三浦しをんのレビュー一覧

  • ゆびさきに魔法

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    星絵ちゃんとの出会いがきっかけで、世界が広がった主人公。出会えたからこそ、自分の良さにも気づけた。行きたかったけど行けなかったお店の常連さんになることができた。ゆびさきにかかった魔法のおかげで、これまでの人生も肯定することができた。今までの人生があったからこその、今の幸せ。これからも続く楽しい毎日

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    2026年08月09日
  • ゆびさきに魔法

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    面白かった!
    これぞお仕事小説って感じである。

    ネイリストさんのお話なんですけど、主人公の月島がなんかもうほんとひたむきででもちょっと卑屈で共感出来るんですよね。
    自分には独創的なセンスはないって憧れたり凹んだり羨んだりするところがとても好き。
    どうでもいいことならね、悩んだりしないのにね。一生懸命取り組んでるからこそ、誰かの才能が眩しくて苦しくなる。

    出てくる人のキャラがみんな良くて爽快な読み心地でした!

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    2026年08月07日
  • 私が語りはじめた彼は(新潮文庫)

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    謎の魅力を放つ1人の老人?を中心に、
    彼と関係を持つ様々な人たちのストーリーが次々と展開される。次は誰だろう?というワクワクのあとに、読み始めると、これは誰のことだ?と考えさせられ、一つの物語を読み終える頃には、この人はあの人から見てこういう続柄で、さっきの人とはこういうつながりで…といった具合に、頭の中で関係図を描きながら読むのが、とても楽しい。本当に好き。

    そして今回は解説にも心を打たれた。
    まさに、これまで小説を読む人間ではなかった私をこんなにもハマらせた三浦しをんのことを、めちゃくちゃわかりやすい表現で説明してくれている。
    そうだよね、やっぱりこの人すごいんだ、デビューからずっとすごいものを書いているんだと、改めて知れた。

     ぶっ続けで三浦しをん作品を読み続けている素人だけど、一旦他の人の本も読んでみようかなと思い始めていた頃だったが、
    やはりまだもう少し、三浦しをんワールドに浸っていようと思う。

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    2026年08月05日
  • 風が強く吹いている(新潮文庫)

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    最高の読書体験をくれた。
    こんなの読んでしまったら、自分もがむしゃらに生きるしかないと思ってしまうほど。

    人生の一冊になりました。

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    2026年08月03日
  • 『罪と罰』を読まない

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    めちゃくちゃおもしろかった
    作家さん4人が罪と罰読む前にまず適当なページを少しだけよんで話を想像していく
    最終読んでから感想を言い合う

    作家さん目線なのが新鮮だった
    だし、罪と罰に修造とか愛之助が登場しているなんて笑
    親近感しかない笑
    罪と罰読むの怖かったけど読みたくなった

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    2026年08月02日
  • まほろ駅前多田便利軒

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    キャラクターがとても魅力的で、まだまだ読んでいたい。 できればずっとチワワにもいて欲しかったが、チワワがいなくなった途端に生活リズムが狂うというリアルさも良かった。
    行天は路頭に迷っていたところ、顔見知りに出会ったからといってほぼ無理やり事務所に転がり込んで住みつくという、どうしようもない破天荒キャラかと思っていたが、多田にお世話になりながら彼なりの仕事の手伝いもしており、話が進むごとにどんどん憎めないキャラクターになってきた。
    むしろこのコンビをまだまだ続けてくれ!

    著者作品は、数年前に「きみはポラリス」を読んだきり、今作が2冊目だったが、他に「舟を編む」を読むのは確定として、その他にも今後注目していきたい。

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    2026年08月01日
  • 光

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    あまりにも重い。。元気な時に読まないとしんどい作品。
    2度と忘れられないほどの衝撃を食らったので五つ星をつけましたが、希望はないです。暴力が帰ってくるというのはとても怖い。
    個人的には椿ちゃんが不憫でつらい。

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    2026年08月01日
  • きみはポラリス(新潮文庫)

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    「冬の一等星」
    誰しも抱える、悲しみのような、苦しみのような、うまく言葉にできない、したくない感情を癒すものはきっと誰かの心にずっとある。広がる文章に感じた冬の星の温かさを思うと本当に読んで良かった。

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    2026年07月30日
  • 夜の恩寵

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    予知夢とか、神がかりとかそういう系の家族の話。女は怖いよ。面白かった。

    第1話 福井の父が帰ってきてくれと頼むので帰省したら、家の中じゅうに杖がある。母にヌタガミ様が憑くのだという。輝は母と自転車に乗っていて、事故に遭い母だけ死んだ。今の母はこの後来た人だ。

    第2話 私はおばあちゃん子で、祖母は夢の話をよくした。たまに祖母の夢は当たった。弟を強引に休ませた日、学校で集団食中毒があった。祖母は死んだ。母は気味の悪い能力が怖かったようだ。私は夢をみることなどなかったが、21歳の時に高熱に浮かされて以降見るようになった。

    第3話 第2話の夫婦に子供ができた。千夜太と夜音次。家族は夢の話をする。

    第4話 人気音楽グループエイヒレのボーカルゴンゾー。馬鹿力。

    第5話 第1話の輝がふたたび主人公。父がそろそろ話ができなくなさそうだと母から電話が入る。そしてなんと、第4話の六実くんのお兄ちゃんだった。

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    2026年07月30日
  • まほろ駅前番外地

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    前作に引き続き、再読
    生真面目な多田と変わり者の行天の関係性が相変わらずいい
    おなじみの登場人物がたくさん出てくるところも楽しい
    個人的に、裏社会のボス 星くんの意外な一面が覗く「星良一の優雅な日常」と、
    終始地の文に笑いがこぼれる「岡夫人は観察する」がお気に入り
    読後、心が明るくなる作品です

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    2026年07月25日
  • マナーはいらない 小説の書きかた講座

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    三浦さんがHiGH&LOWシリーズの大ファンだったのが意外でした。私も観ていたので、わりと話に付いていけたのが嬉しかった。伏線の例で出ていた轟の投石シーン、分かるわぁ……私も「そういえば轟ってそうだった!!よくやった!!」と映画館で見ていて沸きました。と同時に、伏線ってこういうことでもいいんだなと思った。

    全体を通して、説明とセットで例を挙げてくれている箇所が多く、分かりやすく楽しめた。しかも、読者の理解を促すためにわざわざ例を書いてくれている。そして例が浮かばないところは正直に「良い例が浮かびませんが、とにかく〇〇ということです!」というふうに書いている。実に潔い。

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    2026年07月23日
  • 風が強く吹いている(新潮文庫)

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    だいすきなだいすきなだいすきな小説。
    読み進めていくたびに、ああやっぱりすきだな〜って思う。
    たった10人だけで挑む箱根駅伝。
    スポ根大好きにはたまらない………。
    駅伝を描いた作品って色々あるし、
    色々な媒体で展開されてるけどもやっぱり
    小説が一番相性がいいんじゃないかなと思う!
    ひとつの襷を繋いでいくチーム戦だけど、
    走っているときはひとりだから、走者の心の声がたくさん聞ける。自問自答が聞ける。(読める?)
    寛政大メンバーそれぞれの、走りに対する想い?向き合い方?もそれぞれで。走る理由はそれぞれだけど、皆本気で走っていて。
    読み進めてくうちに10人皆のことが好きになる…
    6区を走ったユキのシーンと、
    9区の走のシーンが特に好きだな〜〜〜〜
    ユキが下を走って、これが走が走ってる世界か、って体験するところ。
    10区はもうずっと涙目。エピローグまで泣く。
    あと駅伝当日にペアになって走るメンバーをサポートするのもいいな〜部員が少ないから全員が全員でサポートするんだな〜と。
    読み終わって思い返してどんどん愛しさが増してくる物語だな、、、まだまだ読んでいたい、、、
    いつ読んでも何度読んでも、面白い作品は面白い!
    また何年後かに読みましょう。

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    2026年07月23日
  • まほろ駅前多田便利軒

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    多田と行天の関係が、とても心地良い。
    町田の地図を思い浮かべながら、楽しく読めた。
    いつも、かったるそうだけど、義理人情がある憎めないキャラは、三浦しをんならでは。

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    2026年07月21日
  • 風が強く吹いている(新潮文庫)

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    爽やかで、それでいて熱くなれる。
    読後、気持ち良さの残る本。
    この本を読んで、三浦しをんを好きになった。

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    2026年07月21日
  • ゆびさきに魔法

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    おもしろかった〜。更に、続きを読みたい気分。ネイリストの事に関しては全く無知だったけど、素敵なお仕事なのねって思った。ネイルは、みんなをハッピーにする。月島の、星絵ちゃんを育てたい気持ち、成長を喜ぶ気持ち、みんなわかるなあと思った。それに、昔、一緒にやってきた星野への羨望やちょっとしたコンプレックスみたいなものも、すごくわかる。でも、月島には月島の良さがあるんだってことも、星野や、周りが教えてくれる。いい仲間に囲まれてるなあ。いろんな事に挑戦してこうって気持ちは、見習いたいし、元気をもらえた。

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    2026年07月19日
  • 風が強く吹いている(新潮文庫)

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    最高の青春小説。
    これ見て駅伝、マラソン熱が高まって、2区の中継エリアに早朝から行って待機して最前列で見れたし、自分も人生初のマラソンにチャレンジして完走できたよ!

    今までなんとなくお正月に走ってるなぁくらいにしか思わなかったけど、そこまでのドラマがあることや見応えに気付かせてくれた小説!
    そりゃ、見応えなきゃあんな毎年毎年続いていかないよね。

    もうボロ泣きしながら見たよ。
    引っ越しの時期に見てたから、やらなきゃいけないこと多くて少しでも隙間時間できればすぐ読んでた。
    3回くらい読み直したかな。
    見なかったものを見るようになり、自分自身もチャレンジするほど、人生を変えられた本。おすすめです。

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    2026年07月18日
  • まほろ駅前多田便利軒

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    久しぶりに読みたくなって再読
    何度読んでも多田と行天の魅力にハマってしまう
    ふたりとも不器用で過去にトラウマを持っているけれど、敢えてそのことを否定せず、そのまま受け入れて生きている
    それが「幸福は再生する」ということなのかもしれない
    しをんさんの軽妙な筆致が愉快で、とても楽しく読むことができました

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    2026年07月17日
  • まほろ駅前番外地

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    前作を読んでから随分経ってしまったので前回までの話はうろ覚えなのだが充分に楽しめた。

    行天の破天荒さが良い。

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    2026年07月17日
  • 墨のゆらめき

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    オーディオファーストとして生まれた作品だけに、音声で聴いてこそ真骨頂を発揮する一冊。前半は描写が丁寧で、視点の動きが滑らかにナビゲートされるため、情景がくっきりと浮かび上がる。

    後半は一転、続氏と遠田氏の内面描写が圧巻。仕事と友情を通した心のゆらめきが、声高にではなく静かに、しかし切実に描かれ、前半の軽やかさとの対比が見事に効いている。

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    2026年07月14日
  • 風が強く吹いている(新潮文庫)

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    箱根駅伝は私も家族も見るので、家族で読んでこのネタで盛り上がりました。ランナーの皆さんの日々の練習ぶり、他校との距離感または優越感と劣等感、心理戦、リアリティに溢れていて、いつもながら三浦しをんさんの丁寧な取材ぶりが光る傑作と思います。

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    2026年07月13日