「ここのこれが絶品!」っていうだけじゃなくって、別に特別美味しくなくても好

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    2025年10月09日
  • 仏果を得ず

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    知人に誘われて文楽を初めて観劇し、その後、さらに理解を深めたくこの書を選んだ。
    文楽入門の書としてはとても分かりやすく取っ付きやすかった。
    が、全くの素人では、演目の内容にも絡めてのストーリー展開の為に理解しにくいかもしれない。

    文楽感鑑賞も、この書も、文楽についての事前予習が必須です。

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    2025年10月07日
  • まほろ駅前多田便利軒

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    作者は名前の付かない関係性の描写に卓越しているなあ、と思った。
    活字を読んでいるだけなのに、町の様子や、便利軒の事務所の様子、多田と行天の人となりが匂いとそれぞれの温度を持って感じられ、目の前でドラマが展開されているかのような気持ちになった。
    個性豊かな客も含め、登場人物全員が小説を飛び越えて生きているかのように感じられた。
    登場人物が多くて、名前だけではどこで出てきたどんな人物だったか思い出せないことがあった。

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    2025年10月07日
  • きみはポラリス(新潮文庫)

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    様々な形の短編恋愛小説集。
    もっと長く読みたい!!続きが気になる!って話もあれば、難しい、こんな事を考え行動する人間もいるのだろうか?共感ができないなーと思うものもあり、その種類の違う、考えることも違っている話を1人の人間、三浦しをんが描いてるのは凄い。
    存在するかもしれない世界を垣間見てる感じは楽しい。短編小説のいいところ。

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    2025年10月04日
  • 政と源

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    さすが文章も上手く読みやすかった。
    源さんと国政さんとの対比も良い。ただ、高齢者夫婦の行き違いはちょっと悲しかったなぁ、まぁ、仕方ないけど。因果だね。
    ほっこりと平和な日々は読んでいて気持ちが良い。ぜひ、彼らの続きの話を読みたい。

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    2025年10月02日
  • わたしの名店

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    気がついた、私はごはんにまつわるエッセイがとっても好きだ!お腹も心も満たしてくれるエッセイはきっと薬よりも体にいい。

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    2025年10月02日
  • きみはポラリス(新潮文庫)

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    全11話の恋愛短編集。多様な恋愛の形や関係性に触れた影響で、自分の恋愛を見つめ直した。心を許せる相手との出会いは稀有なものだから、心でつながる関係を大切にしたい。いつでもどんなときでも導いてくれる存在に、お互いになれたらいいなと思った。

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    2025年09月30日
  • エレジーは流れない

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    ネタバレ

    重たくなくて楽しい話が読みたいなーと思ってる時に本屋で推されてて購入。

    なんとなく話に起伏が足りない感じがして物足りなかった。
    話の軸としては
    ・高校生の日常、悩み(なりたいものがわからない、急に絵を始めたやつが上手くなることに対する嫉妬)
    ・主人公の怜の家庭環境の話
    ・縄文土器事件を仲間と解決する
    という感じ。
    家庭環境のところは「2人のお母さんはどういう関係なんだろう」とか「急に現れたお父さんらしき人はどういう目的でやって来たんだろう」とか興味が惹かれる展開だったけど、それ以外の部分は共感とか盛り上がりに欠ける感じだった。特に前半は大した出来事も起こらないので単調に感じてしまった。

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    2025年09月29日
  • 愛なき世界(下)

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    上巻でもそうでしたが、やはり実験のシーンで時間がかかってしまいました。

    実験から離れると読むのが楽しくなり、藤丸君が登場するとサクサク進むって感じでした。

    登場人物はとても良くて、同じものを好きな仲間っていいな〜て思えます。

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    2025年09月28日
  • エレジーは流れない

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    餅湯温泉の土産物屋を実家とする高校生、怜の視点で物語が進む。
    将来の夢や希望もなくただ穏やかな生活を望む怜には2人の母親がいる。出生の秘密を知らない不安や将来への焦りを感じつつも日々が過ぎていく。型破りな友達が事件に巻き込まれるのを助けたり助けなかったり。逆に彼らに守られたりしながら怜は自分の現在と将来に向き合っていく。
    怜の友達が揃いに揃って個性的で好きにならずにはいられない。三浦さんが書く青春小説はスピード感があってみずみずしい。

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    2025年09月27日
  • 墨のゆらめき

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    お人好しで真面目なホテルマンと奔放でガサツな書家。書よりもこの2人の笑えて時に不器用な友情物語という印象でした。互いに心地よく自分本位でいられる、これ大人の友情の形として理想的かも!代筆屋バディものとして2人のその後の話も読んでみたい。

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    2025年09月25日
  • お友だちからお願いします

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    1話1話が短めで読み口も軽く、するすると読めてしまった!三浦しをんさんのエッセイ初めて読んだけど、どことなく親近感を覚えるお人柄だなぁ笑

    「そうなんですね」という相槌に違和感を覚えるという話、つい先日別の方も同様のことを言っていたので「おぉ、おんなじこと言ってる!」と思った。同居人ともこの話題について話してみたけど、その言葉を使う時は本心では「その話題に興味ないな」や「話をさっさと終わらせたいな」と思っている気がするから、無意識のうちにそれが滲み出ているのかも、と言っていて、なるほどなぁと思うなどした。

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    2025年09月24日
  • ののはな通信

    匿名

    購入済み

    女子高生から40代になるまでの手紙とメールのやり取り。手紙のやり取りだけで彼女らに起こったことや心のありようがわかる。10代のいっときの愛をここまで大事にしてきた2人はとてもカッコいい。

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    2025年09月24日
  • 墨のゆらめき

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    書や、書いている姿の描写が素敵だった。
    中編だからか、三浦氏の他の本に比べると
    人物描写があっさり目な気がした。
    それにしても、書を習いたい。

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    2025年09月21日
  • 神去なあなあ日常

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     衰退産業と言われる林業に半ば騙されて従事することとなった若者の成長物語。神去村のゆったりとした雰囲気と、まったく知らない林業の世界をほんわかしたエピソードと共に楽しめる。勇気のように上手くいくケースは珍しいだろうが、読者が林業で生計を立てる山奥の村暮らしに憧れを抱くような魅力的な筆致はさすが。こんなに都合良くいくことばかりでもないだろうが、確かな取材に裏打ちされた描写のおかげで程良い塩梅に仕上がっている。林業に携わる人も花粉症には敵わないなんて大変すぎる。

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    2025年09月21日
  • 神去なあなあ日常

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    林業の詳しい描写の部分は、ちょっと読むのしんどかったけど、登場するキャラクターが良くて楽しく読めた。特に繁ばあちゃんが可愛かった。

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    2025年09月19日
  • わたしの名店

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    ★3.5

    どれも名文で、読書の幅が広がりそうです。
    「この店行きたい!」と思った店は既に閉店されていて残念。

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    2025年09月19日
  • 愛なき世界(下)

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    上巻の初めは藤丸君のキャラにニンマリしながら読んでいたが、途中から研究にスポットがあたりだすと素人には解らないことと研究というシンプルな作業の繰り返しにちょっと飽きてしまい読むスピードがかなり落ちてしまった。日本植物学会賞特別賞を受賞されてるのは快挙だと思いますがかなりコアな題材なので植物に興味がない人にはちょっとお薦めできません...

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    2025年09月17日