三浦しをんのレビュー一覧

  • 政と源

    匿名

    購入済み

    幼馴染っていいですね。
    楽しく読ませていただきました。

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    2024年03月24日
  • 仏果を得ず

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    偶然にも、文楽を観に行く日に読み始めました。YouTubeで演目を調べながら、読みました。読み終わっちゃうのが寂しくなるほどに面白かった。文楽、もっと調べてみよう。

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    2024年03月22日
  • ののはな通信

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    こんなに分厚い往復書簡、しかも女の子同士の恋?…読む前は足踏みしてた。
    高校時代の手紙のやりとりからはじまる。小学生時代は交換日記、中学生時代は文通、授業中の手紙、高校時代はメール。話すことが溢れていた私の学生時代を思い起こさせて、すごくリアルで、あとがきで辻村深月さんが書かれたように私の物語でもあるんだって思った。
    時間とともに変化し、胸に抱える宝石も輝きを変え、その経過を往復書簡で表す。なんだかどっぷりはまってしまった。

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    2024年03月20日
  • 子どもお悩み相談会 作家7人の迷回答

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    文章には人柄が出るということがわかった。それぞれの作者(何人かの本は読んだことがあるけど)の素性は一切わからないけど、質問に答えていく回答文自体が自己紹介をしているようだった。
    そして、私が普段よく思っていることが、忠実に言語化されていて勝手に爽快な自分を味わった。


    個人的には、「人と人とが関係を結ぶときは、もしかしたら美点によってかもしれない。けれどその関係を深めていくのは、美点ではなく欠点なのではなかろうか。また、私たちが人間くささを感じるのは、どういうわけだか美点ではなく欠点である。」

    「私は今現在『早めに終わらせ、夏休み最後まで何度も見直す派』なのだが、もちろんそんなことは言わな

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    2024年03月18日
  • 『罪と罰』を読まない

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    「罪と罰」を読んだ後に読んだ。
    4人の推理が面白い。既読者として、この座談会に参加したかった‼︎ 笑
    すでに「罪と罰」を読んだ人にも、まだ読んでないひとにもオススメ。

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    2024年03月03日
  • むかしのはなし

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    ネタバレ

    桃太郎やかぐや姫などの昔話をそこはかとなくベースにした短編集。ホストの男性、普通の高校生、好きでもない人と結婚した女性などが主人公。生きることや生きることを選択することなど、深いテーマが根底にありながらライトに描写している。

    実は連作でもあり、各話で伏線が回収されている。最初はイマイチ内容のない話だなと思っていたが、後半に入るにつれ、伏線が回収されなかなか壮大なテーマであることがわかるとぐんと面白くなる。

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    2024年03月03日
  • 『罪と罰』を読まない

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    罪と罰を読みたい、と思っているが中々手をつけられない人に読んでほしい。
    この本は罪と罰を読んだことがない4人でその内容を推理するという前半と、読んだあとの感想会の後半で構成されているのだが、前半の推理会が面白い。自分も一緒になって推理しているような気分になれるし、また作家ならではの推理があって成程と思える。それぞれの作家が何を考えて物語を書いているのかが垣間見えて楽しい。
    読まないまま後半に入るのもありだと思うが、是非罪と罰を読んでから感想会に加わるのがいい。本の感想を共有することはリアルタイムでなくとも楽しいのだ。

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    2024年02月17日
  • ぐるぐる♡博物館

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    ネタバレ

    目次
    ・茅野(ちの)市尖石(とがりいし)縄文考古館
    ・国立科学博物館
    ・龍谷ミュージアム
    ・奇石博物館
    ・大牟田(おおむた)市石炭産業科学館
    ・雲仙岳災害記念館
    ・石ノ森萬画館
    ・風俗資料館
    ・めがねミュージアム
    ・ボタンの博物館
    寄り道
    ・熱海秘宝館
    ・日本製紙石巻工場
    ・岩野市兵衛さん(越前和紙の紙漉き名人)

    博物館や美術館は好きだ。
    でも、観光に行った先でそこに行くことはほとんどないので、実はあまり行けてはいない。
    この本に出てくる博物館で行ったのは、国立科学博物館だけだ。
    だからこんな本を読んでしまうと、知的好奇心がうずうずしてしまう。

    特に『雲仙岳災害記念館』は、噴火直後に家族が

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    2024年02月14日
  • まほろ駅前番外地

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    「多田便利軒」ではぎこちなく、あっさり描かれていた2人が、本書ではいい意味で人間臭く、重みをもって描かれています。2人の絡ませ方も、逆転しかけている立場や、嫌々言いながらも依存し合う様子も、前作より読み応えがあります。さて、勢いに任せて、「狂騒曲」を読むとしますか。でも、完結編を読んでしまうと、もう彼らには会えなくなると思うと読みたくない。そのくらい活字を通して、彼らに会っているのは楽しい。

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    2024年02月06日
  • お友だちからお願いします

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    しをんさんのエッセイは初読みでした。
    マナーや旅をテーマにしたものもありますが、しをんさんが、ゆるーい日常をつづったエッセイというように共感できる話や、思わず笑ってしまう話など楽しく読めました。
    しをんさん、こちらこそお友達からお願いしたいです。

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    2024年01月28日
  • マナーはいらない 小説の書きかた講座

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    突然HiGH&LOWの二次創作みたいなの始まって爆笑した。HiGH&LOW最高なんだよなぁ〜〜〜〜〜〜〜!!!!
    オタクっぽい言い回しやツッコミが良い意味でクセが強くて、気軽に楽しみながら読めた。真面目な部分はきちんと丁寧に自作を用いて説明してくださるので勉強にもなった。HiGH&LOW大好きだけどHiGH&LOWの良さを上手く言語化できなかったので、先生が語るHiGH&LOWの魅力を読み、ああー!なるほど!こういうことだったのか!HiGH&LOWの謎の熱さは!!と勝手に納得。HiGH&LOWのファンブックの評価みたいになってしまった。

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    2024年01月25日
  • 政と源

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    東京下町に住む政と源。元銀行員でやや僻み根性の国政。自由奔放な、まさに職人気質の源二郎。戦後を乗り切った同級生は、羨ましいくらいの親友だ。6話の連作短編で、日常と非日常の境界線が巧く表現されている。つまみ簪という言葉を初めて知ったのも収穫だ(この歳にして……)。源二郎の弟子・徹平の一途さが物語を明るくしてくれる。そして、徹平の結婚話を機に、源二郎の亡くなった妻との馴れ初めや、国政と別居中の妻との距離が縮まる場面が楽しい。

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    2024年01月23日
  • まほろ駅前狂騒曲

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    あまりの分厚さに、、読み切れるか不安になりつつ、、
    でも、読んでるうちに多田便利軒が蘇ってきて、行天、、いたいた。って2人の軽妙なやりとり、周囲の人達にどんどん惹き込まれていった。
    老人たちの不穏な決起集会、、ふわっとしたバスジャック面白すぎる、、

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    2024年01月22日
  • 格闘する者に○

    匿名

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    すっごいお嬢様なのに独特な感性を持つ、不思議な女性だった。

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    2024年01月04日
  • ビロウな話で恐縮です日記(新潮文庫)

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    著者の小説は割に好きな方で、代表作「風が強くふいている」を含め何冊も読んでいる。でも彼女のエッセイ(否、正確には「日記」か)を手に取って読んだのは本作が初めて。
    そんでコレがとてつもなく面白い!「読み終えるのが惜しい!」と思えるほど楽しんだ一冊も久しぶりなら、読みながら所構わず何度も声を出して大笑いした本も珍しい。
    こんな面白くて笑えるエッセイ(日記か)を書く方だったのね。畏るべし、三浦しをん。
    しかし確かに、聊か特異な守備範囲。BL、マンガ、テレビ、芸能界、そしてまさしく表題通り「尾籠な話」の数々。でもそれら全て、あまりのマニアックぶりにドン引いてしまうのではなく、むしろ逆に「彼女が此処まで

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    2024年01月03日
  • まほろ駅前番外地

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    三作目の狂想曲を読む前の段階としては、一作目だけで終わってた方がなんかよかったなという感想。スピンオフ的に脇役たちの背景が描かれているのは読み物としては面白いけど、一作目に描かれていた多田の元夫や元親としての苦悩が印象的だっただけに、二作目でそういったテーマがぼやけてしまった感じがある。文学的なものがエンタメになってしまったような残念感がなきにしもあらず。
    でも見方を変えれば、人生とか世の中って当たり前だけど単独のテーマがあって流れているわけではなく、いろんな人の人生模様が絡まり合って紡がれていくものだから、テーマがぼやけることはある意味リアルだよなとも思う。
    三作目がどんなようになるのか読み

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    2024年01月01日
  • 白いへび眠る島

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    田舎の島に伝わる伝承や伝説を主題にした内容。
    田舎だからこその景色や文化など様々な描写が美しく想像できる。
    幼い頃からの親友との信頼と友愛を見ることで
    その温かさや寂しさを体感できて良い意味で苦しかった。
    みなの未来がたのしみ。

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    2023年12月20日
  • Seven Stories 星が流れた夜の車窓から

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    がたんごとん。がたんごとん。
    夢をかける寝台列車がとおります。
    星が流れた夜の車窓から、素敵な夢の旅へご案内。

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    2023年12月10日
  • 仏果を得ず

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    先日文楽を拝観する機会があり、無性に文楽を題材にした本が読みたくなって、久しぶりに手に取った。初めて読んだあの頃よりも、文楽に対する解像度がぐっと高まっているからか、ありとあらゆる光景、三味線の音色が聴こえてくるような気がして、もう私は文楽の虜になっているようです。解説文にもありましたが「人間ってこういうもので、弱さと悲しさが美しくもある」という真理を解いてくれる文楽の面白さたるや…三浦しをんさんのおかげで、文楽に対する熱がより高まったので、近いうちにまた観劇して参ります。

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    2023年11月29日
  • 『罪と罰』を読まない

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    声を出して笑いました。ドストとかラスコとか 、そもそも読んでいないのに読書会って?! 4人の推理や想像力が楽しかったです。漫画でザックリと済ませていましたが 自分でも突っ込みながら読んでみたくなりました。

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    2023年11月27日