女子漂流

女子漂流

693円 (税込)

3pt

3.6

女の業を体現し続ける作家・中村うさぎと、女戦線からの離脱を切に願う作家・三浦しをんによる、赤裸々すぎる対談集!

人生という大海原に漕ぎ出してみたものの、たどり着くべき岸からは遠ざかるばかり。
いつしか己が漂流していることに気付いた女子二名。女子高、恋愛、エロ、結婚、仕事、買い物依存症、隠遁願望。正反対の漂い方をしてきた二人による、時に笑えて時に赤裸々すぎるトークの行き着く先は!? 自分らしい生き方が見えてくる一冊。

・誤った選択
・シダ植物のように
・男は違う生き物
・エロへの目覚め
・片づけられない女
・一人は恥ずかしくない
・ブスの壁
・評論好きな男、創作する女
(目次より)

...続きを読む

女子漂流 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2022年03月06日

    三浦しをんさんが好きで、中村うさぎさんのエッセイも拝読したことがあり拝読しました。氷河期時代のしをんさんとバブル時代のうさぎさんが、女子高から大学にや恋愛や仕事や世間やお互いの趣味について炸裂した対談で良い意味でパンチがありました。お二人の最後のあとがきも素晴らしかったです。女性として生きるのは本当...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2021年09月24日

    我が道をゆく女子2人の対談。
    下品で(褒めてます)、素直で、考察鋭く、一気読みしてしまった。
    世間体やマジョリティといったものは実は無人の大陸ではないか?という考えが面白い。
    ぷかぷか漂流する小島=女子として、たとえ行先が分からなくても伸びやかに漂流していこうと思える本。

    0

    Posted by ブクログ 2023年03月11日

    赤裸々ということで、共感や反感もいろいろ湧き上がるのではと思う。私には「女ってだけでものすごく得している」が、気になった。
    もう、損得で物語るのは止めないかと常々思っているからだ。その物差しを持ち出すとたちまち対立の構図が出来上がってしまう。
    その上、自分より明らかに優秀な女子を差し置いて就職したこ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2021年02月11日

    タイトルは〝女子漂流〟だが、男性こそ読んで欲しい。特にモテない男性や腐男子に…

    作中に『知らないことは幸せなこと』とあるが、知らないの先に行って欲しいと願う。うさぎさんとしをんさんはある意味で極端な2人だが、女性はファンタジーではなく、生身の人間。
    逆に〝男子漂流〟があったら読みたいと思った。きっ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2020年12月16日

    三浦しをんさんと中村うさぎさんの対談本。

    タイプは違う2人だが、一致する意見が多く面白かった。
    三浦しをんさんのエッセイでみうけられる
    「暴走妄想」は少なめです。
    対談だからかな?

    中村さんの本は、読んだことがなく
    これがお初でした。
    頭の切れる方だなという印象。

    0

    Posted by ブクログ 2019年02月11日

    う~ん。下ネタが多すぎてなんだかなぁ・・・。
    私は中村うさぎさんのエッセイも三浦しをんさんのエッセイも好きだけど、対談となると何か違うというか、しをんさんがうさぎさんに合わせているように感じました(無意識にでも)。
    それでしをんさんの新しい面が見られた部分もあったけれど、期待していたほどの面白さはな...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2019年01月14日

    女子校(出身者)あるある。
    下ネタ、オタク多め?さーーーっと流れるように頭に入ってくる。

    最後に中村さんの文庫版あとがきが刺さる。
    漂流の果て。たどり着いた岸。

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2021年02月05日

    あとがきまでふくめて名著だと思ったのは初めてかもしれない。
    この本は中村うさぎ氏と三浦しをん氏という全く違った生き方(この本ではそれを離れ小島と言っており、大陸は世間体と言っている)をした2人の対談本だ。
    この本のすごいところは女子(もしくは女性)の幻想を打ち破っているところにある。男性と女性につい...続きを読む

    0

女子漂流 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

文春文庫 の最新刊

無料で読める エッセイ・紀行

エッセイ・紀行 ランキング

作者のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す