三浦しをんのレビュー一覧
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謎の魅力を放つ1人の老人?を中心に、
彼と関係を持つ様々な人たちのストーリーが次々と展開される。次は誰だろう?というワクワクのあとに、読み始めると、これは誰のことだ?と考えさせられ、一つの物語を読み終える頃には、この人はあの人から見てこういう続柄で、さっきの人とはこういうつながりで…といった具合に、頭の中で関係図を描きながら読むのが、とても楽しい。本当に好き。
そして今回は解説にも心を打たれた。
まさに、これまで小説を読む人間ではなかった私をこんなにもハマらせた三浦しをんのことを、めちゃくちゃわかりやすい表現で説明してくれている。
そうだよね、やっぱりこの人すごいんだ、デビューからずっとすごいものを書いているんだと、改めて知れた。
ぶっ続けで三浦しをん作品を読み続けている素人だけど、一旦他の人の本も読んでみようかなと思い始めていた頃だったが、
やはりまだもう少し、三浦しをんワールドに浸っていようと思う。 -
Posted by ブクログ
キャラクターがとても魅力的で、まだまだ読んでいたい。 できればずっとチワワにもいて欲しかったが、チワワがいなくなった途端に生活リズムが狂うというリアルさも良かった。
行天は路頭に迷っていたところ、顔見知りに出会ったからといってほぼ無理やり事務所に転がり込んで住みつくという、どうしようもない破天荒キャラかと思っていたが、多田にお世話になりながら彼なりの仕事の手伝いもしており、話が進むごとにどんどん憎めないキャラクターになってきた。
むしろこのコンビをまだまだ続けてくれ!
著者作品は、数年前に「きみはポラリス」を読んだきり、今作が2冊目だったが、他に「舟を編む」を読むのは確定として、その他にも今後注目していきたい。 -
Posted by ブクログ
予知夢とか、神がかりとかそういう系の家族の話。女は怖いよ。面白かった。
第1話 福井の父が帰ってきてくれと頼むので帰省したら、家の中じゅうに杖がある。母にヌタガミ様が憑くのだという。輝は母と自転車に乗っていて、事故に遭い母だけ死んだ。今の母はこの後来た人だ。
第2話 私はおばあちゃん子で、祖母は夢の話をよくした。たまに祖母の夢は当たった。弟を強引に休ませた日、学校で集団食中毒があった。祖母は死んだ。母は気味の悪い能力が怖かったようだ。私は夢をみることなどなかったが、21歳の時に高熱に浮かされて以降見るようになった。
第3話 第2話の夫婦に子供ができた。千夜太と夜音次。家族は夢の話をする。
第4話 人気音楽グループエイヒレのボーカルゴンゾー。馬鹿力。
第5話 第1話の輝がふたたび主人公。父がそろそろ話ができなくなさそうだと母から電話が入る。そしてなんと、第4話の六実くんのお兄ちゃんだった。
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Posted by ブクログ
三浦さんがHiGH&LOWシリーズの大ファンだったのが意外でした。私も観ていたので、わりと話に付いていけたのが嬉しかった。伏線の例で出ていた轟の投石シーン、分かるわぁ……私も「そういえば轟ってそうだった!!よくやった!!」と映画館で見ていて沸きました。と同時に、伏線ってこういうことでもいいんだなと思った。
全体を通して、説明とセットで例を挙げてくれている箇所が多く、分かりやすく楽しめた。しかも、読者の理解を促すためにわざわざ例を書いてくれている。そして例が浮かばないところは正直に「良い例が浮かびませんが、とにかく〇〇ということです!」というふうに書いている。実に潔い。 -
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だいすきなだいすきなだいすきな小説。
読み進めていくたびに、ああやっぱりすきだな〜って思う。
たった10人だけで挑む箱根駅伝。
スポ根大好きにはたまらない………。
駅伝を描いた作品って色々あるし、
色々な媒体で展開されてるけどもやっぱり
小説が一番相性がいいんじゃないかなと思う!
ひとつの襷を繋いでいくチーム戦だけど、
走っているときはひとりだから、走者の心の声がたくさん聞ける。自問自答が聞ける。(読める?)
寛政大メンバーそれぞれの、走りに対する想い?向き合い方?もそれぞれで。走る理由はそれぞれだけど、皆本気で走っていて。
読み進めてくうちに10人皆のことが好きになる…
6区を走ったユキのシーンと、
9区の走のシーンが特に好きだな〜〜〜〜
ユキが下を走って、これが走が走ってる世界か、って体験するところ。
10区はもうずっと涙目。エピローグまで泣く。
あと駅伝当日にペアになって走るメンバーをサポートするのもいいな〜部員が少ないから全員が全員でサポートするんだな〜と。
読み終わって思い返してどんどん愛しさが増してくる物語だな、、、まだまだ読んでいたい、、、
いつ読んでも何度読んでも、面白い作品は面白い!
また何年後かに読みましょう。 -
Posted by ブクログ
最高の青春小説。
これ見て駅伝、マラソン熱が高まって、2区の中継エリアに早朝から行って待機して最前列で見れたし、自分も人生初のマラソンにチャレンジして完走できたよ!
今までなんとなくお正月に走ってるなぁくらいにしか思わなかったけど、そこまでのドラマがあることや見応えに気付かせてくれた小説!
そりゃ、見応えなきゃあんな毎年毎年続いていかないよね。
もうボロ泣きしながら見たよ。
引っ越しの時期に見てたから、やらなきゃいけないこと多くて少しでも隙間時間できればすぐ読んでた。
3回くらい読み直したかな。
見なかったものを見るようになり、自分自身もチャレンジするほど、人生を変えられた本。おすすめです。