三浦しをんのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
日常と続けて読んだが夜話の方がより細かい人間関係や日常の様子が見えて面白かった。
特に書かれていなかったので私の想像だが、たぶん登場人物全員が最初から林業に特別な思いを抱いていたわけではなく、村で生まれ育った流れで、他にやれることもないし、みたいな消極的な理由で始めた人もいるのではないか(主人公の勇気からしてそうだし、その気になれば村の外にはすぐ出れる)。
それでもだんだんと自分の仕事に誇りを持つようになり、山で生きていくという覚悟を決めたのだろうなと思った。
会社勤めをしていると、やたらと仕事のやりがいを求めたり自分の思っていた仕事じゃないから転職を考えたり移ろい気味になりがちだがが、生き -
Posted by ブクログ
雪が降り止まない水墨画のような窓を眺めながら、読み出したら止まらなかった。
最初は雪の道を少し歩きながらAudibleを聞いていたのだけど、銀河鉄道の下りの辺りまではよかったが、
書のお話はやっぱり座ってと、飾ってあった本に移行。
「他日相思来水頭」合いたくなったらまた、この川辺に来てみよう。
ぐっとくる。
一応私も何年も書道教室にお恥ずかしながら行っている。仕事や用事がなければお正月の2日には箱根駅伝を観ながら、書初めをするのが毎年のルーチンで、ましてや実のとこ2日には用事を入れない(笑)ずっと書いている。
そして私は誰とは言えないが、めんどくせぇ〜といいながら、ずっとある人の代筆もしてきた -
Posted by ブクログ
昨年「新潮文庫の100冊」で購入した作品。
駅伝の時期に読もうと思っていたのですが、手に取るのがすっかり遅くなってしまいました(((;°▽°))
箱根駅伝出場を目指す、個性豊かな10人の大学生たちの青春を描いた物語。
竹青荘の住人たちの掛け合いがテンポが良くて、コミカルで面白すぎた!
前半は軽やかで笑えるのに、後半になればなるほど胸にグッとくる展開に。
この物語は現実的に考えるとかなりレアだけど、決してゼロではない奇跡を描いているんだな、と感じた。
読んでいる間、気付けば彼らのことを全力で応援していて、何度も胸が熱くなって、何度も涙した。
実は私、ハイジとある共通点があって、彼のしんどさ -
Posted by ブクログ
ネタバレ久々の三浦しをんさん。やっぱり面白い。
書家の遠田薫。筆耕を依頼してくる実直なホテルマンの続力を振り回すw
振り回しぶりが、どっかの便利屋さんみたいだw
遠田家の猫、カネコ氏も、なんともいい味をだしていて好き。
遠田の書道教室の子供たちもかわいい。
代筆を頼んでくる依頼人たち、そんな大事な手紙だったら、なおのこと自分で書けよ、とは思った。ま、大事だから自分ではなんともできないんだあーーー、っていうのもわからんでもないがw
終盤、あの老人が出て来て、あんな単語が出てくるから、やばい気がしてたんだよね。でも、うん、ああなってよかった。