三浦しをんのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
理想的な生き方を阻む性、促す性、いろいろな性の形が描かれています。女性作家が性を描いた作品は多いですが、私が出会った作品の中では、1番すうっと入ってきたような、1番(私の感覚と)乖離がなかったような…。ただ、官能系ではないにしろ、1話ごとにセックスセックスとくるのと、尻切れ感のある結末に、読み疲れてしまった章もありました…とは言え、最終章で本作品への愛おしさが爆発。中途半端でいい加減で不器用な登場人物ばかりでしたが、一生懸命に生きる姿にエネルギーをもらうとともに、「もっと適当に生きても何とかなるかな」と、日々の生活に疲弊し切った私は思ったのでした♪
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Posted by ブクログ
前半は高校生の恋愛のいざこざじゃん!って思ったけど、後半は2人の人生観とかお互いへの愛みたいなのが詰まっててまじで名作!
普段の会話や生活ではなく、お互いしか読まない手紙だからこそ、自分がどう生きたいかとか平和への想いとか考え方とかが整理されて記載されていて、文通スタイルの良さみたいなのを感じました。前半は文通じゃなくて生活を普通に描いて欲しいと思ったけど、後半になって文通スタイルが効いてきていた!!
ののの1人好きだけど寂しがり屋なところ、頭が良すぎて自己完結しがちなところとか、はなのおとなしそうなのにちょっとクレイジーなところとか、すごく具体的にイメージできて、頭の中に2人がいる!笑
2人 -
Posted by ブクログ
ネタバレ
先が気になり過ぎて、立て続けに続編を読む。
曽根田のばあちゃんの「思い出の銀幕」、
若き日のろまんすが、まるで目の前で繰り広げられているかのような色鮮やかさ。
岡夫人の観察も、意外に?繊細、更に洞察力も凄まじく驚く。
岡夫人の穏やかで優しい人柄も垣間見る。
ラストは次に続くような終わり方で、今から楽しみ!
行天の中の氷もきっと少しずつ溶けていくことを願う。
★「岡夫人は観察する」の中から、好きな一文メモ
男女や夫婦や家族といった言葉を超えて、ただなんとなく大事だと感じる気持ち。
とても低温だが、しぶとく持続する、静かな祈りにも似た境地。
諦めと惰性と使命感とほんの少しの暖か