三浦しをんのレビュー一覧

  • 政と源

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    幼馴染である国政と源二郎の下町人情あるれる物語。つまみかんざし職人である源二郎の弟子、徹平と彼女のマミたちとの心温まる話しでした。
    自分がその年になった時、このような友はいないよなあと思うと、二人がとても羨ましくなった。
    80歳、90歳になってもこのままの二人でいてほしい。そして、国政の奥さんが帰ってくることを祈ってます。
    重松清「とんび」のヤスさんにも通じる、優しさ溢れる国政と源二郎の、ほのぼのと心温まる作品だった。

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    2024年05月14日
  • 私が語りはじめた彼は(新潮文庫)

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    何故かモテる大学教授を好きな女性たちの連作短編集

    以下、公式のあらすじ
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    私は、彼の何を知っているというのか? 彼は私に何を求めていたのだろう? 大学教授・村川融をめぐる、女、男、妻、息子、娘――それぞれに闇をかかえた「私」は、何かを強く求め続けていた。だが、それは愛というようなものだったのか……。「私」は、彼の中に何を見ていたのか。迷える男女の人恋しい孤独をみつめて、恋愛関係、家族関係の危うさをあぶりだす、著者会心の連作長編。
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    収録は以下6編
    結晶
    残骸
    予言
    水葬
    冷血
    家路


    古代王朝の研

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    2024年05月13日
  • 白いへび眠る島

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    ネタバレ

    いや~、「ページをめくる手がとまらない」という意味では、これまた面白かったです。
    閉鎖的で、なんだか伝統や土着の風習や信仰に囚われたままの島、「あれ」がでたという噂、「持念兄弟」って何よ、悟史が見てしまう「不思議」とは、いや、わりと早い段階で「あれ」が姿現したな、と思ったら、悪戯か?!、荒太と犬丸は限りなく怪しいやろ、と、どんどんどんどん疑問が湧いてくるので読む手が止まりませんでした。ホラーのような、ミステリーのような、ひと夏の冒険という感じのような・・・この小説を一言で表すのは難しいです。

    三浦しをんさんって、読む本読む本で全く違う顔を見せてくれる作家さんだと思いました。共感してくださる人

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    2024年05月13日
  • 政と源

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    SL 2024.5.10-2024.5.12
    東京下町に暮らす73歳の幼なじみの二人のじいさん。男同士は遠慮がなくていいなーと思う。
    軽妙だけど、やっぱりしをんさんは人情を忘れない。国政が源二郎を羨む気持ちは痛いほどよくわかるけど、源二郎もほんとはさみしいんだろうなーと思ったり。

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    2024年05月12日
  • まほろ駅前番外地

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    面白くて一気読み。

    二人の関係性と、それを取り巻く周りのお客さんの距離感ややり取りのテンポがよくてどんどん読みすすめられる。
    最後の終わり方から、続編が気になる。

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    2024年05月06日
  • ののはな通信

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    装丁から、可愛らしくほのぼのした物語を予想していたけど、思いっきり裏切られた。

    とても激しくて情熱的な愛の物語。

    思春期独特の美しさや残酷さにドキドキしたり、大切に思うからこその選択に切なくなったり、強く凛とした姿に涙したり、、、展開に心と頭が追いつかない!!

    一緒にいることだけが愛じゃない。
    離れていても共に生きていくことはできる。

    思いがけない最後に言葉を失うも、じんわりと温かな気持ちになる。そんなお話でした。

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    2024年05月05日
  • 仏果を得ず

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    しをんさん凄いです。
    これを読むと文楽を見に行ってみたくなります。

    箱根マラソンの話の時もそうでしたが、しをんさんの本を読むと、今まで興味のなかった事を始めてみようかと思ってしまいます。

    さすがにマラソンは断念しましたが、文楽は行ってみようと思います。

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    2024年04月15日
  • 光

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    『舟を編む』のイメージを持って手にとってみましたが… ギャップがあまりにもあり過ぎ‥
    狂気か、いや、日常のある深い部分、普段は表になかなか出てこない部分を飾り気無く表現している様にも思われます。
    川崎の街を舞台に、その影と光を演出してます。
    『光』の救いを求めているのか、『光』そのものが無い世界なのか、よく分かりません

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    2024年04月08日
  • Seven Stories 星が流れた夜の車窓から

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    この本を読んで、抽選で当たる狭き門の「ななつ星」豪華列車に乗車して夢のような時間を過ごしてみたいと思いました。
    幾らなのか?庶民には手が届かない列車でしたが、YouTubeで雰囲気を味わうのもいいなぁと思いました。

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    2024年04月06日
  • まほろ駅前狂騒曲

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    1作目、2作目の流れを汲みつつ、綺麗にまとまって終わった。今回は行天の救済がメインかなと感じた。

    多田や行天のような壮絶な経験はないけれども、家族や愛といった普遍的なテーマを取り扱っていて、なおかつそれぞれのキャラが立っているから、どのセリフにも説得力があって、自分の人生観も豊かになる作品だと思った。

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    2024年04月04日
  • まほろ駅前番外地

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    前作で登場した人物1人ひとりに焦点を当てた番外編。前では脇役だった人を主人公とした話に、ちょいちょい多田と行天が出てきて、2人のケンカの推移も描かれるから、スピンオフでも楽しんで読めた。

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    2024年04月04日
  • まほろ駅前狂騒曲

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    よかった!まほろ駅前シリーズの初の長編という触れ込みだったけど、なんやかんなで1番楽しかった。自分が愛してもらったことがないから子供に対して何をするかわからない、だから子供が嫌いという言い分な時点で行天は優しいし、それを見抜いている多田との関係性よかった。お互いにお互いへの後ろめたさと、誰かに軽々しく口にできない過去があって、似たもの同士ではあるけど、全然似てなくて。それでもお互いがいない日常ってどうしてたかな、と思うのがもう上質なブロマンスだよね。行天が出ていっちゃったときに、もしかしたらこのまま分かれてしまうかと思ったけど、ちゃんと戻ってきてくれてよかった。いい話だったな。でもやっぱりわた

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    2024年03月30日
  • まほろ駅前番外地

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    スピンオフ、とてもよかった。星くんの話と岡さんの話が好きだった。多田と行天がいろんな人と関わりながら、少しずつ過去と向き合っていく様が微笑ましくてよかった。1話ずつの話の中心は前作に出てきたまほろ市の人たちだけど、ちゃんと依頼が終わったあとも関わり合いがあって、ふたりは1人になりたがってそうなのに、やっぱりちゃんと人と繋がってるんだなと思った。まあお互いがいるけどね。良いブロマンスを読んだ。

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    2024年03月30日
  • 政と源

    匿名

    購入済み

    幼馴染っていいですね。
    楽しく読ませていただきました。

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    2024年03月24日
  • 仏果を得ず

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    偶然にも、文楽を観に行く日に読み始めました。YouTubeで演目を調べながら、読みました。読み終わっちゃうのが寂しくなるほどに面白かった。文楽、もっと調べてみよう。

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    2024年03月22日
  • 子どもお悩み相談会 作家7人の迷回答

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    文章には人柄が出るということがわかった。それぞれの作者(何人かの本は読んだことがあるけど)の素性は一切わからないけど、質問に答えていく回答文自体が自己紹介をしているようだった。
    そして、私が普段よく思っていることが、忠実に言語化されていて勝手に爽快な自分を味わった。


    個人的には、「人と人とが関係を結ぶときは、もしかしたら美点によってかもしれない。けれどその関係を深めていくのは、美点ではなく欠点なのではなかろうか。また、私たちが人間くささを感じるのは、どういうわけだか美点ではなく欠点である。」

    「私は今現在『早めに終わらせ、夏休み最後まで何度も見直す派』なのだが、もちろんそんなことは言わな

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    2024年03月18日
  • 『罪と罰』を読まない

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    「罪と罰」を読んだ後に読んだ。
    4人の推理が面白い。既読者として、この座談会に参加したかった‼︎ 笑
    すでに「罪と罰」を読んだ人にも、まだ読んでないひとにもオススメ。

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    2024年03月03日
  • むかしのはなし

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    ネタバレ

    桃太郎やかぐや姫などの昔話をそこはかとなくベースにした短編集。ホストの男性、普通の高校生、好きでもない人と結婚した女性などが主人公。生きることや生きることを選択することなど、深いテーマが根底にありながらライトに描写している。

    実は連作でもあり、各話で伏線が回収されている。最初はイマイチ内容のない話だなと思っていたが、後半に入るにつれ、伏線が回収されなかなか壮大なテーマであることがわかるとぐんと面白くなる。

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    2024年03月03日
  • 『罪と罰』を読まない

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    罪と罰を読みたい、と思っているが中々手をつけられない人に読んでほしい。
    この本は罪と罰を読んだことがない4人でその内容を推理するという前半と、読んだあとの感想会の後半で構成されているのだが、前半の推理会が面白い。自分も一緒になって推理しているような気分になれるし、また作家ならではの推理があって成程と思える。それぞれの作家が何を考えて物語を書いているのかが垣間見えて楽しい。
    読まないまま後半に入るのもありだと思うが、是非罪と罰を読んでから感想会に加わるのがいい。本の感想を共有することはリアルタイムでなくとも楽しいのだ。

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    2024年02月17日
  • ぐるぐる♡博物館

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    ネタバレ

    目次
    ・茅野(ちの)市尖石(とがりいし)縄文考古館
    ・国立科学博物館
    ・龍谷ミュージアム
    ・奇石博物館
    ・大牟田(おおむた)市石炭産業科学館
    ・雲仙岳災害記念館
    ・石ノ森萬画館
    ・風俗資料館
    ・めがねミュージアム
    ・ボタンの博物館
    寄り道
    ・熱海秘宝館
    ・日本製紙石巻工場
    ・岩野市兵衛さん(越前和紙の紙漉き名人)

    博物館や美術館は好きだ。
    でも、観光に行った先でそこに行くことはほとんどないので、実はあまり行けてはいない。
    この本に出てくる博物館で行ったのは、国立科学博物館だけだ。
    だからこんな本を読んでしまうと、知的好奇心がうずうずしてしまう。

    特に『雲仙岳災害記念館』は、噴火直後に家族が

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    2024年02月14日