三浦しをんのレビュー一覧

  • 舟を編む

    Posted by ブクログ

    大人の青春(?)ストーリー。
    恋もあるけどその辺はさらっと。
    とにかく辞書づくりに情熱を注いだ変人たちの、胸熱なお話。
    「辞書」なんて小中学生時代に授業でたまーにめくった程度の記憶しかないもんで、この本を読む前は「なんてマイナーなテーマなんだ…」と思っていたけど(失礼)
    誰もが一度は手にしたことのある辞書だからこそ、実は身近なテーマなのかもしれない。
    学校指定の辞書しか使ったことないけど、いろんな辞書に触れてみたいなって思った。

    0
    2026年01月08日
  • まほろ駅前多田便利軒

    Posted by ブクログ

    便利屋とその同級生の物語

    日常に沿って話が描かれており、とても読みやすかったです。
    登場人物の感情や行動に対する表現が豊かで、想像が膨らみました。

    映画化もされているようなので、観てみたいと思います。

    0
    2026年01月08日
  • 舟を編む

    Posted by ブクログ

    辞書作りを通して出会いと別れを体験する
    友人と仕事仲間、恋人と辞書とともに流れる人生に
    独特な共体験を得られる

    作品中の文章が精巧で美しい
    読んでるだけで楽しい言葉選び

    新しいことに挑戦したくなる一冊

    0
    2026年01月07日
  • ののはな通信

    Posted by ブクログ

    最初から最後までののとはなの手紙やメールのやり取りのみだと言うのに、学生時代から社会人まで、時の流れや二人が大人へなっていくさまが描かれていて、珍しいなと思うと同時に次第に二人の世界へとのめり込んでいった。高校時代の終わりの方の激しくも濃いやり取りの中にあるいくつかのフレーズは、メモするほどお気に入りです。自分も相手も運命だと思い合えるような存在に羨ましさを感じました。

    0
    2026年01月07日
  • 舟を編む

    Posted by ブクログ

    一つ上の世代として物語の中でこの世を去るタケおばあさんと松本先生が印象深い。

    タケおばあさんはまじめとかぐやを繋ぎ、あたたかく見守り、新しい世代の人生に輝きを与える。
    松本先生はこれから先の時代の波の中を行く辞書編纂の監修者として、使い手に羅針盤を与える。

    どちらも自分を人生の主人公と置くのではなく、次の世代に繋がることを喜びとする無私的な精神があり、なおかつそれが彼ら自身の喜びともなっている。

    そんな彼らの気持ちが大海原を行く舟に水面を切って進む力を与えているように感じた。

    0
    2026年01月07日
  • 舟を編む

    Posted by ブクログ

    まじめくんがいじらしくてとても可愛い。
    恋文、大公開されててかわいそうだけど笑った。漢詩盛りだくさんで読めないよ。
    西岡さんも良い先輩だなあ。

    0
    2026年01月07日
  • 私が語りはじめた彼は(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    なんというか、心が冷たくなる感じ。でもそれが決して不快なわけではなく、ある意味落ち着くというかなんというか。不思議な感覚です。
    連作短編形式で、村川融を軸としてつながりがありますが、その村川自身のイメージがふわふわとしています。どことなくミステリー仕立てですが、合理的な解釈を求める小説ではなさそうです。怪文書の謎は、読者に委ねられているんでしょうかね。リドルストーリー的な感じかな。嫌いじゃないです。

    0
    2026年01月06日
  • 墨のゆらめき

    Posted by ブクログ

    「墨のゆらめき」(三浦しをん)を読んだ。

    軽やかで飄々としていて少し苦味を効かせたストーリーはとても楽しく読めた。
    ただでさえ面白いのにカネコ氏(猫)をぶっ込んでくるところがずるいぞ。

    三浦しをん作品読むのはたぶん五冊目。
    「神去なあなあ夜話」以来12年ぶりかな。

    0
    2026年01月06日
  • 愛なき世界(下)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    上巻に引き続き、植物学研究のやり方を詳細に教えてくれて、大変興味深い。四重変異体作り方やPCR検査のやり方など、文系の生物好きにはたまらない。シロイヌナズナについて詳しくなれた気がする。

    物語としては長い割に「転」の部分がなくて淡々とした印象があるけれど、キャラクターが良いので楽しく読める。真面目な本村、死神教授の松田、頼れる川井、姉御肌の岩間、サボテン加藤と個性的な研究室の面々。何かを熱心に愛する人は、やはり魅力的だなぁと思うし、彼らに混じって研究してみたくなる。

    そして何より、藤丸のカラッとした性格によってジメジメしたものがなく暖かい物語になっている。フラ丸くんに幸あれ。

    0
    2026年01月06日
  • まほろ駅前多田便利軒

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    多分、昔の直木賞で映画化済み。
    前評判高いだけあってとっつきやすく面白い。架空の都市、まほろ市(ほぼ町田)を舞台として便利屋を営む多田とかつての同級生、行天があーだこーだしながらさまざまな問題を解決する物語。

    この本の良さがどこかと問われると難しい。
    ヒューマンドラマによくある人の温かさは確かにあるのだが、その逆、人間の根本的な悪意や意地汚さにも焦点を当てていて複雑さが魅力だろうか。

    作中の「不幸だけど満足ってことはあっても、後悔しながら幸福だということはないと思う」というような芯を食ったセリフが多いのが素敵。

    0
    2026年01月05日
  • 神去なあなあ日常

    Posted by ブクログ

    林業という自分にはなじみのない世界が垣間見れて面白かった。読むのが止まらないというようなのめり込む感じはないけど、全体的に穏やかな雰囲気で読んでてほっこりする。

    0
    2026年01月04日
  • 神去なあなあ日常

    Posted by ブクログ

    特に将来設計とか何にもなかった高卒の少年が三重の山奥の村に突っ込まれ、林業を通じて段々と自己を確立していくっていう青春小説。読みやすくて面白かった。山奥の村が舞台って言うと閉鎖的な村民による排斥みたいな要素がステレオタイプな発想として出てくるが、そういうのは村民の気質的にもあまりなく、のほほんと進行する感じ。

    0
    2026年01月04日
  • むかしのはなし

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    読み始めは「昔話を物語の軸に落とし込んだ短編集?」と思って読み進めていたがところがどっこい。
    もしかしてこれらのお話は繋がってる、、!?伏線回収!?と一番最後のお話で色々拾い上げられてびっくりしました。点と点が繋がって合点がいきました。単なる短編集かと思ったら壮大な連作短編集だった。

    0
    2026年01月04日
  • ビロウな話で恐縮です日記(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    天才作家もオタ活をして、だらけた日常を過ごしていると思うと、自分のだらけた年末年始の過ごし方も肯定できた。

    0
    2026年01月03日
  • 好きになってしまいました。

    Posted by ブクログ

    夢中になれるものを自由に選べる素晴らしさ!

    年明けは明るい気持ちになりたいので、楽しげな本を選ぶことが多い。今年も無事、笑えるエッセイでウキウキした年明けを味わえたことに感謝。
    私は能登半島出身なので、能登のことも気にかけてくださる内容に大きな心の励みとなった。ありがたいことです。
    私も見習って出会いや交流を求めて旅に出たくなった。とりあえずエッセイに出てきた場所をジェミニ(AI)に聞いてみよ!

    0
    2026年01月03日
  • 風が強く吹いている(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ランニングから派生してたどり着いた本。強さとは何か、勝利とは何か、走るとは何か。これを問い続ける熱い本だった。

    0
    2026年01月03日
  • 舟を編む

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    とてもいい作品でした。
    岸辺さんの登場が半分を過ぎてからでしたから馬締さんか岸辺さんが主人公かよくわかりませんが。登場人物みなさんいい人で読んでいて気持ちが良かったです。どなたかも書かれてましたが、松本先生か亡くなられたのは悲しかったです。今まで辞書について深く考えたことがありませんでしたが、辞書を作るということはこんなに大変なことなんだと痛感しました。嬉しいことに、2月からNHKBSでドラマがまた始まるそうで楽しみでなりません。馬締さんの役、radwinpsの野田さんぴったりと思いました。

    0
    2026年01月02日
  • 政と源

    Posted by ブクログ

    年が明けての1冊目。この本でよかったと思うことしきり。性格も生き様もまったく違うけれど、自分たちの住む下町を愛する気持ちは変わらず同じという、73歳になる幼馴染みの国政と源二郎。本作で描かれるエピソードの一つ一つがじんわりと心に染みてくる。クセの強い二人であるだけに決してスンナリとはいかないんだけれど、こんな老後も悪くないなと思ってしまう。折しもテレビからは箱根駅伝の中継が聴こえていたが、本作中でも同様にテレビ観戦するシーンが出てきて読みながら吃驚した。

    0
    2026年01月02日
  • 仏果を得ず

    Posted by ブクログ

    三浦しをんさんの熱血お仕事ストーリーなので、面白くないわけがない
    人形浄瑠璃・文楽の義太夫に夢中の健。稽古に励みながら師匠の理不尽に耐え、情熱をかけて義太夫に取り組んでいたが、あるとき出会った女性に恋をしてしまう。芸が恋かを悩みながらも、どちらにも真っ直ぐぶつかり成長していく物語
    この手のお話でこの作者なら間違いない
    以前、『渦 妹背山婦女庭訓 魂結び』を読んだことがあったので、更に面白く感じられた

    0
    2026年01月01日
  • 泥酔懺悔

    Posted by ブクログ

    下戸の人の感覚を知ることができた一冊。
    私は飲める方だから、酔って泥酔までしても懺悔するほどの失態は今のところない。
    強いて言えば、二次会で食べきれなかったおつまみのベイクドガーリックをアルミホイルに包んでバッグに突っ込み、お持ち帰りしてきたことかなあ。
    バッグの中から出したときの母の顔は忘れられないし、次の日焼き直して食べたときの意外なおいしさも記憶に濃い。
    お酒は楽しいな。私、やっぱり好きだな。

    0
    2025年12月28日