三浦しをんのレビュー一覧
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原作が大好きで、期待半分不安半分で読み始めた漫画版。読み始めてすぐ、不安は吹っ飛んだ。各キャラクターの造形が違和感なく、いきいき動いている。
それぞれの葛藤や不安も丁寧に描かれていて、読み応えがある。ストーリーは何度も読んで知っているのに、毎巻泣かされてしまう。期待以上だったのは、東京体育大学の面々の描写。走への劣等感を抱きつつ、走り続ける榊(原作とだいぶ違って、憎めない、かわいらしいヤツになっている)、前年ブレーキになってしまったエース、選手をあきらめて裏方としてチームにつくす主務、一般で入ってきて生き残った主将・・・。
海野そら太さんが漫画化してくれて、本当によかったと思う。 -
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「風が強く吹いている」コミカライズ版が完結してしまいました……。本当に、ほんっとうに素晴らしかった!! 私はいままで、コミカライズを面白いとおもったことなんか1度もなくて、だからこれも、どうせコミカライズだし、と手を出すのをやめていたんですが、買ってよかったと、読んで良かったと、こんなに思ったことはなかったです。どうせ、と思って読まなかったら、絶対に後悔したにちがいないもん。ただただ、素晴らしい。海野そら太さんのコミカライズ能力の高さに感服いたしました。素晴らしい物語に仕上げてくださって、本当にありがとうございました。
そして、何度も何度も原作を読んで、結末をわかっているのに、それなのに、大 -
Posted by ブクログ
毎週ヤンジャンは見ていたにも関わらず、なんとなく(キャラの区別がつかず)読めずにいたのですが、相方がまとめ買いしてきたのを読み始めてみたら4巻まで一気読みしてしまいました。(思わず連載中の今週分を読んでしまい、一部結果を知ってしまった^^)
自分がスポーツしないので、この努力とか苦しさとか、本当には分からないけれど面白いです。
"一瞬の風になれ"も良かったし、陸上モノ流行ってるのかな。
今日、原作が文庫の新刊で出ていて即購入してしまったのですが、読んじゃうと結果が分かっちゃう・・・と思って読むかどうか迷い中。(←バカ)(2009.7.1.)
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Posted by ブクログ
常々、原稿用紙に何百枚も文章を書く小説家ってすごいなあと思っていた。私なんて、原稿用紙3枚くらいで、おお!たくさん書いたわ〜って思っちゃうもん。それに、何人もの登場人物になりきって発言したり行動したりするわけで、まるで多重人格者だね。加えて、時代背景だの、専門知識だの、ストーリーに必要なことを、調べまくらなきゃならない。才能のある人がなれる職業だわねって思っていた。まあ、小説だけで食べていくには才能がなければ無理だけれど、この小説の書きかた講座を読んで、あ、誰でも小説を書くこと自体はできるのかもしれないと思った。何を書きたいかを決めて、登場人物を決めて、背景や設定を決めて、大まかに起承転結を考
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Posted by ブクログ
毎年、お正月に楽しみにしている箱根駅伝。伝統あるこの大会に、たった10人の部員で挑もうとする若者達の、青春の記録です。
設定にはちょっと無理があり、陸上をやってる方からみたらどうなんだろうとは思いましたが、物語を素直に読むと、疾走感と同時に読後には達成感がありました。
個性的なキャラが多い10人のなかでも、突出していたのはハイジです。目的のために用意周到に事を運ぶ彼の執念は圧倒的でしたし、周りを巻き込みながら、周りを活かし切るその采配はお見事でした。ただ、近くにいたらちょっと怖い存在かもしれません。
これからは、今までとは違った視点で、箱根駅伝を観ることができそうです。